目指すは最強そして根源と同じ存在へ 作:夜と月と星を愛する者
《ヘスティアファミリア》
ベル「ミルは寝てるけど、昨日の内に伝えておいたから大丈夫のはずだ、それじゃぁ、行ってくるヘスティア」
ヘスティア「うん、行ってらっしゃい…あ、そうだった」
ベル「どうした?」
ヘスティア「ボクも今日は神会があるから君が帰って来てもボクはいないからね」
ベル「ん?確か神会って少し前にあったんだよな?」
ヘスティア「それがねぇ、何処ぞの誰かさんのせいで緊急神会が開かれるんだよ。誰なんだろうねぇ、剣姫を倒してオラリオ最強に完全勝利して顔もバレた迷惑な人は」(#^ω^)
ベル「…すいません」
ヘスティア「はぁ、全く…それより君も用があるんじゃなかったのかい?」
ベル「あぁ、そうだった、あ、それならヘスティアこれを」つ紙袋
ヘスティア「これは?」
ベル「ドレス」
ヘスティア「え?……うわぁ、綺麗なドレス」水色の綺麗なドレスを見る
ベル「それで、神会には出てくれよ…それじゃ行ってくわ」
ヘスティア「うん、ありがとう。行ってらっしゃい」ノシ
《城壁の上》
ここは東の城壁の上、まだ朝日も出てない場所に数人の影があった
ベル「ん?早いな、おはよう」
アイズ「…お、おはよう」
ティオナ「おっはよう!ベルさん!」
ティオネ「おはよう!ベルさん!今日からよろしくね」
レフィーヤ「よ、よろしくお願いします!」
ベル「うん、それじゃまずは準備運動でここを一周しようか」ニコッ
全員「え?」
ベル「ん?どうした?」
ティオナ「いやいやいや!ベルさん!最初からハードだよ!」
ベル「そうか?すぐに終わると思うが」
レフィーヤ「あ、あの私、アイズさん達より体力ないんですけど」
ベル「あ、あぁ、そうかレフィーヤはLv3だったよね……なら仕方ない少しだけ体力をあげる魔法をかけとくね……よし行こうか」
レフィーヤ「え?む、無詠唱!?」
ベル「まぁ、魔法の威力や効果は落ちるが急いでいる時は使えるよ、君は無詠唱か威力も効果も落ちない詠唱を短くするか、君はどっちを今日は選ぶ?」
レフィーヤ「え!?そんな簡単に教えられるのですか!?」
ベル「そこは、ほら、作者がうまくやってくれるさ」
レフィーヤ「え?作者って誰ですか?」
ベル「気にしない気にしない、でどっち?」
レフィーヤ「え?そ、それなら短略詠唱を」
ベル「わかった……それじゃ走ろうか」
全員「え、えぇ」
ベル「置いていくぞ?」
全員「わ、わかりました!」
そして、元の場所に戻って来た時
ベル「よし、少し休憩してから次を行うぞ」
レフィーヤ「はぁ…はぁ…つ、疲れました」
ティオナ「はぁ…うん、私も疲れた」
ティオネ「流石にLv5になってもこれはきついわね」
アイズ「…はぁ…なんで、ベルは息切れどころか汗一つかいてないの?」
ベル「この程度だったら毎日やってたからな……よし、次を始めるぞ」
全員「は、はい」
ベル「よし、準備運動はこれくらいでいいだろう」
レフィーヤ「………」グテー
ティオナ「はぁ…こ、これが準備運動もかきつすぎるよ」
ベル「おいおい、大丈夫かレフィーヤ?」
レフィーヤ「はぁ…はぁ…う、動けません」
ベル「うーん、ちょっときつかったか」
全員「ちょっとじゃありません!」
ベル「ハハハ、ほら硬い床で寝てると体を痛めるぞ」レフィーヤを膝枕する
レフィーヤ「うぇ!?あ、あの、これは!」
ベル「一旦休憩にするから寝てていいぞ」
レフィーヤ「(ね、寝れませんよ!こんな嬉しい状況で!?……は!私ったらなんて事を考えてるの!?)」
他の三人「狡い」
ベル「ん?どうした?」
ティオナ「ねぇ、ベルさん私も寝ていい?」
ベル「まぁ、いいぞ」
ティオナ「やった、それならよいしょっと」ベルの横に座りベルの肩に頭を置き寝る
ティオネ「てぃ、ティオナ!そ、それなら私も」
そう言ってティオネも反対側に肩に頭を置き寝始める
アイズ「あ…うぅ」
ベル「……アイズも寝るか?」
アイズ「!…いいの?」
ベル「あぁ、レフィーヤの反対側の膝でいいなら」
