更新遅くなり申し訳ございません。
短いですがどうぞお楽しみください。
「ハァ、ハァ、カルラさん!おじいちゃん!」
何とか、ウォールマリアまで着いた。
おじいちゃんとのカルラさんとの約束守れた。
「クセロ!アルミン!エレン!ミカサ!大丈夫かのう?」
と心配そうに聞いてくる。
「大丈夫!」
と私は安心させるようにニッと笑って答える。
目の端では3人(カルラさん、エレン、ミカサ)が抱き合っているのが見える。
良かった。未来、変えれた。
私なら、何とかなる!
みんな、救える!
未来を変えてみせる!
「3人をお願い!私はシガンシナ区に戻って逃げ遅れた人たちを探してくる!」
「駄目よ!クセロ!待って!行かないで!私達と一緒に逃げましょう!」
「ごめん。カルラさん。私は兵士だから。守らなければいけないの!」
「貴方はまだ、子供なのよ!」
悲鳴のような声が聞こえる。
でも…………………。
「………。ごめん、3人をお願い!」
私はこの後何が起こるか知っているから戦わなければならない。
「クセロ!必ず生き延びて!」
かすれた悲鳴のような声が聞こえる。
「クセロ!必ずじゃ、必ず帰って来るんじゃぞ!」
「わかった!行ってきます!」
そう言いニッと笑うとクセロは内門へ飛んで行った。
ーーーーーー
…………………やっぱり、酷すぎるよ。
覚悟していたとはいえ。
巨人が襲ってくるたびに返り討ちにして生存者を門の近くまで運んだり途中でハンネスさんや他の駐屯兵の人たちに預けたりして気づいたら日が沈みかけていた。
あと、もう少しで奴が来る。
アニメの中では確かそう!
鎧の巨人と呼ばれていた。
裏切り者がエレンやミカサ、アルミンと同期だったことは覚えている。
記憶が虫食いで役に立たない。
こんな時こそ必要なのに!
前世の事を話したら化け物扱いされたり、きっと頭がおかしい人って言われるだろう。
誰かに相談したい。
話を聞いてくれるだけでも良い。
どうして、私はこんな記憶を持って生まれてきたのだろう?
………。悩んでいる暇なんてないみたい。
おかしな動きをする巨人(鎧の巨人)がいる。
止めなきゃ、みんなが死ぬ前に。
怖い、戦いたくない、逃げたい、だけど、動こう。
私がこの記憶を持っているのは多分一人でも多くの人を救うためだから。
ーーーーーー
「クセロ‼︎」
誰かの声が聞こえる。
私、空を飛んでいるみたい。
だって、風の音がする。
景色がものすごい速さで流れているみたい。
新幹線に乗ったような景色の見え方。
止められなかった。
必死に鎧の巨人の弱点ぽいとこ攻撃したのに。
止めれたのは1分くらいかな。
みんな、逃げれたかな。
ワイヤー掴まれて投げられて終わり。
ここで死ぬのかな?
虫ケラみたいに。
未来変えられなかったなぁ。
意識が遠のいていく。
誰か、誰でも良い。
助けて。
未来を、変えて。
ごめん。
アルミン。
不甲斐ない姉を許して。