WWⅡウィッチーズ   作:ロンメルマムート

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題名は映画セントアンナの奇跡からです。
なお題名に反して作品内ではかの有名なマルツァボットの虐殺のシーンがある模様。

今週末がコミケだとさっき知った。行かないけど

感想ください


第19話:サトゥルヌスの奇跡

ロスマン「ニパさんと管野さんが、サトゥルヌス祭をやろうとしているようです」

 

ラル「なら今日は二人は非番でいい」

 

 翌日、ロスマンはラルに二パたちの企みを報告していた。

 ラルは二人の企みを止めなかった。

 

ロスマン「寛大なんですね」

 

ラル「そうじゃない。

   今は哨戒任務さえ減らして次の作戦の備蓄をしたい状況だ」

 

 ラルはロスマンに対してもっともらしい理由をつける。

 502の物資不足は官僚的事なかれ主義と触らぬ神に祟りなし無しを実践する補給部隊のせいで他の部隊と異なり補充が滞る有様だった。

 無論これはもっともらしい理由であり本音は全く違うとロスマンは見抜いていた。

 

ロスマン「あら?てっきり隊長もお祭りに興味があるのかと」

 

 ロスマンの言葉にラルは沈黙で返す。

 だが顔を少し赤くしていた。

 興味がないというわけではなさそうだ。

 

ロスマン「それと、クルピンスキー中尉の風説の流布に対する懲罰の件ですが…」

 

 ロスマンは話題を変える。

 昨日のクルピンスキーの与太話にロスマンは内心怒っていた。

 その話の狐女が誰かぐらい分かるだろう。

 バーティはその話に期待した後の失言程度だったのでロスマンは怒ってはいなかったがクルピンスキーは別だった。

 

ラル「モミの木」

 

ロスマン「は?」

 

ラル「サトゥルヌスにはツリーが必要だ」

 

 クルピンスキーはラルの命令によりモミの木を探すことになった。

 

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ポー「はあ…なんでお前とこうなるんだよ」

 

クルピンスキー「別にいいじゃん。」

 

 暫くしてポーとクルピンスキーはスチュードベーカーUS6 U2トラックに乗って郊外の森に来ていた。

 クルピンスキーはモミの木を探すため、ポーはハンティングに来ていた。

 

ポー「んじゃあ終わったらここでな。

   それと、これ。何が出てくるか分からんから念のために持っておけ。」

 

 到着して車から降りたポーはクルピンスキーに念のためにライフルを渡す。

 

クルピンスキー「熊とか狼が出てくるかもしれないからね」

 

 クルピンスキーはそれを受け取ると森の中に消えた。

 それを見届けたポーも自分のモシンナガンを持って森の中に入った。

 

 森の中に入り暫く歩いているとポーの耳に微かな動物の足音が聞こえた。

 すぐにポーはライフルを構えてゆっくりと腰だめ姿勢で歩きながら進む。

 そして少し歩くと森の奥に大きなヘラジカがいるのに気がつく。

 

ポー「ムースだ」

 

 ポーはライフルを構えてヘラジカの頭部を狙う。

 そして息を止めて撃つ。

 弾はヘラジカの頭部を貫き倒れる。

 

ポー「ヒュー、やったぜ。」

 

 ポーはすぐにライフルを肩にかけて駆け寄り確認する。

 そして見下ろして呟く。

 

ポー「しかしデカイな…サンタのプレゼントとはいえ」

 

 ヘラジカのサイズはゆうに2、3メートルはあった。

 ポーはヘラジカの血抜きをしていると耳に微かな獣の唸り声と足音が聞こえた。

 咄嗟にポーはライフルを構えて周囲を確認する。

 すると森の奥から十数匹はいるであろう狼の群れが出て来た。

 どうやらいつのまにか狼の群れの縄張りに入っていたようだった。

 

ポー「ファック!狼の群れとはな」

 

 ポーは悪態をついてライフルを構える。

 そして最初に一番近くにいた狼に発砲、狼は即死する。

 そして素早くボルトを動かし装填すると別の狼を撃ちさらに再装填して別の狼を撃つ。

 それを繰り返し4匹を倒すとリロードしようとするがその隙に狼が襲いかかる。

 

ポー「ファッキンシット!喰らえマザーファッカー!」

 

 咄嗟にポーは懐からレジスタードマグナムを取り出し襲って来た狼を殺す。

 さらに6頭の狼をマグナムの弾を使い倒す。

 10匹倒したところで狼の群れは去っていった。

 

ポー「さてと、どうしようかねこの狼」

 

 ポーはこの殺した狼たちの処理をどうすればいいのか頭を抱えていた。

 すると

 

クルピンスキー「大丈夫かい?すごい銃声だったけど?」

 

 別の場所で作業していたクルピンスキーが聞こえて来た銃声の感覚から何かが起きたと思いポーの元の駆け寄って来た。

 それを見てポーは喜ぶ。

 

ポー「よかった。これ全部トラックまで運んでくれ。」

 

クルピンスキー「これ全部?

