更新遅れてすみません。何せ、新人戦、テスト、大会の3コンボによりダウンしていたのです。やっと、今日の大会が終わり、時間が空くと思われたのですが、2週間後にまた、大会があるので遅くなると思われます。ホントにスミマセン。
後、オリキャラ設定がまた書けなかったので1巻が終わるまでに載せたいと思いますのでご了承を
家に帰ってから夕飯を作り、その後風呂に入ろうとするが今この家には女の子が居るわけだ。故に、レディファーストと言うことで愛花ちゃんから先に入って貰う。その間、僕は食器の片付けをする。
「……よしこれで終わりと。後は洗濯か…お風呂には愛花ちゃんが入ってるけど…洗濯物を置くだけなら大丈夫かな。」
そんな軽率な考えで僕は洗濯物を持っていく。脱衣所に入り、洗濯機の近くに洗濯物を置き、急いでその場を後にしようとしたが、タイミングが悪く愛花ちゃんがお風呂から上がってきた。
「……吉野さん覗きですか?」
「ち、ちが──」
否定しようとすると、愛花ちゃんがくすくす笑い始める。僕の困っている顔を見て、喜んでいる様に見える。
「冗談ですよ。洗濯物を置きに来たんですよね。入る前に無かった洗濯物がそこにあるのですから。」
「……分かってくれて──」
良かったと言おうとした時、愛花ちゃんが僕の言葉を遮り話す。
「しかし、私が入っていると知っていながら、置くだけなら大丈夫だろうと軽率な考えで入らない方が宜しいですよ。私だからこんな軽く流す程度で済ませるのですが……他の女性なら訴えられて捕まっても文句は言えませんよ?」
「……仰る通りです。」
「分かればいいのです。着替えますのでここから出て行ってくれませんか?湯冷めしてしまいます。」
「うん、すぐに出て行くよ。」
僕は脱衣所から出て扉を閉める。すると扉越しから愛花ちゃんが声をかけてくる。
「吉野さん、料理以外の家事なら私がやりますよ。といわけで洗濯をするとしましょうか。おや、これは吉野さんの下着──」
「ちょっ、ちょっと待って!自分の洗濯物ぐらい自分で───っ!?な、なんで愛花ちゃんまだ着替えてないの?」
僕は慌てて脱衣所に入ったがそこにはタオルすら巻いていない愛花ちゃんが立っており、僕は直視出来るわけがなく扉の方を向いた。
「それは、吉野さんが出て行って一分も経っていないのですよ?早着替えなんて私は無理ですよ。それにしても──」
足音が僕の方に近付いてくる。そして愛花ちゃんの手が僕の首に触れる。
「吉野さんって意外と初々しいですね。」
可愛いですよ。と僕の耳元で囁いた。囁くとき僕に密着する状態になった。が愛花ちゃんは高校生にしては未発達なので
……まだ高校生だから成長の余地はあるだろう。
そんな事を思っていた。しかし、そんな事を思っていても相手は年頃の女の子なのだ。少しはドキドキする。
「まあ、悪戯はここまでにしますか。着替え終わったので振り向いて貰ってもいいですよ。」
そう言われ振り向くとちゃんと着替えていた。少しホッとし息を漏らした。
「愛花ちゃん流石にあんな風にからかったら駄目だろ。」
「そうですね。吉野さんの体温が上がっていましたし、脈拍も速くなっていて面白かったのですが。」
「そう言う事じゃなくて、もし僕じゃなかったら理性を飛ばして襲っていたかも知れないくらいの悪戯だよ。」
「それは、私の魅力じゃ吉野さんは落とせないと言っているのですね」
「そういうことを言ってる訳じゃなくて……」
「分かっていますよ。ですが、吉野さんレベル以下だったら半瞬で消すことが出来るのですよ?」
そう言い愛花ちゃんは神器を展開していた。
そうだった。絶園の魔法があるんだった。確かにそれなら余程強い相手以外なら倒せるだろう。いや、屠れるだろう。
僕の中では絶園の神器も絶園の魔法として扱うことにした。性質が似てるということもあるし、ずっと絶園の魔法を扱ってきているのだから今更変えることはしない。
「というわけで、自分の洗濯物は自分ですることにしましょうか。」
そういうと愛花ちゃんは脱衣所から出て行った。僕は、疲れただけだった。
◇◇◇
「というわけで、自分の洗濯物は自分ですることにしましょうか。」
私はそう言い、脱衣所を出て自分の部屋に戻った。部屋は吉野さんが私が来る前に掃除をしていたらしくとても綺麗だ。荷物については、それ程多くなくすぐに片付けに手間がかからなかった。
ふと、手に何か握っている感覚があった。不思議に思い、握っている物を見る。
「……ふむ、どうしましょうか。」
