キャットと過ごす日常   作:高崎瑞希

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増える~増える~

朝起きたらスマホを起動して顔を洗う。FGOにログイン、APを使いながら朝食をとる。

最近はキャットが朝食を作ってくれる。美味しい。

そしてキャットと一緒に学校へ行く。これが俺の朝だ。

しかしその日はいつもとは違った。具体的には…

 

「ご主人!ニンジンだぞ!」

「ご主人!ニンジンだぞ!」

 

キャットが二人見えるよ…?

なぜこうなってしまったのか。ちょっと長くなるかもだけど話しておこう。

 

キャットが来た。(ゲームに)

キャットが来た。(リアルに)

以上!

 

え?わからない?なんでわからないのさ。仕方ないなぁ…

 

昨日の夜のこと…

キャットを膝にのせて撫でながら俺はスマホをいじっていた。

 

「んー♪」

「気持ち良さそうだね。」

「おうさ!ご主人だからナ!」

 

座っている俺の膝の上にアゴをのせ、手を前にのばしてぱたぱたさせている。

ついでにしっぽもぱたぱた動いている。掴みたくなるが…不容易に触ると怒られる可能性があるからね。我慢。

あ。お尻丸出しの服じゃないよ!ちゃんとした服を着てるからね!

 

「ご主人ー!構え!」

「はいはい」

 

お腹の前でゆらゆら動いている頭に手をのせ、撫でる。

ぱたぱたぱたぱた!

揺れるしっぽを見ながら俺は一勝負をかけようとしていた。

 

そう。久々の『玉藻の前』ピックアップである!

 

そしてさすがは運営。メンテ延長やったぜ!なんて言えるのはFGOプレイヤーだけだろう。

まぁそうしてなんだかんだ貯まった石120個。全40連。これで玉藻を…!

 

「キャット~…運を分けてね~…」

「む?報酬にニンジンを頂くぞ?」

「おー…」

 

我が家の冷蔵庫はすでにキャットに握られている。

まだ財布は俺が持っているが…ニンジンの権限はキャットだ。

 

「よし。いくぞ!」

「いくぞぉ!」

 

片手をキャットの頭にのせ、空いたほうの手を画面に…

 

ヴォン!

 

回転を始める。なかなか金回転はこない。

30連が終わる。ここまでの収穫は限定礼装数枚だけ…

残り10連。来い…!

 

ヴォン!

 

違う…違う…違う…ん?重い…もしかしなくても…持ってない鯖来た!?玉藻!玉藻来い!

 

ヴォン!

 

少しの時間をおいてやっと回り始めた。

そして金演出が!

 

「………」

「ご主人…なにをやらかしてくれたのだ?」

 

膝の上でキャットも首をかしげている。

三本の線が回転を始めても俺は全然興奮することはなかった。いや、むしろ冷めている。

なぜなら…線が回転しているのは…またも俺の部屋の中だからだ。

前と同じ状況。大きな魔方陣が出現している。

い、いや!これはきっと『玉藻がリアルに召喚されました!』が始まるに違いない!

リアルに…この世界に玉藻をぉぉぉ!!!

 

「む?そなたがご主人か!よろしくなのだな!」

 

………

 

「ですよね!知ってた!」

「ご主人…我だけでは不満か…?もっと色々はべらせたいのか?一夫多妻去勢拳か?」

「違う…違うよ?キャットがまさか増えるとは思わないじゃん?それに最後のは違うよね?本家からいらない知識を受け継いでるね。忘れてね?」

 

こうして我が家のキャットが二人に増えました。

 

 

 

 

「さて。どうしようか…」

 

現在右足の上にキャットのアゴが。左足の上にキャットのアゴが乗っている。

 

「むー…」

「むー…」

 

見つめあったまま動かない。仕方なく二人ともの頭を撫でている俺だが…腕が疲れた…

 

「ゲームなら『宝具強化だやったね!』で済むんだけどな…」

 

なにせリアルに召喚されたからな…そんな簡単にいくはずがないし…

とは思いながらもゲーム内で宝具強化しようと試みてみる。すると…

 

「あれ?強化できそう…」

 

ボタンは表示された。これを押したら…どうなるのだろうか…まぁ押したらわかるか!

 

「強化!」

 

左足が軽くなる。忽然とキャットは姿を消してしまった。

 

「あれ?消えた?本当に?ってことはキャットが強化され…」

 

右足キャットの頭の上に何かが浮かんでいた。

なんだろう…

 

 

 

料理レベルUP!

良妻レベルUP!

可愛さUP!

………

 

 

 

「………は?」

「ご主人!なにかが強化されたぞ!」

「うん…なにかな…これ…」

 

なんだこれ…キャットの料理レベルUPだと?もう限凸してるのにこれ以上上がるか!

 

「キャット!飯!」

「ほ?まだ食べるのか?任せるがいい!」

 

ご飯が出てくる。箸を持って料理を口に運ぶ。

 

「うまいな!」

「そうであろう!そうであろう!!」

 

料理レベルUP?可愛さUP?ふざけるな!もうキャットはこのままで完璧な嫁だるぉぉぉ!!!

 

まじでふざけろ。キャットにキャットを加えてキャットになったらそれはキャットだ!

これ以上なにが育つと言うのだ!あ、むn…なんでもないです!

 

「ご主人よ。」

「あああああ…ん?なにかな?」

「現在8時10分であり、学校まで約20分かかると考えると今すぐ出ないと遅刻するのだが?」

「なっ…」

 

ごめん。訂正します。

キャットは賢さが上がった!

 

なお、授業中に寝たらもとのキャットに戻った模様…






んー…ネタが…ない!
なにかこんなキャットが見たい!なんてあれば教えていただけると嬉しいな♪
僕の力で書けそうなら書きます。
もともと時間軸なんてあってないようなものだし…
採用された方にはキャットの肉球ストラッププレゼント!(嘘)

ちなみに作者は邪ンヌピックアップは爆死しました。
いやでも!もうすぐログインボーナスで石入るから!まだワンチャン…!
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