目指すは最強そして根源と同じ存在へ 作:夜と月と星を愛する者
《99階層》
ベル「この次だな、途中魔物達が何かから逃げるように上に上がっていたな…さて、鬼と出るか蛇と出るか」
カツ カツ カツ カツ カツ・・・・・
100階層に着くとそこはだだっ広い空間があり中央に魔物の死体の山を作りここの階層主であっただろう数年前に見たベヒモスの死体の頭に座っている赤い髪の男がいた
終焉「よぉ、待ちくたびれたぜ」
そう言って男は立ち上がり降りてくると、魔物達の死体に向けて手を一振りすると魔物達は何も残さず消えた
ベル「…お前は一体何者だ」
終焉「なんだぁ?根源から聞いていないのか?」
ベル「!なるほど根源は知っていたのか…それで、お前は一体何を司っているんだ?根源を知っているならお前も司る存在なんだろ?」
終焉「あぁ、当たりだ。俺は終焉を司る存在だ、終焉と呼びな」
ベル「終焉か…全く以って物騒な名前だ…それで、お前は何の用でこの世界に来た?」
終焉「ふ、簡単なことだ、俺はお前と闘いたくてこの世界に来たんだ」
ベル「戦闘狂かよ…嫌だと言ったら?」
終焉「この世界を跡形も無く消す」
突如、ベルから尋常じゃない殺気が溢れた
ベル「てめぇ、この世界を消すだ?ほざけだこと言ってんじゃねぇよ!」
終焉「へ、やっとその気になったか……行くぞぉ!」地面を蹴りベルに向かう
ベル「上等だ!ぶっ殺す!!」8翼4対を生やし辺りに10メートルはある大剣4つ展開し村雨を構え突撃する
終焉「け、そんな小細工通用するわけねぇだろ!オラァ!」こっちに向かってくる4つの大剣を殴る
バギーン!!
すると、ただの拳から出た風圧だけで剣は粉々に砕け散った
ベル「ち!この程度の剣じゃまともに斬りつけることも無理か…ならば!」パチン
ベルが指パッチンをすると背後に剣斧槍銃果てはレーザーガンなどの武器の顔を出した金色の波紋が現れる
ベル「いけぇ!」
ドドドドドドドドバンパシュンズギャーン!!!
パラパラパラ
ベル「これで傷一つ付いていなかったらかなりきついぞ……ッ!」横に思いっきり飛ぶ
ドガーーーーン!!!!
終焉「ほう、今のを避けるかかなり力を込めたんだがな」
ベル「ッ!………」チラッ
終焉が立つ正面には地割れが起きたのかというくらい遥か下まで地面がなくなり壁にはベルの視力を持っていてでも見えないくらいの大穴ができていた
ベル「へ、バケモンかよ」
終焉「何言ってんだ、お前もいずれ俺たちと同類になるんだぜ?これくらいできて当然だ」
ベル「俺はまだお前達の力を手に入れてねぇよ!」
終焉「知らん!……さて、殺ろうか?」
ベル「おいおい、字がちげぇじゃねぇか」
終焉「バハハハハ!これであってるだろ?どちらか死ぬまで闘うだからな!」
ベル「デスマッチかよ……ならば本気で行くか!」覚えている全てのバフをかける
終焉「そうこなくっちゃな!オラァ!!」ベルを殴る
ベル「オラァ!!」同じく殴る
そして、拳と拳がぶつかり
ドゴーーーーーーーン!!!!
それから五日後
もうダンジョンという影もなくなり闘いの跡が伺えるほど所々に大穴が空き斬ったような跡があり融解しているところを多数存在している
ベル「はぁ…はぁ…はぁ…う、ゴファ!」血塗れで左腕がなくなり体に大穴ができている
終焉「へ、やっぱり強いなまだ俺たちの力を手に入れてもいないのにここまで俺とやれるとはな」右胸にベルが拳で貫いた穴が空いている
ベル「はぁ…なに言ってんだ…お前は全然…全力を出していないだろうが…はぁ」
終焉「け、やっぱり気づいていたか…あぁ、根源からこの世界を壊さない程度に加減しろと言われたからな、それとお前を殺さない程度に」
クソが!なんで傷が癒えない!いつもならこの程度直ぐに治るのに!
