ネギはメギを見るとそれまで無邪気に笑っていたのに途端に怒りの表情になっていた。
「兄さん今まで何していたの?ネカネ姉さんや僕がどれだけ心配したかわかっているの!!!!」
「いや~、なんか心配かけたみたいで悪いなネギ。」
「兄さん!!!!僕は怒っているんだよ。そんなに軽く流さないでよ」
「とは言ってもなぁ~。別段俺が居なくなった後何かあった訳じゃないだろ?ネカネが倒れた訳でもないんだし、だからそんな些細なことは水に流そうぜ」
メギがそういうとネギの魔力が膨れ上がった。
そして、ネギは右手でぽかぽか左手でぽかぽかメギをたたき始めた。
「兄さん、が居なくなって、から、僕や、ネカネ姉さんは、本当に、悲しかったんだからね」
涙を流しながらぽかぽかたたくネギ。
それを笑顔で受け入れるメギ
「なんだネギはさみしかったのか~。よしよししょうがないなぁ~。」
そういってネギを抱きしめる
「うわ~ん。にいさ~ん」
ネギは抱きしめられたことによりメギの胸で泣き始めた。
これにてスプリングフィールド兄弟のわだかまりは解けたが、それを快く思わない人がいた。
というかエヴァだった。
「おい、坊やメギから離れろ。こいつは私のだ。ナギはさすがに飽きられめたがメギは・・・メギだけは絶対にやらんぞぉぉぉぉぉぉ。だからいいかげんに離れろーーーーーーー」
「嫌だ、まだ兄さんから離れたくないんだ!?」
メギにしがみつくネギを必死に引きはがそうとするエヴァ
ちなみに当の本人であるメギは
「はっはっは京ちゃん良いだろ?子供に大人気だぜ。(う~んなんでこんなことになったんだろ?)」
「はっはっはメギ殿どうでもいいが授業はもう始まっておるのだが、どうしてくれるんだ?」
「いやいや、仕方ないだろ。この状況で俺にどうしろと!?」
「そのまま教室に行けばいいだろ」
「仕方ないな。おい、ネギ・エヴァ教室行くぞ。」
メギがそう言うもネギはメギから離れない。その光景を見てますます切れるエヴァ
「メギ私をおんぶしろ」
「え!?ああ、良いけど?しゃがめないからよじ登ってね」
メギがそういうと同時にエヴァはメギの背中にしがみついた。
「よし、じゃあネギにエヴァ教室に行くぞ。しっかりしがみつけよ。」
「うう、わかったよ。」
「さあ、行けメギよ」
「じゃあ京ちゃん言ってくるぜ。」
「行ってらっしゃい」
メギはそういうとスケボーに乗って去って行った。
今まで空気だった明日菜を置いて
「ちょ、ちょっと私を置いていくなー」
その日校内で、子供にしがみつかれている赤髪のイケメンがスケボーで移動している後ろをものすごい形相で追いかける明日菜の姿を多数の人に目撃されたのは仕方がない事であった。
ちなみにメギは教室の場所がわからなかったので、ネギに聞くもネギは未だにトリップしていたので答えは返ってこなかった。
エヴァ?メギの肩に必死にしがみついているよ
「コラー校内はスケボー禁止よぉぉぉってかなんでそんなに速いのよー」
後ろで必死に叫ぶ明日菜の声はメギにはあんまり届いていなかった。
そんなこんなでメギはスケボーで校内を移動していた。
後ろを振り返ると未だに追いかけてきている明日菜が居る
「なぁエヴァあの子おかしくないか?時速100キロぐらい出して走り続けているぞ?」
「なぁメギおかしくないか?どこの世界に子供二人抱えてスケボーで100キロ出せるバグキャラが居るんだ?」
「何を言う?この程度誰でも出来るだろ?」
「ああ、確かに気や魔力を纏えば誰でも出来るさ。しかしメギみたいに生身で出来る奴はそうはいないだろ?」
「タカミチさんだってこれぐらいなら鼻歌交じりで出来るさ。」
「今のタカミチならばこの程度出来て当たり前だ。ただし、障害物無しならな」
そう、メギは人を避けながらスケボーを蹴っている
「兄さんはやっぱりすごいや。僕も負けないように頑張ろう。あ、次は右折ね」
「頑張らんでいい、ってどうやってこの速度で曲がるきだメギ!!!」
「そいつはもちろん慣性ドリフトぉぉぉぉ」
「「いやぁぁぁぁぁぁ」」
その時ネギとエヴァの悲鳴が重なった。
しかも、その時曲がり角から生徒が飛び出してきた。
「ぶ、ぶつかる~」
「よ、避けて~」
「え!?きゃああああああああ」
生徒は引かれると思い目をつむり体を強張らせるが一行に衝撃は来なかった。
そして、目を開けると自身の真上を飛んでいるメギと目が合った
「ム~ンサルトジャンプ成功♪」
「成功♪じゃないわ。」
と突っ込むエヴァとあまりの事に口から魂が出かかっているネギが居た。
そして、それを見ていた明日菜は
「ええ!?何今の!?どうやったの!?あれも魔法なの!?とにかく大事になる前にあいつを止めないと」
そう息巻く明日菜だが、自身の教室まであと5メートル弱
はたして明日菜は馬鹿(メギ)を止めることはできるか