完璧なメイドととある青年のたったひとつの恋物語   作:カイト&ライト

9 / 63
カイト 「やっべ! 1週間立ってる!」

ライト 「……マジかよ」

カイ 「やっぱり俺たちには1週間投稿くらいしかできないんだな……」

カイト 「え~と…… とりあえず、ゆっくりしていってね!!!」

 (こんな始まり方ですみません m(T_T)m)




第8話 見え始める闇

皆頼 「お、もう11時か」

 

 そろそろ昼飯かな?

 もう作り始めているかもしれないし、もう食堂に行くことにしよう

 

 青年移動中・・・・

 

皆頼 「お~い? 咲夜、いるか~?」

咲夜 「はい、いますが・・・・なにか?」

皆頼 「いや・・・・少し前にレミリアが地下に行くのを見た

    ・・・・はっきり言わせてもらう

    地下には何がある?」

咲夜 「・・・・・・・・」

皆頼 「まあ、言えないことなら別にいいんだ・・・・

    だが、いずれかかわる気がしてな」

 

 俺は前から勘だけはいい・・・・と思っている

 昔も勘のおかげで死ななかったことがあるよ

 いや~~ あの時は危なかったよ

 一本電車に乗り遅れたら死んでいたかもしれんな ハッハッハッハ・・・・

 笑い事じゃねえよこん畜生

 

咲夜 「あ、あの~~?」

皆頼 「あ、ああ すまん、ぼ~ っとしてた」

咲夜 「ええ、そのことはレミリアお嬢様にお尋ねください

    またかと思われますが・・・・」

皆頼 「ああ、分かった」

 

 どちらにせよレミリアにはいろいろと聞くことがある

 

 

 あ・・・・ 昼食作るの手伝えなかった

 まあ、いいか・・・・

 

皆頼 「皆を呼びに行ってきます」

咲夜 「え? ああ、はい! よろしくお願いします!」

 

 

 

 青年お呼び出し中・・・・

 (この表現以外に思いつかなったんですよ・・・・)

 

 

レミリア 「おお、できているな」

美鈴 「おいしそうです!」

咲夜 「ふぅ・・・・」

 

 

 ということで・・・・

 

全員 「いただきま~す!」

 

 むしゃむしゃ・・・・

 

全員 「ごちそうさまでした!」

皆頼 「ああ、そうだ、レミリア」

レミリア 「え? 何か用かしら?」

皆頼 「ああ、話したいことがあるからあとでお前の部屋によってもいいか?」

レミリア 「え? ええ、まあいいけど・・・・ 別に前もって言わなくてもいいのよ?」

皆頼 「まあ、いいじゃん?」

 

 いや、前もって言わないであとからいろいろ言われるのは嫌なんだよ

 前にそうゆうことがあったもんでさ

 ん? 俺ろくな体験してないな・・・・ハッハッハッハ(やけ)

 

 よし、部屋に戻ろう

 ここは現実世界ではないんだ

 前のことは考えるんじゃない うん、そうだ

 

 

 スタ、スタ、スタ、スタ・・・・・・

 

 

 さて、部屋についたが特にすることがないな

 こんなことになるんだったらレミリアのほうに先に言っておくべきだったか?

 でもなぁ、あの場所で言って変な雰囲気になっても嫌だしなぁ‥‥

 まあいいや、もう行こう どうせすることないんだ

 

 スタ、スタ、スタ、スタ・・・・・・

 

 こん、こん

 

 というか相変わらずこの癖が抜けないなぁ・・・・・・

 まあ別に悪いことじゃないんだけどな

 

レミリア 「皆頼でしょう?入っていいわよ」

皆頼 「ああ、で、話なのだがな俺に『隠し事』をしていないか?」

レミリア 「…………」

皆頼 「地下には何がある?」

レミリア 「…………」

皆頼 「なぜ俺を外に出さない?」

レミリア 「……気になるかしら?」

 

 今この場にはさっきとはまた違うがピリピリとした空気が流れている

 ……正直、この空気は嫌だ

 だが、ここまでしてでも知ったほうがいい気がする

 そこまで重要なことではないと思うが知ったほうがいい気がする……まあ、気がするだけだろ と言われたらそこでおしまいなのだが

 

レミリア 「いう気はない いえ……言う必要はない

      少なくとも今わね それでも……まだ聞く?」

 

 レミリアは最後だけどすのきいたような声で言う

 おまけに妖力のようなものも漏れ出ている

 ……この空気だけでぶっ倒れそうになる なにか毒でもかかったような

 ……そんな空気だ

 

レミリア 「……? まあいい、帰れ」

皆頼 「あ、ああ……分かった」

 

 ……何だろう……すごい疲労感……

 

 いつものことだがやはりここの生活はハードだ

 前の生活よりもかなりハードだ

 だが、そんな中でもやはり俺はここにいたい

 ……いつかは、このことも話すのかな?

 

 そういえば、レミリアが少し不思議そうな顔をしていたような気がしたが……まあ、気のせいだよな

 

 

 ……何しよう?

 永琳にも しばらくは安静にしていたほうがいいわよ?

      まあ、薬の実験台になりたいなら来てくれてもいいけど

 

 と、言われたからな

 と、そんなことを考えながら俺は紅魔館をフラフラと歩いている

 

咲夜 「あら? こんなところでどうしたのですか?」

皆頼 「え? ……ああ、咲夜か」

 

 前から歩いてくる咲夜に俺はそう答える

 咲夜さんと呼ぶこともあるが、基本的には咲夜とよんでいる

 ……それにしても咲夜はきれいだ

 スタイルもいいし、いろいろなことができるし……な

 

咲夜 「皆頼さん?」

皆頼 「お? おお、すまん、少し考え事をしていた」

咲夜 「まあいいです、無理は禁物ですよ?」

皆頼 「ああ、分かっている」

咲夜 「ならいいです」

 

 そう言って咲夜は食堂のほうに歩いて行く

 俺はその後姿を黙ってみていた

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

?? 「さて……話を進めるとするか、紫」

 

紫 「ええ? そうね、レミリア……」

 

 

 

 

 

 

 

 

……皆頼は、平和な背景の裏で『おぞましいこと』が起ころうとしていることをまだしるよしもない……

 

 

 

 

 

皆頼 「ん? なんだこれは……?」

 

 __俺は今大図書館にていろいろな本を見ている

 まあ、見ているといってもブラブラしているだけなのだが

 

パチュリー 「ああ、それはね、悪魔の剣と呼ばれているの

       『神を操る』と言われているわ

       だけど、霊力の消費がすごすぎて使った人は必ず死んでいったわね

       ……使ってみる?」

 

皆頼 「冗談じゃない」

 

 どうしてこうも周りからこのようなことを勧められるのだろうか

 死んでほしい? シネ? ああ、そうですか(シクシク)

 

パチュリー 「まあ、そうでしょうね……

でも、前にこれを使いこなした人が一人だけいるわよ?」

 

皆頼 「……え?」

 

パチュリー 「3年後に病気で死んだけれどね」

 

皆頼 「……」

 

 もう俺はこれ以上何も言わなかった

 というか言えなかった

 なぜならばパチュリーの放っている空気が言ってはいけないような悲しみ、そして怒りに包まれていたから

 なぜこうなったのかは聞いてはいけないような気がして、俺はそのまま去るようにして図書館から出ていった

 

 

 

 




カイト 「……すみませんでした」

ライト 「ったく、そんでもって後でカギになってきそうな剣登場!」

カイト 「まあ後々関わってくる……かも?」

ライト 「まあ、そんなことなので次回も

カイト&ライト 「ゆっくりしていってね!!!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。