このSS最大の特徴「ネウロイ無視して人間同士で平気でドンパチする上に手段を選ばない」
なぜか一人射殺されます。
砲兵指揮官「目標、グリッドエックスレイ219、タンゴ518」
砲兵「照準完了、装薬装填!弾種榴弾!
信管調停着発3秒前に曵火砲撃!」
砲兵指揮官「よし撃て!」
作戦が始まるとヴァトゥーチンが用意した140門/キロで布陣した合計6000門もの各種火砲が火を噴きネウロイを攻撃し始めた。
ヴァトゥーチン自身は作戦そのものは反対だが初期段階の戦力をすり潰すという点に関しては賛成でありそのため集められた火砲は初期段階の作戦に投入されていた。
この破壊的かつ破滅的な鉄の暴風はネウロイに浴びせられネウロイは現れた瞬間地面ごと耕されていた。
さらにそこにオラーシャ空軍のシュットゥルモヴィークが襲い掛かりクラスター爆弾と機関砲とロケット弾で耕されこの攻撃を逃れられたネウロイは極僅かだった。
そしてシュットゥルモヴィークと砲撃から逃れた僅かなネウロイは陣地に向かうが陣地にたどり着く前に対戦車砲と戦車砲の餌食となりたどり着けたものは片手で数えられるほどだった。
そして陣地にたどり着いた数匹のネウロイはあっという間に歩兵たちのパンツァーファウストとパンツァーシュレック、地雷、火炎瓶、バズーカ、対戦車ライフルの集中砲火を浴びて破壊された。
陸上では明らかに砲兵部隊の活躍により圧倒していた。
空中では戦闘機がネウロイを襲い次々と撃墜していたが損害も出ていた。
砲兵の活躍により現れた瞬間この世から蒸発している陸戦とは全く違っていた。
そのため空戦での不利から地上部隊への損害、特にマンシュタインの手持ち部隊に損害が出ていた。
ヴァトゥーチンが用意した部隊はソ連軍、そしてオラーシャ軍のお家芸である徹底した隠蔽と偽装によりネウロイが真上に来ても気が付かないほど隠されていたがマンシュタインの部隊は凍土の上にそのまま大砲を据え付けただけですぐに見つかりなすすべもなく叩き潰されていた。
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そしてこの鉄の暴風をの後ろでは2門の超巨大列車砲が猛スピードでレールの上を疾走していた。
サーシャ「敵の攻撃範囲に到達」
ラル「来るぞ!列車砲が射程内に到達するまで何としても守り抜け!」
作戦が開始され列車砲はレールの上を進み射撃ポイントに急ぐ、だがそこにネウロイが襲い掛かった。
ウィッチたちは散開し襲い掛かったネウロイを迎撃する。
ジョゼ「うっ!」
二パ「何だよこのビームの数!」
ポー「ファック!ふざけるな!ジャップでももうちょっとマシだぞ!」
ネウロイは列車砲に攻撃を集中、それを二パとジョゼとポーが守るがその多さにポーが愚痴る。
ロスマン「敵も本気って事ね」
バーティ「ならこちらも本気で行きましょうかレディ?
まずはワルツからだ」
その攻撃をロスマンが分析してバーティがジョークを交えて返す。
ロスマンはロケット弾を撃ち込みバーティが横から銃撃する。
マントイフェル「トゥルト!」
クルピンスキー「任せて!」
別のところではマントイフェルがネウロイを狙撃していたが数匹通してしまう。
だがすぐにクルピンスキーがそれを処理してマントイフェルの後ろに着く。
マントイフェル「背中はまかせた」
クルピンスキー「ヴァルトの背中を守れるのは僕だけだからね」
マントイフェルにクルピンスキーが返事して二人で周りのネウロイを攻撃する。
二人は回りながら息の合った攻撃を行い次から次へと撃破していった。
ラル「5秒で1体がノルマだぞ!」
パット「タバコを吸う暇さえないな」
リョーニャ「Урааааааа!!」
ラルは大群を銃撃しながらノルマを言う。
その横でパットは火のついてないタバコを噛みながら愚痴る。
リョーニャは叫びながら突撃し撃墜していった。
菅野「うおりゃああああ!!」
菅野は雄たけびを上げながら周りのネウロイを排除すると孝美の後ろについてクルピンスキーとマントイフェルのように次々と撃破していった。
ジョゼ「あの二人凄い!」
二パ「息ぴったり!」
その光景にジョゼと二パは感嘆の声を漏らす。
マントイフェル「あの二人凄いな」
クルピンスキー「ヴァルト、よそ見しないでよ。
妬いちゃうじゃないか」
マントイフェル「ごめん」
マントイフェルも褒めるが後ろにいるクルピンスキーが嫉妬する。
その声にマントイフェルはまた戦闘に集中する。
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司令部では次々と報告が入っていた。
通信兵「第1航空隊壊滅!第8高射砲大隊壊滅!
連隊損耗率30%!ネウロイの毎分出現数半数に減少」
マンネルヘイム「攻撃を緩めるな!
