元地方公務員は無難を選択しました。【ひっそりのっそり更新】   作:airel

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ドゥもですッ!(・ω・)


其の十三

霍家領街、沛封にて 三

 

 

祖母曰わく、気絶した女性は夜通し雨晒し中ほっぽっても風邪なんてひきやしないよ、とのことだがあのままだと駄目だと思い周りにいた人に邸へ運んで貰えるように頼んだ。祖母から優しいねと頭を撫でられたが、普通だと思う。

 

その日はそのまま祖母と一緒にご飯を食べて湯浴みして就寝しました。あれだけ至れり尽くせりな旅行でもやっぱり身体は疲れを感じていたようで、寝台に寝転んで目を閉じれば一発で寝入ってしまいました。

 

 

 

母達が沛封に到着したのは、その翌日の夕方頃でした。出迎えに向かえば挨拶も交わしていないのに抱き締められた。母は涙に鼻水にとそれはもう凄い事になりながら嗚咽混じりで正直何を喋っているのか分からない言葉を、延々と繰り返していた。そのまま解放される事はなく、その日はそのまま就寝、もちろんその日着ていた私の服は色んなモノで大変な事になっていました。

 

その翌日、改めて歓迎の宴が催されました。

 

その場で、一昨日祖母にキレまくって気絶した女性を紹介されました。彼女は母の妹で名前を【霍 柚瓊(かくゆうけい)】といい、以前にも記述しましたが、母が貴陽にいる間、霍家当主代行として執務の一切を取り仕切っている方でした。そして双子かと見紛う程に顔が母とそっくり、違うのは叔母の左目の下にある泣きボクロだけ。しかしこの2人年齢が7つも違う。正直ホクロを隠されたら殆ど分かりません!

 

そんな2人を見て、戸惑いを浮かべる子供3人を笑う祖母。

 

…皆さんお気付きでしょうか、双子もどきの母と叔母、その製造元が祖母である事を。子供の戸惑いはアナタも入って同じ顔が3つあるからですよ。

 

 

祖母は金髪青眼。

 

母と叔母は赤みがかった茶髪に青眼。

 

梢姫姉は母達と同じ茶髪で赤い瞳。

 

茅姫姉は父と同じ深緑色の髪に青眼。

 

切れ長の目とスッとした整った鼻に、彫りが深くキリッとした輪郭。

 

しかして私は黒髪黒い瞳、頬は少しスッキリしていると思いたいけど日本人特有ののっぺりとした感じ。まぁ生まれた時を知っているから実子なんですけどね…。

 

ここまで身内に美形が並ぶと、かなり自信を無くすよね。

 

 

そして宴の翌日、私はある人と会う事になります。

 

一度沛封を出て来た時とは別の山路へ、祖母に付き添われ白瑛で一刻ほど進んだ所に庵がありました。

 

「いらっしゃい、山道は疲れたでしょう?お茶とお菓子を用意してあるから此方へおいで」

 

優しい笑みを浮かべた老婆が、庵の縁側で出迎えてくれました。

 

聞けば彼女は祖母の母、つまり私の曾祖母になります。御年78才。かつては当主として沛封にて執政を担っていたけど母が成人後、家督を母に譲ってこちらに移り住んだそうです。

 

………母?

 




明けましておめでとうございます!
新年一本目、如何でしょうか?
また新キャラ!本当はこの話で2,3人お亡くなりになる構想もあったりしたり…(´・ω・)
彩雲国の闇は深く暗いのです。
でも、それだと私の美学が許さなかったので、故の新キャラです。しかし一番の年上!


皆様はお正月どの様にお過ごしになられたでしょうか?私は姪っ子達のお世話に、両親から小間使いと、空いた時間にポチポチ小説の更新という感じでした(苦笑)

それでは今回はこの辺で。
また次話でもお逢い出来ることを
楽しみにしております。
ありがとうございました!
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