ハイスクールD×D はじまりと絶園の魔法使い   作:七不思議

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興味を持ってくれた方ありがとうございます。

下手くそな小説?ですが、暖かく見守って下さい。

それでは、スタート!!


青年は世界から外れてしまった

 

僕は、死んだ。

突然、大型車が突っ込んで来て、そのまま衝突。これが、死んだ原因だ。不思議と僕は、死を受け入れてしまっている。

何故なら───

 

「死んだのは、仕方ないことだ。それが、あの時の運命なのだから。」

 

そう思った。死後の世界は、どんな所だろう。好奇心はそればかりに向いていた。もしかしたら、閻魔様がいるかもしれない。そうだったら、会ってみたいな。しかし、現実は違った。死んだ後は、『無』。予想はしていたけれど───

 

「なんで、僕は意識があるんだろう?」

 

疑問。死んだ後は、皆こんな風なのだろうか?なら、この先、生まれ変わるときに記憶が無くなるのだろうか?

 

「冷静な男だな。」

 

後ろから声が響く。こんな空間に誰かがいた。振り向くと、赤い髪の女性がいた。女性というよりも、女の子と言った方がよいのだろうか?

 

「随分と肝が据わっているじゃないか。普通なら、ここはどこだ。とか、死にたくない。とか、まだ生きてたい。なんて言うところだろうに。」

 

「あはは……死にたくないは、死んだ後だから言わないんじゃないですか?」

 

苦笑し、自分の思っている事を言う。

死んだと分かっているのに死にたくない。現実を受け入れられないのはちょっとね。

 

「まあ、そんな事はどうでもいい。それより、お前、なんでそんな冷静でいられるんだ。感覚が狂っているんじゃないか?それに、死んだ原因に恨みを持っているんじゃないか?」

 

「狂ってるって、見ず知らずの人に言われるのもどうかと思うんだけど死んだのは分かってることだし、それに死んだんだからもうどうしようもないですか。なら受け入れるしかないじゃないかな。それに、死んだ原因といっても、事故死だし、その運転手だって轢きたくて轢いたわけじゃないし。恨みなんてないですよ。」

 

女の子は、一瞬だけ悲しい表情になった。

 

「なら、お前を殺したのは私だ。といったらお前はどうする?」

 

「例えアナタが僕を殺したとしてもどうもしません。というか、どうにも出来ませんよ。」

 

死んでますし。と僕は付け加えた。

女の子は、それを聞き、目を閉じた。そして、目を開き、喋り始める。

 

「すまなかった。お前の運命は私が狂わせた。と言うのが正しい。」

 

突然意味の分からないことを言い始める。

 

「私は、管理者。人を生かし、殺す者。しかし、お前の死は私が原因だ。」

 

「……どういうことですか?」

 

「本当に、冷静だな。私の仕事は、人の生まれ始めから、死、即ち、終わりまで見届ける役を担っている。勿論、事故死、病死などは生まれたときに、備わっている。それを加えることは誰であろうと出来ん」

 

「なら、僕の死は────」

 

確定していたことなんですね。と言おうとした。しかし、僕の言葉を遮り話を進める

 

「勿論、例外がある。例えばお前だ。お前の存在は、余りにも大きすぎた。いずれ、世界が滅びる程にな。」

 

こんなちっぽけな僕1人の所為で世界が滅びる?なら、僕の命なんて

 

「安いものですね。」

 

「何故お前は、そうなのだ!なんで、そう自分を安く見ている!!」

 

「何故って、それは────────」

 

こんな時はどんな言葉があってるだろうか?

「僕が、死んだからですかね。」

 

「軽く私を恨んでいるのか?そうだろう?何気に刺さるんだからなその言葉は。まあ、せめてもの償いだ。お前を生き返らせる。」

 

涙目になりそうになっていたが、こらえたっぽい。まあ、確かに今の言葉は抉る様な一言だった。と僕は思い返した。しかし

 

「生き返らせるって、僕の存在が大きくて消されたのにまた、入ってったら意味がないんじゃないですか。」

 

「だから、違う世界に送る。というか、移すと言った方が正しい。」

 

違う世界?そんなのがあるのか?その世界は、一体どんな所?

女の子は、僕の疑問を晴らすかの様に話し始める。

 

「違う世界といっても、そこにある概念がだ。」

 

「概念ですか……」

 

「そう、お前に備わっている魔法と言う概念が裏で使われている所だ。」

 

「……そうですか。」

 

「驚かないのだな。何故私がお前が魔法を使えると言うことを知っているとか。」

 

「何を言ってるんですか。驚きもしませんよ。さっき言ってたじゃないですか。生まれ始めから、死、即ち終わりまで見ていると。なら、生きているときの全てを見ているって事じゃないですか。それに、このチカラの所為で、アナタは僕を殺したのでしょ?それなら、合点がいく。それに、そうだとしたらアナタの所為じゃない。僕が生まれて来たのが─────」

 

「それ以上言うな!!言うんじゃない。」

 

僕は、言い止まった。

確かに狂ってるって言われても仕方がないか……仕方ない。こういう性格なのだから。

 

「お前は、今から行く世界で、自分を見つけてこい────」

 

女の子がそう言うと世界が光り始めた。そして、女の子が

 

『世の中の関節は外れてしまった。ああ、なんと呪われた因果か、』『それを直すために生まれついたとは!』

 

と言った。

 

 

 

 




どうでしたか?

取りあえず気に入ってくれたならば嬉しいですね。最後の台詞は、『シェイクスピア』のハムレットよりです。

それでは、また来週とか。
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