俺は今それを物凄くを体験している。
何故なら現在進行形でものすごくハイテンションなエヴァと集合場所に今いるんだ。
2時間前だぜ?
7時に集合なのになんで五時に居なきゃいけないんだよ。
ふざけんなよオーラを体全体から放出しているのに・・・・エヴァは気付きもしない。
全くそんなに
というか後者で有ってほしいものだ。
そんな事を考えつつやることが無いからエヴァを観察していると次第に見知った・・・と言うか弟が目の下にクマを作り、リュックサックを背負い腰には木刀差してやって来た。
うん・・・リュックサックは解る。
中に着替えとか生活に必要な物を入れる物だ。
間違いじゃあ無い。
だが、木刀てめーはダメだ。
ネギおめーは一体京都に何しに行くんだ?
殴り込みか?お前は教師だろうが・・・・全くネカネは一体ネギにどういう教育をしたんだ。
故郷に帰ることが有ったら小一時間程説教してやる。
そんな事を脳内で考えていると次第に人通りが集まりっ・・・・ていうか時間になってるじゃん。
「何時まで呆けている京都が逝っちゃう」
「京都はどこにも行かねーよ。それに行くの字もちーげよこのミーハー吸血鬼め」
「ですが新幹線は時間に為れば発車しますよメギ様」
「そういうツッコミは要らねーよ。茶々丸。」
とにもかくにも京都に出発した俺たち
この先の修学旅行で俺は忘れる事が出来ない思い出を作る事になるとは夢にも思わなかった。
新幹線に乗るのは考えてみれば今世では初の体験だった。
おそらく、今目の前できゃきゃうふふと騒いでいるエヴァと茶々丸もそうなんだろう。
「で、ござるはなんで俺の隣にいるんだ?」
「主の近くに居て守るのが忍の役目でござるよ。」
「あ~そうなの?じゃあアルアルが隣に居るのは何でだ?」
「アルアルじゃないアル。古菲アル。旦那を守るのが妻の役目アル」
「俺は結婚する気は無いんだがな・・・まぁいいやとりあえず寝るから何かあったら起こしてくれ」
「わかったアル」
「あいあい」
俺はそれだけ言うと意識を落とした。
それからすぐだった。
車内に悲鳴が響いた。
「ぎゃあああああああああああああああああ、蛙でござるぅぅぅぅぅぅぅーーーーー」
というか、俺の隣に座っている楓からだった。
慌てて目を覚ますが時既に遅く、楓は白目を剥いて泡を吹いていた。
「みょわ!!!服の中に蛙が入ったアル!!!。メギ早く取って欲しいネ」
反対を向くと古菲のうれしはずかしいハプニングが・・・ぐふふ、待っていろ今助けてやるからな
「ぐふふ、待っていろ今助けてやるからな」
俺が手をワキワキさせて、古菲の服に手を突っ込もうとしたとき視界の端に金色の何かが一瞬煌いた。
その後俺の意識は強制的にブラックアウトしたようだ。
気がついたら俺は電車を降りていた。
背中にぬくもりがあるから見てみるとエヴァが顔を埋めてすやすや寝ていた。
なんだかイベント回収に失敗したような気がするが、違和感は無かった。
京都駅に着くと先ほどあった蛙祭りだっけ?そのことからすっかり立ち直った楓が清水寺の舞台から飛び降りようとしていたのでやかましいので突き落としたり、恋占いでは本格的な落とし穴があったこれにはさすがの俺も驚いた。
なるほど恋に落ちるとはここから来た言葉なのか、ならば石まで辿り着ければ成功するのも頷ける。何せ障害を越える事に恋心は強くなるって言うしな。俺がポツリと呟くとエヴァは何を血迷ったのか全ての落とし穴にわざと落ちてから石にたどり着いていた。その様子を見ていた楓が「拙者には無理でござる」と顔を青くして言っていた。
最後に周った音羽の滝に行ったら滝の上に酒と書かれた樽があった。
エヴァは何故あんな所に酒があったのか気にしていたが、俺から言わせれば文化の違いなんだろう
愛媛ではの蛇口を捻ると水の変わりにオレンジジュースが出るって聞いたことあるし今回もそんな感じなんだろう。
ただ、酒の味もわからん子供に飲ませるにはこれは贅沢なのでエヴァの影の中に突っ込んだ。
蓋もちゃんと閉めたので漏れる心配は無いし大丈夫だろう。
ところで茶々丸毒とかは入ってなかったか?
ああ、大丈夫だ。問題ない
その言葉はフラグだから今後一切言っちゃ駄目だぞ
そんな訳で京都旅行一日目は大変楽しかったぜ。
後は泊まるホテルが楽しみだ