俺は1人で鹿児島の霧島神鏡に来ていた。なんで俺が鹿児島にいるのか?今日は1月1日の元旦だからだ。そこで俺は初詣と初日の出を目的に来ていた。本当は約束していた人達がいたんだけど家の用事で来られなくなった為に俺1人だけで来ていた。
「しかし外は寒くて人が、沢山いるな」
俺がそう思いながらも順番で並んでいる事30分後・・・・・ようやく俺の番になった。俺は5円玉を入れて願い事をした。
(今年は彼女が出来ますように)
願い事をしてからその後は100円を使ってクジを、やってみたら何と大吉だった。
「おっ!大吉か!」
ちょっと嬉しくなりながらも俺は家に帰ろうとしていた。
「こんにちは」
「こんにちは」
「ちょっといいかしら?」
「はい?何でしょう」
「私は石戸霞って言うのだけど貴方は?」
「西村渚で小5です」
「小5って事は私の2つ下ね」
「でも何で話しかけてきたんですか?」
「他の人達みたいに家族で来たわけでも無いし友達と一緒に来た訳でも無いから気になってね」
「お父さんとお母さんは、仕事で無理で本当は友達と行く予定だったんだけど家の都合で無理になっちゃったんだ」
「そうなの」
「だから今日1人で、ここに来る事になっちゃって」
「この後は渚ちゃんって、どうするの?」
「家に帰るつもりですけど?」
「それじゃあ引き留める訳には行かないわね。帰る時は気を付けてね」
「うん!心配してくれて、ありがとう」
「バイバイお姉ちゃん」
「さよなら」
俺は、さっきまで話をしていたお姉ちゃんが気になっていた。
「確か石戸霞さんって名前だったよな」
俺は少しの時間だったけど相手の名前を忘れないようにメモ帳に書いておいた。俺は数時間後に家に着くとお父さんとお母さんが料理を作ったり運んだりとしていた。
「おかえり渚」
「渚おかえり」
「おお!おかえり渚ちゃん」
俺が家の中に入ると、お母さんとお父さんと常連さんが一気に話しかけて来たので俺も話しかけた。
「ただいま」
「どこかに出掛けてたんかい?」
「はい!鹿児島に行ってました」
「今日は、お正月だから人が沢山いたでしょう?」
「いましたね。しかもなかなか動けなかったです。」
「そうだろうな」
「けれどケガも無く事故も無く帰って来られたし良かった」
「けど確か友達と行く予定だったんだろ?」
「そうだったの?」
「はい・・・・・家の都合で急に無理になったみたいで」
「もしかして渚・・・・・その子達って向こうの子達?」
「そうだよ」
「それなら仕方ないわよ」
「ああ仕方ねぇな」
「すいません注文いいですか?」
「はい!ただいま」
「渚は着替えたらフロアーに来てね」
「わかった」
俺は2階に上がって急いで着替えてから行くとお正月だからかお客さんが沢山いた。
「渚!2番と3番テーブルに頼む」
「わかった」
「渚!注文を聞いてきて」
「わかった」
「ご注文は?」
「渚ちゃんで」
「大学生が何を言ってるんですか?って小学生に手を出したら犯罪ですよね!?」
「ご注文は?」
「さばの味噌煮を和セットで」
「わかりました。しばらくお待ちください」
お正月で人が沢山いたからか、なかなか落ち着かなかったけど午後2時には落ち着いた。
「終わった」
「お疲れ」
「お疲れ渚」
「今から休憩してきていいけど渚どうする?」
「じゃあ休憩してる」
そう言った俺は部屋に戻って休む事にした。今日は大変で残念な1日だったけど帰ってくる前が少しだけ良かったな
「また・・・会えるかな?」
そう思わずには、いられなかった。
次回からはストーリーを書きます。