ドラえもん のび太の新魔界大冒険~絆の戦士と7人の魔法使い~ 通常形式版   作:憲彦

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よし!ようやくコラボ回!!デルタさんのディケイドなのび太を召喚!!

そして今日は、出来杉が活躍します!


復活

 タイムマシーンに乗って過去へと戻り、世界を変えようとした自分達を止めに向かってるのび太とドラえもん。しかし、突然操作パネルのどら焼きモニターが点滅を始めた。どら焼きの口は後ろを向いているので、後ろに何かがあったのだろう。

 

「ん?後ろ?」

 

「何かいるよ?」

 

「そんなバカな。時の流れの中を……」

 

 のび太が何かを見付けると、ドラえもんも後ろを向いて確認をする。距離があるのでなかなか目視できない。スピードを落として目を凝らしてみる。

 

「ハアァァァァァァ!!!」

 

「「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!」」

 

 2人の目に入ったのはメジューサだった。2人は追いかけられていたようだ。捕まらないためにタイムマシーンの速度をマックスにしてその場から逃げる。目的の時間に来ると、急いで机から出る。

 

「「追ってくる!!?」」

 

 確認するとまだ追ってきていた。急いで机の引き出しを閉めて、タケコプターを頭に着けて窓から外に出る。そして飛んで逃げようとしたのだが、

 

「「バッテリー切れだった!?」」

 

 そんなバカな事をやっている間に、メジューサは机から出てきて部屋を見渡す。いないと分かると窓から外に出て探した。

 

「見付けたぞ!!」

 

「っ!?ホウキング!!」

 

「飛べないくせに!!」

 

「やるしかないだろ!!」

 

 近くにあった箒を手に取り、ドラえもんと一緒に股がった。

 

「飛べ!飛べ!!」

 

 ギリギリの所で飛び上がり、間一髪でメジューサの攻撃を避けた。その後も何回か撃たれたが、滅茶苦茶な運転のため当てることが出来ない。

 

「ドラえもん!頭下げて!!」

 

 ポケットからブラストショットを取り出し、ドラえもんの頭を下げさせる。ドラえもんが急いで頭を下げると、狙いを付けてすぐに撃ち込んだ。

 

「グワァ!?」

 

 3発撃つと、3発とも当たった。その後も撃つためにブラストショットを構えているが、威力が足りないのか足止めにもならず、石化の光線を撃たれた。

 

「駄目だ!避けきれない!!」

 

 光線を受けると2人は石像になり、ドラえもんはのび太の部屋に、のび太は空き地の木に追突して落下した。

 

「ハハハハハ!」

 

 2人を石像にすると、メジューサは笑いながら自分の時間へと帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜。雲の間から月が一瞬出たとき、2人は石像から元の生身の体に戻った。

 

「体が動く!?」

 

「あぁ~不味い!!早くしないともしもボックスが使われる!!」

 

 2人は急いで通り抜けフープを使って家の中に入り、この時間の自分達を止めようとした。だが、無情にも月は雲に隠れてしまい、2人は再び石像になってしまった。

 

『何!?このがらくた!!』

 

『勝手に入ってきたんだ!!』

 

『庭に置いてあったのに!!』

 

 科学世界の自分達の会話を聞きながら、2人はポケットにへとしまわれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、2人はポケットの中でも諦めなかった。どうにかして外の自分達にこちらの存在を知らせようと頑張っていたのだ。

 

「グッ!……動かない……!!」

 

「ンググググ……!ハッ!これは!月光灯だ!!」

 

 ドラえもんの目の前には月と同じ光を放つ月光灯があった。これを自分達に当てれば、一瞬とは言え動くことが出来るようになる。それを使い、外の自分達に事の全てを伝えようとした。

 

「フンッ!グググ!!トリャア!!」

 

 何とか体を動かして月光灯を蹴飛ばすと、他の道具に当たって色々と飛び回った。整理をしていないせいか、面白いように弾かれる。そしてその1つが月光灯のスイッチに当たり、のび太達を狼男の状態ではあるが一時的に呪いから解放した。

 

「アオー!!」

 

「ウヮオー!!……やった!動ける!!」

 

「早く、外にいる僕たちに伝えるんだ!」

 

