元地方公務員は無難を選択しました。【ひっそりのっそり更新】 作:airel
アンチエイジングとは…
遊び疲れていつの間にか寝てしまったようで、姉達に起こされ朝ご飯を食べてから小川を後にしました。
丙先生とのトレーニングでそれなりに体力があると思っていたのですが、普段そんなに遊んでいなかったこともあるのか眠ってしまうとは、こう野外で見える満天の星空なんかを眺めてみたかったんだけどな…。
外の景色を見ながら何処となくしょぼーんとしていると馬車が停まる。
「丁晃?」
母が御者台に繋がる格子窓から丙先生に問いかける。
「前方より十騎ほどが」
丙先生が落ち着いた声で答えた。
突然の事に、私は山賊にでも出会したのかと思ってしまったが、どうやら違うらしい。
「馬蹄の音から、霍斗馬(領地にいる馬の種類)ですね」
「お母様ね、予定より速いけれど」
2人のやり取りから、どうやら領地からお迎えが来てくれたみたいだけど、お母様?…つまり母の母ということは私の祖母ということだろうか。
丙先生、馬蹄の音だけで馬の種類がわかるんですね、流石です。
姉達は御祖母さま?御祖母さま?と嬉しそうに母に聞いています。そう言えば貴陽の邸では祖父しかいませんでしたね、あまり気にしてなかったですが、領地の方にいらしたんですね。
しかし車輪の音は?そんな私の疑問はその答えを得る前に答えが現れました。
丙先生のいった通り、此方の進行方向から騎馬が10騎やってきた。その先頭には、白馬に乗り軽装の鎧を身に纏った顔の作りが母と瓜二つの美しい女性。まさに男装の麗人といった出で立ち。確か領地には母の妹がいらっしゃると聞いていたから彼女は叔母だろうか?
しかし私の推測は、姉達の言葉によって否定される。
「御祖母さまだ!」
「それにアレって白瑛だよ!かっこいー!」
…御祖母さま!?容姿で!?
2人の言葉に、私の中にあったエイジング的な常識が瓦解されました。逆に謎が沸き起こり尋常じゃない衝撃が、私の頭の中を襲い掛かります。
貴陽の邸にいる祖父は、もっと普通にお爺ちゃん感があり、あんなどう見積もっても20代前半の女性を妻に持っているとか絶対におかしい!…あれ、そう言えば母も子供を3人も産んでいるにも関わらず、身体は引き締まっていて寧ろ10代後半と偽っても皆信じそうだ。それに比べて父は、ぱっと見て既に40代半ばな、それなりに苦労している感があったような。待てよ、目の前にいる女性が仮に祖母だったとすれば、え?!若くても40代ってことですねよ。コレで?!…母だって20代、遺伝子的な何が彼女達を若々しくさせているということは、前世で手を変え品を変えあの手この手で人類最大級の敵老化と戦ってきたアンチエイジング業界が知ったら卒倒ものですね。
霍家遺伝子とは…、みたいなお話。
~お知らせ~
現在の話の構成上、頭の中でプロットを組み立て直した所、主人公は秀麗達と国試で同期になる事がほぼ確定してしまいました。
おぅやっちまった(゚Д゚;)ウッカリ
吏部試受けないで済みそうだからいいのかな?
私の頭の中では桐莉君、そんなに賢いとは言えないんだよね。
どうやっても国試上位には入れないと踏んでは居るんだけど、やっぱり20位以内にはいさせて上げたい今日この頃。悩むなー(´・ω・`)ヌーン
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次話またお会い出来ることを楽しみにしています。バイバーイヾ(≧∇≦)