元地方公務員は無難を選択しました。【ひっそりのっそり更新】 作:airel
御祖母様最強説…?
貴陽から領地へ向かう道中、颯爽と数名の供を連れて現れた白馬に乗った男装の麗人。聞けば母の母、つまり私の祖母だという。見た目無理な若作りをしている風には見えないので恐らく素でアレなのだろう。母や姉達を見て思っていたけど、我が家の遺伝子は美形が揃っている。入り婿の父や祖父も若干老いて見れるけれど顔の作りは美形に入るだろう。…私はそんなに彫りが深くもないし顎だって尖ってないのに。
祖母は馬から降り手綱をお供の1人に渡して此方へとやってくる。馬を降りる姿も歩く姿も一々様になっています。
それに対して母と丙先生が先ず馬車を降りて一礼する。
「お久しぶりです、母上」
「お前も相変わらず息災のようだね」
2人共どこか苦笑しながら挨拶を交わす。
何というか、いくら母娘だからといって同じ顔で挨拶している光景って変な感じがします。
ただ、母は母で心なしか嬉しそうだし、祖母は祖母で呆れ顔をしながらも慈愛に満ちた目をしている感じがします。
「「御祖母さま、おかくご!!」」
次に姉達が馬車を降りて祖母のもとへと駆け寄り、2人共物凄い勢いの助走をつけて祖母を押し倒さんとしています。
しかし、祖母はそんな2人の行動を理解していたのか、事も無げにサッとかわしてみせます。姉達のスピードも段々人間離れしている(正直自分の近くにいた2人が一瞬で祖母に飛びかかっていた)、それを簡単にかわしていく祖母に何というやっぱり霍家の女性陣は異常なのかもしれないという思いが強くなります。
「こんどこそイケるとおもったのにな~」
「わたしだってがんばってかんきゅうをつけたのに!」
どういうルールかは分かりませんが、ファーストアタック失敗後すぐ反転してセカンドアタックに持ち込むもそれも完璧にいなされて失敗に終わると、2人はもう適わないと見て降参、悔しそうに愚痴を言います。そんな姉達の頭を優しく撫でながら祖母は言います。
「2人共まだまだ入りと抜きの挙動が甘いんだよ、分かりやすすぎててんでなってないね、それに梢は一歩目を意識しすぎててぎこちないからもう少し気を楽にしてやってみな。茅姫の方は逆に単純で直線的だからどんなに緩急をつけたからって動きが丸分かりなんだよ、もう少し頭で考えて動く事を覚えな」
「「は~い」」
祖母のアドバイスに2人共大きく頷く。
やっぱり凄いな、私には何がなんだか分からないけど。さて次は私の番と言えるでしょう。人間関係はファーストインプレッション、第一印象が大事!良くも悪くもそれによってその人との関係性が決定すると言っても過言ではないのですから、気合いを入れるのです!
ゆっくりと馬車から1人で降りて、姉達の話す祖母に向かって歩く。こちらの動きに気付いて、祖母が私を見る。
ゆっくりでも良いから明るく、ハッキリと笑顔でご挨拶!と頭の中に思い浮かべて祖母の顔を見る。
一拍の後、大きく息を吸い込んで深呼吸。
「おはつにおめにかかります!かくとうりともうします!」
挨拶が出来ました~。
やっぱり霍家の女性陣が、私の頭の中で勝手に超進化していってますね!いやー困った。
今後の展開が作者として悩ましい限りです。
取り敢えず、私が書いてて楽しい方向へ進めていければいっか(^^*)楽しむのが一番楽しい
あ、小説の詳細情報に手を加えました。とうり君はもう殆ど秀麗の同期にする事が決まりそうです。しゃーない、そっちの方が書くの楽しそうなんだもんなぁ。取り敢えず上位20位までには入ってもらう。頑張れ、とうり君!私も頑張るから…( ・ω・)gオモシロクシタイダヨー
※ただ夢小説みたいに原作キャラと恋とかは、全く思っておりません。ご了承下さい。
さて今回こんな感じ、また次話でお会い出来ることを楽しみにしています。
ありがとうございました~!