今の渚の強さは、どれぐらいですか?
鶴賀の初心者さんぐらいだと思ってください
オカルトを使った場合は?
弱体化した晩成高校のニワカ先輩ぐらいかな?
健夜ちゃんが渚ちゃんを飛ばして勝った瞬間に渚ちゃんが雀卓に突っぱしていてはやりが渚ちゃんの顔を見ると目が死んでいた。
「渚ちゃん大丈夫?」
「・・・・・・・・・・」
返事が無い、ただのしかばねのようだ。
どうやら今の渚ちゃんは彼方側に行ってるみたいだったのでその間に健夜ちゃん達と話してみた。
「はやりちゃん・・渚ちゃん何だけど」
「うん」
「この子なかなかやるねぇ」
「本当に麻雀を知らなかったんだよね?」
「そうだよ☆」
「けど3回連続で少しずつ点数を上げてきた後に、途中から慎重に牌を出してきたよね?」
「多分だけど誰の危険牌かわかってたんじゃないかねぇ」
「そうだと思うよ」
「それに精神力も高いみたいだし・・・なかなかの弟子だね」
「今は何を教えてるんだい?」
「今は狙い撃ちを教えてるよ」
「そうなんだ?」
「これから成長していく姿を見ていくつもりだけどね」
「今後が気になるねぇ」
「この先も麻雀を続けていくんであれば渚ちゃんは強くなるよ」
「でも将来的には実家のお店を引き継ぐかも知れないからどうなるんだろう」
「確か渚ちゃんの実家が、食べ物屋さんだったよね?」
「そうだよ☆」
「じゃあ高校の間だけかも知れないねぇ」
「はやりとしては気になる所だけど最終的に決めるのは渚ちゃんだからね」
「確かにそうだね」
はやりが健夜ちゃん達と話し始めてから5分が経った時だった。
「・・・・・はっ!俺どうしたんだっけ?」
ようやく渚ちゃんが彼方側から戻って来たので、はやりは渚ちゃんに話しかけてみた。
「渚ちゃん大丈夫?」
「瑞原プロと小鍜治プロと三尋木プロ・・・ああ!俺は麻雀してたんだった!」
「健夜ちゃんが渚ちゃんを飛ばして渚ちゃんは向こう側に行ってたよね?」
「はい・・・魂が飛んでましたが忘れては無いですよ」
「これからも麻雀を続けられそうかな?」
「大丈夫です。高校を卒業するまでは続けますよ」
「卒業したら麻雀は辞めちゃうの?」
「高校を卒業したら実家を継ごうと思ってるんで、さすがに麻雀は続けられないと思うんですよね」
「それなら仕方ないかな?」
「どうする?もう1回だけ麻雀は出来そう?」
「出来ます。」
「じゃあ今からやろうか」
「はい」
俺達は、また麻雀をやってみたが2回目の半荘で俺が瑞原プロに飛ばされて終了になった。
「あっ・・・・・ありがとうございました」
「渚ちゃん大丈夫?」
「最初の時と比べると大丈夫です」
「今度会う時が楽しみだねぇ」
「一緒に麻雀してみて楽しかったよ」
「また一緒に麻雀して貰えますか?」
「いいよ」
「もちろん」
「それじゃあね」
小鍜治プロと三尋木が帰った事で俺は気になる事が1つあった。
(2回目の半荘でまた新しい字が書いてあったけど1つ目と2つ目みたいに発動しなかった・・・・・どういう事だ?今回のは発動する前に何かする為の準備が必要なのかな?)
