基本ウィッチは活躍しないどころかルッキーニを曇らせる(酷い)
軍事的に正しい作戦となってます。
第1話:デロス島沖
1945年7月23日深夜、北アフリカ。
この灼熱の砂漠の戦線の夜は昼間とは打って変わって極寒であった。
この空を見上げれば満点の星空に覆われた砂の大地の闇の中で多数の大砲、そして戦車、歩兵、装甲車等が動いていた。
そしてその中の一つの陣地の中でブリタニア軍の将校が腕時計を確認すると号令した。
将校「ファイア!」
次の瞬間、一斉に大砲の火蓋が切られると大量の砲弾、ロケット弾が飛んでいった。
目標はこの先に居座るネウロイだった。
時に1945年7月23日、北アフリカ戦線の大転換点となる大攻勢スーパーチャージの始まりであった。
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スーパーチャージ作戦が開始されたのとほぼ同じ7月23日早朝、エーゲ海デロス島沖。
この沖をイズミルを出港しジブラルタルに向かっていた酸化マグネシウムとクロム、アンチモンを満載した鉱石運搬船プロテウスが駆逐艦ヴァシレフスキ・ゲオルギウス、ヴァシリッサ・オルガの2隻に護衛されながら航行していた。
夜明けの霧の中プロテウスの前を航行していたゲオルギウスのレーダーが何かを探知した。
レーダー手『レーダーに感あり、方位298、距離4500』
副長「了解、総員戦闘…」
艦長「いや、待て」
レーダー手の報告に副長は総員戦闘配置を命じようとするがそれを艦長が制止する。
艦長「その方角ならデロス島だ。
おそらくレーダーが島を反射したんだろう。この海域ではよくあることだ」
副長「はぁ…」
その方角はデロス島だった。
艦長はこの海域でよく起きていた島にレーダー波が反射して敵と誤認する現象だと思い気にも留めなかった。
だがそれは間違いだとすぐに気が付くことになる。
突如見張り員が報告する。
見張り員『右舷に発光物を確認!』
副長「まさかネウロイ!?」
艦長「そんな馬鹿な、前線から数百キロも離れてるんだぞ!」
次の瞬間、赤い光線が飛び後方を航行していたプロテウスの船首に直撃する。
船長「何が起きた!」
副長「攻撃です!」
プロテウスのブリッジでは船長と副長が攻撃で激しく揺れる中状況を整理していた。
船員『前部船倉に浸水!』
船長「不味いぞ!すぐに浸水を止めろ!」
船員『無理です!浸水が激しすぎます!
このままだと酸化マグネシウムが!』
次の瞬間前部船倉で爆発が発生、白い煙が立ち上る。
船長「酸化マグネシウムだ!もう手が付けられん!総員退避!」
船長は即座に船を捨てるよう命じた。
もはや手遅れだった。
プロテウスは急激に沈み始め船員は電気系が生きている間にデッキに上がると海に飛び込んだ。
そして全員が飛び込み最後に船長が飛び込むと船から離れ始めるがふと海面に何かが漂っていることに気が付いた。
副長「なんだこれ?」
船長「ん?この匂い、色、まさか!
重油が漏れてる!急いで離れろ!」
船から重油が漏れていた。
さらに沈みゆくプロテウスは更に激しく燃えつつあった。
そうなれば何が起きるかは簡単だった。
船員は急いで船から泳いで離れる。
その間にヴァシレフスキ・ゲオルギウスはネウロイに向け発砲、ヴァシリッサ・オルガはプロテウスの乗員を救助し始める。
だがその前にプロテウスは沈没、そして海面を漂う重油に船の火災が引火、海面は一気に地獄と化した。
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「クソ!なんてざまだ!」
数日後、クレタ島、イラクリオンではエーゲ海地域連合軍総司令官フリードリヒ=ヴィルヘルム・ミュラー中将が悪態をついていた。
ミュラー「クソ、巡洋艦を持ってしても破壊不能だと!?
