あのネウロイさ、掃討するなら空からじゃなくて陸からやった方がずっといいよね?
最貧部隊萌の作者の好み丸出しの陸戦回。
最貧部隊ばんじゃーい!
一応この作品の裏テーマに「戦車兵?歩兵?そんなもの犬にでも食わせておけ。騎兵万歳!砲兵万歳!」があります。
いわば騎兵と砲兵が大活躍するSSですね。
砲兵部隊のコールサインを見てニヤッとした人はおじさんです
ロスマン「飛んでいる自分をイメージしてバランスを取りなさい!」
ひかり「はい先生!」
ある日、ひかりはロスマンとともに格納庫で訓練を行っていた。
すると横からサーシャの声が聞こえて振り向く。
サーシャ「こら、待ちなさい!」
それはなぜかニパを追いかけ回しているサーシャがいた。
ひかり「あっ、ニパさん!」
ニパ「ごめんなさーい!」
サーシャ「お待ちなさい!」
ポー「いいぞーもっと逃げろー1分以内にニパを捕まえられない20ドル賭ける。
パット、お前は?」
パット「えぇ…あれ賭けにするのか?」
ポー「いいだろ。いい小遣い稼ぎだ。」
パット「分かった、1分以内に捕まえられるに20ドル」
すると後ろからポーとパットがこの追いかけっこを煽りながら賭けをしていた。
ひかりの意識がそっちに集中しているとロスマンが雪玉を投げてきた。
ひかりはバランスを意識しながらそれを回避する。
すると突然ひかりの前にオイル缶が転がりニパがそれを踏んで転ぶ。
ひかり「ニパさん!?」
ニパ「いてて、何でオイル缶が転がって…」
ニパはたんこぶを作りながらオイル缶を見る。
すると背後に恐ろしい気配を感じ振り返る、そこにはサーシャがいた。
サーシャ「ニパさん」
ニパ「サ、サーシャさん…」
サーシャ「正座!」
パット「ふん、俺の勝ちだな。20ドルは貰ってくぞ。」
サーシャはニパに正座を指示する。腕時計を確認して1分も経っていないためパットはポーの持っていた20ドル札を取るとタバコを吸いながら格納庫を出て行った。
二パは自分のユニットの前に正座させられサーシャはユニットを見て溜息をついた。
サーシャ「またユニットをこんなにして」
ひかり「ニパさん頭大丈夫ですか?」
二パ「あぁ、平気平気。私の固有魔法は『超回復』でね。他人は直せないけど…
ほら、この通り」
ひかり「凄い!墜落し放題でげふっ!」
ひかりが二パの怪我を心配すると二パは固有魔法を使って回復する。
それを見てひかりが驚いていると雪玉が直撃する。
ロスマン「しっかりよけなさい。ネウロイの攻撃はこんなものじゃないわよ」
ひかり「はい、先せばふっ!」
二パ「墜落し放題って…」
サーシャ「はぁ…」
ひかりの言葉に二パは苦笑いしサーシャはため息をつく。
そして二パのユニットを見る。
サーシャ「えっと、今回の破損個所は、ありました。
ポーさん、この部品を直してください。」
ポー「はいはい、こいつをもとに直せばいいんだろ?はいよっと。」
サーシャは即座に固有魔法を使い破損部位を確認してポーに指示する。
ポーは指示された通りその部品を取ると固有魔法を使って元に戻す。
二パ「さすがサーシャさん、ポーさん!これならまた落ちても…」
サーシャ「また?」
ポー「また落ちる気か?」
二パ「あ、安全第一で…」
二パの発言にポーとサーシャが反応する。
それに二パもビビり言い直す。
ひかり「サーシャさんって見ただけでユニットの直し方が分かるんですか?」
ふと、ひかりはサーシャに疑問を持つ。
それにロスマンが答えた。
ロスマン「彼女の固有魔法は映像記憶能力。
難解な技術書から十年前の朝食のメニューと言った些細なことまで魔法力で記憶した物をすべて頭に入っているのよ」
ひかり「凄ーい!」
その固有魔法にひかりは驚く。
ポー「テストじゃカンニングし放題だけどな」
ひかり「はは…」
だがそこにポーが水を差すことを言いひかりは苦笑いする。
ロスマン「サーシャさん。戦闘隊長であるあなたの力は出来れば修理以外で活用してほしいものね」
サーシャ「すみません…」
