8月8日。
「レベルアップおめでとうございます。ミサカ嬢。」
「当然の原理だ。やはり
違うとするなら、元の状態を正しく理解できる範囲のみだ。
「お嬢様なら
「Level5だと都合が悪い。ここのトップが私がどんな存在だなんて分からないとかそんな冗談ないと思うし。近々呼ばれるんじゃないかな?私が知ってる人と同じ人間ならね。」
「そうですか?……え、知り合いってことは相当年のある方ですよね?理事長って本物のアレイスター=クローリーなんですか?」
「さぁ?どうだろうな。」
・・
午後、一人優雅に収集ゲーで脳死プレイをし続けていると留守番中に玄関のチャイムが鳴った。
玄関には、御用の方は研究所受付までお願いしますと札を引っさげていたので、居留守を使うことにしたのだが、チャイムを連打されてしまったので、仕方なく出ることにした。
「あーはいはいはいはい!用事があるなら研究所の――」
玄関を開けたら私がいた。
いや、色のある私。機械的な、感情の薄い顔をしてそこに御坂美琴が立っていた。
そしてチャイムの真ん前には、ここ数年音信不通になっていた我が兄、朝歌がそこに居た。
ストロベリーブロンドの少し長めな髪の毛に、アースアイと呼ばれる珍しいタイコーズブルーと黄金の瞳。
すべてママから遺伝したイケメンなら間違いなくお兄ちゃんだ。
「あ、うお、お兄ちゃん?とミサカ…まさかお兄ちゃんこの
「ばーか、いくらクローン同士だからって見間違うか。お前のほうが幼い顔してるし色が違うだろうが。」
「え、じゃあそのイケてる面で女の子を引っ掛けて?てか、連絡なしに帰ってきてなんのつもり?あなたのご飯はもうないからね!」
「え、いや、食べてきたし。」
「あ、そう。そりゃ、中2だもんね。」
このネタは早かったかー。
使用人はたしか、見習いメイドちゃんがいたよね。その子にお茶を用意させて、とりあえず話を聞こう。
「それにしてもどうしていきなり帰ってきたの?そっちの
「いや、ないぞ。実は俺
「Level4!私もそう!おそろい!」
「そうだな。」
「うん、お兄ちゃんずっとこっちいいるわけ?荷物とかどうすんのさ。」
「あー、それよりもまず、こいつの話をきいてやってくれないか?」
完全に忘れていた
「端的に言いますと、