「そうだった!!でもどうやって?」

 

「取り敢えず、その辺にあるものを片っ端から投げて暴れるんだ!」

 

「分かった!」

 

 近くにある道具を手に掴んで、そこらじゅうに投げ飛ばした。

 

『グワァ!お腹が急に!!』

 

『大丈夫!?』

 

 あのときの腹痛はこれが原因だったようだ。

 

「気づけ!気づけ!!」

 

「早く、気づいてよ!!」

 

 ポケットの中では、ドラえもんとのび太が必死で道具を投げてきづいて貰おうとしたが、体力の限界が来ても気付いて貰えなかった。

 

「あぁ!?月光灯の効き目が!!」

 

「ッ!?のび太くん……!」

 

「ドラえもん……!!」

 

 石像に戻り、消え行く意識の中で、2人は最後に何かの影を見て意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、魔界星の牢屋で。

 

「パパ……!」

 

「美夜子……!」

 

 全員捕まってしまったが、美夜子と満月牧師は再会ができ、かけられていた変身の魔法も解いてもらうことが出来た。

 

「良かった……魔法が解けて」

 

「しかしこの空間では私たちの魔法は封じられている様だ」

 

 そう。この牢屋の中では美夜子にかけられた魔法を解くのが精一杯。脱出するための魔法を使うことは出来ない。少し安心したが、すぐに不安になってしまった。

 

「でも、のび太さんとドラちゃんが必ず助けに来てくれるはずよ!!」

 

 のび太とドラえもんが必ず助けに来ると信じていた美夜子。だが、その信じている表情はすぐに絶望へと変わってしまった。

 

「アーハハハハ!!そやつらなら既にメジューサの魔法で石に変えられたわ!そして、明日はついに魔界星と地球が接触する日」

 

「「えぇ!?」」

 

「もうそんな近くに……」

 

「メジューサ様が月の魔力を消し去りに行かれたからな」

 

「無防備になった地球を攻め落とすなど容易なこと」

 

「前祝いにお前達を料理してやる。楽しみに待ってるんだな!」

 

 悪魔達は薄気味悪い笑い声を響かせながら、牢屋の扉を閉めてどこかへと行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ウワァァァァ!!アッ!?」」

 

 場所は再び地球に戻る。のび太の家の庭では、ドラえもんとのび太が元の姿に戻っていた。そして目の前には、

 

「気がついた?」

 

「ドラミ!」

 

「ドラミちゃん!!」

 

「どうしてここに?」

 

 ドラえもんが質問を投げ掛けると、ドラミはポケットから汚れを落とす道具を取り出し、のび太に書かれた落書きを消しながら答えた。

 

「セワシさんが、お兄ちゃんの腹痛の原因は四次元ポケットにあるんじゃないかって言って、スペアポケットなら中を覗いてみたの。すると、なんと石になった2人がいたってわけ」

 

 それを聞くと、ドラえもんとのび太は余りの嬉しさからドラミに抱きついた。

 

「キャッ!いったいどうしたのよ!?」

 

「そ、それが大変なんだ!!」

 

「「#%△∈◎◆※∈#○∈∞」」

 

「と言うことなんだ……」

 

「成る程……」

 

 ドラえもんとのび太は事情をドラミに伝えるが、口が回っていないため何を言っているかが全く分からない。だが、ドラミには伝わったようだ。

 

「それじゃあ、もしもボックスがあれば解決ね!」

 

「流石ドラちゃん!」

 

「持つべきものは妹よ!!」

 

 のび太は早速ドラミのもしもボックスに入り、元の世界に戻そうとした。

 

 ドラえもん のび太の新魔界大冒険~絆の戦士とシチニンの魔法使い~完結

 

「ちょっと待てよ……?」

 

 何だよ。せっかく完結したのに。もしもボックスからのび太が出てくると、ドラミとドラえもんに1つ質問をした。

 

「1つ聞きたいんだけど、ここで科学の世界に戻したら、魔法の世界の皆はどうなるの?」

 

「それは、その……」

 

 のび太の質問に、ドラえもんが口ごもる。

 

「つまり、パラレルワールドになるの」

 

「パラ……なに?」

 

