Revival of Darkness 作:RASN_Pixiv1本になります
「…どこなんだここは…。」
RASNは出てから当てもなしにさ迷って廊下を歩いていた。
「…というか、どうして会う人が自分の名前を知っているんだ…?」
そして今の先まで様々な人等に会っており心配されたりとされてRASNは戸惑いを隠しながらも静かに応対していたのだった。
「ここは…?」
そんなRASNが着いたのは少し広めな部屋であり、椅子と机がセットで幾つも置かれている所なのであった。
そしてそこにいた二つの人影が入ってきたRASNに気付いたのだった。
「あっ!RASN君!何だか吹っ飛ばされて大変だったとかで…!?」
「んー…見た感じは大丈夫そうに見えるねー。」
「……。」
声をかけられたのはルーンナイトのサフィラとルビィであり、ルビィは心配そうにRASNのところにへとやって来た。
「あれ?この腕は…それに髪も黒いけど何か…?」
「…。」
そしてRASNの体のあらゆるを見て触れてルビィは目を丸くし、RASNは少し困った顔をして抵抗しようともしなかった。
「おでこにこんな紋章みたいなのあったけ…?」
「ルビィ、RASN君困ってるよ?」
「えっ!?あっ、ごめんなさい…運び込まれたって聞いてから心配で…。」
「それを落ち着けるためにエルがお茶会をしようっていったと思うけどなー…、ごめんね困らせちゃって。」
「いえ…、自分は平気です……。」
「そっか…、って…えっ?」
「RASN君…こんな喋れましたっけ!?」
「どっ…どうだろ…?」
「…………どういうことなんだ…?」
二人が驚く中でRASNは頬を掻いたのであった。
「ともかく、落ち着こっか…。落ち着く為のお茶会なんだしね。」
「そっ…そうでしたね!あっ、RASN君も参加しますか?」
「あっ、自分は…。」
「まぁまぁ、参加してくれてよー…けほけほ…。」
「……。」
そうして二人に押されるままRASNは二人が座っていたテーブルの席にへと座らされていた。
「にしても…主催者が遅いなんてねー。」
「そうですね…。」
「…………。」
「…RASN君平気?何だか…けほっ!けほけほ…!」
「…!?大丈夫か…?」
「うん、平気だよ…あっ、何時もごめんね。」
咳き込んだサフィラに側にいたRASNは咄嗟に背中を擦っていたのだった。
「…いえ…。」
そしてサフィラの微笑みを見るとRASNは一旦息を引っ込めてから擦るのを止めたのだった。
すると足音と共にエスメラルダがやって来ていた。
「お待たせー…ってあら、RASNじゃない!もう大丈夫なの?」
「……ええ、まぁ。」
「そっか、お姉ちゃんとても心配したんだぞ?」
「…………。」
RASNは頭に手を当てたのだった。
「さてと、お茶会をしようかしらねー弟君の席はこっちよー。」
「うおっ…!?」
そんなRASNは余所にエスメラルダは持ってきていたティーセットを置いた。そして自分の隣にへとRASNを置き、お茶会が始まった。
淹れているのはエスメラルダでありサフィラはたまに咳き込みながらもルビィはあわあわとしながらもお茶をたしなんでいた。
「……。」
だがRASNはあまり浮かない顔なのであった。
「…さっきからどうしたの?」
「悩み事があるなら…ちょっと頼り無いですですけどお姉ちゃんに言って下さいねね?」
「……。」
「そうよ!私達はキミのお姉ちゃんなんだからね!」
「…。」
RASNは更に頭を抱えたのだった。
そしてそれからはエスメラルダにぺたぺたと触れられたりサフィラが咳き込んでいたり等とルビィが慌てたりと騒々しいお茶会となった。
「それじゃ自分はこれで。」
「気を付けてねー、片付けはお姉ちゃん達に任せてね。」
「それじゃボクはこれを…ルビィは転ばないでね?」
「幾ら私でもこんな…\ガッシャーン/あっ…。」
「ははは……。」
だがその場を去ったRASNはやって来た時より顔は笑えていたのであった。
「全く…予測通りだったね…。」
「うぅ…すみませーん…。」
「怪我はないみたいね…それにしても…。」
エスメラルダは散らばった破片を掃除しながらもRASNが去った方を見た。
「先輩もやっぱり気になりましたか?」
「まぁ、そうね。何処か距離を離されてるとうか…。」
「うん、引いてるよね。何時もよりも。」
「何があったのかしらね…。」
「見た目も何か…怖いからね。」