終焉「なんでその傷が癒えないか不思議そうな顔をしているな?」
ベル「!」
終焉「それは俺の力の一つで傷つけた相手にはその傷が癒えないようにしてるんだよ…まぁ、それで死んでもらっちゃ困るから一定時間傷が治らないようにしてるだけだがな」
ベル「…なに言ってんだ…もう俺は10回も殺されたじゃねぇかよ」
終焉「お前はどうせ十数回殺されても生き返るだろうが」
ベル「へ、まぁな」
終焉「さて、そろそろ終わりにするか」
ベル「なに?」
終焉「今のお前じゃ俺に全力を出させることはできないって気付いているんだろ?だったらその時が来るまで俺は待ってやるよ」
ベル「てめぇ、勝ち逃げする気か!」
終焉「へ、勝ち逃げも何も俺に全力も出させてない奴が何をほざいてやがる…それじゃぁな、フン!」ベルの腹に膝蹴りをする
ベル「!がは!」ぶっ飛ぶ
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!・・・・・
ベルはそのまま天井をぶち抜き何層も上に打ち上げられていった
終焉「へ、お前が俺と同等に闘えるようになるのを楽しみにしてるぜ」
そう言って終焉は空間に穴を開き消えていった
《50階層》
ここは魔物の現れない安全階層(セーフティポイント)である。いやあったと言うべきだろうか、依頼を受けに来ていたロキファミリアが下の階層から登ってきた芋虫型の魔物、ヴィルガと交戦していた、だが防戦一方であり少しずつ押されていた
リヴェリア「フィン!このままじゃ押し切られるぞ!」
ガレス「むぅ、流石にこの数相手じゃとリヴェリアが魔法の詠唱する時間がないからのぉ」
フィン「アイズが前衛で戦っていてくれてるけどいつまで持つか…とにかく僕たちは団員を非難させることを最優先に!」
幹部達「おう(はい)!」
フィン「それにしても妙なんだ」
リヴェリア「どういうことだ?」
フィン「まるでこの魔物達は何かから逃げてるような感じがするんだ…ほら、僕の親指もこの有様だ」
リヴェリア「!こ、これは!?」
フィンが見せた親指はあり得ないほど曲がっていた、フィンの親指は危険を教えてくれるスキルであり、ここまで指が曲がるのは初めてなのだ
フィン「うん、流石にこれは本当にまずいのかもしれないね。下で一体何が現れたのかもわからないし今の状況もまずい」
リヴェリア「それは…」
フィン「でも、僕は団長なんだ、あの魔物の酸液で武器はほとんどダメになったけど、僕が守らなくちゃいけない」
ガレス「何を言っとるんじゃ」
フィン「ガレス」
ガレス「儂等は長いこと背中を共にしたのじゃぞ?どんな苦難も壁も乗り越えてきた、今回も乗り越えるべきなんじゃないか?」
リヴェリア「そうだぞ、フィン。私たちは共に頑張ってきたんだ、今回も一緒に乗り越えようじゃないか」
フィン「リヴェリア…そうだね、僕もネガティヴになっていたようだ、共に頑張ろう!」
二人「ああ!」
そして、フィン達も戦っているティオナ達の元に向かっていった
一方、アイズは一人で百を超えるヴィルガと戦っていた
アイズ「く!」
幸い、不壊属性(デュランダル)がついたデスペラードで戦ってはいるが、アイズは疲労が蓄積していた
アイズ「こうなったら、【目覚めよ(テンペスト)】、リル・ラファーガ!」
ドコーーン!!
アイズは大技を放った、それでも魔物を半分しか倒すことしかできなかった、しかもアイズは魔力欠乏になりかけていた
アイズ「これで、半分しか倒せなかった!?」
残ったヴィルガもアイズに向けて突然してきていた
アイズ「(あぁ、私死んじゃうのかな?…嫌だ嫌だよ!もっと生きたい!もっとベルと一緒にいたい!……助けて…ベル)」
ドゴン ドゴン
アイズ「?」
ヴィルガ「?」
ドゴン ドゴン ドゴン ドゴン!
アイズ「下!?」
ドゴーーーーーン!!!