 ドラえもんの代わりに、ドラミが言うが、聞き慣れない単語に首を傾げた。すると、今度はドラえもんがのび太にも分かるように説明をする。

 

「つまり、僕たちは科学の世界で、こっちの世界とは別々に……その、永遠に……」

 

「ッ!?そんなの駄目だ!それじゃあ、美夜子さん達は、僕たちの助けが無いまま……ずっと……」

 

 ドラえもんの言葉に全てを理解すると、血相を変えて抗議をした。のび太の言葉に、ドラえもんもドラミも何も言えなくなってしまった。

 

「戻ろう……ドラえもん。もう少しで忘れるところだった。誓ったんだ。必ず助けに戻るって」

 

「でも、体は大丈夫なの?……いや。こんなところで君を止めても仕方無いか。一緒に行こう!魔界星へ!!」

 

 のび太の姿勢に、ドラえもんも覚悟を決めたようだ。魔界星へ行って、皆を助け出して、地球を救う覚悟が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔界星の調理場でら、出来杉達が調理されそうになっていた。因みに、今は出来杉がまな板の上に乗せられて縛られている。

 

「食べるならジャイアンだよー!!僕は骨と皮ばっかで美味しくないよー!!」

 

「バカ野郎!!俺は脂身ばっかだって!!」

 

 ジャイアンのその言葉に、この部屋に入っていた星2つ悪魔が反応した。

 

「へー。俺脂っこいの好きー!ねー。コイツから揚げにしようぜ!」

 

「いえ。蒸し焼きにします!」

 

「俺は星2つだぞ!!」

 

「から揚げにします……」

 

 料理人の星1つ悪魔に伝えると、1回は断られた物の、悪魔の縦社会は絶対的な物のようで、渋々リクエストを受け入れた。すると今度は、星3つの悪魔が入ってきた。

 

「塩ゆでにしろ。ワシは星3つだ」

 

「「塩ゆでにします……」」

 

 悪魔の縦社会は絶対的な様で、逆らうことが出来ず塩ゆでが決定した。調理人の悪魔が研いでいた包丁を手に取り、出来杉を捌こうとしたその時だ。

 

「ゼヤァ!」

 

「ウワッ!?」

 

「だ、誰dグワァ!」

 

 突然マゼンタと白、黒の3色の体をして、身体中にバーコードの様な模様が入っている人が入ってきた。その人は、剣の様な物を振るって部屋にいる悪魔3体を一瞬で片付けた。

 

「一体……誰なんだ?」

 

 出来杉はそう呟くが、急に入ってきた人は何も言わない。無言でみんなに近付くと、拘束している鎖を破壊して解放した。

 

「皆!助けにッ!?誰だ!」

 

 全員解放されたタイミングで、のび太が通り抜けフープを使って入ってきた。だが、突然目の前に現れた存在に警戒し、ブラストショットを構えた。いつでも撃てる状態だ。

 

「おっと!大丈夫大丈夫。僕はディケイド。味方だから!」

 

 そう言われるが、のび太はいまいち信用できない。ドラえもんも入ってきたが、状況を飲み込めないようで少し困惑している。

 

「この人が言ってることは信じても大丈夫だよ。この通り僕たちを助けてくれたから」

 

 出来杉がそう言うと、ブラストショットを下ろして警戒を解いた。

 

「ッ!?美夜子さんは!?」

 

 だが、警戒を解いたと同時に気付いたようだ。美夜子が居ないことに。

 

「君の探している人は地下にいる。早く行きな。君の仲間は僕が護衛するよ」

 

「……分かった。皆を頼んだよ」

 

 そう言うと、ドラえもんは反対側の壁に通り抜けフープを貼り付けて道を作り、外で派手にドラミがドンパチやっている場所まで案内しようとした。

 

「出来杉。これを」

 

「うん。ありがとう」

 

 渡したのは銀のダーツと出来杉が使っていたディバイトシューター。ここに来る前に回収していたようだ。それを受け取ると出来杉は皆の後を追い掛けていき、のび太は等身大のウルトラマンに変身して地下へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆!こっちだ!」

 

