作り物の少年と作り物の歌姫   作:エガえもん

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今回はAXIA回
そして、物語は終盤へと向かう―




〜AXIA〜閃光の空に

ケイオスside

 

カナメの歌と共にメッサーが空を舞う。

 

その姿を確認したドラケンIII2機が、リル・ドラケンを率いてメッサーに迫る。

だが、メッサーは華麗にそれを避けて、そして正確にリル・ドラケンを狙い撃ち、殲滅させる。

「こいつ!」

「異邦人か!」

「・・・っ!白騎士」

それまでルシファーを狙っていた白騎士が急に反転、

メッサーと決着を付けるために迫る。空を舞うVF-31F(死神)Sv-262(白騎士)

先に先制したのはメッサー

「うあァァァ!」

マイクロミサイルを的確に乱射

「ふっ・・・」

だが、奴のブースター代わりに付いているリル・ドラケンの機銃で撃ち落とされて避けられる。

「ふぅ・・・・・・ハッ!?」

爆発に多少安心したのも束の間

今度は白騎士がマイクロミサイルを乱射

機銃で撃ち落としつつ完全に回避するメッサー

 

ブースターを外す白騎士。外れたブースターはガンポッドに当たり爆散する。

そして白騎士が後ろを取った。そのあと必死に機銃を撃つ白騎士をガンポッドで攻撃しつつ回避

「あいつ・・・ヴァールになってまで。」

「力をコントロールしてるってのか。」

「・・・なんて綺麗な。」

「・・・・・・。」

 

「あいつ・・・白騎士様と互角に・・・!」

「いい風だ・・・。」

 

やがて互角の攻防を続ける2機が光を纏っていた。とても人工的に発生したとは思えない光を。

 

「ふふ・・・風が見える。」

光を纏って数分

 

―意識の無かった2人が起きた頃―

 

メッサーはカナメを思い戦う―

カナメはメッサーを思い歌う―

そして

 

「貰ったァァァ!」

遂にメッサー機が空中回転した後にブースターのリル・ドラケンを破壊する。

 

「ッ!死神、やはりお前も風に乗るか!」

白騎士はもう片方のリル・ドラケンを分離し、

メッサー機に当てる。

後方に付属していたマルチパーパスコンテナユニットに引火し、それを切り離して戦うメッサー。

 

そして互いが正面で向かい合い、メッサーは何かを感じたが、すぐに意識を切り替える。

「風・・・!っ!」

メッサーの方が先に機銃を乱射、当たる距離だったのを白騎士はリル・ドラケンを盾代わりに使い回避そして、

「うあァァァ!」

機銃をキャノピー目掛けて正確に撃って殺した――筈だった。

「うおォォォォ!」

メッサーはバトロイドに変形してこれを避ける。

「避けただと!」

その後白騎士もバトロイドに変形し、しばらく格闘戦を繰り広げた後、両機ともガウォークに変形そして

 

「「うオォォォォォァァァ!」」

同時にガンポッドを撃った―

 

白騎士撃破―

メッサーはそのままカナメさんの所へ落ちて行った。

別れの言葉を残して―そして死んだ。

 

その後残った空中騎士団により、

ワルキューレの捕縛。

敵巨大戦艦出現。

 

ハヤテ・インメルマン准尉、ミラージュ・ファリーナ・ジーナス少尉のMIAが確認

メッサー・イーレフェルト中尉の戦死

がケイオス内で確定。

 

ユート・・・生体CPUに関しては敵に捕縛されそうだったのと、性能不十分として爆破処理されたらしい。確認はされていないが。グレイの証言だとキチンと爆破ボタンを押したから確定だ!とは言っていたがな。

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 




メッサーは死にました。元々の初期構成から考えてた事です。彼にはメッサーを助ける事は出来ません。

そして下された爆破処理―
果たして彼は生きてるのだろうか、
ハヤテやミラージュは生きてるのだろうか。
ワルキューレはどうなるのだろうか。
物語は終盤へ、
襲撃者の名を持つGはその目覚めを待っている―


ここまでありがとうございます。
ここからは本当に終盤戦です。
正直BluRay&DVDが手に入るまで書きたくないのでしばらく更新は途絶えると思いますが、是非待っていただける方はよろしくお願いしますm(_ _)m(これの休載中は救世主の方やギアスを更新するつもりです。)

誤字訂正、感想ありましたらよろしくお願いします!

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  • 続編のみ希望

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