その上増援の赤ズボン共は我々が西から叩けと命令したのに東から叩いて失敗、空爆は有効な数を集められていないとは…
連中は我々の実情を分かってるのか!?」
理由はデロス島の東岸の崖に現れたネウロイだった。
このネウロイはトルコからの鉱物輸送航路を寸断していた。
そしてそれをどうにかしようとエーゲ海地域のなけなしの戦力で手を打った。
まずこの地域の最強の戦力である巡洋艦サウサンプトンとグラスゴーが艦砲射撃を行ったが破壊できず急遽ロマーニャ領エーゲ海諸島地域防衛のため送られた赤ズボン隊が攻撃したが彼女らはなぜか事前の打ち合わせでは大きく回り込んで死角となる西から叩く筈が最短ルートの東から攻撃したため失敗、重爆編隊の攻撃はそもそもこの地域には爆撃機が旧式のHe111やハリファックスなどせいぜい哨戒機程度しかなく、B-24等も少数存在したが余りにも少なすぎ有効な打撃は与えられないと結論づけられた。
そのため彼らは最終手段としてブリタニア空軍に第617スコードロン、通称ダムバスターズの派遣を要請、更に直接上陸して叩くためこの地域に派遣されているロードス島のロマーニャ陸軍第51歩兵師団シエナとカールスラント陸軍ロードス突撃師団、クレタ島のカールスラント陸軍第22空輸歩兵師団、レロス島のロマーニャ陸軍第50歩兵師団レジーナとギリシャ本土から派遣された第11空軍野戦師団の1個大隊とブランデンブルク沿岸猟兵大隊、ブリタニア軍第234歩兵旅団という部隊を搔き集めて何とか攻撃部隊を編成中だった。
だがこの攻撃部隊はこの地域の海上輸送力が1000トン以上の輸送船35隻、それ以下の機帆船含む輸送船合計98隻という貧弱すぎる輸送力からオストマンからの輸送船の徴用を行っても輸送可能兵員は僅か2万人程度であった。
参謀「閣下、落ち着いてください。
今アフリカもギリシャも手一杯なんです、北アフリカでは攻勢の真っ最中、ギリシャは内戦前夜で大変なんですよ」
ミュラー「だが奴のせいでトルコからの重要な鉱物輸送航路が寸断されているんだぞ!
その上連中はまともな戦力を寄こさん、油も足りない弾もない!
兵士もいないし戦車はロードス島に30両、クレタの51両は戦力になるのはたったの10両!
大砲は沿岸砲なら腐るほどあるが運搬可能なのは旧式だけだ!
おまけに兵員は懲罰部隊に中年招集兵、部隊の定員すら満たしてない!