        1、2、3、 4、5…多分10匹ぐらいいるけど」

 

 ポーの頼みクルピンスキーは困惑する。

 なにせ10匹もの狼と巨大なヘラジカを運ぶのだ。

 

ポー「全部運ぶんだよ。少なくとも毛皮ぐらいにはできるぞ。

   それにムースは俺が運ぶからさ。」

 

 ポーが使い魔の耳を出して運び始めた。

 

 ポーの指示でクルピンスキーはこの狼とヘラジカをトラックまで運びまたモミの木を探し始めた。

 

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 その頃基地の格納庫では

 

バーティ「これでどうだ?」

 

マントイフェル「星条旗よ永遠なれ、アメリカン・パトロール、旧友、遥かなるティペラリー、エーリカ、カドリーユの主題による速歩行進曲、トルコ行進曲、ブランデンブルク協奏曲第6番第3楽章、ベートーヴェン交響曲第5番第1楽章、威風堂々、ボロディン作曲オペラ『イゴーリ公』より韃靼人の踊り、ロッシーニ作曲オペラ『ウィリアム・テル』より序曲、プッチーニ作曲オペラトゥーランドットより『誰も寝てはならぬ』などなど。

        いいじゃないか。

        早速曲合わせといこう」

 

 バーティとマントイフェルがピアノとヴァイオリンを引っ張り出して練習していた。

 そしてその反対側では

 サーシャたちが木彫りの人形を作っていた。

 

サーシャ「サトゥルヌス祭のこと、ひかりさんには教えてないの?」

 

 サーシャが二パに聞いた。

 

二パ「うん。ひかりをびっくりさせたいんだ」

 

サーシャ「わかったわ」

 

 するとサーシャが菅野が作っていた人形が完成したことに気が付く。

 

サーシャ「あ、管野さんできた?」

 

菅野「へへん。我ながら傑作」

 

 完成した人形を持って二パとサーシャに見せる。

 

二パ「へー、管野うまいじゃん」

 

サーシャ「可愛い猫ね」

 

菅野「犬だ」

 

 完成した人形を見て猫だというが犬らしい。

 

ひかり「おはようございまーす!」

 

二パ「ひかりだ、まずいよ」

 

菅野「隠せ隠せ!」

 

 すると突然ひかりがやってきた。

 それに慌てて二パたちは人形や木を隠す。

 

サーシャ「そんな急に…管野さん!そこに正座!」

 

菅野「はい!」

 

サーシャ「物資が厳しいのに、毎回ユニットを壊して…」

 

 サーシャはいつものように菅野に正座させて誤魔化そうとする。

 

二パ「ひかり!寝てなきゃダメじゃないか」

 

ひかり「大丈夫です。熱も下がったし…」

 

 二パはひかりの下に行き注意する。

 ひかりは熱が下がったというが二パがひかりのおでこに手を当てて測る。

 

二パ「まだ少し熱が残ってるって。ほら、部屋に戻って」

 

ひかり「でも、ポーさんから借りた本全部読んじゃいましたし返そうと思ってポーさん探してるんですけど知りませんか?」

 

 そもそもひかりが出てきたのはポーから借りた本を返すためだったがポーはハンティングとモミの木探しで基地からトラックで郊外の森に行っていた。

 なので基地内をいくら探してもいないのだ。

 する突然格納庫の入り口からトラックの音が聞こえてきた。

 

ポー「おーい!バックするぞ!気をつけろ!」

 

クルピンスキー「オーライ!オーライ!はい!そこでいいよ!」

 

 するとモミの木とヘラジカと10匹の狼を積んだトラックがバックで入ってきた。

 

ポー「んじゃあ降ろすぞ。」

 

クルピンスキー「はーい。

        あ、見て見てひかりちゃん!」

 

 トラックを誘導していたクルピンスキーがひかりに気が付き声をかけた。

 

二パ「わあ!中尉だめー!」

 

クルピンスキー「ひかりちゃんの為のツリーだよ」

 

菅野「あちゃー」

 

二パ「中尉のバカ…」

 

 二パが止めようとするがクルピンスキーがばらしてしまう。

 

ひかり「私の…ための…ツリー…?」

 

二パ「わぁあ、ほら、やっぱり寝てないと」

 

 だがひかりはその言葉を聞いた後突然ふらつき二パが体を支えた。

 ひかりは二パに連れられて部屋に戻った。

 

---------

 

リョーニャ「ベットから絶対に出るなとは言わんが気をつけろ。

      悪化したらどうしようもないぞ」

 

