WWⅡウィッチーズ   作:ロンメルマムート

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題名は空飛ぶモンティパイソン第2シリーズ第一話「内務大臣を迎えて(別題:ディンズデール)」からです(2回目)
孝美お姉ちゃんには呂蒙の言葉を聞かせてあげたい。


第30話:連合軍北方軍総司令官を迎えて(別題:フレイア)

ひかり「あの、ポーさん。

    角が135°の直角三角形の三角関数ってなんで虚数なんですか?」

 

ポー「ああ、そういうのは関数で考えたらいいんだよ。

   原点を角と考えたら135°のx座標はマイナスだろ?

   場合によってはy座標もマイナスだけど基本的にはこういう感じで考えるんだ」

 

 45年2月の後半、マントイフェルは一か月もの入院生活を終え502に戻った。

 そして戻った先で見たのは勤勉にも勉強に励んでいるひかりの姿だった。

 この日はポーから三角関数を学んでいた。

 暇さえあれば色々聞いてきたり本を読んだり勉強したりとそれまでとは大きく違う変わりようにマントイフェルは驚いていた。

 

マントイフェル「なあバーティ、退院したらいつの間にか雁淵が勉強教えてくれとか言ってきたんだが、俺がいない間に何があった?」

 

バーティ「ん?雁淵に勉強するよう勧め続けて口説き落とした。

     で、今じゃ毎日こんな感じだよ。

     教師やってた頃からの経験だけど雁淵みたいな体力とスタミナのあるスポーツ好きとかは結構勉強に対する集中力とか持続力ってのが高いから向いてるぞ」

 

 マントイフェルはバーティに事情を聞いて納得した。

 またバーティは経験から雁淵のようなタイプは勉強への適性が高いことも知っていたためかなり積極的に教えていた。

 

マントイフェル「ふーん、で雁淵は今まで何習ったんだ?」

 

ひかり「マントイフェルさん、えーと、バーティさんから大まかな歴史の流れは。

    今は古代史を中心にやってますね」

 

マントイフェル「古代史って言うとローマとかギリシャか?」

 

ひかり「どちらかというと中国って地域の話が多いです。」

 

バーティ「だって扶桑って東アジアだろ?あの地域だったら中国の文化が強いから」

 

 マントイフェルはどこまで習ったかひかりに聞いて確認する。

 それを聞いてマントイフェルは試しに彼も知っている古代中国の問題をいくつか出してみた。

 

マントイフェル「そうだな。じゃあいくつか問題出してみるか、中国を最初に統一した皇帝は?」

 

ひかり「始皇帝ですよね」

 

マントイフェル「正解。じゃあ中国の軍事書武経七書の中で最も著名な本として知られる孫武が著したと言われる軍事書は?」

 

ひかり「孫子です」

 

 ひかりはマントイフェルの出す比較的初歩的な古代中国の問題に答える。

 ここでマントイフェルは少し変わった問題を出してみた。

 

マントイフェル「正解、じゃあそれとよく比較される戦争論の作者は?」

 

ひかり「えっと、ク、クラウ、クラウン!」

 

マントイフェル「不正解、クラウゼヴィッツだ。」

 

 マントイフェルは孫子とよく比較される軍事書である戦争論の作者の問題を出しひかりはそれを間違えた。

 戦争論はプロイセンの軍人カール・フォン・クラウゼウィッツが書いた現代でも軍事書の中でも傑作と言われるものである。

 この本はそれ以前の軍事書と違い戦争そのものの分析から始まっているという点で画期的であった。

 その内容は書かれてから100年以上経った現代でも色褪せることはなく今でも士官教育や軍事研究における教科書、基礎の基礎としての役割を果たしている。

 そしてこの戦争論と比較されるのが中国の孫子だった。

 孫子は中国の軍事書の中でも最初期のものであったが内容は2000年以上経った現代でも高級将校の必読書として扱われるほどの内容だった。

 マントイフェルはこの二冊を将校としての教養として読んでいた。

 

マントイフェル「雁淵、戦争論読んだか?」

 

