瑞原はやりの後継者   作:シデンカイ

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今回で最終回!


第60話

今はやりは試合会場に来ていて今日は個人戦の決勝戦の日で相手は健夜ちゃんと晴絵ちゃんと理沙ちゃんを入れた4人だった。健夜ちゃんが点棒を稼いで理沙ちゃんに晴絵ちゃんも負けずに稼ぐが間に合わず・・・

 

「前半戦終了!」

「やっぱ小鍛治さんが圧倒的だねぇ」

「他の3人の人達も頑張ってはいますけどね」

 

はやりは控え室に戻った後に前半戦が思ったように自分のペースで出来なくて健夜ちゃんに減らされてしまったけど後半戦に頑張るしかないなっと思いながらまた対局室に戻ろうとした時だった。

 

「あれ?電話だ」

 

はやりは誰からだろうと思って携帯を見ると渚ちゃんからだった。

 

「おはようございます。はやりさん」

「おはよう渚ちゃん」

「はやりさん・・・今って調子が悪いですよね?」

「どうしてそう思ったのかな?」

「いつもみたいに見てて今日のはやりさんは何かが違うと思ったので」

「そっか・・・わかっちゃったか」

「何かあったんですか?」

「実は・・・」

 

渚ちゃんに話そうとしたら後は3分で続きが始まるのではやりは終わらせようと決めた。

 

「ごめんね。もう時間が無いから行くね」

「わかりました。気をつけて頑張ってください」

 

はやりは渚ちゃんの電話を終わらせると対局室に向かって歩き始めた。

 

「渚ちゃんの赤ちゃんが出来たなんて・・・・・まだ言えないから」

 

今までにも何回か渚ちゃんと肌を重ねてきたが決定的なのが前回の時だった。生理が来なくてはやりは、まさか・・・っと思いながらも医者に行ってみたら妊娠していますと言われて驚いた。とっても嬉しい事だけど渚ちゃんが聞いたらどう考えてどう言うのかな?対局室に着くと健夜ちゃん達3人が座っていたのではやりも座る事にした。

 

「はやりさん大丈夫かな?」

 

俺は、はやりさんの試合が気になったのでお母さんとお父さんに頼んで早めに休憩させてもらっていた。本来ならばお客さんの料理を作ったりしているけど今お客さんは1人もいなかったので助かった。じゃあ何故はやりさんの近くに俺がいないのか?って話だが今回の個人戦で優勝すれば2年後の日本代表に選ばれるのが確定するからでもある。仮に個人戦がダメで団体戦を優勝した場合でも確定するらしいが俺としては、はやりさんに優勝してほしいって思っているけどね。そう思いながらも後半戦が始まった。赤髪の人と髪の長い人も点棒を稼ぎに来たがはやりさんの調子がまだ悪そうだった。

 

「はやりさん大丈夫かな?いいや!俺が信じてあげなくてどうする!はやりさんが勝てるように応援しとかないと」

 

はやりは今いつもみたいな調子が出せなかった。このままでは負けるのかな?っと目を閉じながら考えが頭に浮かんだ時だった。

 

「はやりさん!頑張ってください!諦めないでください!俺に、はやりさんが優勝をする場所を見せてください!」

 

渚ちゃんの想いがはやりに届いた瞬間・・・はやりが感じていた不安な気持ちは消えてそれとは別にはやりの心に火が付いた。

 

(渚ちゃんの為にも、そして・・・・・お腹の中にいる渚ちゃんの赤ちゃんの為にも・・・・・負けられない!)

 

「ツモ!24000」

「ロン!12000」

「ツモ!48000」

 

「コレは・・・」

「しっ・・・・・」

「試合終了!」

「前半は苦しかった瑞原プロが最後には逆転勝利!そして今回の決勝戦の優勝者は瑞原はやり選手だぁ!」

 

「ふぅ・・・」

「1位は瑞原プロで2位は小鍛治プロで3位は赤土プロで4位は野依プロに決定しました。」

「おめでとう!はやりちゃん」

「ありがとう健夜ちゃん」

「おめでとうございます。瑞原プロ」

「ありがとう晴絵ちゃん」

「おめでとう!」

「ありがとう理沙ちゃん」

「最初は調子が悪かったみたいだったけど大丈夫?」

「今はもう大丈夫☆」

「10年前のあの日・・・・・あたしは団体戦の阿知賀女子で小鍛治プロに負けて今回は教え子達の監督になってあたし達の代では来られなかった団体戦の決勝戦に来て負けてしまったけどそれからはまたスカウトされて今回またこのメンバーで試合する事になってとても嬉しかったと同時に今度こそは勝って見せると思ってたのにな」

「あの時は健夜ちゃん達が団体戦で優勝してはやり達は2位だったからね」

「まだまだここで何回も何回もこのメンバーでまたやりたいね」

「また出来る!」

「そうだね」

「今回は負けちゃったけどまた、このメンバーで決勝戦で会ってやろう」

「そうだね」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

 

インタビューが終わってはやりは控え室に戻って渚ちゃんに電話をした。

 

「はい!もしもし」

「渚ちゃん!見てくれたかな?」

「もちろん見てました!おめでとうございます。」

「どうもありがとう!それとね・・・今から渚ちゃんに大切な話があるんだ☆」

「大切な話ですか?」

「そうだよ☆」

「その大切な話って何ですか?教えて下さい」

「わかった☆じゃあ今から言うね」

「はい」

「その大切な話はね・・・」




瑞原はやりの弟子に続いて瑞原はやりの後継者は今回で終了となります。今回は今まで書いた中でも1番長かったけどいかがでしたでしょうか?ストーリーはコレで終わりですが後は外伝を1つ2つ書いたら本当に終わりです。今回ので完結しましたが次の新作でまた会いましょう!それじゃあ!また!次回もよろしくお願いします。 さよなら!
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