朝になったので俺は起きて着替えてから部屋を出ると玄さん達がいたので俺は挨拶した。
「おはようございます」
「おはよう渚ちゃん」
「おはよう渚ちゃん」
「おう!おはよう」
「おじさん今日もよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくな」
「まずは朝ごはんを食べようね」
「そうだね」
俺は朝ごはんを玄さん達と一緒に食べた後に俺はおじさんと一緒に仕込みやら準備やらを手伝う事にした。
「手際もいいし料理も作れるし渚ちゃんが来てくれて助かるよ」
「今回なぜ俺だけしか呼ばなかったんですか?俺のお父さんと、お母さんも呼べば良かったじゃないですか」
「確かに、そりゃそうなんだが、そうすると向こうの店をその日だけは閉じなきゃならないだろ?」
「そうですね」
「さすがにそうしてまでは言えねぇさ」
「だから今回は俺だけ指名したって事ですか」
「ああそうだ!2人は呼べないが渚ちゃんだけならば呼んでも大丈夫だと、思ったから連絡してみたんだ」
「でも俺は今こうやって、料理が出来るようになったのは、おじさんが俺に教えてくれたからですよ」
「最初は見てて大丈夫かな?っとも思ったが、そんな心配は無くなったがな」
「俺が最初に包丁を握ったのは小学生でしたよね」
「けど、年が変わったお正月の時に鹿児島に行ったんだろう?」
「はい行きました」
「鹿児島に知ってる人いるんかい?」
「います・・・その人は、巫女ですが、お正月だから忙しかったんですよ」
「まあ確かに忙しいだろうな」
「初日の出と初詣が目的でしたが会えなくて残念だと思ってたんですがその時に1人の巫女さんが俺に話しかけてきたんですよ」
「へえ・・・その人は誰だい?」
「それは言えません」
「だろうな」
「その時の俺は小学生で相手は中学生の歳でした」
「って事は1つ上か?」
「2つ上でした」
「2つ離れてるぐらいなら会話しても違和感は無いな」
「そうなんです。歳が離れすぎてると挨拶以外で何を話せばいいのか、わからないじゃないですか?」
「そうだな」
「俺もお客さんを相手に話す事あるからわかりますが挨拶以外で話す事わからなくなるんですよ」
「・・・・・」
「だけど俺と歳が1つ上とか2つ上とか3つ上ならば話すのに困らないですよね?」
「確かに歳が近ければ近いほど話しやすいからな」
「俺に話しかけた人は2つ上で中学生だからか俺よりも身長が高かったんですよ」
「まあ小学生と中学生では身長に差あるからな」
「俺が顔を上げて見上げる形で向こうが見下ろす感じでしたが俺は一緒に話してて楽しかったんですよ」
「もしかしてその巫女さんの事が好きになったのかい?」
「はい」
「そっか、もうそんな年頃になったんだな」
「1年なんてすぐに始まってすぐに終わりますから」
「違いない!さておじさんは準備が終わったぞ」
「俺も終わってますよ」
「よし!おじさんと一緒にまた作るのを手伝ってくれ」
「わかりました」
そんな感じで俺は朝から、おじさんの手伝いをしていて気づいたらお昼が過ぎて時間は3時になっていた。
「ふう・・・・・終わった」
「ありがとう渚ちゃん」
「助かったのです渚ちゃん」
「渚ちゃん手伝いに来てくれてありがとうな」
「いいえ」
「料理も出来て手際よく出来るし・・・・・そうだ!渚ちゃん」
「何ですか?」
「2人の内どっちかと結婚して松実館を継いじゃくれないか?」
「お父さん!」
「お父さん!」
「ありがたい話しですが、俺まだ高校生なんで」
「そりゃそうだ。継ぐ気になったら教えてくれ」
「わかりました」
「それとコレを渚ちゃんに渡しておかなきゃな」
おじさんから封筒を受け取った俺は何だろうと思ってみたら5万円が入ってた。
「ちょっ!貰えないですよ」
「何を言ってんだ。今回はおじさんが向こうに連絡して頼んだ事が始まりだからな」
「でも」
「それにこのまま何もせずに帰すのも悪いから渡したんだ」
「ありがとうございます」
「渚ちゃんまた来てね」
「待ってるからね」
「はい!それでは、さよなら」
俺は荷物と一緒に帰って行った。
「さてと夜の準備をするか」
「そうだね」
「そういえば、お姉ちゃん」
「なに?」
「お風呂場で見た渚ちゃんのアレすごかったね」
「あんなに大きいとは思わなかったから驚いちゃった」
「どうしよう!頭から離れない」
「私も思い出したら離れないよ」
「それともう1つあるんだけど」
「麻雀の事だね」
「うん・・・・・最初は、渚ちゃんが負けてたのに、最終的には渚ちゃんが勝ったね」
「でも渚ちゃんは誰に教わっているんだろうね」
「気になるね」
次回は奈良から戻ってきます