(何も出来ずに終わった・・・・・)
正直に言うと悔しくて悔しくて堪らなかった。勝ちたかった。負けたくなかった。けど気持ちと実力が足りなかった。何も出来なくて1半荘が終わってしまったので思わず泣いてしまった。
「渚ちゃん・・・・・」
「渚ちゃん・・・・・」
「・・・・・」
「健夜ちゃん・・・・・」
「ひどい!」
「わっ!私は泣かせる気は無かったの」
「でも泣いてるのは事実だよ。」
「謝る」
「ゴメンね。渚ちゃん」
「・・・・・いいえ、俺も正直に言って勝てるとは思って無かったですけど良い勝負をしてみたいと思ってましたから」
「・・・・・」
「だけどさっき小鍜治プロに言われて俺の気持ちも揺らいでましたが今度は気を引き締めたいと思います。」
「そうだね」
「・・・・・瑞原プロ」
「何かな?」
「俺・・・・・勝ちたいです」
「うん」
「強くなりたいです!」
「うん」
「負けたくないです!」
「うん」
「もう一度・・・・・もう一度お願いします!」
「はやりは良いけど・・・・・」
「わたしも良いよ」
「大丈夫」
今の俺の実力では、どうあっても覆らない・・・・・だけど気持ちだけは切り替えるように頬を両手で叩いて気合いを入れた。
「よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
今度は2回目の半荘を、やる事になって俺は真剣な気持ちになっていた。
(さっきまでの俺は気持ちが入ってなかったけれど今は違う!気合いも入れて真剣な気持ちで向き合うようにした。後は負けないように注意してやる事だ!)
(さっきの半荘と違って渚ちゃんが真剣な気持ちになったね☆)
(まさか泣かれるとは思わなくて少し罪悪感あるけど・・・・・私も負けられないから)
「ツモ!4000・8000」
「ロン!12000」
「ツモ!3000・6000」
「ツモ!24000」
(もう俺の点棒は、小鍜治プロの24000を受けて残りは1000になった。・・・そろそろ動かないと!)
そう思って目を閉じていた時だった。
(この感覚・・・って事は)
そう思いながらも俺は字が見えたので俺は読んでみた。
(相手が相手だけに勝てる確率は結構低いけど・・・・・俺は諦めない!1回ぐらいは点棒を取らなければ!その為にも・・・・・今は!自分が出来る事を今やらなければならない、オーバー・ドライブ!発動しろ!)
俺が4つ目の技の名前を心の中で言ってみると今までよりも力強く発動した。
(この感じは!)
(今までよりも強い感じだ・・・・・)
(・・・・・)
両目をゆっくりと開けて3人の人達を1人1人見ると驚いていた。
「続きをやりましょう・・・・・みなさん」
「負けないよ☆」
「勝つ!」
(何かが変わったのかな?)
「ツモ・500オール」
「ロン・2000オール」
「ツモ・3900」
「ロン・12000」
(渚ちゃんの点数が少しずつ上がってきた)
(覚醒したのは良いんだけど・・・・・)
(最下位!)
「国士無双・32000」
「えっ!」
「ツモ・24000」
「参りました・・・・・」
「また健夜ちゃんの大きい宣言で勝ちだね☆」
「渚の負け!」
「もしかしたらって思っちゃったんですよ・・・・・やっぱり油断したのがダメだったな」
「でもそれに気づけたのは良かったよ☆」
「そうですね・・・あっ!そのトイレって、どこですかね?」
「ここの入り口を出て右にある」
「トイレに行ってきます」
俺は3人の人達に伝えるとトイレに行った。何故ここで俺がトイレに行ったかと言うと・・・・・
「・・・・・うっ!ゴホッゴホ!」
吐き気がしたので俺は思いっきり出して吐き出し始めると中々止まらなかった。
(ヤバイ!止まらない!体が・・・・・キツイ!)
5分が経ってようやく収まると今度は別の物が口から出てきた。
「えっ!コレって・・・・・血!」
こんな感じで主人公がヤバイ!