WWⅡウィッチーズ   作:ロンメルマムート

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なぜかハインツメイン(計画ではミラーメインだった。)
ついでにノヴァクほとんど登場せず。


第7話:実戦

 ユニットを手に入れて数日後、

 

シャーリー「なあ、あんたらカールスラント人だけどなんでコーラばっか飲んでんだ?」

 

ハインツ「んなの決まってるだろ。戦争で丸5年コーラが飲めなかったんだ。今飲んで何が悪い。」

 

 ハインツは格納庫で機械いじりしてるシャーリーの横でコーラを飲みながら寝ていた。

 以外と思うが現代はもちろん戦前でもドイツ人はコーラが大好きであった。

 元々初期のコーラの製造に欠かせないコーラの実の生産地がドイツの植民地だったため一次大戦前からドイツではコーラが一般的だったのもあるが、ナチスが政権獲得後、よくプロパガンダでアメリカ文化を宣伝していたこともあった。

 戦前ドイツではアメリカ文化は積極的に宣伝され、アメリカ文化は非常に身近なものであった。そのためアメリカ文化の象徴たるコーラはドイツでは非常に大人気だった。どのぐらいか?大戦が始まってからコーラの原液の輸入が止まったから代わりの飲料が作られるぐらいには。ちなみにだがその代わりの飲料があのファンタとシュペッツィである。

 

 とにかく、ハインツとミラー、特にミラーは35年からドイツ国民だったためコーラが大好きだった。

 そのため二人がこの世界に来てからと言うもの毎日コーラと代用ではないコーヒーばかり飲んでいた。

 本人たちからすれば数年ぶりのマトモなコーラとコーヒーだったため最初に豆のコーヒーを飲んだ時歓喜の涙を流したのは余談だが。

 

ハインツ「まあコーラの方はミラーの方が好きだ<ウウウーーー!>へ?空襲?」

 

シャーリー「ネウロイだ!」

 

 

---------

 

 

ミラー「リネットさん、大丈夫ですか?」

 

リーネ「だ、大丈夫です…」

 

坂本「リーネ、このぐらいでへばるな。ミラーを見習え。」

 

ミラー「あんまり無理しない方がいいですよ?無理してぶっ倒れたら元も子もないですし。」

 

 ミラーは丁度このときリーネと一緒に訓練をしていた。

 新兵のリーネが訓練で息も絶え絶えなのに対し約2年の実戦経験があり、東部戦線の警備部隊将校としての訓練の一環として歩兵部隊の訓練(空軍なんで結構貧弱だが)もしたことがあるミラーは基地の周り10週程度は大したことなかった。

 坂本少佐のスパルタ訓練にミラーは体力のないリーネを心配していた。

 

坂本「よし、次はしゃげ<ウウウ―――!>ネウロイだ!」

 

ミラー「は?」

 

 

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 ネウロイの警報に最初に動いたのはシャーリーとハインツだった

 警報が鳴ってすぐにユニットを履いて離陸した。

 

ハインツ「あー管制塔、こちらハインツ。離陸した。現在高度3000mで待機中。」

 

 本当は方位と高度を書いたブラックボードを持った兵士が塔にいるのだがそういう経験がないハインツは見ないまま基地から離れてしまった。そのため管制塔に位置を聞くしかなかった。

 

ミーナ『ハインツさん、敵はそこから南西に20キロ、高度は1万。』

 

ハインツ「フィート?メートル?」

 

ミーナ『フィートよ。』

 

ハインツ「了解。敵は一万フィート。シャーリー行くぞ!」

 

シャーリー「ああわかった。」

 

 そういうと二人は急上昇してネウロイを探し始めた。

 

ハインツ「このあたりだよな?見つけたかシャーリー?」

 

 双眼鏡を覗きながらハインツが聞く。

 

シャーリー「いや全く。てか固有魔法使えよ。」

 

ハインツ「現在使用中。倍率が悪いんだ双眼鏡使わないと実用レベルじゃないんだ。」

 

 ハインツの魔眼は坂本少佐を一般的な双眼鏡レベルとするとオペラグラス程度の倍率しかなかった。

 これはほかの物でも同様で魔道針ならサーニャが現代の3次レーダーレベルとするなら60年代製の1次レーダーレベルの性能しかないというようにすべて使えるが全て専門よりも一回り劣っていた。

 そのため魔眼を使う時は双眼鏡を使わないと実用レベルではなかった。

 

 

 

ハインツ「えーあ!見えた!正面2時下方!大型数1!」

 

 数分後、ハインツが見つけたネウロイは卵のような形に翼を付けて所々に丸いコブのあるネウロイだった。

 

ミーナ『ハインツさん。今ノヴァクさんたちを向かわせているから時間稼ぎしてください。』

 

 ハインツがネウロイを見つけたと報告するとミーナ中佐から指示が飛ぶ。

 

ハインツ「どのぐらい?」

 

ミーナ『だいたい10分よ』

 

ハインツ「了解。10分足止めしろってなかなか難しいオーダーじゃねえか。チップは弾んでもらうか。

     行くぞシャーリー。とりあえず近づいて様子を見る。」

 

シャーリー「了解。」

 

 そういうと二人は速度の速いシャーリーを先に向かわせ撃ちまくる。

 

シャーリー「コアは!?」

 

ハインツ「待ってろ。上にはない!下だ!シャーリー援護しろ!」

 

 接近して撃ちまくりながらコアを探すハインツ。

 魔眼の能力が低いため近づいても上からだとネウロイの上半分しか分からない。

 

 上側にコアがないことが分かるとハインツは一気に急降下、右の翼の付け根から胴体にMG1514門を撃ちまくる。

 1門でも十分な破壊力を持つMG1514門の集中砲火にネウロイはハインツに火力を集中するがそれを未来予知(ただしわかるのは5秒先)で躱したりシールドを張り防御する。

 

ハインツ「えー、下は…あった!下側の前の方だ!」

 

 コアを見つけるとハインツはコアのある周囲をMG151で撃ちまくる。

 ネウロイも光線を撃ちまくるがあえて至近距離まで近づいたので全く見当違いの方向に飛んでいく。

 

ハインツ「はん、ヘタクソが。ヤンキーの爆撃機の方がまともに撃ってくるぜ。」

 

 そんなことを無線でぼやきながらコア周辺を撃ちまくりついにコアを露出させるがここでネウロイの前に出てしまった。

 

ハインツ「シャイセ!シャーリー後は頼んだ!」

 

 シャーリーにコアをやるように指示してハインツはそのまま急上昇、上面を撃ちまくる。

 するとネウロイは粉々になった。

 

ハインツ「こちらハインツ。ネウロイを撃破した。周囲に敵映なし。帰投する。

     中佐、このサービスは追加料金ですぜ。」

 

 最後にジョークを言うと基地に戻った。

 

 

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ノヴァク「結局、俺は出番なしかよ。」

 

 ハインツとシャーリーに合流したノヴァクは愚痴った。

 

 

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 基地では

 

ミラー「結局少佐がやったんですか。暇ですね。」

 

リーネ「そうですね~」

 

坂本「お前ら、待機中なのにたるんどるぞ!」

 

リーネ・ミラー「「はい!」」

 

 出撃するタイミングを逃したミラーとリーネはユニットを履いたまま呑気にしていた。

 どこか能天気な二人は気が合うかもしれない…




ネウロイのモデルはスターウォーズのMC80リヴァティ級モン・カラマリ・スター・クルーザーです。

ドイツ人のコーラ好きはマジです。
一人当たりの消費量は2008年のデータで日本より多いです。
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