ハイスクールD×D はじまりと絶園の魔法使い   作:七不思議

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お久しぶりです。

今回もまた更新遅くなりました。次回も遅くなります。

理由は部活で大会が近いというよりは今週の土日が試合なんですけどね。




遭遇

 

はぐれ悪魔を愛花ちゃんが討伐し、家に帰ろうと僕と愛花ちゃんは、出口の方を振り向き、僕だけが固まった。愛花ちゃんは、また目つきが鋭くなる。

 

「…吉野なんでここにいるのかしら?」

 

振り向いた先にオカルト研究部メンバーがいたからだ。いや、別に僕がここにいても言い訳が出来るが、今は愛花ちゃんがいる。しかも、はぐれ悪魔を討伐したのは、愛花ちゃんでその説明をしろと言われるのはキツい。それに愛花ちゃんにはオカ研メンバーが知らない。

 

「……吉野さんこの方々とは知り合いですか?」

 

「…うん、部活の先輩と同級生と後輩。」

 

「それは興味深いですね。彼女等全員悪魔の気配がしますね。…いえ、一人は堕て────」

 

愛花ちゃんが言い切る前に雷撃が横切った。雷撃を撃ったのは朱乃先輩だった。朱乃先輩の表情は何時のにこやかな表情ではなく、何か嫌悪感を出している感じがした。僕は、ふと思い出した朱乃先輩は自分に流れている堕天使の血を嫌っていると。

 

「……あなたも嫌いなのですね。私もカラスは大嫌いなんです。」

 

愛花ちゃんは鋭い目つきで朱乃先輩を見てカラスが嫌いといった。僕はカラスという言葉から堕天使が連想できた。それは何故?と僕が考えていると部長が話を逸らす。僕にとって嫌な方向に

 

「……朱乃落ち着きなさい。それより吉野。その娘誰かしら?私達の事を悪魔と知っているようだけど」

 

あなたが話したの?と目で言っている。僕は首を横に振った。

 

「あなた方の気配が悪魔独特の気配でしたので分かりました。吉野さんには聞いていませんので……というよりは、吉野さんはそう言った他人の事を言わない人ですから。」

 

性格から考えると。と後に付け足して言った。すると、イッセーがわなわなと震えていた。そして、小声で何かを呟いていた。

 

「…やっぱり顔なのか…それとも性格か…どちらにしろとオレには…」

 

祐斗はイッセーの肩に手を置いて慰めていた。子猫ちゃんは、何かゴミを見るような目でイッセーを見ている。気のせいに違いない。

「……考えが不潔です」

 

イッセーが更に沈んでいる。トドメは子猫ちゃんがしたようだ。横目で愛花ちゃんを見るとその目は子猫ちゃんと同様にイッセーのことをまるでゴミの様に見ている気がする。

 

「…吉野さん用事も終わったことですし帰りましょうか。」

 

「待ちなさい!此処であったことを説明して貰わないといけないわ。」

 

愛花ちゃんはめんどくさそうな顔をして答える。

 

「……人にとっての害悪を消したまでですよ。それにあのはぐれ悪魔は既に人を何十人殺していたようですね。そんな悪魔を何時までも野放しに出来るわけ無いでしょう?だから私が消しました。本来は此処の土地を管理しているアナタ方悪魔の仕事ですよ?早急に討伐しないから、人が殺されるのです。考えてみてください。アナタの大切な人が今殺されそうです。助けられる力を持つアナタが来るのが遅く、殺されました。そんな状況を考えて動かなければアナタには何も守れませんよ。」

 

随分と心に刺さる返答をすらすらと言う。部長は唇を噛みしめている。僕も同じ事を言われたら何も言い返せない。力があるのに守れなかった。それが一番キツい。だから守れるようになる。きっと誰しもがそう思うことがあるのだから。

 

「愛花ちゃんそれは言い過ぎじゃないかな。部長もそれを分かってる。今回は守れなかった……けどそれ以上守れる様になれば今回の犠牲は無駄にはならない。…だから部長、次は守りましょう。それがアナタの───」

 

リアス・グレモリーの目標に加えましょう。

 

僕はそう言い軽く微笑んだ。

 

◇◇◇

 

結局あの後は、時間が遅いと愛花ちゃんが言い張ったので、説明は部長に明日でいいかと聞いたところ頬を赤くして、いいわよと答えてくれた。勿論、部活には愛花ちゃんも連れて来るようにとのこと。

 

日が暮れてから時間が経っており、電灯が光り、道が暗い中僕と愛花ちゃんは帰路を歩いていた。愛花ちゃんは前を見ながら僕に話をかけてくる。

 

「……吉野さんは以外と『たらし』なんですね。」

 

「……?」

 

「分かってませんか……鈍いのは間違えではありませんでした。(少なくともあの黒髪の方は、確実に吉野さんに気がありますね。赤髪の方は、さっきので何かしらの惚れるポイントを突かれていたようですし……)」

