今日は第1土曜日で学校が休みなので俺は、はやりさん と一緒に出掛けていて食事をしていた。何が食べたいのかを聞いてみると和食と答えたので俺は携帯を使って探そうとしたらはやりさんが行きたい所が決まっているみたいだったので付いて行くとそこは・・・・・俺の実家 だった。
「あのー・・・・・」
「何かな?」
「どうして俺達は俺の実家に来ているんでしょうか?」
「はやりが渚ちゃんの実家でごはんを食べたかったからだね」
「別に俺の実家じゃなくても良かったのでは?食べ物屋さんは俺の実家の他に結構ありますし」
「確かに食べる場所は沢山あるけど何回も渚ちゃんの家に来ては食べてるから落ち着くんだよ☆」
「そんなもんですか?」
「そうだよ☆」
「でも俺の実家に来たのは食べに来ただけなんですか?他にも何か?」
「今は渚ちゃんの親が忙しそうだから落ち着いたら話すね」
そう言ってから10分後に俺の親が来たのではやりさんが話しかけた。
「こんにちは」
「こんにちは」
「今日はどうしたんですか?渚と一緒で」
「実は大切な話がありまして」
「何でしょう?」
「渚ちゃんを・・・下さい!」
周りに座っているお客さん達もはやりさんの言葉に驚いているのか周りが静かになり話を聞いていた。
「・・・・・」
「・・・・・」
「何故そう思ったのか聞いても良いでしょうか?」
「はやりが仕事に行く時に渚ちゃんが来る前は1人で生活をしていました。だけど渚ちゃんが朝ごはんを作ってくれたり夕飯を作ってくれる中ではやりは渚ちゃんに頼んだ訳じゃないのに掃除をしてくれたり食事を作ってくれたりと色々な事をしてくれてはやりは嬉しいんです」
「・・・・・」
「でも瑞原プロは渚と10歳も歳が離れてますよね?」
「それについてはどう考えているんですか?」
「はやりと渚ちゃんは確かに歳が離れていますがはやりが渚ちゃんを想う気持ちは本当です」
「・・・・・」
「・・・・・渚は私達2人の子です。親から見たらやっぱり心配なんですよ」
「・・・・・」
「いつか子は親から離れていきます。それは仕方ない事ですが少なくても今じゃありません・・・・・それはわかりますよね?」
「はい」
「・・・・・渚を婿に出すのに条件があります」
「条件?」
「1つ目は渚が学校を卒業するまでは絶対に待つ事」
「・・・・・」
「2つ目は渚が高校を卒業するまでに個人戦もしくは団体戦で優勝する事」
「・・・・・」
「3つ目は渚が卒業するまでに優勝が出来なかった場合は引退して渚と一緒にこの店を継いでください」
「お母さん!それは!」
「渚!お前は黙ってろ!」
「お父さん!」
「大切な話をしている時は口を出すな」
「・・・わかった」
「テレビに良く出ているって事はそれだけ忙しいって事もあるしそれだけ渚に寂しい思いをさせることにもなります。」
「学校に行ってる時は仕方ないですよ?でも私達は渚の親ですから私達の子供の渚に寂しい思いをさせたくないし悲しい思いをさせたくない・・・本当に渚が大切だって言うんであればあの子の近くにいてください」
「わかりました」
「私が言った3つの条件を絶対に守ってくれたら認めます。貴方もそれで良いわよね?」
「あっ・・・ああ!それで構わんよ」
「瑞原プロもそれで良いですか?」
「はい」
「それでは私は1度後片付けがありますから離れますね」 」
この時の俺はコレからどうすれば良いのかわからなくなった瞬間だった。
主人公が高校を卒業するまでの分岐点が出ました。さて主人公はどちらを選ぶんでしょうね?