ひかり「いえ、まだ第1編の半分ぐらいしか読んでないです…」

 

マントイフェル「まあそんなもんだろう。

        それだけ難しいがその分価値もあるからな。

        軍人としての基本的な教養として身につけておくべきだよ。

        あと、勉強するのはいいがほどほどにしろよ。」

 

 マントイフェルはそういうと自分の部屋に戻っていった。

 

---------

 

ヘプナー「閣下、ありがとうございます。

     ええ、何とか60時間延期させました。

     二日と半日だけですが何とかさせます、では。

     トレスコウ君、状況は?」

 

 翌日、ヘプナーは電話でヘルシンキのヴァトゥーチンに状況を報告していた。

 ペテルブルクではヘルシンキから突然マンシュタインが来ると連絡が来て探ったところフレイア作戦が一週間後に行われるという情報を二日前に入手、トレスコウとヴァトゥーチン、さらに彼らがもっている北欧方面と左翼系政治勢力のチャンネルを使い何とか作戦を60時間延期させその間に急いでザリャー・ヴォストーカ作戦の兵力と砲兵陣地構築作業を行わせ、さらにはスオムスとペテルブルク周辺の船舶以外の鉄道と自動車、輸送機を全て転用してコラ半島に輸送を行わせていた。

 そのためスオムス方面の鉄道はすべて止められ機関車も客車も貨車も全てこの輸送に転用され、ある事情のためペテルブルクに向かっていたエイラとサーニャは途中のラハティで足止めを食らっていらほどだった。

 

トレスコウ「は、陣地構築進捗率68%、弾薬輸送79%、兵力89%です。

      各指揮官に対して作戦書類の輸送及び打ち合わせは完了済み」

 

ヘプナー「502は?」

 

トレスコウ「502は我々の指揮権が及びませんしマンシュタインの持ち駒です。

      下手に動けば作戦自体が露見します」

 

ヘプナー「分かった」

 

 するとエンジン音が鳴り響き二人は窓から外を見る、そこには彼らにとっては最も会いたくない人物であるマンシュタイン専用のJu-52が502の上空をフライパスするのが見えた。

 

ヘプナー「マンシュタインのユーママだ」

 

トレスコウ「502に用があるんでしょう。

      それにしてもまだあんな旧式機を使ってるんですね」

 

ヘプナー「ああ、あんなのよりまだリスノフが使えるぞ」

 

 二人はそれを見て旧式であるJu-52の愚痴を吐いていた。

 二人が普段使っている輸送機はレンドリースされたC-47かオラーシャ製のリスノフLi-2だった。

 

---------

 

 その数十分後、マンシュタインは502にいた。

 

ラル「マンシュタイン元帥に敬礼」

 

 マンシュタインに502のウィッチたちは敬礼する。

 マンシュタインというかの「ドイツ軍最高の頭脳」であり「我らの最も恐るべき敵」と称された名将が目の前にいることにバーティやパット、ポーは内心驚いていたがマントイフェルは知っているだけでなく元ドイツ帝国軍の将軍だった養父は第一次大戦中マンシュタインの上官だったので付き合いがあった。

 

マンシュタイン「うむ、座ってくれたまえ。」

 

 マンシュタインは着席を促すとラルに話しかけた。

 

マンシュタイン「突然すまないな、ラル少佐」

 

ラル「いえ。それで、今日はどういった用向きで?」

 

マンシュタイン「一部の者には内々に伝えていたがペテルブルグ軍集団によるグリゴーリ攻略のフレイア作戦についてだ」

 

ロスマン「ついに…」

 

 ラルが要件を聞くとフレイア作戦についてだと答えロスマンが反応する。

 するとひかりがニパにフレイアとは何か聞いた。

 

ひかり「フレイアって何ですか?」

 

バーティ「北欧神話の神の一つだ。

     豊穣の女神だよ。」

 

ひかり「北欧神話、今度本貸してください」

 

 それにバーティが北欧神話の豊穣の女神だと答えひかりは北欧神話に興味を持つ。

 マンシュタインは二人の会話を横目に説明を続ける。

 

マンシュタイン「補給路が回復し士気が大幅に向上したことでフレイアー作戦の発動が正式に決定した。

        そこで、君たち502部隊にも当作戦への参加を要請する」

 

ラル「いよいよか」

 

サーシャ「その作戦ですが501ストライクウィッチーズがガリアを開放した例に準ずるのでしょうか?

