Fate/GrandOrder-孤高では無くなった獅子-(凍結中) 作:バッグクロージャー
私が投稿した他の小説から来た方はこんにちは。
どうも、パンの袋のアレです。
今回はスコールとfgoのクロス小説をやっていきます。スコールの設定は後に投稿しますので、今はどうぞお楽しみください。
「これで終わりだ、魔女!」
最後の切っ先が女性を模した怪物を切り裂く。刹那、怪物からは鮮血の代わりに大量の暗黒物質が放出された。
「こんな...はず...では...!」
時を操り、自身のみが生存できる世界を造り上げようとした魔女・アルティミシアはこの様な形で終焉を迎えるとは思っていなかった。
魔女は最後の力を振り絞り、時を操る。あいつだけは、私を倒したSEEDだけは道連れにしてやる、と。
その力は魔女の予想通り、自分を倒したSEEDに、スコール・レオンハートに命中する。
「なに...!?」
「お前も道連れに、時の彼方へ飛ばしてやろう...!!」
その言葉を最後に魔女が造り上げた世界は光とともに失っていった。
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「ここは...」
スコールが目を覚ますと、そこは豪雪地帯だった。そこには陽の光など存在せず、僅かな視界しか許されていなかった。
(どこなんだここは?それに...)
スコールは思案する。何故こんなことになったのか、その
(思い出せない...俺は失くしたのか?あんなに大切だった思い出を...?)
自分がなぜここにいるのかどころか自分が今までどう過ごし、どんな友人関係があったのか。それすらスコールは思い出せなくなってしまっていた。
(体が寒い...当たり前だ、吹雪の中軽装でいては早死にするだけだ)
まずは山小屋などの避難所を探さなくては、と結論づけまっすぐ進む。自分の立っていた僅かな傾斜を足で感じ取りながら、ひたすら上へ登っていく。
だが、歩き始めてから間もないうちに体力は尽き、体が動かなくなってしまった。
(死ぬのか?こんなところで?こんな、何も無いところで...何も出来ず過去形にされてしまうのか...!?)
頭で死を否定するが、すでに体は凍えまるで意識だけ別に存在しているような感覚に陥る。
「俺は...過去形には...!」
最後に振り絞った声は、弱りきったライオンのように虚しくこだまする。
だがその最後の一声がある人物に届いた。
「こんなところに人が...?すぐに治療しなくちゃ!」
防寒着に身を包んだ男が力尽きたスコールを抱き抱える。
「...これは僕が...私自身予測出来ていなかったことだ、あのときの未来視が正しければその未来に彼はいなかった。これも何かの縁なのかも、知れないね」
誰に聞こえるでも、聞いてほしい訳でもなく男はそう呟く。いずれ訪れる厄災を救済してくれる人物になるかもしれない、そう期待しスコールを担いで帰っていった。
この物語は、人理を救済した
簡潔にプロローグを書きました。
まずスコールは元の世界で過ごしたストーリー記憶を殆ど失っています。具体的にはSEED試験のあと辺りからの記憶と、一緒にいたリノア達のことを忘れている感じです。
ご感想、誤字脱字報告等いただけると幸いです。