ロスマンにサーシャは謝る。
502は異常なほどユニットの損傷率が高い部隊であるがその分稼働率も高かった。
稼働率というのはいくらそこに兵器がたくさんあろうともまともに動かなければ何の役にも立たないのである。
例えばスターリングラード戦ではドイツ軍が数か月戦車を止めていたため装置類が故障、いざ使おうとしたら全く動かなかった話やパンターの初陣たるクルスク戦では最新鋭のパンターが戦場で次から次へと故障、戦闘以前に大混乱となった。その稼働率は全190両中作戦開始僅か5日で10両にまで激減したという。
そのため稼働率というのはその部隊の整備能力を図ることができる指標の一つだった。
そして502が異常なのはその高い稼働率を過酷な冬が待ち受けるペテルブルクで達成したことだった。
するとポーが呑気なことを言う。
ポー「真面目ちゃんは損だからねぇ~
サーシャちゃんも俺みたいに気楽に生きればいいのに。」
サーシャ「ポーさんは気楽すぎます。」
それにサーシャが反応する。
ポー「おっと~眉間にしわができてるよ。
そんな気を張らない張らない。せっかくの美人が無駄になっちゃうよ~」
さらにポーが煽る。
すると突然アナウンスが入る。
ラル『北東部監視所がネウロイの攻撃を受けた。出られる者は全員出動せよ』
二パ「行かなきゃ!」
サーシャ「ニパさんは留守番です」
それを聞いた二パが向かおうとする。だがサーシャが止める。
二パ「えっ!?」
サーシャ「まだ修理が終わってないですから」
二パ「え~、そんなー!」
ポー「残念だったな。まあ留守番は頼むよ~」
呑気にポーは二パに声をかけるとコートを着てサーシャたちと共に出撃していった。
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「ワーシャ、暇だな。」
「ああ。全く俺たちコサックの出番と言えばほぼパトロールぐらいだからな。」
その十数分前、市内を二人のコサックがパトロールしていた。
ペテルブルクは戦前300万以上の人口を誇ったヨーロッパ有数の大都市であった。
だが今ではその人口の大半が避難し残っていたのは軍隊、502以下のいくつかの空軍部隊、防空を行う1個高射砲師団、ペテルブルクにあったオラーシャ陸軍砲兵学校、オラーシャ海軍兵学校、オラーシャ海軍大学校、オラーシャ海軍バルト海艦隊、カールスラント海軍スオムス湾小艦隊、スオムス海軍分遣隊、警備を行う2個騎兵連隊と1個警察連隊、10から15程度の補充教育部隊、再編中の3個師団、1個要塞師団、その他後方支援部隊、移動中の1個戦車連隊、工場で修理を終えたばかりの装甲列車3本と鉄道保安列車2本にペテルブルクの各司令部程度と非常に手薄だった。
その合計は海軍部隊2万、陸軍部隊4万、空軍部隊1万5000、火砲500門、戦車300両でその大半は再編中か編制中、訓練中が大半だった。
もしこの場で戦闘が発生した場合、再編中などで装備や練度が劣悪な陸軍部隊の大半は役に立たず頼りになるのは2個騎兵連隊と海軍部隊程度だった。
コサックA「ん?おい、見ろなんだありゃ?」
するとコサックの一人が建物の一部がおかしいことに気が付く。
よく見ると鐘が不自然にあった。
コサックB「確かに。撃ってみよう」
もう一人のコサックは肩にかけていたカービンを構えて鐘を撃つ。
弾はそれに当たる。するとその鐘がネウロイに変わった。
コサックA「おい!ネウロイだ!」
コサックB「市内にいるだと!」
すぐにコサックは馬を走らせネウロイの方に向かう。
ネウロイはシグナルのようなものを送ると逃げる。
コサックはそれを追いかけるが迷路のようなペテルブルクの街に消えてしまった。
その直後、ネウロイのいた建物に何かが直撃、破壊された。
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サーシャたちが到着した時、そこには警備部隊の兵士たちと騎兵が多数いた。
