ハイスクールD×D はじまりと絶園の魔法使い   作:七不思議

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七不思議です。
学校が始まると更新も遅くなりますのでご了承下さい。

さて、はじまりと絶園の魔法使い。第4話。スタートです!!





出会い

僕がオカルト研究部に入って変わった事がある。一つ目は、皆の呼び名についてだ。兵藤の事をイッセー、グレモリー先輩は、部長、塔城さんは、子猫ちゃん、祐斗は、変わらずそのままだ。最後に姫島先輩は、朱乃先輩で何とか留まった。朱乃先輩は、僕に呼び捨てで呼んで欲しいと言っていたが流石に年上には出来ない。まあ、先輩にそう言って、朱乃先輩と呼ぶようになった。

二つ目は、夜の活動が増えたことだ。悪魔の仕事は夜にしている。僕には関係ないんじゃないか?と思っていたのだが部活扱いとされているらしく、強制連行されたのを覚えている。

三つ目には────

 

「吉野先輩、今日のお菓子は何ですか?」

 

お菓子作りを頻繁にするようになったことだ。

 

「今日はスポンジケーキを作ってみたよ。皆で食べてください。」

 

そう言ってテーブルにケーキを置く。皆は、美味しそうに食べてくれている。

僕は皆が美味しそうに食べてくれていることが少しだけ嬉しい。そう思った。

 

少しは、変わったかな。

 

昔の──前世の僕と比べると変わった。けど、中身が少しだけ変わっただけで本質は変わらない。

 

まあ、簡単に変われるなんて奇跡は不合理だからね。

 

そんな事を思っていると朱乃先輩がいつの間にか隣にいた。

 

「私達ばかり食べて吉野君が食べないのは駄目ですわ。」

 

はい、あーんと朱乃先輩は、ケーキを僕の口元に持ってくる。

 

「い、いえ、味見も兼ねて食べたので僕は、いいですよ。」

 

断ろうとそう言った。すると、イッセーが叫んだ。

 

「なんで、断るんだよ!二大お姉様の朱乃先輩にはい、あーんなんて羨ましいことしてもらえて、オレだって女の子とそう言う事したいんだよ!」

 

よくもまあ、そんな事をこの場で言えるな。僕には無理だと思う。まあ、そんな事すら思ってないしね。

 

すると、子猫ちゃんがイッセーに

 

「……穢らわしいです。」

 

渾身の一言。イッセーは、地に沈んだだけで、僕の状況は変わりはない。すると、僕の携帯が鳴り、これを理由に僕は逃げる。

 

「スミマセン。携帯鳴ってるんで、ちょっと外に行ってきますね。」

 

そう言って、部室から逃げるように出る。

 

それにしても、誰から電話だろう?

 

そんなことを思い携帯を見ると母さんからだった。僕は、こんな時間に珍しいと思い、電話に出る

 

「もしも───」

 

『やーっと出た。出るのが遅いぞ吉野君。』

「……急に電話なんかしてきてどうしたんですか?」

 

『うーんとね。ちょっと頼まれ事を聞いてくれないかなーって思って。』

 

「いいですけど、内容にもよ───」

 

『内容は明日の昼あたりに養子にした子が来るからその子を家まで案内してくれないかしら?年齢は、吉野君の一つ下の女の子だから。学校には、早退の連絡を入れたから町案内もついでにしちゃいなさい。一応、その子に吉野君のアドレスと電話番号教えといたから、明日の朝ぐらいにはメールするように言っておいたからちゃんと返信するのよ。本当はモーニングコールの方が良かったんだけどね~。あ~それと、目印として彼女は、白いワンピースを着てるから。後、その子気が強いからね』

 

「いや、ちょっと待って!!年頃の男女一緒に暮らせ───」

 

言いかけの所でプツンと電話が切れた

 

「──っていうんですか……はあ」

 

相変わらず母さんは嵐のように過ぎ去っていった。

僕は、思わず溜め息をつき、部室に入った。

 