 

愛花ちゃんが考え込み、相変わらず僕は無言でいる。本当は絶園の魔法を何故使えるかと聞きたいのだが愛花ちゃんはまだ考え事をしているので邪魔をしちゃいけないと思い聞くにも聞けない。

 

「吉野さん……もし私が吉野さんのことが好きと言ったら付き合ってくれますか?」

 

僕は唐突な質問に驚いた。しかし、驚きはしたもの返答は即座に答えれた。

 

「付き合わないかな。」

 

「仮にも本気で吉野さんを好きという人からの告白がきても返答は変わりませんか?」

 

「……変わらないよ。僕のことを好きと言ってくれる人がいたら嬉しいけど……僕はつまらない男だし、付き合ってもすぐ別れるだけだって。それをわかって付き合うのは僕もつらいし……あとあと顔をあわせづらくなるだけだよ。」

 

「それでも構わないと言ったらどうしますか?」

 

此処での返答は重要になると僕は、確信した。これ以上追求される返答をするとあとあと面倒な事になるそう感じた。

 

「……付き合うんじゃないかな」

 

「嘘ですね。吉野さんのことです何かしらの理屈を並べて必死で付き合おうとはしないと私は思いますが。」

 

愛花ちゃんは僕が嘘をついたことをなんの迷いもなく見抜いた。僕からしてみればその通りと言うしかない。

 

「まあ、そろそろ家に着きますしこれ以上聞くのは止めますか。」

 

くすくすと笑う。まるで、上手く弄れたとばかりに満足している笑いだ。僕は少し溜め息を吐いた。

 

◇◇◇

 

「そうえば吉野さんは、私の神器を見て、絶園と言いましたね。何故、吉野さんは私の神器を知っていたのですか?」

 

「ちょっと待って、愛花ちゃん、絶園の魔法の間違いじゃないの?」

 

愛花ちゃん怪訝そうな顔をして答える

 

「絶園の魔法?いいえ、私の神器の名称は《絶園の籠手》ですが。まあ、まだ未熟でそんなに使えませんが……吉野さん何故アナタは私の神器を絶園の魔法などと言うのですか?」

 

「……それは」

 

此処で僕のことを話しておいた方がいいのか?母さんにも僕が魔法が使えるということを見せて知っているわけだし……

 

「って、そう言うことか!」

 

「……いきなりどうしたのです。考え事をしたと思えば急に叫びだして、近所迷惑もいいところですよ。」

 

「愛花ちゃんの神器って母さんに見せたことある?」

 

「何を唐突に……ありますが。それがどうかしましたか?」

 

やっぱりそういうことか。それなら合点がいく。なら愛花ちゃんにも知って貰わなくちゃいけなくなる。というよりは隠す方が駄目だ。

 

「愛花ちゃん、僕はね。」

 

絶園の魔法使いでもあるんだ。そう言い僕は先程愛花ちゃんがはぐれ悪魔の腕を切り落とした大剣の倍の大きさの剣を造ってみせた

その時、愛花ちゃんの表情が驚きの一色しかなかった。

 

「……なるほどあの人が私をすぐに吉野さんの所へ行けと言った意味が分かりました。しかし、何故私の神器の力を使えるんですか?」

 

「僕のこの魔法は生まれたときから授かっている天然ものなんだ。」

 

とは言ったがまさか前世から使えるなどと言ったら頭大丈夫ですか?と言われかねないので黙っておくことにする。

 

「そうですか、生まれたときからですか……それに、純粋に神器よりも力が…いえ、全てが吉野さんの方が上回っている。」

 

「ん、それは結構使いこなすのに頑張ったからね。使いこなさないと危ない時が多かったからね。」

 

僕が人外に会ったことがあるのは、オカルト研究部とイッセーを襲った前に1、2回程度その1、2回はつい最近出会った人外とは比にならないくらいの強さの人外達だった。

 

「吉野さんさっき使った結界みたいなものはなんですか?」

 

愛花ちゃんがはじまりの魔法について聞いてきた。

 

「あれはね。絶園の魔法に対になるはじまりの魔法なんだ。」

 

そう、だからこの世界にもあるかもしれない。絶園の魔法が……絶園の神器があるとしたらそれに対となるはじまりの神器がある可能性が高い。

 

「吉野さんが言いたい事は分かりました。要するに私と対になる神器持ちがいるわけですね。」

 

「確定要素は、まだ不十分だから絶対いるとは言えないよ。」

 

「……そうですね。でも、可能性としてはあるのですね。まあ、現れたら現れたで考えることにしましょう。」

 

そうだね。と僕は頷いた。どうやら話している間に僕と愛花ちゃんは家まで着いた。

 

 

 





スミマセンがオリキャラの設定はまた今度と言うことにします。

読んでくださった方に感謝感激
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