「おい!そっちはどうなってる?」
警備兵「生存者は見つかってません。」
「そうか。」
「ファス少佐、どうだ?」
ファス「べーゼラーガー中佐、ダメですね。」
残骸のそばでは警備部隊が生存者を探していた。
警備部隊警察戦闘団ファス隊長のファス少佐と騎兵連隊ベーゼラーガーのベーゼラーガー中佐、コサック連隊フォン・ヴォルフのヴォルフ大佐はその作業を見ながら状況を確認していた。
ベーゼラーガー「それにしても姿を変えるネウロイとはな。
この間のに続いてブンヤが喜びそうだ」
ヴォルフ「ああ。厄介なのがそれがこの大都会ペテルブルクに潜んでるってことだ。
探し出さないと第2、第3の被害が出てくる。」
ファス「そうですね。」
すると上空からエンジン音がし振り向くとウィッチがいた。
ヴォルフ「やっとお出ましか。」
ベーゼラーガー「そうだな。」
すると上空からブロンドのウィッチが降りてきた。
サーシャ「502のアレクサンドラ・ポルクイーシキン大尉です。
状況は?」
ヴォルフ「騎兵連隊ヴォルフ連隊長フォン・ヴォルフ大佐だ。
見ての通り被害は全壊、敵は砲撃役と観測役のネウロイだ。
砲撃担当は一発でピンポイントで破壊した。
観測担当は完璧ではないが姿を変える能力を持っている。
我々は後者を今捜索中だから君らは砲撃役を探してくれ。」
サーシャが状況をヴォルフに聞くとヴォルフは指をさしたりして説明して指示する。
すると無線でラルがサーシャに聞く。
ラル『状況は?』
サーシャ「ヴォルフ大佐によれば砲撃は一発のみ。ペテルブルク外周部より撃ち込まれたと思われます。
また、観測役と思われるネウロイが一体存在して現在ヴォルフ大佐たちが捜索中だそうです。」
サーシャは状況を明確に簡潔に報告する。
菅野「くそっ!とうとう街の近くまで来やがったか!」
下原「今まではラドガ湖が陸上ネウロイの侵攻を阻んでくれていたけど…」
ジョゼ「この前凍っちゃったから…」
菅野が毒づきジョゼと下原も続く。
サーシャ「隊長、指示を」
ラル『サーシャに任せる』
サーシャ「えぇ!?」
ロスマンがラルに指示を請うとラルはサーシャに丸投げする。
それにサーシャは驚く。
パット「で、どうする?どっちにいけばいい?」
クルピンスキー「それでは戦闘隊長、ご命令を」
サーシャにマッキーノコートを着たパットとクルピンスキーが聞く。
それにサーシャは迷っているとポーが口を出した。
ポー「まず、郊外の各部隊からの情報を集めろ。
砲撃をしたとすれば発砲音かソニックブームが発生するはずだ。
両方ともかなり目立つ音だ。
簡単に見つかるだろう。
それでも見つからない場合は砲撃した痕跡を探せ。
少なくとも積雪で比較的分かりやすくなってるはずだ。
サーシャちゃん、これでいいか?」
サーシャ「え、ええ。ポーさんの言ったとおりに行動してください」
「「了解!」」
ポーの指示は全く持って的を射ていたためサーシャも同意する。
そして502はポーの指示通り行動を開始した。
すぐに情報が集まりペテルブルクから90キロほど離れたところに展開していた砲兵部隊が未確認の発砲音を聞いたことを報告した。
502はその連絡を受けてすぐにその地点へ向かった。
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その数十分後、ペテルブルク市内にあった倉庫群では監視所の破壊から市内全域で警戒レベルを強化されていたため旧式のT26とBA-20装甲車を伴ったオーバーコートを着たカールスラント軍の中年召集兵からなる一隊がパトロール中だった。
兵士A「たく、市内にネウロイが侵入したとか502はいったい何をやってるんだか。」
兵士B「全くだ。俺たちはここで警備だけをしていればよかったのにな」
兵士たちは502に愚痴を言いながら進んでいった。
すると倉庫のそばに不審な車両を発見する。
