隊員と
他の組織から情報提供があり、狙いが御坂美琴だと分かったが、わかった所で爺に対して先手を打つことは不可能に近いということで、強行突破となった
私と木原くんは私の電子的なレーダー?を使って第三位と第五位の後ろを歩いていく。
最悪最初に見つかっても、
『やっほー!/escape
ミサカ総体がミサカネットワークと虚数学区の処理を終えてくれたようだ。
最終チェックとしてレイヤーを見てみても、変な部分は見当たらない。ファイル分けも正確に出来てるからこのまま出力してもいいだろう。
『一通りみたけど大丈夫っぽい。こんだけできてたら、不具合出てもすぐにこっちで直せそうだから。ありがとうね。』
『でもこれが出来たら、もっと強化されるってのがわからないんだよね/return。』
『簡単なことだよ?私達が本当の意味で繋がる。離れたところでミサカが襲撃にあっても、肉体はそのままで
関節を鳴らしたときのような感覚と共に、体の収まりが心地良くなる。
あるべき位置に戻ったと言えよう。
見えなくても視えるこの間隔は本当に久しぶりだ。
自身か残した権能もようやくわかって、操作することも簡単になった。いや……もとに戻ったんだ。本当に。
肉体面に関しての寿命は変わらないが元の星依として私はこの先有り続けられる。
すごく嬉しい!
『本当に神様だったんだね/return。』
『何。今更?』
『普通思わないじゃん/return。私達全員の記憶とか脳の情報蓄積量とかそんなものすべてを合わせても、貴方の情報量の0.01%にもならないとか/return。』
『詳しい案内は帰ってからにするけど、とりあえずそこで待っててね?探すのが面倒くさくなるから。』
総体にはせめて私の案内をしておかなきゃならないな。とにかくすぐこの案件を終わらせなければ。まぁ?当然?私ってばとってもいい神様なわけで?そんな殺人だなんて物騒で野蛮なことはしません。
ともかく、私の力の出力点を増やさなきゃいけないよね。
ジャジャーン!魔法MOD。前提は虚数学区のパロメーターで補えるから実装可能です。
これで私の子孫ちゃんと学園都市の能力者の地盤強度がますからね。
科学で観測できる不可思議による科学的な力。とラベルでも何でも書いておけば、人類が勝手に科学の力だと解釈してくれるし?
―――世界の最適化を実行―――
魔力フィールドを虚数学区・五行機関に名前変更。
魔力持ちを超能力者に変更。
魔力に関する常識を超能力者の
魔術と魔法の互換性を超能力と魔法に変更。
魔力の生成法を演算に紐づけ。
魔法回路を魔術回路ではなく演算式に変更。
魔法に関するテクスチャの変更。
魔法生物の自然湧きを無効化。召喚のみに限定。
新たに【冥界】を追加。
冥府の生成。
―――最適化完了―――
見慣れたログが頭の中に流れる。私の視野がほぼ元に戻ったため
この街全体にあふれるAIM拡散力場を感じることも、外の魔力をも感じ取れるようになる。
とても懐かしい感覚。
「木原君さぁ、爺は能力者じゃないよね?」
「あぁ?大人が能力者なわけねぇだろ?」
「そう。ならいいか。」
確保した隊員以外にもう人はクローンミサカと男二人。そのうち爺は一人だけ。
ミサカには男一人がついているが、ミサカに対して友好的な振る舞いをしているのに対し、もう一人の男は友好的ではない為そちらの方の演算を妨害する。
「あれ?この感じどっかで?」
「何喋ってんだ?」
「人間の癖に繋がってる。」
「はぁ?」
「多分、爺だけど脳波ネットワークが構築されてる。弱くて小さいけど。脳波に関する医療機器とかはないはずだし、なんだこれ?」
「脳波ネットワークだぁ?爺さん何してんだか。……確か例の件……。」
考え込んでる木原君は放おって置いて、とりあえず脳波ネットワークを切ってみるか。
……いや、脳波を切るって何さ。
こういうのってどういうのを切ればいいんだろう?運命とか赤い糸とか?
てか一人間が脳波ネットワークとか不敬すぎひん?
絶許。今の
いや、何言い訳してんだか。
チートとか言われるだろうけどさ!不快なものを除去するのに全力になったっていいわけだし?なんなら邪神なわけだし?この世界の神のルールなんて知らないし?
いいでしょ?いいよね?
よし。
「おい、何立ち止まってんだ?」
「木原幻生だと思う人間を見つけたから先制攻撃。」
「ッチ。すぐそこか?」
「視界外。」
「は?」
私は遠隔で首を絞める。
離れているはずなのにヨボヨボの皮膚の感触を感じ、掴んでいる喉が苦しそうに動く。
指先から鼓動が伝わってくるのがわかる。
「何があったの?」
「今、木原幻生を捕まえた。」
「捕まえたぁ?どういうことなの?」
「よし!よし!引きずり込む!オラァ!!」
グンッ!と目の前の空間が歪むと、首を抑えてもがき苦しんでいる老人が浮いている状態で現れる。
それと同時に低い音が頭の中で鳴り響くのと同時に、目を開いているのにも関わらずに目の前が真っ暗になった。