遊戯王- after GX-   作:blanche

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本作をお読みいただきありがとうございます。
最近の遊戯王はすごいですね……しばらく見ないうちに随分とぶっ壊れが増えていて……
私自身、カードを調べながら書いている状況ですので、「この展開はこのカードの方がいい!」などありましたらコメントなどでアドバイスいただけると今後に活かせるので嬉しいです。

あまり前書きが長くなってしまっても面白くないと思いますので、本編をどうぞ。


第一話 デュエル!

これは、遊城十代や丸藤翔らが三幻魔を狙うセブンスターズと死闘を繰り広げたり、光の結社の目論見を防いだり、プロフェッサー・コブラの思惑を阻止したり、ダークネスと決着をつけたりした二年後のお話。

 

様々な伝説の残るこの舞台、デュエルアカデミアで、彼ら彼女らの新しい物語が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、受験番号1番遊佐蓮矢(ゆさ れんや)!前へ!」

「はい!」

 

さあ、いよいよこの時だ!待ちに待ったデュエルアカデミアの編入試験、俺のデュエリストとしての第一歩だ!俺はステージの上に足を運ぶ。一歩一歩、確実に。

ステージの上に立つのは、このデュエルアカデミアの実技担当最高責任者であるクロノス・デ・メディチ先生。ここの講師の顔であり、俺も入学前から知っている。

 

「さて、よろしくお願いスルーノ。先攻は受験者。胸を貸してあげるノーネ」

「よろしくお願いします。俺の実力、しっかり見ててくださいね!」

 

「「デュエル!」」

 

蓮矢 LP4000 手札5

クロノス LP4000 手札5

 

「俺のターン、ドロー!俺は≪青龍の召喚士≫を召喚!更に≪ワンダー・ワンド≫を青龍の召喚士に装備して効果発動!このカードを装備したモンスターを墓地に送ることで、カードを二枚ドローする!更に、ワンダー・ワンドの効果で墓地に送られた青龍の召喚士の効果発動!このカードが墓地に送られたことにより、デッキから≪呪われし魔剣≫を手札に加えます!」

 

俺の場に青いリーゼントの青年が現れ、杖を手にしたかと思うと、それらが光りだし三枚のカードとなって俺の手札へ入ってきた。青龍の召喚士が最後にウインクをしていた、気がする。

 

蓮矢 手札6→7

 

「無駄のない、良いコンボナノーネ。しかし、このターンもうモンスターは召喚できないノーネ」

「ええ、ですがまだ終わりませんよ!更に≪闇の誘惑≫を発動!カードを二枚ドローし、先程加えた呪われし魔剣をゲームから除外!更に魔法カード≪予想GUY≫の効果で≪アクア・マドール≫を守備表示で特殊召喚!」

「……なんだか懐かしい名前が聞こえるーノ」

 

 

≪アクア・マドール≫

星4 水 魔法使い

1200/2000

 

蓮矢 手札7→6

 

俺の場に出てきたのは、白いお面を被り翠色のマントをつけた魔法使い。分からない人は画像検索してみよう。

 

「俺はカードを二枚伏せ、ターンエンドです」

「ふむ……堅実なプレイナノーネ」

 

蓮矢 LP4000 手札6→4

アクア・マドール DEF2000

セット2

 

「では、私のターン…ドロー!……フム、私は≪古代の機械翼竜≫を召喚!」

 

≪古代の機械翼竜≫

星4 地 機械

1700/1200

 

クロノス先生の場に機械と歯車で出来た小柄な竜が現れた。やっぱり、最近強化されたカードもしっかり入れてるよなあ…

 

「古代の機械翼竜の効果発動!デッキから『アンティーク・ギア』カードを一枚手札に加えるノーネ。私は≪古代の機械箱≫を手札に!さらに今加えた古代の機械箱の効果で、≪古代の機械素体≫を手札に加えますーノ」

 

クロノス 手札6→7

 

「そして≪融合≫を発動!場の機械翼竜と手札の機械箱を素材に、≪古代の機械魔神≫を守備表示で融合召喚ナノーネ!」

 

≪古代の機械魔神≫

星8 地 機械

1000/1800

 

クロノス 手札7→5

 

現れたのは翼のような部品を持ち、手足の爪の部分が強化された機械の魔神。……ん?融合?確か古代の機械って、専用の融合カードが無かったっけか?