撃って撃って撃ちまくれ!
出し惜しみは無しだ!」
マンシュタインの横でスオムス軍のマンネルヘイム元帥が大声を出す。
そしてマンネルヘイムの反対側ではヴァトゥーチンがヘプナーとトレスコウと共に無線機に齧りついていた。
ニコライ「チャタイ、今どうなってる?」
チャタイ『現在予定弾薬使用率9%で予定よりも少ないです。
全体損耗率は2%、机上演習時よりも少ないですね。
ネウロイも予定より早く生産能力が減衰しているようでかなり減って来てます。
ただ空軍が頼りないので損害が出てます』
ヴァトゥーチンは無線の相手であるチャタイ中将に報告を求め詳細な報告をする。
この時点では作戦前に行われた机上演習よりも使用弾薬量も損害も少なく想定よりもネウロイの生産能力が低かった。
ニコライ「そうか、そろそろフレイア作戦の第2段階が来る、爆風弾の用意をしておけ」
チャタイ『了解しました。』
ヴァトゥーチンは司令部の状況から次の段階が近いことを最新の情報を得にくいチャタイに伝えた。
チャタイは報告を受けるとすぐに隷下の砲兵部隊に爆風弾の用意を指示した。
爆風弾は80センチ列車砲の超爆風弾の設計のベースとなった弾であり威力も小さいが大量に打ち込むことでネウロイの巣の雲を引き剥がすことができた。
彼らの作戦ではこれを使い引き剥がすことで丸裸にしてそこに大量の魔導徹甲弾を撃ち込んで撃破する手筈だった。
そしてヴァトゥーチンの予想通り作戦は次の段階へと移った。
通信兵「グスタフ、ドーラ、射程圏内到達まであと1分!」
マンシュタイン「超爆風弾発射用意!」
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マンシュタインの命令を受けた80センチ列車砲の一つ、グスタフは動き出し回転すると巣に照準する。
その結果ネウロイの攻撃が集中する。
だがその前に菅野と孝美が立ちふさがった。
菅野「こっちに来るんじゃねえ!」
孝美「邪魔しないで!」
二人のシールドとさらにその後ろにポーとジョゼ、二パがいることでグスタフへの攻撃は防がれた。
その間に砲兵たちは急いで射撃準備を整える。
通信兵「機関停止。標準誤差修正。装薬装填。安全装置全て解除。
発射準備完了。グスタフ、射程圏内に到達」
グスタフが弾薬を装填、照準が終わると海軍軍人で陸軍では使わないような大口径砲に詳しいポーが警告する。
ポー「来るぞ!気をつけろ!」
マンシュタイン『発射!!』
警告したのと同時にマンシュタインが発砲を命じる。
次の瞬間、物凄い音と衝撃と共にグスタフが発砲した。
二パ「うわあっ!?」
ジョゼ「すごい衝撃!」
ある程度予想していたポーと違い二パとジョゼは発砲時の衝撃をもろに食らっていた。
かの大和の46センチ砲の発砲時の衝撃波は甲板にいる人間を文字通り蒸発させるほどの威力である。
その二倍近い80センチ砲の衝撃波は少し離れたところにいた二人を襲い、さらにはネウロイを吹き飛ばして巣を貫通、ネウロイの周りの雲を吹き飛ばした。
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その報告は即座に司令部にもたらされた。
副官「超爆風機構発動成功。グリゴーリ周辺の雲が消滅しました」
マンネルヘイム「成功だ!」
マンシュタイン「ここまでは、です」
副官の報告にマンネルヘイムは喜びの声を上げるがマンシュタインはまだ作戦が途中だと理解していた。
そしてその報告を受けたのは彼らだけでなくチャタイもほぼ同時に入手、全火砲に魔導徹甲弾の準備を指示した。
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孝美「あれが敵の本体」
ポー「ヤマトクラスよりデカイんじゃないか?」
クルピンスキー「うわー、でっかー」
マントイフェル「空飛ぶ要塞だな」
爆風弾によって雲を吹き飛ばされ現れた敵の本丸に全員呆然とする。
パットだけは暇ができたのでその間にタバコに火をつけていた。
するとロスマンがロケット弾を撃ち込む。
ロケット弾は命中するが傷一つついていなかった。
ロスマン「通常の兵器では傷もつけられませんね」
バーティ「大砲がいるな」
それにバーティとロスマンが分析する。
すると無線からマンシュタインの指示が飛んできた。
マンシュタイン『雁淵中尉、コアの特定だ』
菅野「行くぞ孝美!」
孝美「了解!」
マンシュタインの指示が飛ぶとすぐに菅野と孝美が動き出した。
それに続いて他のウィッチも続く。
ラル「孝美をコア特定可能エリアまで護衛する」
「「了解」」
ラルの指示に他のウィッチも続いてグリゴーリに接近する。
