あの後の話だけど俺は家に帰って来たついでにはやりさんの家で着ていた服とかを洗濯する為にリュックから出した後に部屋に向かった。今はちょうどお客さんもいないしちょうど良かったので着替えなどをタンスから出した後リュックの中に入れて準備をしていた。部屋には学校の制服とか普段着などの予備があるから家に帰れば特に困らないけどね。タンスから離れてリュックの中に入れた荷物の確認をしていると後ろからドアが開く音がしたので見てみるとはやりさんが部屋に入って来ていた。
「ここが渚ちゃんの部屋なんだね☆」
「あれ?どうしてここに?」
「渚ちゃんのお義母さんが渚ちゃんの部屋を教えてくれたんだ☆」
「なんだろう?今なんか字が違って見えたのは気のせいかな?」
「渚ちゃんの部屋には何があるのかな☆」
「基本はゲームとかマンガが多いですね」
「本棚に沢山のマンガがあるね」
「そうですね」
「あっ!中学校の卒業アルバムだ」
「この時は今みたいに麻雀を知りませんでしたからね」
「家の手伝いだけやってたの?」
「そうですよ」
「じゃあ将来は渚ちゃんがお嫁さんだね」
「俺が嫁なんですか?婿じゃなくて」
「大丈夫☆はやりが養ってあげるから」
「つまりはヒモになれと?笑えませんね」
「渚ちゃんには料理とか掃除とか洗濯などの生活面の事をお願いしたいんだ」
「ヒモじゃなければいいですが主婦でしたか」
「仮に渚ちゃんが働いてなくても今みたいに日常生活の方でサポートしてほしいな」
「外での仕事をしない代わりに家の事をですか?」
「家には、はやりだけしかいないけど渚ちゃんが住めばはやりがいない時に掃除とかを頼みたいんだ」
「人が住んでなければ家はダメになりますからね」
「渚ちゃん1人だけならはやりが最後まで面倒を見てあげるよ」
「でも俺から見てはやりさんは10歳上ですよね?」
「そうだね」
「正直に言うと不安なんですよ」
「不安?」
「俺から見てはやりさんは10歳上で、はやりさんから見て俺は10歳下で学生です」
「そうだね」
「これだけ歳が離れてると挨拶の他に何を話せば良いのだろうって思うんですよ」
「・・・・・」
「同じ歳とか1つ2つ歳上だったら話すことにも特には問題ないですよ?高1高2高3ぐらいの会話ですからね」
「そうだね」
「だけど俺から見てはやりさんみたいに10歳も離れてると挨拶の他に何を話せば良いのかわからなくなるんですよ」
「・・・・・」
「お父さんとかお母さんみたいに血の繋がった家族って訳でも無いから本当に考えてしまう事があるんです。だから俺はいつかはやりさんに捨てられるんじゃないかと思って・・・・・不安なんです」
「・・・・・渚ちゃん」
「はい?」
突然の事で反応が出来なかったがはやりさんが俺を正面から抱いてくれていた。
「はっ・・・はやりさん!」
「確かに、はやりから見れば渚ちゃんは10歳年下だし血の繋がった家族って訳じゃないよ?それについては事実だし否定もしないけど、はやりは渚ちゃんを捨てたり何かしないよ」
「はやりさん・・・」
「これからの渚ちゃんは、はやりの隣で一緒に歩いて行きながらこれからを一緒に過ごしていけば良いんだよ」
「はい」
「これからもはやりさんと一緒にいてくれるかな?」
「もちろんです。」
スマホで書いてるからか書きにくいな