一応軍隊でも車両不足のため乗用車は使われているがその大半は最低限ノテックライトなどのライトをつけるかどこかにWH(国防軍)、WL(空軍)、WM(海軍)、UN(連合軍)などの所属マークを書かれていたがそれが一切なかった。
車長「前方に不審車両、射撃用意。HE装填」
砲手「了解。」
それを見たT26の車長は45mm砲に榴弾を装填、砲手もその不審車両に照準する。
その周りでは兵士やBA‐20もその車に銃を向ける。
するとヘッドライトが点滅し始めた。
車長「撃て!」
T26が発砲すると続いて兵士たちとBA‐20も一斉に発砲した。
するとそれはネウロイに変わり撃たれながらも信号を送ると逃げ始めた。
すぐに兵士たちと装甲車がそれを撃ちながら追いかけるがすぐ見失った。
その直後、倉庫群の一角が破壊された。
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その少し前
下原『こちら下原・ジョゼ班、ポイントA異常ありません』
菅野『ポイントB、異常ないぜ』
砲兵部隊の連絡を受けてペテルブルクから約90キロ離れた地域を502は捜索中だった。
だが全く見つからず菅野のいた場所も下原たちがいたところも何も見つからなかった。
サーシャはロスマン、ひかり、パット、ポーと共に飛んでいた。
サーシャ「了解、帰投してください」
ひかり「えっ!?まだネウロイを見つけてないですよ」
サーシャ「ネウロイ探索はこれより陸戦ウィッチ部隊へ引き継ぎます。
パットさん、ポーさん、ロスマンさん、雁淵さんと先に戻ってください。
私は最後にもう一回りしていきます」
ポー「俺はサーシャちゃんについてくぞ。
可愛いレディーをこんな危険なところで一人にしたら危険だ。」
するとサーシャがひかりたちを帰還させようとするがポーはサーシャに付いて行く。
単独行動は戦場では基本的に厳禁である。なにせ危険だ。
普通そんなことをするのは腕に自信のある物かとんでもないバカのどっちかだ。
ひかりたちは渋々帰還するがポーは結局無理矢理付いて行った。
サーシャ「ポーさん、なぜ私の指示に従わないんですか?」
ポー「こんな危険なところでレディーを一人にできますかな御嬢さん」
サーシャ「私はあなたに守られるほど弱くはありません。
私はあなたの上官です、指示に従ってください。」
ポー「その指示が間違っていたら?」
サーシャとポーの間で飛びながら口論が始まった。
すると突然下の雪原が盛り上がると中からネウロイが現れた。
サーシャ「なっ、ネウロイ!」
ポー「本当にいたとはな!こちら502、ポイントアルファーロメオブラボー13にネウロイ発見!
第360砲兵連隊に火力支援を要請する!」
砲兵『こちらホワイトロック。了解した。火力支援を開始する』
即座にサーシャは機関銃を構えて攻撃しポーは無線で近隣の砲兵部隊に連絡する。
砲兵部隊は即座に装備していた強力で破壊的な威力を誇るML-20 152㎜榴弾砲が砲撃を開始してねうろいにあびせるがネウロイはその砲弾の雨の中、一発を砲撃すると被弾しながらも雪の中に消えて行った。
ポー「ファッキンシット!」
サーシャ「逃げられた…」
ポーは罵りの言葉を吐き、サーシャは悔しそうに穴を見ているとラルから無線が届いた。
ラル『こちらラル、第一貯蔵庫がやられた』
ポー「了解した。連中の目標はどうやら街の戦略拠点らしい」
それにポーは答えネウロイの狙いを分析する。
ネウロイの狙いは町の戦略拠点、即ち、司令部・補給物資集積所・通信施設等の破壊であった。
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ベルザーリン「同志諸君、緊急の会議を行う。」
その数時間後、ペテルブルク都市司令官ベルザーリンは市内及びペテルブルク周辺のペテルブルク軍管区にいた全部隊の指揮官を集め会議を開始した。
ベルザーリン「本日ネウロイは市内に侵入、市内にあった監視所と倉庫群の一部を破壊した!