ひかり「すいません…」

 

 部屋に運ばれたひかりは医者のリョーニャから小言を言われていた。

 それにひかりは謝るしかできなかった。

 

リョーニャ「今日はお前のために二パたちがサトゥルヌスとかいう祭りをやるんだぞ。

      ベットから出れなかったら意味がないだろ。

      俺は検疫があるから失礼するよ。あ、本なら別に好きなだけ借りていいぞ」

 

 リョーニャがひかりにサトゥルヌスの話をすると検疫のため出て行った。

 多くの軍隊では輜重部隊には検疫担当の医官がいた。

 これはもちろん入手した食料が安全かを確認するのが仕事だった。

 前線ではその食材が100%安全とは限らないのだ。食中毒の可能性や毒の混入、汚染が考えられる。

 そしてそんなことのせいで貴重な兵士を失うわけにはいかないからこそ彼らが入手した食材を検疫、問題ないかを確認していた。

 

ひかり「私のためにお祭りですか?」

 

二パ「うん。今中尉がロスマンさんと一緒においしいキノコを採りに行ってるから楽しみにしてて」

 

 二パがサトゥルヌスの説明をする。

 

ひかり「私、サトゥルヌス祭ってよくわからないんですけど…」

 

二パ「欧州各地の冬至の伝承や風習が集まって祭りになったって言われてるんだ」

 

 二パが詳しい祭りの内容を説明する。

 扶桑というヨーロッパとは文化がまるっきり違う地域出身のひかりにはサトゥルヌスはよくわからなかった。

 

ひかり「でも、どうして私のためにわざわざそのお祭りを?」

 

二パ「実は私が502に入ったのは1年とちょっと前なんだ。

   スオムスでは同い年くらいの気の合う仲間と戦ってたから502に配属されたばっかりの頃は緊張して全然馴染めなくてさ」

 

ひかり「ニパさんにそんな頃があったなんて…」

 

 ひかりは二パの意外な過去に驚く。

 

二パ「でもちょうど1年前に基地でサトゥルヌス祭があったんだ…

   スオムスでもいつも仲間と一緒にサトゥルヌス祭で明かりを焚いていたんだ。

   だからここも同じだと思ったら元気が出てさ。

   あれ以来私は502に馴染めるようになった気がするんだ」

 

ひかり「お祭り…私も大好きです」

 

二パ「祭りって人と人との心を繋ぐ不思議な力があると思うんだ。

   だからひかりにもサトゥルヌス祭を楽しんでもらいたくて」

 

ひかり「ありがとうございます…ニパさんって優しいんですね」

 

二パ「え、いや、そろそろキノコ届いてるかな!

   ちょっと見てくるね!」

 

 二パは照れ隠しで部屋を出て行った。

 

---------

 

リョーニャ「さてと、これはこうだな。」

 

 下ではリョーニャと下原とパットが部屋の窓を開けてキノコを暖炉にくべていた。

 

クルピンスキー「えー!せっかく取ってきたキノコをなんてことするのさ!」

 

 それに取ってきたクルピンスキーが抗議する。

 だがリョーニャがすぐに反論する。

 

リョーニャ「こいつはワライタケっていう毒キノコだ。

      こんなもの食わせる気か?」

 

パット「一応法的には過失致傷未遂か食品衛生法違反になるぞ」

 

 リョーニャが火にくべてクルピンスキーが取ってきたキノコはワライタケという毒キノコだった。

 それを図鑑で確認したリョーニャは料理をする前に全部燃やしていた。

 

リョーニャ「全く最初に確認してなかったら大変なことになってたぞ。

      確かこの基地活性炭の備蓄がほとんどないんだ。

      もし食ってたら全員分の処置なんてできないぞ」

 

 この基地にはワライタケの毒のシロビシンに対する処置用の活性炭はほとんど備蓄されていなかったためもし摂取していたら全員に胃洗浄をしなけらばならなかった。

 

二パ「リョーニャさん、どうですか?」

 

リョーニャ「見ての通りだ。このバカが毒キノコ持ってきた」

 

下原「ええ。もしリョーニャさんがいなかったらどうなってたことか」

 

 すると後ろから二パがやってきて下原とリョーニャが説明する。

 

二パ「毒キノコ!」

 

下原「大丈夫です。全部燃やしましたから。」

 

リョーニャ「それに窓を開けて換気もしてるから燃えた成分で中毒にはならないだろ」

 

二パ「ならよかった~」

 

 二パは毒キノコだと聞いて驚くが全部処理したとリョーニャが話して安心する。

 すると突然基地内にサイレンと監視部隊の無線が響いた。

 

監視兵『中型ネウロイ一機、基地に接近中!』

 

リョーニャ「お休みをくれるわけではなさそうだな。」

 

二パ「こんな時にネウロイだなんて!」

 