 ドラえもんが皆を案内しながら進んでいく。上空ではドラえもんの巨大な気球が浮かんでおり、そこから大量の花火が放たれる。悪魔達は混乱ぎみだ。だが、

 

「待て!見付けたぞ!!」

 

 ドラえもん達の向かう方向から、たくさんの悪魔が現れた。混乱に乗じて逃げようとしていたのがバレたみたいだな。

 

「ジャイアンこれ!」

 

「おう!」

 

 ポケットからパワー手袋を取り出してジャイアンに投げ渡す。素早く手に嵌めると、向かってくる悪魔達を次々に殴り飛ばしていく。

 

「おら!ゼヤア!!」

 

「スネ夫!静香ちゃん!」

 

 続けてポケットからディバイトランチャーを2つ取り出して、スネ夫と静香に。受け取るとすぐに悪魔達に向けて発射する。出来杉もそれに合わせて近付いてくる悪魔達の頭を正確に狙い撃つ。

 

「さ~てと。僕は何をするか……」

 

「よそ見をすんな!!」

 

 皆が戦っているなか、ディケイドは状況を観察していた。カードを取り出して眺めている所から、どれを使うか悩んでいるようにも見える。そんなディケイドを見てイラッと来たのか、複数の悪魔がディケイドに向けて火の玉を撃ち込んだ。巨大故に、当たればただでは済まないだろう。

 

「やっぱ魔法と言えばこれだ!変身!」

 

『KAMEN RIDOE WIZARD!』

 

『ドライバーオン!プリーズ サハャバドゥビ タッチ ヘンシン!フレイム プリーズ ヒーヒー ヒーヒーヒー!!』

 

 ベルトのバックルを展開し、カードを差し込んで閉めると、特殊な音声が鳴り響いて魔方陣が出てきた。それは悪魔が放った火の玉を吸い込んでいき、ディケイドの体を通っていく。

 

「やっぱこのカード音が五月蝿いんだよな~」

 

「姿が代わっただと!?」

 

「なに驚いてんの?じゃあ、行くぞ!」

 

 敵に向かって走っていくと、攻撃を全て身軽な動きで避けて、大きく隙が出来たところに自分の攻撃を叩き込んでいる。大人数を相手にしているため、最適な戦い方と言えるだろう。

 

『ATTACK RIDOE EXPLOSION』

 

「ハッ!」

 

 再びカードを入れ、手を悪魔達の方向に向けると、その方向に巨大な爆発が巻き起こった。爆発の効果がある魔法のようだな。そしてジャイアンは、

 

「オウリャ!!」

 

「ガァッ!?」

 

「テメェ!!」

 

「連続普通のパンチ」

 

 ドラえもんに渡されたパワー手袋。どうやら彼には相性が良すぎたようだ。腕力数十倍どころか、腕力数百倍になっている。拳1つで人間よりも強靭な体をしている悪魔を粉々にしている。連続で食らった者は形すら残っていない。

 

「どうした!?数だけか!?」

 

 物足りなく感じたのか、挑発するように構えをとる。それが頭に来た悪魔達は、ジャイアンに向けて一斉に魔法を放つ。大量に放たれた魔法が1つになり、巨大な球体となってジャイアンに迫ってくる。だが、

 

「ふん。そんなもの……必殺マジシリーズ。マジ殴り!」

 

 拳を全力で前に突き出すと、拳で生まれた風圧が魔法を掻き消し、悪魔達を襲う。

 

「「「「グワァァァァ!!」」」」

 

 結果跡形もなく消滅してしまった。もはや悪魔では彼に勝てないかもしれない。そして出来杉達。彼らは連携をとって戦っている。出来杉が前に立って指示を出し、ドラえもんとスネ夫、静香、満月牧師がそれに従って動いている。

 

「チンカラ~ホイ!!今だ!!」

 

 念力で悪魔達を一気に拘束すると、それに合わせて4人同時に攻撃を入れていく。

 

「アイツを残しておくと、後々面倒だな……はぁ!」

 

 1番奥にいた悪魔が出来杉き向かって飛んできた。周りの悪魔とは見た目が違うことから、恐らくかなりの手練れだろう。

 

「ウワッ!グッ!はぁ!」

 

