元地方公務員は無難を選択しました。【ひっそりのっそり更新】 作:airel
御祖母様最強説…?二
「おはつにおめにかかります!かくとうりともうします!」
ゆっくりでも良いから、明るく、ハッキリと笑顔で祖母へ挨拶をする。
私の挨拶に対して、祖母は目をパチクリさせてからとっても優しい笑顔を見せて私の身体を抱き上げてくれた。
「初めまして、アタシがアンタの母親の母親、つまり祖母の【霍 享嘩(かくきょうか)】だよ」
いくら祖母と言えども、こんな素敵美人に満面の笑顔で抱き抱えられると流石に照れてしまいますね、顔に若干熱が籠もったのを感じますが、気にしたら負けです。
「お会いできてとっても、うれしいです」
「アタシもさ」
そう言って私を下ろし、手をつないだまま祖母が私に問い掛ける。
「桐莉は馬に乗ったことはあるのかい?」
武闘派な家の気質的に無いと答えるのに若干戸惑い意図は計りかねたが、子供の特権として正直に答える。
「いえ、まだのったことはありません」
貴陽の邸にも馬はいたし、丙先生にも乗ってみるかと聞かれたこともあるのだが、そうすると音もなくやってきた母に止められたので、結局母の横で丙先生の騎乗を見ているだけだった。曰わく怪我をしたら(丙先生を)殺す的な脅しを受けていたっけ。
「良かったらアタシと一緒に乗るかい?」
祖母の提案に、凄い気迫をした母が間に入って止める。
「ちょ、それは卑きょ、―――んんっ母上、桐莉はまだ5才なんですから、騎乗なんて危険です!」
「何だいいきなり、5才だからって言うけどアンタは4才の時に、乗り方さえ知らない癖に人目を盗んで白瑛に乗ろうとしてたじゃないか」
祖母の言葉に、当人は顔色を青くし子供達はギョッと驚いて自分の母を見る。そんな反応に気付いてか、祖母は呆れた様に続ける。
「乗った後に暴れ出した白瑛に頭から振り落とされた癖して、タンコブ1つ作っただけ。その上馬鹿した事がバレるのが怖くて必死に隠してたっけねぇ?」
いや~、親ってのは凄いねぇ。自分の過去から目をそらして子供にダメだとばかり言えるんだから。祖母の言葉に、やめてあげて母のライフはもうゼロだよ!何も言えず心なしか身体を縮こまらせながらも、それでとか、やっぱりと言い繕おうとする母に私は助け船を出すことにする。
「ばーば、お母様をいじめちゃ、めっ!です」
いきなりのばーば呼びに若干ビビりながらも周りの様子を見るが、大体の反応はちびっ子のばーば呼びにキュンキュンしている。言われた本人は顔面蒼白です。
今度は祖母がウッと身を引き、逆に青かった顔を赤く上気させて喜ぶ母。しかし気を良くして勝ち誇った顔の母に祖母も負けじと気迫を上げて睨み付ける。私をそっちのけで睨み合う2人。しようがないのでほおっておいて、祖母が乗ってきた白馬【白瑛】にご挨拶する。
「はじめまして、わたしはかくとうりといいます」
アナタのお名前は何と言いますか?と問えば、白瑛はブロロと優しく鳴いて答えてくれました。おそらく白瑛だと教えてくれたのでしょう。賢いのです。勇壮さの中に慈愛を秘めた凛々しくも美しい顔をしています。何気に家の馬車に繋がれた馬達(全部オス)が白瑛に熱い視線を送ってますね。(全部多分です)
母娘喧嘩が終わるまで白瑛と戯れました。
ギリギリ、ギリギリこんなで大丈夫かな…?
不安です、大いに不安です。
文字が1298だと…(゚Д゚;)コエスギィ
今日から自宅に姉が姪っ子連れて帰ってきて子守もするから、毎日更新出来るかわかんないよー(この後書きは25日著)
今日1日で、もう私はボロボロです…orz
お気に入り登録が20人を超えました!
ありがとうございます!!
毎日閲覧数が増えるのを見て、背筋をゾクゾクさせながらニヤニヤしています。
年末年始の更新がどうなるか分かりませんが、出来るだけ頑張っていきたいと思います。
それでは、また次話でお会いしましょう!