 それを聞いた二パは走って格納庫に行く。

 格納庫では先にマントイフェルとバーティ、ポーが出撃していた。

 

二パ「菅野!サーシャさん!」

 

サーシャ「二パさん、菅野さん、出撃します」

 

 二パが到着したのを確認するとサーシャと菅野たちも二パと共に出撃しようとする。

 だがその直後、ネウロイの攻撃を受け格納庫の入り口にあったトラックとツリーが炎上、特にトラックにはガソリンが入れっぱなしだったためツリーごと激しく燃え上がっていた。

 

ひかり「あっ!ツリーが!!」

 

二パ「くそっ!よくもー!!」

 

 それを見て二パは怒り炎を突っ切って出撃した。

 サーシャと菅野は続こうとするが直後トラックのガソリンが爆発して出れるような状況ではなかった。

 そして先行していたポーとバーティ、マントイフェルは上空でネウロイを上から攻撃していた。

 

バーティ「クリスマスぐらい休ませろ!」

 

ポー「ああ!全くだ!今日だけは給料を5倍にしてくれないとやってられねえ!」

 

 バーティもポーもせっかくのクリスマスを台無しにされて怒っていた。

 だが次の瞬間、ネウロイが消えた。

 

ポー「ファック!消えた!」

 

バーティ「違う!カモフラージュだ。」

 

 バーティはすぐにそれがカモフラージュだと判断した。

 

マントイフェル「二パ!どこにいるか分かるか?」

 

二パ『え?11時の方向にいるよ!』

 

マントイフェル「そばにいるのか!?」

 

 マントイフェルは上昇中の二パに情報を求めその情報からそばにいることを知り驚く。

 すぐにその方向を探すが全く見つからない。

 すると下の方から銃声がする。

 

ポー「まさか…上側だけカモフラージュしてるのか?」

 

 すぐにポーは降下して下側から回り込む。

 するとネウロイを見つけた。

 

ポー「やっぱりな。上側だけカモフラージュしてる。

   下から叩くぞ」

 

 上にいるバーティとマントイフェルに連絡し下側から銃撃する。

 するとネウロイはカモフラージュを解く。

 その瞬間、続いてバーティの破壊的な威力を誇るイスパノ20ミリとマントイフェルのS18が銃撃し半壊させコアが露出する。

 

マントイフェル「よし、貰ったぞ!」

 

 そして素晴らしい腕を誇るマントイフェルはそのコアを狙うと一撃で仕留めた。

 

「あーあ、とられちゃったじゃないかー」

 

ポー「なんか言ったか?」

 

二パ「何にも言ってないよ?」

 

 すると突然無線にフィンランド訛りの英語が響く。

 それにポーは隣にいた二パに聞くが二パは話してなどいなかった。

 

マントイフェル「じゃあ誰が?」

 

バーティ「さあ?」

 

ポー「どっかに…ヒュー、おい、バーティ、後ろに美女のサンタクロースがいるぜ」

 

 すぐに周りを見回しポーがバーティたちの斜め後ろに赤い服を着た二人のウィッチを発見する。

 

マントイフェル「後ろ…おお、これは失礼したミス」

 

バーティ「レディー気づかなかったご無礼をお許しくださいませ」

 

二パ「イッル!サーニャさん!」

 

 振り返ったマントイフェルとバーティはすぐに帽子を取って気が付かなかった無礼を謝す。

 そして二パはそのウィッチの名前を呼ぶ。

 

エイラ「よー、ニパ」

 

サーニャ「お久しぶりね、ニパさん」

 

 それはサーニャとエイラだった。

 

ポー「やあかわいこちゃん、俺はポール・アンティリーズ大尉だ。

   サーニャとイッルっていうのかい?

   ペテルブルクは初めてかい?初めてなら俺が案内…ゲフ!」

 

エイラ「サーニャをそんな目で見るなー!」

 

 早速ポーは二人を口説こうとするがエイラがポーの腹を殴る。

 

ポー「なんだよこいつ…初対面で人の腹殴るとか…

   最悪のクリスマスだ…」

 

 一人ポーは腹を抱えて空中で動けなかった。




真面目な軍隊なら正規ルート以外で入手した食料は最初に検疫するよね?
ヨーロッパって日本以上に食材の汚染ヤバいから。
エキノコックスとか狂犬病とか色々あるから…ロシアなんて狂犬病まだ根絶してないし(そもそも根絶してる国の方が稀)

ワライタケって食ったら笑うんじゃなくて幻覚作用があるんですよね。
しかもその主成分たるシロビシンは幻覚剤の代表選手であるLSD共々違法薬物として世界的に規制されてる。
ただ見つかったのは戦後らしい。

ワライタケの下りはカットしたけどトラック炎上で出撃できない…

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