Revival of Darkness 作:RASN_Pixiv1本になります
ここは何時もな飛行島。時期は雪も降りしきる真冬であり、各所には雪が積もっていたりクリスマスツリーが飾られたりとクリスマスが近いのであった。
そんな所で飛行島の主の赤髪のRASN(近頃双剣使えたり出来たりするようになったみたいで、名前は皆まで言うな。)と冒険家らがいたのだった。
「喰らいなっー!」
「…!!」
そしてRASNとリアムはウッドセイバーを手に簡素に作られた闘技場みたくな所にて手合わせしており、その他の冒険家はそれを観戦していた。
「ほう、赤獅子も中々やるようになったじゃねぇか…?」
「みてぇだな…次にやりあうのが楽しみだぜ!」
観戦する中にはうずうずと出番を待っていたり。
「全速前進であります!船長ー!」
「にーに頑張れー!」
「お姉ちゃんとの特訓を思い出すのよー!」
ある者はRASNの事を応援していたり。
「お団子は如何かなー?」
「握り飯もありますよー!」
この機に乗じて販売を行ったり等と様々な者がいたがそこにはいるべき一人が居なかったのだった。
「やるな…!ガードするのも上手いじゃねえか…!」
「…!」
「だが…これはどうだ!」
「…!?」
するとリアムは双剣をしまうと丸太の大剣を取り出したのだった。
「こいつを受けきれるかよ!喰らえ!メガブレイザー!!」
「…!!!」
そしてひらりと身を翻ってRASNとの距離を詰めるとそのまま重力に乗る様に接近したのだった。黒髪化していたRASNはそれに対して避けようともせずに剣を交差させて受けようとしていた。
「…!!」
「耐えるじゃねえか…!けど守ってばっかじゃなぁ!!」
「…!?」
リアムは体を捻らせると辛うじて耐えていたRASNを吹き飛ばしたのだった。
「双剣を使えるとなってもまだまだ俺の伝説には届かね…ありゃ…?」
「オーララ!?飛んでいったでござるよー!?」
「パパ…!?」
飛んで行くRASNは雪が降る空を弧を描いて、そのまま飛行島から放り出されてしまったのだった。
「くっ!間に合わなかったか!?」
「そんな…!」
「レイン!行くぞ!」
「言われるまでもねぇだろ!」
「行きますよ!御子!」
「めんどーだけど…しゃーねーな!」
そして空を飛べた者らは落ちて行くRASNを追いかけて飛行島から飛び立ったのだった。
「カスミ!私達も飛行挺で…!」
「コヨミも行くよ!」
「キャンキャン!!」
「ママ…!」
「……分かったわ…行きましょう!」
そして何名かは飛行挺に乗り込むと少し遅れてだがRASNを追ったのだった。
「大丈夫でしょうか…。」
「どうかしらね…、私達は降り馴れてると思うけどRASNは…。」
「とても不安であります…。」
「一刻も早くでござるよー!」
一方その頃…。
「………。」
雲と雪を突き破っているRASNは気を失いながらも落ちていた。
「………。…!?」
ふと目を覚ますと眼下には海と幾つかの島々を目の当たりにしつつも落ちていることに驚いていたのだった。
「…!」
そしてこのままだと島の方にへと落ちるのに気付くと体を動かしたりして軌道をずらそうとしたがままならずにいたのだった。
「……!!!」
それでもとがむしゃらに体を動かすが頬に突き刺す寒さがRASNの心をも冷えつかせていた。
「(…このままでは…。)」
ふと彼の脳裏にはアイリスの顔が浮かんだ、だがアイリスはギルドの方に呼ばれて不在なのを思い出すと顔を曇らせた。
「………。……?」
だがふとその脳裏と目の前の映像が重なったのだった。
「………。」
広がってるのは形は違うものの島々と海、だが落ちている自分の回りには瓦礫も共に落ちていたのだった。
「……………!?」
そして視線の遥か先には銀髪の少女が微かに手を伸ばすように落ちていく姿があり、それはアイリスなのであった。
「……?!…………???」
RASNは手を伸ばそうとした、だが彼はそうしている事に困惑していたのだった。
「…………!?」
彼は手で頭を覆って苦しんだ、すると彼の黒い髪の右側が少しだけ赤くなったのだった。
「…………自分は……。」
そして彼は島にへと落ちたのだった。