私が握っていた物は、先程洗濯しようとした吉野さんの下着だった。どうやら、吉野さんを弄っているのに夢中で持っていることを忘れていたようで今の状況をつくった。
「……明日の朝にでもこっそり返せばいいでしょう。」
コンコン
突然扉をノックされ私は驚く。驚いた拍子に吉野さんの下着をベットの下の奥の方へ放り込んだ。吉野さんは、扉越しに声をかけてくる
「愛花ちゃん、紅茶淹れたんだけど飲む?」
「え、ええ飲みます。飲みますとも。」
私はそう言って、すぐに部屋から出てリビングに向かった。
◇◇◇
翌日、僕と愛花ちゃんは二人で登校した。登校中に他の女生徒が話しているが僕と愛花ちゃんは気にせずそのまま登校する。学校に着くと愛花ちゃんを職員室まで送る。
職員室に行くと途中で愛花ちゃんはこんな事を聞いてきた。
「どちらの苗字で自己紹介しましょうか。不破ですかね。それとも庚……吉野さんはどちらが良いと思いますか?ちなみにあの人からは、どちらでもいいと言われました。」
「愛花ちゃんの好きな方でいいんじゃないかな。」
愛花ちゃんは暫く考える。すると、職員室から愛花ちゃんの担任の先生らしき人が声をかけてくる。
「おい、庚」
「はい?僕ですか?」
「いや、違う。妹のほうだ。庚妹返事は?」
「何でしょうか先生?」
考える必要はなかった。先生からは庚妹と呼ばれたので庚で恐らく自己紹介するだろう。ちなみに、先生は女性だよ。
「返事は、はいだ。庚妹」
「……はい。」
少し不満そうな顔で返事をする。
「それでいい。……庚兄は自分の教室に戻れ。もうすぐHRだ。」
「分かりました。愛花ちゃんを宜しくお願いします。」
僕は頭を下げそう言う。そして、自分の教室に戻る。
◇◇◇
放課後僕は、愛花ちゃんのクラスに向かう。しかし、問題が生じた。僕は愛花ちゃんのクラスを知らないのだ。一クラスずつ回ろうかと考えていると前から見知った二人が一緒に歩いて来た。
「吉野さんどちらへ向かおうとしていたのですか?」
「……こんにちは吉野先輩」
愛花ちゃんと子猫ちゃんが一緒に歩いて来たのだ。僕としては奇妙な組み合わせに疑問を抱いていた。
「子猫さんとは同じクラスなんですよ。」
愛花ちゃんは僕の疑問を晴らすかのようにそう言う。
「吉野先輩部室に向かいましょう。」
「あ、うん。そのつもりで愛花ちゃんを迎えに来たんだ。」
「クラスもわからないのにですか?」
「……それは否定出来ないけど。でも、愛花ちゃんが子猫ちゃんと一緒のクラスでよかったよ。」
少しでも知り合いがいれば愛花ちゃんも過ごしやすいかもしれないし……知り合いじゃなかった顔見知りだね。でも、仲良くはして欲しいな。
僕は子猫ちゃんに近付いて愛花ちゃんに聞こえないように言う。
「愛花ちゃんをよろしくね」
「……わかりました。」
愛花ちゃんに会話を聞かれないように言い、部室に向かった。
その後、部室に着いてからは、部長が昨日のはぐれ悪魔──バイサーを殺した愛花ちゃんに質問が飛んでいった。愛花ちゃんはめんどくさそうな顔をしながらも説明をした。
説明が終わると部長は愛花ちゃんを眷属に勧誘するが愛花ちゃんは部員ならいいと僕と同じ答えになった。
「そういえば吉野、アナタと愛花はどういう関係かしら?」
部長が突然質問してきた。どんな関係かを知っている祐斗と子猫ちゃん以外は興味を示している。
「僕と愛花ちゃんの関係ですか?義───」
「許嫁ですよ。勿論、食べましたよ(手料理を)」
愛花ちゃんは僕の言葉を遮り、嘘をつく。愛花ちゃんの今の顔はとてもいい笑顔だ。僕はその言葉を聞き、愛花ちゃんの表情を見た瞬間、人に気付かれない程小さな溜め息をついた。
「吉野さん、本当に美味しいんですよ。一生食べれるなんて嬉しいですね。」
「「「な、ななッ?!」」」
愛花ちゃんの言葉にイッセー、朱乃先輩、部長が赤面している。
「吉野君、彼女は何のことを言ってるの?もしかして、吉野君の手料理のことかな?」
「……祐斗の思っているので当たっていると思う。多分僕の手料理だと思うよ。」
「確かに吉野先輩の手作りお菓子美味しいです。それに、愛花さんは今日のお昼を楽しみにしていた感じでしたし。」
僕達はからかっている愛花ちゃんを見てそんな話をした。勿論、愛花ちゃんはそのままからかっていたがだんだんとヒートアップしていた。
「ア、アナタ!吉野に何をしてるの!」
「ナニ?そんな事を話せませんよ?」
「吉野君になんて事をしていらっしゃるんですか!」
「クソォォォやっぱり顔か!?性格か!?」
僕はそんな事お構いなしに祐斗と子猫ちゃんと一緒にお菓子を食べてその光景を眺めていた。