 

「あ、あの、クロノス先生……」

「ノンノン、言いたいことはわかってるーノ。確かにこのデッキは私の全身全霊をかけて組んだデッキを数段落としたデッキナノーネ。けれど、それが全力でデュエルをしない理由にはならないーノです!機械翼竜の効果で私はこのターンカードをセットできない。しかし!古代の機械魔神の効果であなたに1000ポイントのダメージを与えるノーネ!」

 

蓮矢 LP4000→3000

 

「くう…中々痛いなあ」

「私はこれでターンエンド。さあ、あなたのターンナノーネ!」

 

クロノス LP4000 手札5

古代の機械魔神 DEF1800

 

「まだまだ!俺のターン、ドロー!」

 

……なるほど、クロノス先生は俺らの実力を測るために合わせてくれているのか……悔しいなあ、やっぱりまだかなりの差があるや。

 

「……でも、それでやる気をなくすなんて不甲斐ない!俺は光属性、魔法使い族を宣言して罠カード、≪鏡像のスワンプマン≫を発動!この効果により、このカードは選択した属性、種族のモンスターカードになる!」

 

≪鏡像のスワンプマン≫

星4 光 魔法使い

1800/1000

 

雷がなったかと思うと、俺のフィールドに薄暗い人影が現れた。さあ、こいつが今回あの魔神を倒すキーカードだ!

 

「そして俺は手札から≪召喚師アレイスター≫を召喚!効果発動!」

 

同時に現れたのは白いローブに角ばった杖、そして魔導書を手にした魔法使い、マイフェイバリットモンスター、召喚師アレイスター。

 

≪召喚師アレイスター≫

星4 闇 魔法使い

1000/1800

 

「このカードの効果により、デッキから≪召喚魔術≫を手札に加え、そのまま発動!場の光属性のスワンプマンとアレイスターをゲームから除外し、融合召喚!いでよ、≪召喚獣メルカバー≫!」

 

≪召喚獣メルカバー≫

星9 光 機械

2500/2100

 

蓮矢 手札5→4

 

現れたのは光の召喚獣、メルカバー。戦車に乗った騎士を模したフォルムをしており、首にアレイスターの杖が刺さっている。召喚獣の中でも、特にお気に入りの一枚だ。

 

「バトル!メルカバーで古代の機械魔神に攻撃!」

 

召喚獣メルカバー ATK2500

古代の機械魔神 DEF1800

 

「効果を読まなかったノーネ?古代の機械魔神の効果発動!このカードが戦闘によって破壊された時、デッキから…

「させない!メルカバーの効果発動!一ターンに一度、相手が効果を発動した時、そのカードと同じ種類のカード、≪朱雀の召喚士≫を墓地に送ることで効果を無効にし、除外する!」

 

これで古代の機械魔神は安全に処理できたが、クロノス先生の手札はまだ五枚もある……それに、あの先生の代名詞とも言えるカードがまだ出てきてない……念には念を入れるか……

 

「俺はカードを一枚セットし、ターンエンドです」

 

蓮矢 LP3000 手札4→2

アクア・マドール DEF2000

召喚獣メルカバー ATK2500

セット2

 

「フム、効果モンスターに対する適切な処置も出来ている……中々優秀ナノーネ。では、私のターン、ドロー!」

 

クロノス 手札5→6

 

「では、これならどうでスーノ!?私は手札から永続魔法≪古代の機械要塞≫を発動!メルカバーの効果を発動するノーネ?」

「……いえ、通します」

「……では、遠慮なく。魔法カード≪古代の機械射出機≫を発動!」

「くそッ……通します」

「次からはデッキのバランスを考えておくノーネ!機械射出機の効果で機械要塞を破壊し、デッキから≪古代の機械巨人≫を召喚条件を無視して特殊召喚スルーノ!そして機械要塞の効果で墓地の≪古代の機械魔神≫を守備表示で特殊召喚するノーネ!」

 