 攻撃を避けて、距離を置いてディバイトシューターで攻撃を入れる。だが、バリアの様な物が張られ、ダメージを与えられない。

 

「ッ!?チッ!」

 

 走りながら様々な方向から射撃をするが、全てバリアで防がれた。だが、しっかりと収穫もあった。それを検証するために近付こうとしたが、相手は悪魔。簡単に近付ける筈がない。

 

「グワァ!あぁ……」

 

 魔法で動きを止められ、全力で殴り飛ばされた。立ち上がるが、大きなダメージを受けて上手く動けなかった。後ろにいる4人は他の悪魔を片付けるまで援護は出来そうにない。ジャイアンとディケイドも同様だ。

 

「バカな奴等だ。妙な行動をしなければ苦しまずに死ねたと言うのに!」

 

「グワァ!アッ……ハァハァ……」

 

 更に殴られ、壁に寄り掛かるように座り込んでしまった。留目をさそうと、敵は腕を伸ばしてくる。だが、

 

「ッ!この距離なら!バリアは張れないな!!?」

 

 腕を掴むと、ゼロ距離でディバイトシューターを乱射。悪魔をバリアを張ることが出来ずに、全て受けてしまった。

 

「グワアッ!?この!!ウワァア!!」

 

 出来杉を止めようと腕を振り上げるが、更にそこに銃弾を浴びせていく。

 

「僕は、倒れる訳にはいかない。僕の仲間が、自分の守るべき物の為に命をかけている。それに甘んじて、後ろに立って見ているだけじゃ駄目なんだ!」

 

「死ぬ運命だと言うのに、何故!!」

 

「死なない。死なせない!!僕の、信じられる仲間達は!!はぁ!!」

 

 掴んでいた腕を払い除けて、無防備になった体に銃弾を更に浴びせる。崖まで追い詰めると、そのタイミングで弾が出なくなった。エネルギー切れになったようだ。

 

「どんなに足掻こうと……地球は滅びる。バカな連中だ……」

 

 相手も死にそうだ。だが、だからと言って留目をささないわけではない。仲間を、戦う意味をバカにされたからな。

 

「ウワアアアアア!!!」

 

「え?ちょ!出来杉!?」

 

『ATTACK RIDOE Bind』

 

 崖から悪魔と一緒に落ちていく出来杉を見たディケイドは、バイトのカードを使って魔方陣から鎖を出し、出来杉を回収した。

 

「全く……なんて無茶をしてんのさ」

 

「ははは。どうしても負けたくなくて……」

 

「はぁ、少し待ってて」

 

『ATTACK RIDOE Copy』

 

『FINAL ATTACK RIDOE WIWIWI ZARD!』

 

『チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!』

 

 3人に分身したディケイドが、一斉に蹴りの必殺技を叩き込み、出来杉を襲ってきた悪魔は全員消滅させた。

 

『KAMEN RIDOE FOURZE!』

 

『ATTACK RIDOE MEDICAL』

 

「ほら。これ飲んで」

 

 また姿を帰ると、薬箱の様な物を呼びだし、中から飲み薬の様な物を出来杉に飲ませた。後はスプレーの様な物を吹き掛ける。

 

「無茶も大概にしなよ?」

 

 ディケイドは少し呆れたように出来杉に言う。が、表情からしてまた無茶をするかもしれない。このあとは敵に襲われることなく、と言うかジャイアンがマジ殴りをやったせいで追ってこれる状況じゃないため、スムーズにドラミの待つところまで行けた。

 

「じゃ。僕はやることがあるからこれで」

 

『ATTACK RIDOE TELEPORT』




はぁ~い!今日はこのまで!次回予告!!

ドラえもん
「よせ!!」

美夜子
「やめて!!」

メジューサ
「もう遅い。地球は我々悪魔族の物に……」

星3つ悪魔
「溝呂木、貴様の闇の力は私がデマオン様の為に有効に使わせてもらおう」

溝呂木
「お前の力はそんなもんじゃないだろ」

出来杉
「次回 月面対決。僕たちは、絶対に地球を救う!!」

のび太/出来杉/ドラえもん
「次回もよろしくね!!」

次回もお楽しみに!感想と評価、その他作品もよろしくお願いします!!
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