デート・ア・ライブ 士道ウィザード   作:みたらし団子が好き

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妄想を小説にした結果こうなった。
小説を書くことに関しては素人なのであまり期待しないでください。


プロローグ

特殊災害指定生命体―――――精霊

 

この世界とは異なる隣界に存在する謎の生命体であり、こちらの世界に現れる際に空間震という大爆発を引き起こす。

空間震の規模はその時々によって変わるが大きなものでは大陸に穴が開くレベルの、甚大な被害を巻き起こす。

発生原因、存在理由、ともに不明。絶大な戦闘能力を有しており討伐するのは非常に困難である。

またその存在は世間においては秘匿されておりその存在を知っている人間は少ない。

 

そして人類は精霊に対抗すべく科学技術の粋を集め30年前あるテクノロジーの開発に成功した。

「顕現装置」これはコンピューターの演算結果を現実の世界に再現する。

要するに、科学で魔法を再現する機械と言う事だ。

まさに奇跡といっても過言ではないこのテクノロジーは軍事や医療などの様々な分野で大いに貢献した。

そしてその顕現装置を使い精霊に対処する部隊が存在する。

 

アンチ・スピリット・チーム―――――通称「AST」

 

その名の通り精霊を殺すことを目的とした自衛隊所属の特殊部隊である。

CR-ユニットと言う顕現装置を戦術的に運用するための装備を用いて精霊を残滅する存在……………そのハズだった。

 

魔法ような力を使えるようになっても精霊の、無敵に等しい絶対的な力の前では無力だった。

人間が背伸びして勝てるほど精霊は甘い存在でなかったのだ。

ASTでは精霊が現界したら出動するものの精霊に有効打は与えられず、という状況が延々と続いていた。

 

スペシャル・ソーサリィ・サーヴィス―――――通称「SSS」

 

ASTと同じく精霊を殺すことを目的としている対精霊部隊。

もしASTと違うことを挙げるとすればSSSはイギリス陸軍所属ということだろうか。

つまりSSSはイギリス版ASTと言えなくもない。

 

いずれにしろ精霊にとってはASTもSSSも大した脅威にはなりえなかった。

ある男がSSSに入隊するまでは。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

カタカタとパソコンのキーボードを叩く音が部屋に響く。

その部屋の中にはベットと本棚、机と椅子があり机の上に一つのノートパソコンが置いてある。

特におかしいものはない。

至って普通の部屋だ。

 

「んー……これはいらないか」

 

彼はノートパソコンの画面に映ったものを品定めするように見るとそういい、それを削除した。

椅子には一人の少年が座っている。

身長は大体140cmぐらいで髪の色は青みがかかった黒だ。

これまた普通の子供だ。

 

最も彼がやっていることを知れば普通なんて言葉は出なくなるだろうが。

彼がやっている事を一言でいえば「情報屋」だ。

依頼された情報を盗みその情報を依頼主に渡す。

それが情報屋だ。

つまり彼は法に触れていてもおかしくない事をしているわけだが。

彼は今、手に入れた情報が入ったファイルを整理していた。

すると。

 

「?なんだこれ」

 

彼は異変に気が付くとその手を止めた。

どうやら彼が今、内容を確認しようとしたファイルにはロックがかかっていたらしい。

この手のものは大抵、機密性が高いものだ。

彼はこれに変なプログラムが入っていない事を確認すると、ロックを解除し始めた。

 

「さてさて何が入ってんのかな」

 

彼は面白そうにノートパソコンの画面を見ている。

機密情報は高く売れる為とても貴重なのだ。

今の彼はさながらプレゼントを開けようとしている子供のようだ。

 

「おっ開いたさてどんな内容なのか―――――は?」

 

彼はそこで体の動作を完全に止めた。

口は半開きになり呆けた顔をしている。

ここがマンガの世界だったらポカーンという効果音が付きそうだ。

後の彼は思う、ここが分岐点だったのだろうと。

 

「精……霊?」

 

彼の名前は五河士道。

後に世界最強の魔術師になり、いずれは世界を、ひいては精霊を救う人間だ。




士道を強くしたかった。

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