突如アイズのいるところより少し離れたところから何かが吹っ飛んできた
ベル「…ちくしょう!あんのクソ野郎!!」吹っ飛んできて空中で体制を整え翼を羽ばたき滞空する
アイズ「!ベル!!」
ベル「ん?アイズ?…あぁ、そうか確か遠征をするんだったな、んでこの状況は…」
ヴィルガ「」ベルに向けて酸を吐く
ベル「邪魔だ、てめぇらに恨みはねぇが八つ当たりだ!」酸を消しヴィルガに向けて展開した4つの剣で斬っていく
ザシュ!ジュワァー
ベル「なるほど、体液も酸か…まぁ、俺の剣は溶かせんがな」
ザシュ!スパーン!ザシュ!・・・・・
アイズ「凄い」
アイズはただ見惚れていた、ベルの圧倒的強さとベルの翼を出した美しさにベルの顔はイケメンの中でも最上位に位置する顔なだけあってさらに美しさを際立たせていた
ベル「大丈夫か?」
アイズ「え、あ、うん…!!ベル!その傷は!?」
ベル「ん?これか?大丈夫だ、時期に癒える」
アイズ「でも!」
ベル「大丈夫だって…さて、ティオナ達の方に向かうか」
ティオナ「は、早くその傷を手当てしないとベルが…死んじゃう」ポロポロ
ベル「大丈夫だって、ほらピンピンしてるだろ?こんな傷は日常茶飯事さ」
アイズ「で、でも…ベルが、やだぁ、死んじゃやだぁ!もう大事な人を失いたくない!」大泣き
ベル「アイズ…」
そうか、アイズは過去に大事な人を亡くしたのか
ベル「大丈夫だ、アイズ。俺はいなくならない、お前の側にずっといる」
アイズ「うぅ、ひっぐ…ほんと?」
ベル「あぁ、約束する」アイズの涙を拭う
アイズ「…うん、わかった」
ベル「よし、ならティオナ達の方に向かうか、ほら捕まれ」手を差し出す
アイズ「うん、!は、恥ずかしい」ベルに抱きしめられながら空を飛ぶ
ベル「我慢しろ、お前魔力が殆ど尽きて動くのもやっとだろ?なら、掴まってろ」
アイズ「う、うん…みんな大丈夫かな?」
ベル「大丈夫だ、もう手は打ってある」
ところ変わりフィン達の交戦している場所
リヴェリア「今の轟音はなんだ!?アイズがあの技を打った音はしたが別の音もその後したぞ!?」
フィン「わからない!でも、今ので魔物達が更に活発に動き出した!魔物達が怯える何かがきたんだ!」
ベート「何かってなんだよ!?」
フィン「わからな…みんな上を!」
全員「…え?」
みんなが上を見上げるとそこには大規模な魔方陣が展開されていた
フィン「リヴェリア!あれは?!」
リヴェリア「わからない!あんな魔方陣と魔力の膨大さは見たことない!」
ベート「おいおい、何かくるぞ!」
そして、魔方陣から2つの物体が現れる
コキュートス「ガァァァァァ!!!」
イフリート「ゴガァァァァ!!!」
そこには体が氷の鎧を纏っている龍と溶岩の鎧を纏っている龍が現れた
フィン「あれは一体?」
ガレス「な、なんじゃ!?あの魔物は!?今までの魔物が石ころに思えてくるほど強いぞ!」
ティオナ「あわわわ!まだベルさんに気持ち伝えてないのにぃ!」
ティオネ「ティオナ!まだ諦めないの!」
ベート「待て!あの魔物は魔方陣から出てきたんだぞ!今までの魔物とおかしいじゃねぇか!」
フィン「そういえばそうだね、今までの魔物だったら壁から現れるのにあの魔物は魔方陣から出てきた、つまり」
リヴェリア「誰かが人為的に呼び出した!?あんな魔物を使役している者がいるというのか!?」
フィン「そう、なんだろうね」
コキュートス「グカァァァァァ!!」ヴィルガを凍らせ砕け散る
イフリート「グゴォォォォ!!」ヴィルガを生成した炎の球で燃やしていく
フィン「…仲間だと思って良さそうだね」
リヴェリア「あ、あぁだが一体誰が?」
ベル「よう、無事そうだな」
双子&レフィーヤ「ベルさん!…!!ベルさんその傷!!?」
ベル「まぁ、色々あってな」
ティオナ「ヤダヤダ!ベルさん死なないで!!」
ティオネ「誰、誰!ベルさんにこんなことしたの!誰よベルさん!!」
レフィーヤ「あ、あぁ、ベルさんが、ベルさんが…あぁ」バタンキュー
ベル「またか、てかレフィーヤ大丈夫か!?」
フラグ回避だぜ!