元地方公務員は無難を選択しました。【ひっそりのっそり更新】 作:airel
夏になりましたー。
漠然とした冒頭、すみません。
つまり夏です。以前お話していた領地での避暑です。初めての旅行です。というより生まれてから邸の外にはあまり出たことがなかったので、正直浮かれております♪←こんな感じです。
現在は貴陽を出て領地に向かう馬車の中です。
今回の旅行のメンバーは、私と母と姉2人、数人の侍女・侍従と丙先生です。
馬車は三台、一台目には私と母と姉2人が、二台目には侍女・侍従達が、三台目には旅行中に必要な荷物が乗ってます。
丙先生は私達の馬車の御者をして下さってます。
ん?…え、父と祖父ですか?父と祖父は勿論貴陽でお仕事です。出発する時、とても寂しそうな顔をしていらっしゃった。領地についたら絵手紙でも送りますので、お仕事頑張って下さい。私は心から応援しています。
今から向かう領地については、事前に幾つか母から教えて貰いましたので紹介したいとおもいます。
霍家が所有する領地の中心都市は【沛封(はいほう)】と言います。人口は1万人弱といった中堅都市で、名産は馬と西瓜だそうです。
何でも遥か昔、この一帯にはとても気性の荒い馬たちが縄張りとしていたそうです。人間が少しでも縄張りを侵せば、即座に暴れて人間を追い出していました。そんな中、1人の流浪の武芸者がやってきて馬の中でも一番気性の荒い馬を乗りこなしてみせたのです。
すると、その場にいた馬達が一斉に流浪者に膝を折り頭を垂れるのです。流浪者は驚きました。するとそこに1人の老人が現れて彼に言いました。
『驚いた、ここの馬達を乗りこなせる者が現れるとは…』
流浪者は老人に問います。彼等は何故自分に頭を垂れているのかと、老人は答えます。ここの馬達は不届き者達からこの地を守っていたのだと。続けて、かの馬はここの馬達の王で、それを乗りこなした流浪者を主としてこの土地を守って欲しいと願っている、と。
流浪者はその言葉に考える。自分は流浪のみ、突然そう言われてもという思いが過ぎったが、馬達の真摯な願いに胸を打たれた流浪者は、そこに一軒の家と牧場を構え土地の守護者として根付いた。
そしてその流浪者の後継が我が霍家であると。
そんなお話を聞いてから、馬車を引く馬達を見ると、馬についてあまり詳しくない私でも、何となく皆勇壮な顔立ちをしている気がする。
丙先生曰わく、
霍家の馬は一度市場に出れば金百両は下らないとか…、名馬が欲しければ霍家を訪ねよ。なんて格言があるらしい。
凄い家に生まれたものです。
思っていたより霍家がチート過ぎると感じる作者。こっちの方が何となく面白いだろうと文字を起こしている間に魔改造されていく主人公一家。作者的にどこまで行けば良いのか若干不安。つかそんなチート一族がいれば今頃あの王様に滅ぼされてんじゃね?と思ったりしなかったり…。どうしょうかな~、
広げすぎた風呂敷は直ぐには畳めない(・ω・)
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