現れたのは先程の魔神と、クロノス先生の代名詞とも言える鋼鉄の巨人。……こうしてみるとやっぱり凄いプレッシャーだ。

 

≪古代の機械巨人≫

星8 地 機械

3000/3000

 

クロノス 手札6→4

 

「させない!罠カード≪黒魔族復活の棺≫を発動!今召喚された先生の機械巨人と、俺の場の魔法使い族、アクア・マドールを選択して発動!二体のモンスターを墓地に送り、デッキから闇属性、魔法使い族の≪召喚僧サモンプリースト≫を守備表示で特殊召喚します!」

「あらら……まんまと引っかかってしまいまシータ」

 

地面から現れた棺が機械巨人とアクア・マドールを飲み込み、中から現れたのは黒い衣を纏った白髪の僧。……和洋折衷、とは言えないバラバラ加減だ。

 

≪召喚僧サモンプリースト≫

星4 闇 魔法使い

800/1600

 

「フム……残念ながら、私はもう何もできないノーネ。カードを三枚セットし、機械魔神で1000ポイントのダメージを与えてターンエンドするーノ」

 

蓮矢 LP3000→2000

召喚獣メルカバー ATK2500

セット1

 

クロノス 手札4→1

古代の機械魔神 DEF1800

セット3

 

「まだ先生のライフを少しも削れてない……俺のターン!墓地の≪召喚魔術≫の効果発動!除外されている≪召喚師アレイスター≫を手札に戻し、このカードをデッキに戻します!そして召喚師アレイスターをそのまま召喚し、召喚魔術を手札に加え発動!手札の素材の代わりになる≪心眼の女神≫と先生の墓地の≪古代の機械巨人≫を融合します!出でよ、≪召喚獣メガラニカ≫!」

 

現れたのは大地を模した巨人。左腕にはアレイスターの杖が楔として突き刺さっている。地の召喚獣メガラニカ、効果こそないものの高いステータスが売りだ。

 

≪召喚獣メガラニカ≫

星8 地 岩石

3000/3300

 

蓮矢 手札4→1

 

「私の機械巨人が……しかし、そのステータスは見逃せないノーネ!リバースカード≪奈落の落とし穴≫発動!その巨人にもご退場願うノーネ!」

「先生、根に持たないでくださいよ!こちらもセットしておいた速攻魔法≪法の聖典≫を発動!メガラニカをリリースし、違う属性の召喚獣を特殊召喚する!出でよ≪召喚獣プルガトリオ≫!」

 

落とし穴が現れ、落ちそうになったメガラニカの真下に魔法陣が光り、次の瞬間落とし穴から三体の悪魔が飛び出してきた。

 

≪召喚獣プルガトリオ≫

星7 炎 悪魔

2300/2000

 

「まだまだ!おれは手札の魔法カードを一枚捨てて召喚僧サモンプリーストの効果発動!デッキからレベル4モンスター、≪聖鳥クレイン≫を特殊召喚!さらに聖鳥クレインの効果で一枚ドロー!」

 

僧が呪文を唱え、魔法カード一枚を糧に魔法陣を作り出す。魔法陣がひときわ輝き出すと、白く光る霊鳥がその姿を現した。うん、少し前に流行したコンボだけど、今でも十分に強いと思う。

 

≪聖鳥クレイン≫

星4 光 鳥獣

1600/400

 

「さらに、召喚僧サモンプリーストの効果コストによって墓地に送られた≪魔術師の再演≫の効果発動!このカードが墓地に送られた事により、デッキから≪魔術師の左手≫を手札に加えそのまま発動します!」

「ここでも無駄のない堅実なプレイング……シニョール三沢を思い出すノーネ」

 

三沢……さん?アカデミアの卒業生にそんな名前の人いたっけなあ……

それはともかく、いいカードも引けたし、クロノス先生にはもう一度懐かしい思いをしてもらおう。

 

「俺は手札から魔法カード、≪痛み分け≫を発動します」

「……!これまた懐かしいカードを……しかし、この状況を打破するのにこれ以上ないカードナノーネ」

 

蓮矢 手札2→1

 

痛み分けの効果は俺がモンスターを一体リリースすることで、相手に一体のリリースを強要させる効果。この効果は相手プレイヤーに適用されるため、機械魔神の効果である、『他のカード効果を受けない』があっても墓地に送ることが出来る!