これだけで戦えるか!」
この地域は副次的な戦線だった。
そのため兵員も装備もお寒い限り、打てる手は限られていた。
参謀「閣下、何とか北アフリカから二人、それに元501を3人集めることに成功しました。
それにブリタニアも617を派遣するそうです」
参謀たちの必死の訴えに何とか彼らは5人のウィッチと617を搔き集めることに成功した。
ミュラー「なに!?それは本当か!」
参謀「ええ、明日にはイラクリオンに到着します」
ミュラー「何とかなりそうだな、ではタイフーン作戦の準備を始めようか」
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翌日、イラクリオンの司令部ではルッキーニとシャーリーが言い争いをしていた。
ルッキーニ「ねえ、なんで直接デロス島に行っちゃダメなの?」
シャーリー「一旦クレタに来いって命令だったんだよ」
ルッキーニ「二人してがーっと行ってバーンって行ってやっつけちゃえばいいじゃん!」
するとドアが開き誰かが入ってきた。
マルセイユ「全く、なんで私が他の奴と組まねばならんのだ」
ライーサ「これも命令なんですから我慢してください」
ニコ「ライーサさんの言うとおりですよ。
んー…とりあえずこっちはバルセロナからローマ経由で直接来たから寝ていいですか?」
入ってきたのはマルセイユとニコ、そしてマルセイユの僚機であるライーサ・ペットゲンだった。
それなりに元気のあるマルセイユに対してニコは相当疲れた様子だった。
ルッキーニ「あ!マル何とかとニコ!」
シャーリー「アフリカの!と、ニコ!久しぶりだな!」
ニコ「イェーガー大尉、久しぶりです。
とりあえず今は寝てもいいですか?こっちは昨日までバルセロナ、一昨日までカサブランカ、その前はアルジェ、リスボン、コンスタンティノープル、アテネ、ローマ、ベオグラードって飛び回ってたんですからもうくたくたなんです…」
ニコは501解散後アフリカの第1リビア軍集団司令部付ウィッチとしてロンメルの特使として地中海沿岸を飛び回っていた。
そのためニコは疲れ切っていた。
シャーリー「あはは…膝枕ぐらいならしてやるぞ」
ニコ「そんなことしたらサーニャさんが怒りますからいいですよ…
それじゃあおやすみ…zzz…」
シャーリーは苦笑いするがニコはそのまま部屋の椅子に座り帽子を顔に乗せるとそのまま眠り始めた。
シャーリー「はは…なんかシシリーで休暇中だったって言えない感じ…」
ライーサ「ニコさんは北アフリカに来たのにずっと飛び回ってますからね」
マルセイユ「私の勝負も受けられないぐらい忙しいからな。
まあ今日ぐらいは大目に見てやるさ」
爆睡するニコをマルセイユとライーサはかなり多めに見ていた。
というのも彼女らのいる第33統合戦闘飛行隊とはそれなりの交流があったがいつもアフリカに来れば慌ただしく司令部に行き報告、会議の後寝てすぐに出発というような状況であるため同情していた。
するとまたドアが開き一人のブリタニア空軍の将校とカールスラント陸軍の将軍、それにその将軍の参謀が入ってきた。
ライーサ「ニコさん、起きてください…」
ニコ「zzz…あと5分寝かせて…zzz…」
ライーサはニコを起こそうとするがまだニコは寝ていた。
ミュラー「とりあえず全員揃ってるみたいだな。
私は連合軍エーゲ海諸島司令官フリードリヒ=ヴィルヘルム・ミュラー中将だ。」
入ってきたのはミュラーだった。
ミュラー「座ってくれ、早速だが本題に入る。
君たちには明後日開始されるデロス島奪還作戦『タイフーン』に参加してもらう」
ミュラーはウィッチ達を座らせると参謀は映写機でネウロイを映した。
ミュラー「今回の標的はこいつだ。
この洞窟に潜むドラゴンを我々が殺すのだ。
そしてこのドラゴンを狩る者が…」
マルセイユ「我々という事か」
ミュラーは映写機に映るネウロイをドラゴンと称しそれをマルセイユは自分達が倒すものだと考えた。
だが実際は違った。
ミュラー「違う、それが彼、ガイ・ギブソン大佐率いる第617スコードロン、通称ダムバスターズだ。」
ルッキーニ「え!?」
シャーリー「おい、どういうことだ」
この“ドラゴン”を屠るのはウィッチではなくミュラーの隣に立つブリタニア空軍士官ガイ・ギブソン大佐率いる第617スコードロン、通称ダムバスターズだった。
ミュラー「ダムバスターズが上空から5トン爆弾トールボーイ、それに10トン爆弾グランドスラムを投下、巣穴の洞窟ごと吹き飛ばす。
奴の有利な点は洞窟に潜んでいるから通常兵器は効きにくい事だ、だが同時に洞窟からは敵が来ないと出てこないという事でもある。
さらに言えば巣穴は東向き、朝日が美しいサンセットだが西からの攻撃は察知されにくい、だから我々は夜明けに西から爆撃隊が接近、真上からグランドスラムとトールボーイを投下して巣穴ごと吹き飛ばす。
そのドラゴンスレイヤーの護衛を君たちにしてもらいたい」
ミュラーの作戦はダムバスターズが地中貫通爆弾であるトールボーイとグランドスラムで巣穴ごとネウロイを倒すという策だった。
これはネウロイの長所を逆に鍵としてウィークポイントの西からの攻撃を組み合わせることで彼らの限られた戦力の中で最も成功率の高い策だった。
だがこの作戦は島ごと叩き潰すという事でもあった。
ルッキーニ「そんなのダメー!」
シャーリー「おい、ルッキーニ」
ミュラー「何が駄目なのかね?」
ルッキーニ「だって、デロス島はたくさんの遺跡があってとーっても大事で、えっと…人類の…」
ライーサ「人類の遺産ですね」
ルッキーニ「それ」
ルッキーニはデロス島の遺跡を守るため反対した。
だがミュラーの反応は最悪だった。
ミュラー「アハハハハハ!人類の遺産?それがどうした!