アイズ「そ、それなら」
アイズも反対側の膝で寝始める
ベル「やれやれ、世話の焼ける子たちだこと」
四人「すぅ…すぅ…」
ベル「…まぁ、今はアイズ達の寝顔を見ながら訓練メニューを考えておくか」
顔を出し始めた朝日が五人を優しく包んでいく
その日から、それぞれの訓練をしていき、それから五日後
ベル「遠征?」
ティオナ「うん、そう。だから今日から長い間会えなくなっちゃうんだ」ズーン
ベル「そうか、まぁ俺からは頑張れとしか言えないが気をつけてな」
ティオナ「うん!頑張るね!」
ティオネ「頑張るわね!」
レフィーヤ「わ、私もベルさんから教わった無詠唱と短略詠唱そして、魔力の扱い方を使って皆さんをフォローします!」
アイズ「………」ズーン
ベル「アイズ、そんなに落ち込むなこれが最後って訳じゃないんだから…また、稽古をつけてやるよ」
アイズ「!…本当?」
ベル「あぁ、だから無茶をして死んだりしたら承知しないからな」
アイズ「うん、わかった」
ティオナ「それじゃ行ってくるよ!」
ベル「あぁ、行ってらっしゃい」
四人「行ってきまーす!」
そして、その場にはベルだけが残った
ベル「…さて、俺も帰るかな」
ガル「おう、ベルじゃねぇか!」
ベル「おう、相変わらず元気だな」
ガル「当たり前よ!商売をするからにゃ笑顔が大切だからな!」ニカッ
ベル「ふ、そうか」
ガル「そ、それと話は変わるが」小声
ベル「なんだ?お前にしては珍しい」
ガル「お前、二つ名決まったんだって?」
ベル「あぁ、めんどくさいことにな」
ガル「確か、『守護者』だったか?」
ベル「たく、俺の何処が守護者なんだか」
ガル「何言ってんだ!お前さんはレイチェルを助けてくれたじゃねぇか!お前さんの二つ名にしっくりくるじゃねぇか!」
ベル「そうか……ん?これは新しく仕入れたのか?」いちごに似た形の果実を手に取る
ガル「おう、これはイーチゴって言ってな甘酸っぱくて美味いぞ」
もう、名前には突っ込まんぞ
ガル「特にこのパイナップルとよくあってなぁ」
そこだけ名前が同じなのかよ!!
ベル「…そうか、パイナップルは5つとイーチゴは100個ほどくれ」
ガル「おう、お題はいらねぇぜ」
ベル「なぜ?」
ガル「お前さんには娘を助けもらったからな……まぁ、これからもこよ店をご贔屓にってのもあるんだがな」
ベル「ふ、そうか」
バタン!
突然、店の奥から乱暴に扉を開けたレイチェルが現れた
レイチェル「あ!ベルお兄ちゃん!いらっしゃい!」ベルに抱きつく
ベル「とと、レイチェルか元気そうでよかった」レイチェルの頭を撫でる
レイチェル「うん元気だよ!ねぇそれよりなんですぐにきてくれなかったの!?」
ベル「あぁ、ちょっと用事がな」
レイチェル「……女?」スンスン
ベル「うぐ、なんで気づくのかなぁ」
レイチェル「お兄ちゃんから別の女の匂いがする。あの時いた茶髪の子とは違う匂いが」
ベル「すげぇ、この子俺並みの嗅覚してやがる」
レイチェル「…むぅ、他の女の匂いが付いてるのがなんかやだ、私の匂いをつけて消してあげる」スリスリ
ベル「全く、犬じゃないんだから」
ガル「おうおう、そのままレイを貰ってくれないか?」
ベル「…話が飛び過ぎだ、そしてなんでそんな話になる」
ガル「いやいや、『守護者』様だったらこの家も安泰だし、何よりレイがそれを望んでいるからな!」
レイチェル「!もう、お父さんったら!」ボン
クレア「あらあら、そんなに顔を赤くしちゃって」微笑む
レイチェル「お母さんも!」
ベル「やれやれ、それじゃ俺もそろそろ行くわ、やる事があるからな」
レイチェル「あ、うん。また来てね、絶対だよ!」
ベル「おう、また来るさ」ナデナデ
レイチェル「ん」なでられ
ガル「レイがそんな甘えた顔をするとは…それじゃベルまた来いよ」
クレア「またいらしてくださいね」
ベル「あぁ、それじゃ」
ベル「さて、ダンジョンの下で一体何が湧いたか確かめねぇとな…もしかしたら、これが彼奴らとの最後の会話になるかもしれないがな」
フラグじゃないですよ?……多分