 

「私はリバースカード、≪マジック・ジャマー≫を発動!手札の≪古代の機械素体≫を捨てて痛み分けを無効にするノーネ!しかし……」

「ええ!魔術師の左手の効果で一ターンに一度 、魔法使い族がいる時に相手の罠カードの効果を無効にし破壊します!これはチェーンブロックを組まない効果なのでカウンター罠でも無効にできます!そして俺はクレインをリリースし、痛み分けの効果を発動します!さあ、クロノス先生!モンスター一体をリリースしてください!」

「……私の場にモンスターは一体、機械魔神をリリースするノーネ」

 

よし!これでクロノス先生のモンスターはいなくなった!しかし、残りの一枚の伏せカードが≪聖なるバリアーミラーフォース≫とかの罠カードだった場合を考えると、全員でダイレクトアタックをするのはまずいか……?

 

「……いや、恐れてちゃ何も始まらない!バトル!アレイスターでダイレクトアタック!」

「攻撃力の低いモンスターから攻撃……常道ですガ、今回は仇になったノーネ!リバースカード、≪古代の機械蘇生≫を発動!私の場にモンスターがいないため、墓地の≪古代の機械飛竜≫を特殊召喚し、攻撃力を200アップさせるーノ!さらに機械飛竜の効果で機械箱を、そして機械箱の効果で≪古代の機械騎士≫を手札に加えるノーネ!」

 

≪古代の機械飛竜≫

ATK1700→1900

 

「……ごめんアレイスター、攻撃を続行!」

「攻撃力3000以上のモンスターが出てくる可能性を考え、場に残さない……どこまでも冷静ナノーネ」

 

≪召喚師アレイスター≫

ATK1000

≪古代の機械飛竜≫

ATK1900

 

蓮矢

LP2000→1100

 

「続いてプルガトリオで攻撃!プルガトリオは相手モンスター一体につき攻撃力が200アップします!」

 

三体の悪魔たちの連携により、飛竜の動きを止め、バラバラになるまで殴打を続けた結果、飛竜は跡形もなくなったが、クロノス先生の手に二枚のカードを遺していった。

 

≪召喚獣プルガトリオ≫

ATK2300→2500

≪古代の機械飛竜≫

ATK1900

 

クロノス

LP4000→3400

 

「まだまだ!メルカバーでダイレクトアタック!」

「クッ……まだまだナノーネ!」

 

クロノス

LP3400→900

 

「メインフェイズ2で俺は≪召喚魔術≫を発動!墓地のアレイスターと場の闇属性モンスターのサモンプリーストを除外し融合!出でよ、≪召喚獣カリギュラ≫!」

 

現れたのは背中に剣を突き刺し、様々な動物のキメラと成り果てた闇の召喚獣カリギュラ。お互いのモンスター効果の発動と攻撃を一ターンに一度に制限するモンスターだ。

 

≪召喚獣カリギュラ≫

星4 闇 獣

1000/1800

 

「俺はこれでターンエンドです」

 

蓮矢

LP1100 手札0

召喚獣メルカバー ATK2500

召喚獣プルガトリオ ATK2500→2300

召喚獣カリギュラ DEF1800

魔術師の左手

 

クロノス

LP900 手札2

 

「大胆さも有りつつ堅実なプレイング……理想ですーガまだまだ詰めが甘いノーネ」

「確かにまだまだなのは否定できませんが……先生こそ、なんでさっき機械魔神を蘇生しなかったんです?」

「生憎と、私のデッキには大型モンスターが機械巨人が一枚しか入ってないノーネ。機械魔神を特殊召喚する方が堅実なプレイングなのでしょうが……貴方のフィールドに私の行動を妨害するカードは無いノーネ。もしここで私が融合を引いてこの状況を打開出来たら面白いと思わないーノ?」

「まさか!残り30枚近いデッキの中から融合だけを引くなんてこと……」

「私はそれをしてきた生徒たちを知っているノーネ。生徒にできて先生に出来ない道理などありませンーノ!私のターン、ドロー!」

 

ディスクから勢いよくカードをドローした先生。いや、まさかそんな事が起こるはず……!