そんなもので敵が退散するか?ネウロイが消えるか?
これが最善であり最高の策だ!遺跡など考古学者にでも任しておけ、我々は軍人、そんなことはどうでもいい。
我々の仕事は国家に仇なす全ての物から国家を守り撃退し破壊し殲滅し勝利することだ。
寝言は寝て言え」
ルッキーニ「うじゅ…」
シャーリー「何か手があるはずです、島を破壊せずにネウロイを倒す方法が!」
ミュラー「そんなのがあったらもうとっくにやっている。
いいか!我々の手駒は定員割れしている装備も旧式、人員の質もよくない僅か4個師団と2万人を運ぶのが限界の、それもエーゲ海の広く散らばる島々への補給さえも無視したうえでこの程度の海上輸送能力!
各種航空機、戦闘機、爆撃機、偵察機、救難機、輸送機、連絡機、練習機、雑役機、観測機、水上機、飛行艇合わせて立った300機!
地域全域で合計5万バレルの燃料と1000トンもない弾薬!
軽巡2隻と駆逐艦5隻、水雷艇8隻、その他艦艇20隻、小型舟艇80隻、戦車81両、自走砲30両、大砲120門、これがエーゲ海地域の“全”戦力だ。
その上このネウロイの為に赤ズボン隊とやらが来たがこのバカ小娘共は島を東から攻撃して失敗、艦砲射撃も効かん、爆撃機はそもそも数が足りない。
ここはロマーニャでもアフリカでもない!エーゲ海だ!
後方だ!副次的で言わば忘れ去られた戦場だ!
物資、弾薬、装備、戦力、全部が揃ったロマーニャやアフリカとは違うんだ!