接近すると巣の下の方から触手を出しそれで攻撃する。
その数と攻撃は凄まじいものであった。
ウィッチたちも触手を攻撃するが全くきりがなかった。
その間に孝美は魔眼を使ってコアを探す、ネウロイは孝美を攻撃しようとするがその前に菅野が立ちはだかり攻撃を防いだ。
菅野「見えたか、孝美!?」
孝美「ええ。目標重捕捉…目標補正…
最終捕捉…完全捕捉!グリッドH2541、T0429!」
孝美はコアを特定すると即座に司令部に伝えた。
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通信兵「グリゴーリのコアを特定!」
マンシュタイン「ドーラ、発射用意!」
連絡を受けたマンシュタインは即座に発射用意を命じる。
砲兵たちはカウントダウンを始める。
砲兵「ドーラ、術式完了。発射10秒前。9、8…」
だがネウロイはドーラに攻撃を集中、そして巨大なビームをドーラに向けて発射する。
ジョゼ「くっ…くぅ…」
二パ「くそっ…くそっ…」
ポー「サバノビッチ!」
二パ、ジョゼ、ポーは何とか耐えようとするがとうとう突き破ってドーラの砲身を直撃、ドーラは砲身が花弁のように裂けてしまった。
砲兵は即座にその連絡を司令部に伝える。
通信兵「ドーラ被弾!砲身が融解して発射できません!」
マンシュタイン「何っ!?」
マンネルヘイム「撃てないだと!?」
この想定外の事態に甘い見通しを持っていた二人は動揺する。
マンシュタイン「ならばグスタフで撃つ!予備弾を用意しろ!」
通信兵「グリゴーリがペテルブルク方面に移動を開始しました」
グリゴーリが移動を開始した連絡にマンシュタインとマンネルヘイムは驚く。
マンシュタイン「何だと!?」
マンネルヘイム「発射までどれくらいだ!?」
砲兵『術式の展開に20分必要です!』
マンネルヘイム「遅い!射程外に出られたら終わりだぞ!」
このような状況を想定していなかった二人は動揺するがヴァトゥーチンは冷静に無線機でチャタイに作戦を指示する。
ニコライ「ザリャー・ヴォストーカ作戦発動用意!
5分後に始めろ!」
チャタイ『は!5分後に始めるぞ!急げ!』
ニコライ「はん!これだから私の言ったとおりだ!
無能どもが!」
ヴァトゥーチンは無線でチャタイに指示を出すと大声を出してマンシュタインを非難する。
そして指を鳴らす。
すると指令室のドアが開いて青い兵科色のオラーシャ兵がなだれ込みマンシュタインに武器を向けた。
マンシュタイン「ヴァトゥーチン大将、なんですかこの兵士は?」
ニコライ「私の忠実なる部下、
マンネルヘイム「クーデターか!」
マンシュタインがヴァトゥーチンに聞きマンネルヘイムがクーデターだと声を荒げる。
それにマンシュタインにトカレフを向けているNKVD将校が答える。
NKVD将校「違う、正式な辞令だ。
フレイア作戦失敗時には即時にマンシュタイン元帥を北方軍総司令官から解任、ヴァトゥーチン大将を代行指揮官とする。
なお権限の譲渡は一切をヴァトゥーチン大将に一任するとある。
さあ、部外者は出ていけ!」
NKVD将校が説明し終わるとNKVDの兵士はマンシュタインを銃床で殴ったり蹴り飛ばしながらマンシュタインを司令部の外に出した。
マンシュタインが外に出るとNKVDの兵士は今度はマンシュタインの幕僚たちに銃を向け、このことを前線に伝えようとしていた通信兵を拳銃で射殺する。
NKVD将校「いいか!お前らの誰かが不審な動きをすればこうなる!
間違っても変なことを考えようとするなよ」
射殺した将校が拳銃を幕僚たちに向けながら脅す。
それに幕僚たちは従うほかなかった。
ニコライ「さてと、マンシュタイン元帥より事情があって指揮権を移譲したヴァトゥーチン大将だ。
現在どうなっている?」
パット『こちら502、現在魔導徹甲弾を回収してグリゴーリの真上に輸送中。
これでやります』
ニコライ「は?どういう意味だ?」
パット『そのままですが』
司令部を掌握し状況を聞くとパットが答えた。
だがその内容に彼は理解できなかった。
502も最後か…可愛いクルピン書けないの辛い…
可愛いクルピン書くだけの短編でも書こうかな…
NKVDカッコいいよNKVD…
完全スターリンの葬送狂想曲のNKVDがクッソカッコよかったからNKVDを登場させました。
こういう血も涙もなく捕まえたやつを碌な取り調べもせず殺すシーン好きです。
ヒトラー最後の12日間でも好きなシーンの一つがSSが逃げる民間人を捕まえて射殺するシーンです。
後将校が拳銃を向けて脅すシーンも大好きです。(日本のいちばん長い日で好きなシーンの一つが畑中少佐が放送会館で放送しようと放送員を拳銃で脅すシーン)
話のキリ的にここでいい感じ。