 

「……私は機械蘇生の効果で墓地から古代の機械魔神を特殊召喚し、手札の≪融合≫を発動するノーネ!!」

「ウソだろ……!凄え……!」

「私の手札の機械箱、機械騎士と場の機械魔神を融合!出てくるノーネ≪古代の機械超巨人≫!」

 

そびえ立つのは古代の機械巨人の様だが、手足が六本に増え、更に威圧感を増した巨人。ただでさえ攻撃力3300という数値なのに加え、フィールドから離れると攻撃力4400の究極巨人を呼んでくる、恐ろしいモンスターだ。

 

≪古代の機械超巨人≫

星9 地 機械

3300/3300

 

「バトルナノーネ!超巨人で厄介なメルカバー を攻撃!」

 

古代の機械超巨人 ATK3300

召喚獣メルカバー ATK2500

 

蓮矢 LP1100→300

 

「ぐぅ……!本当に融合を引くとは、さすが先生だ……」

「貴方も自分のデッキを信じるノーネ!シニョール遊佐!デュエリストの折れない心にこそ、デッキは応えてくれルーノデス!」

 

なるほど……デッキを信じる……か。この試験のために何度も何度も練り直したこのデッキ。まだ完成形でないのは確かだが、俺が今作れる最高のデッキ……!そういや、あの人も『デュエルは楽しくやるもんだ、お前ももっと楽しそうにデュエルしようぜ』って言ってたなあ……

 

そんな事を思い出してたら、どうやら俺は笑っていたようだ。クロノス先生がちょっと引いた顔でこっちを見ている。

 

「クロノス先生……俺もここで召喚魔術を引いたらこの状況を打開出来る、って言ったらどうしますか……?」

「面白いノーネ!貴方とデッキとの絆、見せてみるノーネ!」

「いきます、俺のターン……ドロー!!」

 

…………ありがとう!俺のデッキ!!

 

「俺は手札から、≪召喚魔術≫を発動します!」

「……貴方とデッキの絆、見せてもらったノーネ」

「俺は場の召喚獣カリギュラと召喚獣プルガトリオをゲームから除外し融合!出でよ、楽園の召喚獣!≪召喚獣エリュシオン≫!!」

 

現れるのは召喚獣の最終形、きらめく翼と腕を広げたモンスター。……ごめんエリュシオン、俺も説明しきれない……

 

≪召喚獣エリュシオン≫

星10 地水炎風光闇 天使

3200/4000

 

「守備表示にすれば超巨人の攻撃を耐えられるというのに攻撃表示……何か策があるノーネ?」

「もちろんです!墓地の召喚魔術の効果を発動し、除外されているアレイスターを手札に戻し召喚魔術をデッキに戻します。バトル!エリュシオンで超巨人に攻撃!」

「超巨人よりもエリュシオンの方が攻撃力は低いノーネ。それなのに攻撃をするということは……」

「ええ、俺は召喚師アレイスターの効果を発動!手札のこのカードを墓地に送り、融合モンスター一体の攻撃力を1000アップさせます!」

「…………見事ナノーネ」

 

召喚獣エリュシオン ATK3200→4200

古代の機械超巨人 ATK3300

 

クロノス LP900→0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「試験結果は後で届くから楽しみにしておくノーネ」

「はい!ありがとうございました!」

 

そう言って立ち去ったのは紺色の髪と鈍色の瞳をした少年。先程私とデュエルをし、試験用のデッキとはいえ見事勝利をおさめた遊佐蓮矢……いえ、シニョール遊佐と呼ぶべきか。

 

堅実なプレイングは違うものの、常に勝気な姿勢、多彩な融合モンスターを操る技量、そして、最後のドローと攻防……

 

「どことなく、彼を思い出すノーネ……少し、彼女にも話してみまスカ。……さ!次の受験生は前にくるノーネ!」




こんだけ舐めプされて辛勝する主人公ェ……
そして演出の為とはいえプレミがひどい……
少しずつでもうまく魅せられるよう精進してまいります。
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