分かったか小娘共!」
ミュラーはシャーリー達にエーゲ海地域の現状を当たり散らす。
そもそも戦力がないのだ、だから手の打ちようもない、それが現実だった。
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翌々日、午前5時、夜明けの薄明の中アブロランカスターB.Ⅰスペシャル爆撃機の編隊が高度22000フィートでデロス島に西から接近していた。
司令部『司令部よりドラゴンスレイヤー、攻撃を開始せよ、繰り返す、攻撃を開始せよ』
ギブソン『ドラゴンスレイヤー、ラジャー。
オールエアクラフト、アタックフォーメーション。
ウェポンベイ、オープン』
先頭を飛ぶギブソンのランカスターからの合図で全機戦闘態勢を取る。
そして編隊は少しずつデロス島に近づき爆撃手が目標を照準する。
そして目標を捉えるとギブソン機がグランドスラムを投下、それに続いて他の爆撃機も狙いを定めると次々とグランドスラムやトールボーイを投下していった。
ニコ「始まりましたね。」
ルッキーニ「シャーリー、本当にこうするしかないの?」
シャーリー「まだやりようはあるはずだ!そうだろ?ニコ?」
ニコ「これが命令なんですから仕方ないですよ。
それにもし違反すれば軍法上の責任を問われますし」
デロス島への攻撃を悲しむルッキーニを後目に爆撃機隊の落としたグランドスラムとトールボーイは正確にデロス島の岩盤を貫きネウロイに命中、破壊した。
その後残敵掃討と戦果確認のためおよそ1個連隊規模の戦闘団からなる部隊が艦隊の援護の下上陸、ネウロイの完全破壊を確認した。
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ヴェネチア公国第3の都市パドヴァはヴェネチア解放後ヴェネチアの政府施設の復旧が完了するまでの間臨時首都となっていた。
そのためこの街には臨時の官公庁街ができていた。
その中の一つが内務省だった。
そして内務省のトップはフィンツィだった。
「内務大臣」
フィンツィ「うん?フリリャーニ大佐か」
内務省の建物を出たフィンツィが車に乗ろうとすると待ち構えていたヴェネチアカラビニエリ大佐のジョヴァンニ・フリリャーニに呼び止められた。
フィンツィ「大佐も乗りたまえ」
フリリャーニ「では」
フィンツィが車に乗るように促すとフリリャーニがフィンツィに続いて車の後部座席に座った。
そしてドアが閉まると車が発進した。
フィンツィ「で、何かあったか?」
フリリャーニ「まあ、ですがここで言っても?」
フィンツィ「かまわん、どうせ車の中なら盗聴はできん」
フリリャーニ「8月3日午前に行われる臨時国会開会式の警備の責任者に私が任命されました。
そこでクーデター派の陸軍部隊を一部警備に投入します、いいですか?」
フィンツィ「カヴァッレーロ君には?」
フリリャーニ「アヴェルサ大尉が向かってます。
恐らく許可されるものと…」
フィンツィ「いいだろう」
フリリャーニ「は」
彼らの密談はヴェネチア公国の終焉の日を決めることになった。
(解説)
・フリードリヒ=ヴィルヘルム・ミュラー
史実クレタ要塞師団師団長兼クレタ地区司令官
史実では1943年のイタリア降伏によって発生したエーゲ海諸島の戦いで貧弱なドイツ軍戦力でエーゲ海のイタリア軍と英軍を殲滅しエーゲ海諸島を取り返した名将。
またクレタの屠殺者の異名を持ち強硬な手段によってクレタ島の抵抗勢力を鎮静化させた手腕も持つ。
戦後戦争犯罪者として処刑され飛ばされる。
エーゲ海諸島という最貧戦線で部隊を率いるため色々辛い。(辛い)
・ガイ・ギブソン
史実RAF第617スコードロン隊長
ダムバスターズを率いてチャスタイズ作戦を指揮した爆撃野郎。
44年に戦死し飛ばされる。
ここでも第617スコードロンを率い特殊爆弾(反跳爆弾、トールボーイ、グランドスラム等)を運用する。
・ジョヴァンニ・フリリャーニ
史実カラビニエリ大佐
史実でムッソリーニを王宮で逮捕したカラビニエリの隊長。
44年にアルデアーネの洞窟で殺害され飛ばされる。
フィンツィとは同志でカラビニエリを率い作戦時の官庁街制圧と政府高官の逮捕を行う予定。
・ラファエレ・アヴェルサ
史実カラビニエリ大尉
フリリャーニ大佐の腹心でムッソリーニ逮捕の実行者。
44年にフリリャーニと共にアルデアーネの洞窟で殺害されて飛ばされる。
フリリャーニの腹心
タイフーン作戦に参加した部隊は史実でのエーゲ海諸島の戦い(43年)に参加した部隊です。
更に言うと戦車の数も史実と同じ。
史実だとこの地域は旧式戦車ぐらいしかなかった(一番頼れる戦力がⅣ号戦車G型とⅢ号突撃砲G型って時点で察して)