     だとすればリスクが大きすぎると思われますが…」

 

 するとサーシャが作戦について意見する。

 501のウォーロックはある意味偶発的事故である上に技術的には未熟すぎた。

 

マンシュタイン「ウィッチは耳も早いな。

        安心したまえネウロイのテクノロジーは我らの手に余る」

 

ラル「では?」

 

 マンシュタインはサーシャの懸念を否定し作戦を説明する。

 

マンシュタイン「作戦そのものはシンプルだ。

        現在ムルマンに集結中のペテルブルグ軍の戦力でグリゴーリを叩く。

        そうすることにより…」

 

パット「ネウロイの生産能力を破壊する。」

 

マンシュタイン「そうだ。そして無防備になったグリゴーリ内部に侵入し本体のコアを超大型列車砲で撃ち抜く」

 

 するとマントイフェルが疑問を持ち質問する。

 

マントイフェル「マンシュタイン元帥閣下、一つよろしいですかな?」

 

マンシュタイン「君は?」

 

マントイフェル「は、ヴァルター・ハインリヒ・フリードリヒ・ゲルト・フォン・ツェレウスキー・グラーフ・フォン・マントイフェル予備役中尉です」

 

マンシュタイン「うむ、フォン・マントイフェル中尉、何かね?」

 

マントイフェル「小官は騎兵科出身であるため砲兵に関しては素人なのですが、当たるのですか?

        作戦に必要な精度の射撃を行うには最低でも10キロ以内に近づかなければならないと考えます」

 

 マントイフェルは一応ヴァイマル共和国軍時代の陸軍士官学校卒である。

 その上数年は陸軍の騎兵部隊で勤務していたので陸軍の知識は持っていてもちろんその中には砲兵に関するものもあった。

 その知識から射撃の精度に関して疑問を持ったのだ。

 

マンシュタイン「そうだ、この作戦で列車砲はネウロイの巣の10キロ手前まで接近する。

        そこで魔眼持ちのウィッチによる砲撃指示を行う」

 

マントイフェル「そうですか、次に、そのような特殊技能を持ったウィッチがいるのですか?

        騎兵科出身なので砲兵観測に関する知識は疎いですがそれでも特殊な技能が必要なこと自体は把握しています。

        この部隊にいる雁淵軍曹は魔眼持ちですが彼女は砲兵観測の技能を持っていません」

 

 当たり前だが砲兵観測というのは特殊技能である。

 観測用の設備というのは特殊で単なる観測用だけでも通常の光学装置を使用したもの、地震計のような振動を利用したもの、音を利用したものなどいくつか存在する。

 そしてそのすべてに高い数学・物理学の知識が必要であった。

 

マンシュタイン「君の意見だが、そろそろかな?」

 

 それにマンシュタインは時間を確認すると外を見る。

 すると突然窓の外をウィッチが通過した。

 

下原「何?今の…」

 

ジョゼ「ウィッチ…だよね?」

 

菅野「あれは…」

 

 それに下原とジョゼは驚くが菅野にはそれに見覚えがあった。

 そして何故かひかりは嬉しそうな顔をして突然走り出した。

 

二パ「ひかり?」

 

サーシャ「ひかりさん?」

 

パット「雁淵?」

 

 二パたちがひかりの方を向くとひかりは部屋から飛び出していった。

 

マンシュタイン「これで502も正しい形となるだろう。

        これまで現場の判断でよく頑張ってくれたな、ラル少佐」

 

ラル「恐縮です」

 

マンシュタイン「では、失礼する」

 

 マンシュタインがラルに話すと部屋から出て行った。

 

ラル「とんだタヌキジジイだ」

 