本日午前中より市内の警戒レベルをレベル3からレベル1に引き上げた。
そして、貴官らには即日、ネウロイ掃討のため部隊を編制、即座に送ってもらう。
また本時刻を持ってペテルブルク軍管区の全部隊に対して動員命令を出す。
これは海軍、空軍、陸軍関係ない。
病院に入院中の傷病兵も対象である。」
それにラルも含めた各指揮官は驚く。
掃討のため即日部隊を派遣しろというのだ。無茶苦茶だったがベルザーリンは情け容赦のない動員令をかけ海軍部隊と空軍部隊、さらには後方部隊や警備部隊、教育補充部隊、入院中の傷病兵から警戒大隊を編成した。
ベルザーリン「それと、502は本日より強制的にペテルブルク都市部隊の指揮下に置く。
有無は言わさん!」
ラル「ちょっと待ってください!ベルザーリン中将!」
ベルザーリンは502を強制的に編成した臨時編成ペテルブルク都市部隊に組み込んだ。
強権的だったがネウロイの掃討のため情け容赦のない動員をかけた以上502も対象となった。
そのため集められた戦力は合計2万1000人、戦車59台、火砲98門だった。
だがその大半は装備が劣悪、市内の操車場には製造されたばかりのチェリャビンスクの国営第100工場製のT34-85や修理を終えたばかりの戦車が多数あったがこれは前線部隊への補充用であり戦車の大半は旧式のBTやT26、よくてT34-76だった。
火砲も大半が高射砲であり陸戦用は少数のF22かPak97/38、F22USVという旧式砲ぐらいだった。
さらには大半が機械化されずせいぜいよくて自動車化であった。
頼りになるのは502と2個騎兵連隊、そして修理後の装甲列車と鉄道保安列車だけだった。
ペテルブルクの運命は502、そしてベルザーリンのもとに集められた貧弱で頼りない泥縄式の戦闘団群にかかっていた。
5話の在ペテルブルク部隊は以下のようです。
・ペテルブルク都市部隊(ベルザーリン中将)
・警察戦闘団ファス(連隊規模)
・騎兵戦闘団ヴォルフ(旅団規模)
・3個回復期傷病兵中隊(合計250名)
・5個海軍兵中隊(合計369名)
・戦闘団“高射砲師団ペテルブルク”(連隊規模)
・戦闘団“親衛第116狙撃兵師団”(再編中。大隊規模)
・警戒大隊グリンカ(補充教育部隊及び後方支援部隊からの抽出)
・戦闘団“クロンシュタット要塞師団”(連隊規模)
・502
見てわかると思いますがものすごい泥縄編成です。
部隊編成はワルシャワ蜂起・スロバキア蜂起・プラハ蜂起・マーケットガーデン作戦時のドイツ軍部隊がモデルです(全部突然後方に敵が発生したため再編中だったり後方部隊・警察部隊・SS・シューマ部隊・義勇兵部隊を急いで送った)
ちなみに狙撃兵師団の狙撃兵はスナイペル(снайпер、英語で言う所のスナイパー)ではなくロシア語の形容詞ストレルコーヴィ(стрелковый、ストレロークのという意味の形容詞)でこのストレローク(стрелок)はニュアンスとしてはスナイパーよりどちらかというと射手という単語が近いです(そもそも語源が矢を射るという動詞のстрелять(ストレリャーチ)。
後親衛称号はソ連軍やロシア軍では名誉な称号で、これが付いているということはエリート部隊で海軍ではそれそのものが名誉称号になる。(例だとロシア海軍のソブレメンヌイ級のグレミャーシチイ(4代目)の正式な艦名は親衛駆逐艦グレミャーシチイです)
(解説)
・ファス少佐
史実SS第15警察連隊第Ⅲ大隊大隊長。
44年2月にアドリア海沿岸地域(OZAK)グランディスカ・ディソンツォの南東22キロでドイツ軍兵士34名およびイタリア軍兵士48名がパルチザンに襲撃、殺害された際殺された。
ちなみにこの一件の後、OZAKでは大規模のパルチザン掃討戦が行われ多くの民間人が処刑された。
・フォン・ベーゼラーガー
史実中央騎兵連隊連隊長。
ドイツ騎兵部隊の至宝であり黒いオーケストラの一員。
44年8月に戦死。没後剣・柏葉付騎士鉄十字章を授与された。