◇◇◇

 

翌日僕は、携帯の着信音で目を覚ました。携帯で時間を確認するとまだ、朝の5時だった。

 

「こんな朝早くから一体誰?」

 

知らないアドレスからのメールであった。メールの内容を見てみると、昨日母さんが言っていた子からのメールであった。

 

内容は、おはようございます。今日から家族になる不破愛花(ふわあいか)です。であった。

僕は、返信でおはようございます。庚吉野です。愛花ちゃんは、早起きなんだね。

 

そう返信してまた眠りに付いた。

 

◇◇◇

 

二度寝から目を覚ますといつも通りの時間に起きた。

いつも通りに食事をとり、いつも通りに登校する。

学校に着き、自分のクラスに入る。祐斗が視界に入り、部長に休むと伝えていないことを思い出した。

 

僕は、自分の席に荷物を置き、祐斗に声をかける。

 

「おはよう、祐斗」

 

「おはよう、吉野君」

 

挨拶を交わす。そして、僕は、祐斗に本題を話す。

 

「祐斗、今日用事があるから、部活には、顔が出せないかもしれないから。」

 

「そう。用事なら仕方ないね。分かったよ部長には、僕から伝えるよ。」

 

ありがとうと言い席に戻った。丁度よく、予鈴がなり、HRが始まった。。

 

◇◇◇

 

3限目が終わると僕は、帰る支度をする。

 

「あれ?吉野君帰っちゃうの?」

 

祐斗が声をかけてきた。

 

「あ、うん。朝言った用事で早退する事になってるんだ。」

 

「そうなのかい。所で用事って?」

 

「ああ、それだけどね。昨日母さんが僕に、何も言わずに養子にした子を向かいに行けって。僕としてはあまりにも急すぎて……」

 

「昨日って……吉野君大変だね。」

 

祐斗の慰めがとても身に染みた。僕は、祐斗にまた明日と言うと学校出て、駅までの道を歩いていった。

 

◇◇◇

 

駅に着くと、愛花ちゃんを捜した。僕は、昨日母さんが言っていた特徴を思い出し、それを頼りに捜す。

 

確か、母さんが白いワンピースを着ているって言ってたっけ

 

周りを見渡すと、駅前の地図の所に白いワンピースの子を見つけ、声をかける。

 

「どこか、行きたい所があるのかい?」

 

と言った瞬間険しい表情をし

 

「消えなさい。ナンパに用はありません。」

と言われた。僕は、

 

母さんが言ってた通り気が強い子だな……

と感心していた。

 

「えーと。きみ、愛花ちゃんだよね。僕は……」

 

「『愛花ちゃん』!?」

 

その言葉に少々不安になり、もう一度確認をする。

 

「そう。愛花ちゃん……だよね。」

 

「もしかして……『吉野さん』ですか?」

 

 

これが僕と愛花ちゃんのこの世の関節が外れた世界での出会いだった。

 

 

 

 




さて、それでは疑問を解消します。と言ってもオリジナル要素ですので。

吉野君の体の中には、はじまりの種と、絶園の種というものがあり、そのおかげで魔法を使えるという設定です。

絶園のテンペストとの違いについて少し説明します。
はじまりの樹とはじまりの種の違いは、影響を与える規模です。はじまりの樹は、絶園のテンペストの作中、鎖部一族に加護を与えていました。それに対して、はじまりの種は吉野君本人にしか加護を与えないと言うわけです。勿論、吉野君が与えられている加護は、始まりの姫宮の葉風さんと同等です。
絶園の魔法に関しては、絶園のテンペストの作中では、1人しか絶園の魔法使いはいませんでした。しかしこの作品では……ゲフンゲフンこれ以上はネタバレになりますので。しかし、察しの言い方は気付いているかもしれませんね。


さて、次回は吉野君の町案内です。

この小説を読んでくれた方に感謝感激です。
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