ロスマン「隊長の独断でひかりさんを502に引き留めた件は、お咎め無しのようですね」

 

ラル「代わりに、少しばかり面倒なことになりそうだがな」

 

 出て行ったマンシュタインにラルは吐き捨てる。

 マンシュタインはラルとある取引をしていた、それがこれだった。

 

---------

 

ひかり「間違いない!あれは…あれは…お姉ちゃん!」

 

 ひかりが喜んでいた理由、それはそれが姉の孝美だったからだ。

 ひかりは孝美に並んで滑走路を走って呼びかけていた。

 そして孝美が滑走路の先に着陸するとひかりもそこに向かい姉を呼ぶ。

 

ひかり「お姉ちゃん」

 

孝美「ひかり」

 

ひかり「お、お姉ちゃん…?」

 

孝美「どうしてあなたがここに居るの?」

 

ひかり「えっ?」

 

 だが帰ってきたのは冷たい言葉だった。

 

孝美「あなたの本来の任地はカウハバ基地だったはずよ。それが何故ここに居るの?」

 

ひかり「そ、それは…」

 

 キツイ口調でなぜここにいるか聞く。

 もとはと言えば彼女自身が負傷してその代替としてラルが色々やって入れたという理由があった。

 だがひかりはそれを説明できない。

 

孝美「ひかり。ここはあなたが居ていい場所ではないわ」

 

ひかり「お姉ちゃん…

    で、でも!私、扶桑にいた時より強くなったんだよ!

    チドリだってちゃんと乗れるようになったんだよ!」

 

孝美「誰もそんなこと聞いてないわ」

 

 孝美はひかりの横を通り過ぎて基地に向かう。

 

孝美「すぐに荷物をまとめてカウハバに行きなさい。これは正式な辞令よ」

 

ひかり「そんな!」

 

 ひかりは振り返るが孝美は振り返ることなく基地に向かう。

 

ひかり「お姉ちゃん…」

 

 ふとひかりはバーティから教えられたある本の言葉を思い出した。

 

ひかり「士別れて三日なれば、即ち刮目して相対すべし。」

 

孝美「ひかり?」

 

 その言葉に孝美は振り返る。

 

ひかり「バーティさんから教えてもらったの、日々鍛錬しているものは三日もすれば見違えるほどになっているって意味の言葉だよ。

    呉下の阿蒙じゃないんだよ」

 

 ひかりはバーティから教えてもらったこの世界にない書物「三国志」から引用した言葉を孝美に言った。

 それに彼女は少し動揺するが無視する。

 

孝美「それがどうしたの?それがここにいていい理由にはならないわよ」

 

 そういうと基地に向かっていった。

 

---------

 

 格納庫についてユニットを固定すると孝美の周りに502のウィッチたちが集まった。

 

菅野「孝美!やっと来たな。待たせやがって、コノヤロウ」

 

 菅野は威勢よく孝美に話かける。

 その前と変わらない様子に孝美は微笑む。

 

孝美「相変わらずのようね、管野さん」

 

菅野「ふん、そうそう変わるかよ。

   けどお前の妹はなかなかやるようになったと思うぜ」

 

 菅野からひかりの話題が出ると表情を暗くする。

 

菅野「孝美?」

 

孝美「いえ、なんでもないわ…」

 

 菅野の心配に何でもないというと孝美はラルに話しかける。

 

孝美「本日をもって502統合戦闘航空団に着任しました、雁淵孝美中尉です。

   リバウ以来ですね、ラル隊長」

 

ラル「ああ。久しぶりだな、孝美」

 

ジョゼ「本当に復帰できたんだ…」

 

下原「良かったね、ジョゼ」

 

 ジョゼと下原は孝美が無事復帰できたことに喜んでいた。

 するとポーが孝美の前にやってきて口説き始めた。

 

ポー「やあ雁淵のお姉さん、俺はポー、ポール・アンティリーズだ。

   ポーって呼んでくれ。

   君は美しい、君の美しさに比べたらこの歴史あるヨーロッパ一の都市さえ霞んで見えるよ」

 

