火野神作による当麻襲撃事件は学園都市側から当麻の両親に伝わり、今日当麻へ会いに来るらしい。
「てか、この年になって親と海ではしゃぐのか。紅一点の
それぞれハーフパンツのスタイルで海ではしゃぐ土御門とお兄ちゃんを見る当麻の目は死んでいた。
男になってる私はあまり海水に髪を晒したくないので当麻の隣で慰める係となってる。
「やっぱ、その尻尾はだめなのか?外せばいいのに。」
「落ち着かないの。それに海水につけたくないのは、尻尾じゃなくて髪の毛だしぃ。」
「やっぱあれなのか?水に浸かると女の子に戻るとか?」
「いや、魔術だってんだろ?」
クラゲ大量発生ということがあってか、ビーチは貸切状態だ。そんなビーチに近づく足音が2つあった。地元の人かと思ったらどことなく当麻に似てる人ときれいな女の人がいた。
「お父さんとお母さんじゃない?貴方のお母さんは写真で見たことあるけど、お父さん始めてみたなぁ。」
「あれが俺の親?母さん若いな。」
「当麻!と、あーと?」
「あらあら、もしかしてあなたが蒼の娘さん?」
「あ、はい。竜宮
「超能力ってすごいわねぇ。当麻の母、詩菜です。」
「父の刀夜です。」
外見で詩菜さんがわかるのは、御坂美琴がママにそっくりだったからだ。完全なる他人の空似。
7777号を
「ん?」
「あれ?姿が変わった?」
「お?」
「どうしたんだい?」
「インデックス?母さんとインデックスがいきなり入れ替わった?」
「当麻何を言ってるの?」
「これ、なんのドッキリだ
「はっ倒すよ?待って、私は詩菜さんがインデックスと重なって見えるのだけれど?待って。」
遊んでるお兄ちゃんと
私の視線に気がついたのか慌ててこちらに近づいてきたことで、土御門がなんかこころなしか具合悪そうにしていた。もしかしてクラゲ?
「
と心配して来るお兄ちゃんと目の前の不思議減少に戸惑いながらも解析しようとする
「大丈夫だにゃー、
「そう?ならいいけど。あ、お兄ちゃん、当麻のご両親。」
「あっ、どうも。朝歌です。こっちは友達の
「当麻の友達。息子がいつもお世話になってます。」
と行った当麻パパに土御門もお世辞を返して私達は親子水入らずの感じを保つために海に戻ることにした。
「当麻、
「あ、ああ。」
・・
「海に来たらーやっぱりナンパですにゃー。」
「ナンパ?この海でかァ?」
「土御門さん、女の人どころか他人が居ない。」
「
「
「
「うっせェうっせェ。なに頭湧いたこと言ってやがるンだァ?」
「この中で性別不明は
「………はァ?オマエ元は女だろォ?オマエが受けろよ。」
「なら、何なりと
「はァ?なンでオレはオマエをナンパしなきゃならないゆですかァ?やってることナンパじゃなくてダチ誘うやつだろォ?もォコレ。」
「
「
「敵わないぜよ。」
「お昼のバーベキューは肉いっぱい運ばせるから!野菜じゃがしかないけど。」
「肉だと?」
「肉肉!!」
肉にテンションがマックスとなったところで、土御門が話をもとに戻す。
「で、海と言ったらナンパぜよ。
「ナンパしか頭にねェのか?このチンパンジーよォ。」
「土御門パイセン、もうイマジナリーフレンドしか手立てはないと思いまーす。ガチで天使も悪魔も居やしねぇ。」
「先輩アロハ脱ぎましょ?半裸やっほーい!」
私がウエットスーツとハーフパンツ。お兄ちゃんがおそろのハーフパンツ、
「
「まってよ、私と
「まぁ、大丈夫だろ?ともかく海割って遊ぼうぜ!」
お兄ちゃんの提案に
「うにゃー!お兄さんが悪かったぜよ。」
「ニイちゃん電話なってるぜ?」
「は?」
ガチでなってるため、慌てて電話に出て、真剣モードで話をしている土御門を確認して、お兄ちゃんにGoサインを送るとお兄ちゃんが水かかる重力だけを重くして水を寄せていく。くらげは居なかった。
「どうする?希望があれば常識の範囲内で海洋生物呼べるけど?」
「シロナガスクジラ。」
「オーダー入りましたー!」
シロナガスクジラは哺乳綱鯨偶蹄目(あるいは偶蹄目)ナガスクジラ科ナガスクジラ属に分類される動物。
公式的な記録の動物の中で最大の種であり、記録では体長34メートルのものまで確認されている。
主食はプランクトン。
豆知識として、死体のガス爆発で内臓が飛び出るそのさまは、間欠泉のごとき様。だという。
すぐに遠くからクジラが現れて息継ぎなどを確認できるようになる。
「歩いていこう。」
各々の能力で歩いていき、ホエールウォッチングを楽しむこと数十分。流石に日差しがきついのでクジラたちにお別れをして浜に戻ることになった。
「うぉ、熱持っちゃってるUVは平気だろうけどお風呂ピリピリすんぞこれ。兄ちゃん焼けたんじゃない?」
「お兄ちゃんだけ焼けたな。」
「真っ赤じゃねェか?大丈夫なのかァ?」
「
「オレは待ってる。」
「オッケオッケ。」
反射持ちの
私はウエットスーツの上からハーフパンツの水着を着ているに対し、お兄ちゃんはおそろのハーフパンツだけなので日焼け度がやばいぐらい違う。
私は手のひらと顔を冷やせばいいけどお兄ちゃんはほぼ全部。
「つべてー、てか尋常じゃない焼け方。」
「そりゃ
「自分でやる。自分でやったほうが覚悟が付くからな。」
戻るとバーベーキューを本格的に始めるため、呼ばれたのだが、土御門と当麻と五条が居なくなっていた。
「当麻が居なくなってな、友達の土御門君も一緒にいなくなって、五条さんが探しに行ったんだ。君たちは私達と一緒にバーベーキューをしようか。」