そう思いながらも俺は瑞原プロと一緒に帰って行った。
次の日の朝になって学校に行って教室に入り担任の先生が入ると話し始めた。
「今日このクラスに転校生が来た。」
先生が全体にそう言うと周りの人達は、ザワ・・・・・ザワっと言っていた。
「静かに!気になるのは、わかるが今から呼ぶからな!転校生!入ってこい」
俺達は転校生と呼ばれた人を見てみた。
「岩手から来ました。七海隆久(ななみ・たかひさ)と言います。よろしくお願いします。」
「七海の席は・・・・・・1番後ろの西村の隣だ」
「はい」
七海と呼ばれた転校生が俺の所に来たので俺は、立ち上がって話しかけてみた。
「俺の名前は西村渚(にしむら・なぎさ)って言うんだ!よろしく」
「さっきも言いましたが、七海隆久です。よろしくお願いします。」
「さてとそれじゃあ今から授業を開始するぞ」
そう言うと俺達は勉強を始めた。放課後になり隣の席の七海が話しかけてきた。
「西村さんは何か部活に、入ってるの?」
「俺の事は渚でいいよ」
「そうかい?なら渚って呼ばせて貰うよ」
「変わりに俺は隆久って呼ばせて貰うからさ」
「もちろんいいよ」
「あと言わなくちゃならない事があるんだ」
「何かな?」
「見た感じ女の子に見えるかも知れないが俺は男なんだ」
「えっ・・・えええええええええ!」
「やっぱり女の子って見られてたか」
「だって髪が長いし声も女の子みたいに高いし!顔も女の子みたいだし」
「小学校と高校の音楽の授業で俺の声はソプラノって言われているんだよ」
「マジで!驚いた!」
「っでそれを聞きたかったのか?」
「違う!違う!この学校って麻雀部あるのか?」
「あるよ?入部希望者?」
「そうなんだ」
「それに俺のお婆ちゃんが岩手の宮守女子って高校の教師でそこの麻雀部の監督をしていてね。麻雀あるならサポート係で入ろうと、思ってな」
「じゃあ何でコッチに来たんだ?」
「俺の両親が離婚して俺はお母さんと一緒にコッチに来て今の俺は、お母さんの方の名前を名乗っているんだよ」
「そうなんだ」
「俺から見たら、宮守女子にいる、お婆ちゃんは俺のお父さんの親なんでね」
「俺おばあちゃんに能力者の見分け方を教えてもらってな」
「じゃあ俺わかるのか?」
「わかるさ!渚は・・・・・オリジナルを持つ物達を強化した存在だな」
「よくわからんな」
「例えば白糸台のチャンピオンは1回目が300・500で2回目は1000オールで3回目は4000で4回目は8000と少しずつ点数を上げていく感じに対して渚は
1回目は8000
2回目は12000
3回目は24000
4回目は32000
この場合は点数が欲しい場合どっちがいい?」
「そりゃあ後者の方だろう?」
「確かに前者(チャンピオン)よりも多いからな・・・・・あと2つ出すけど千里山の先鋒は未来が読めるんだよ」
「なに!」
「っでわかってんのが1歩先から3歩先の未来が見れるけど使える回数が決まってるし体力を結構使ってな」
「うん」
「それに対して渚が千里山の先鋒の能力を使う場合は半荘1回目の始まりからオーラスまで全てを見る事が出来るんだよ」
「そういう意味か!」
「ちなみに俺のお婆ちゃんがいる宮守女子の副将でターゲット(相手)1人のオカルトを完全に押さえる能力あるんだよ」
「便利だな」
「それを渚が使う場合は、相手3人全員を半荘が終わるまで完全に押さえる事が出来るようになるんだよ」
「なるほどな」
「けどこれには弱点あってな」
「どういう弱点だ?」
「相手が自分より弱くないと発動しないって話だ」
「・・・・・」
「渚が仮に小鍜治プロと、瑞原プロと三尋木プロと試合してこの2つの能力を使った場合は発動しないんだよ」
「相手が自分より強いからか?」
「そういう事だ」
「じゃあ誰なら大丈夫なんだ?」
「団体戦で言うならば・・・・・風越の先鋒のキャプテンには発動しないが残りの4人には発動するって話だな」
「その4人はキャプテンより弱いからか?」
「そうだ!このように渚が自分より強い相手に使っても発動しないんだよ。しても効果は無しで不発に終わる」
「仮に発動して効果が出てもそれは初めて使ったからっていう条件の場合で2回目以降の自分より強い相手には通用しないぞ」
(それじゃあ、あの時の俺が発動しなかったのは小鍜治プロ達が俺より強かったから発動しなかったんだな)
「そんな感じで渚はオリジナルを越えた力の先を使える能力を持ってるんだ」
「教えてくれてありがとうな」
「どういたしまして」
転校生が以外なポジションでしたね。