孝美「ど、どうも…」

 

 それに孝美は引くがポーの後ろではサーシャがご立腹であった。

 

サーシャ「はぁ…ポーさん?彼女の前でナンパとはいい御身分ですね?」

 

ポー「ひっ!サーシャ、その、美女はナンパしないと損だろ?」

 

サーシャ「だからって彼女の前でするのはねぇ?」

 

 サーシャから出す嫉妬の黒いオーラにポーは固まり動けなくなった。

 そしてサーシャはポーをどこかに連れて行った。

 

リョーニャ「あいつは一体いつになったら成長するんだ?」

 

パット「知るかよ、自業自得だ」

 

バーティ「えーまあポーは女好きでな、初めて会った時もさっきみたいに口説こうとしてたよ。

     おっと、自己紹介が遅れましたなレディ、私はアルバート・クロンカイト、中尉です。

     以後お見知りおきを、ミス孝美」

 

 それを無視して続いてバーティが帽子を取り孝美の右手の甲にキスして挨拶する。

 

孝美「アルバート…もしかして…」

 

 孝美はバーティの名前を聞いてひかりが言ったバーティだと気が付いた。

 

バーティ「ん?もしかしてひかりから何か話していましたか?

     君の妹さんは優秀ですよ、戦前こう見えても教師でして、彼女ぐらい優秀な生徒は数人ぐらいしか見てませんよ。

     それも全員その後オックスブリッジに行ったような優秀なものばかりでしたよ」

 

孝美「そう…」

 

 バーティはひかりを褒めるが孝美はなぜか表情を暗くする。

 それにバーティが気が付き声をかける。

 

バーティ「ところでレディ、何かお気に障るようなことでも言いましたでしょうか?」

 

孝美「いえ、何でもないわ」

 

 孝美はバーティに対して何でもないという。

 すると今度はマントイフェルが同じように帽子を取り右手を取って挨拶する。

 

マントイフェル「レディ孝美、自分はヴァルター・ハインリヒ・フリードリヒ・ゲルト・フォン・マントイフェル・グラーフ・フォン・マントイフェル中尉です。

        よろしく、ミス孝美」

 

孝美「ええ、よろしく」

 

 孝美はマントイフェルに挨拶する。

 続いてリョーニャが自己紹介する。

 

リョーニャ「同志孝美、レオニード・イリイチ・クトゥーゾフ上級大尉、リョーニャと呼んでください」

      ところで怪我の方は大丈夫なのかね?」

 

孝美「ええ、大丈夫よ」

 

 リョーニャは回復したばかりだという怪我の心配をする。

 

リョーニャ「そうか、一応専門は内科とは言え軍医なので何かあればお声かけを」

 

孝美「ええ、そうさせてもらうわ。」

 

 リョーニャの自己紹介が終わると最後にパットが自己紹介する。

 

パット「パトリック・ジャン=クロード・ジャベール大尉だ。

    君のことは色々聞いてる、とても優秀な軍人だそうだが?」

 

孝美「ありがとう」

 

 パットは孝美のことを褒めた。

 ふと菅野はひかりがいないことに気が付く。

 

菅野「あ…そういやひかりの奴は?」

 

 気が付いた菅野は二パを連れたひかりを探し始めた。

 そして滑走路の先で佇んでるひかりを見つけた。

 

二パ「居た居た、ひかり~」

 

 二パが声をかけて駆け寄る。

 

二パ「どうしたのさ?こんなところで」

 

菅野「待ちに待ってた孝美が復帰したってのによ」

 

 だが二人に振り返らない。

 様子がおかしいことに気が付いた菅野はひかりの正面に回って顔を見る。

 

菅野「ひかり?あっ…」

 

 その表情は孝美がひかりの話を聞いた時のように暗かった。




ストパンってなんでユーママしか輸送機出てこないんですかね?
C-47大好きなのに

地味にエイラーニャはペテルブルクにすら行けません(列車全部転用されちゃったからね)
というかフレイア作戦時ひかりは基地で置いてけぼり?
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