元地方公務員は無難を選択しました。【ひっそりのっそり更新】 作:airel
霍家領街、沛封にて 六
沛封から少し離れた山中に、ひっそりと存在する小さな庵で、自らをお姉ちゃんと豪語する女性に出逢いました。ドヤ顔でそんな事を言ってくるので流石に、誰ですか?とは聞かない方が良いですかね。取り敢えずお姉ちゃんということにしておきましょう。
では、お姉ちゃんは何故此処にいるの?と問い掛けると、若干危ない感じの目になったお姉ちゃんが言いました。
「君を此処に呼んだのはお姉ちゃんたからだよ」
じゃあ何でもお姉ちゃんは私を呼んだのと、少し首を傾けて問い掛けると、お姉ちゃんは更に危ない感じを強めて言いました。
「それはね………、」ゴクリ
「法律も警察もガバガバな世界で、年端もいかない幼少年に文字では著せないパッションウハウハでレロレロな事をする為さー!」ナンダッテー!?
まぁ冗談だけどね~、アハハハ(笑)と笑っているけど、目が全然笑ってない。猛禽類のような獲物を狙う目に、背筋はゾクゾク、お尻の穴がキュッとなった。怖いです。防衛本能からか、思わず足が一歩後ずさっていた。
「そう逃げずにこっち座りなよ、キミには色々聴きたい事があるからさ」
お姉ちゃんは自分が座る縁側の隣を叩いてそう言うので、ビクビクしながら隣に座りました。
「突然なんだけど、キミって国試受けたいの?」
一応と、答える。それに対してすかさずお姉ちゃんは、何で?と返してくる。
父や祖父が官吏をしていて、なら自分も同じ道を行った方が良いかなと…。ついでに元地方公務員だったので…と付け足しておく。
「へぇ、じゃあ内政チートでもしたいの?」
………内政チート?それって何ですか?と言うと、お姉ちゃんの目の色が更に怖くなる。こっちはもっと殺気が混じっている感じ。
「さっきサラッと流したけど、転生したんだよね?なら普通ネット小説とか読んだことないの?キミ、ホントに現代人?!」
あたかも嘘をついているかのように、詰問されるけれどそういうモノがあるのは知ってはいるものの、手を出した事はないと伝える。するとお姉ちゃんは幾つか題名を言ってくれたのだが、残念ながら1つも私は知らなかった。
「キミ、スマフォ世代だよね!?何で1つも知らないの!!可笑しいだろ!!!」
今度はあからさまに怒気を荒げて詰め寄られるが、知らないモノは知らないとしか言えない。そんな私の態度に、お姉ちゃんは落胆した様子でうなだれる。
「…せーっかく楽しい時間になると思ったのに、何も知らないパンピーなんて寄越すなよ、何も面白くねーじゃん、マジで神は死んだし…」
余りの落胆ぶりに、何故かこっちが申し訳なさが凄いのですが…。
「…もう寝台に行っていいよ、寝れるから」
さっきまでのお姉ちゃんとは別人のように冷たくあしらわれたし、残っても仕方ないので大人しく寝台に向かった。
その後は、お姉ちゃんが言った通りあっさり眠っていた。
間に合ったぁー!(゚Д゚;)
そして生き返ったぞー!
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評価頂きましてありがとうございます!!!
とっても嬉しいです!
お姉ちゃん、アイツです。以上です。
無難ですね、最初はもっとグチャグチャめちゃくちゃになっていて、全然面白い展開にならなかったので、ほぼ1から練り直しました。こっちの方がしっくりきたのでこの展開に。闇を見せたいとか言っててごめんなさい、無理です。もっと力をつけてからにしましょう。
それでは、また次話でお会い出来る事を
楽しみにしております。
ありがとうございました!(・ω・)