作り物の少年と作り物の歌姫   作:エガえもん

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お久しぶりです。エガえもんです。

最終決戦から最終話まで一切誰からも特に何も言われなかったから大丈夫なのかというある種の不安がありましたがアンケートで結構続編とリメイク求められていたようで…反応、ありがとうございました。

続編1話。いわゆるここから絶対LIVE編です。
新章という形でこちらに投稿していこうと思います。完結じゃなく連載再開ですね。これで。

またえーっとですね。救世主の方と被りますが
つい先日大学の卒業式の方終わりまして。4月よりとある会社にてアニメの制作進行の方(試用期間2ヶ月でその期間中は業務委託→過ぎれば契約社員という形で)やらせていただける事となりました。
さらに、より不定期更新となりますがよろしくお願い致します。

リメイクは今しばらく待っていただけると幸いです。






本編 第二章 僕に出来る事、すべきこと(絶対LIVE!!!!編)
~安らぎ~嵐の前の静けさ


???side

 

~数ヶ月前~

 

 

「久しぶりだね…グレイ。いきなり連絡してすまない…。今の君の担当者はベルガーだったと思うけれどね。今面白い事をやってるって聞いて、つい」

「久しぶりだなイアン。あぁ…別に構わまんよ。通常の人間に精神調整と薬物投与で最強の兵士を作るプロジェクト…プロジェクトLBCさ。」

 

と同時に送られてきたデータを見る。

「へぇ…これは中々面白いね。しかしゴーストや違法ではあるがインプラント兵士の方がいいんじゃないか?今私の支援しているクライアントがそれの開放を目的に着々と準備をしているよ。そうしたらもう…要らないじゃないか」

「全く…そこだけはいつもいつも相まみえないな僕らは。確かにインプラントを埋め込んだ君はそう思うだろうが…私みたいに生身の体の方がいいクライアントもいるんだよ。機械はこう…何というか血の温かみがないだろう?人としての線引きとして血の通う人と人が戦うのが戦争だ。私は無人機やインプラントの溢れる戦場には価値はないと思うよ。それはただの虐殺ゲームさ。」

「そうかそうか…ところで7年前のことを覚えているか?あの細胞…星の歌い手の復活させようとしたあれを。」

「あぁ、君も一緒にいたしね…。あの後私は星の歌い手の細胞を奪われたケイオスにきてしまったが…。結果的にあれは失敗作だと思う。人として完成してしまった彼女は星の歌い手という道具しては未完成だよ。あれでは。まぁ今の私の計画が進めば新しい彼女を中心とした生体CPU部隊が作れるさ。その時の機体も既に設計してある―アカデミー時代からの親友だ。せっかくだし君にも見せてあげよう」

そうして追加データが。

「ありがとう、おっと、すまない。そろそろ会議の時間だ。また今度お互い顔合わせて会おう」

「あぁその時はお互いの成功を祝って。乾杯でも」

「あぁ、それじゃあ」

 

それが彼…盟友 グレイ・スト―ムとの最後の会話だ。

 

~現在~

 

「君の置き土産…。感謝するよ…グレイ。」

 

君のこの機体も使わせてもらう。あのシステムと上手く組み合わされば…。

 

GAT-X273VF atrocious stand by you

 

 

君の望んだ夢も叶えてあげよう。生身の兵士、ケイオスにオリジナルがいるようだが…今の奴は腑抜けた獣。だがこいつは…売れる!売れるぞ!ははっ!アはは!!

 

sideout

 

 

 

惑星ラグナ

 

 

あの事件(第二次ウィンダミア独立戦争)が終わって改めて兵器じゃなくて人間になれた僕はアイテールから裸喰娘々に自室を移して生活を始めた。

 

「ん…もう朝か…まだ眠」

おかしいな…。ベッドで眠っているのは自分だけのはずなのに何故か狭く感じる。

 

違和感を感じつつも僕は起きるために動いた。その時フカフカではなくむにっとした感触が…。ムニ?

 

「んっ…///」

隣にいたのは一糸まとわぬ美雲。僕は思わず手を放して聞く。

 

「……美雲?」

「ん…?おはようユート。もう朝かしら…?」

「いや…なんでいるの?」

「ん…私たち付き合ってるでしょう?」

「そうだけど……。」

「ならいいじゃない?」

「よくな…うわっ!!」

急に僕の背中に手を這わせ、そのまま抱きつく美雲

いい匂いがする。優しい香りと人肌の温かさに包まれていく。

安心して過ごす日常。僕が…みんなと掴んだ新しい生活。守らないといけない世界。

 

 

「ねぇ…私の事、好き?」

「勿論、大好きだよ。」

 

「それじゃ、いいわよね。」

 

 

そのままお互いギリギリまでお互いぬくぬくしつつ添い寝していた。

やましいことはしてないというよりできない…お互いまだ3歳と16歳だし。

 

 

「…そう言えば一週間後ウィンダミアに出発だよね、美雲」

「そう…そのはずよ。」

「それじゃ今日の検査次第かなぁ…。」

 

「大丈夫よ、きっと。」

 

 

僕の体には2種類の悪魔がいる。

 

一つは生体CPU…これは前の世界で薬や精神操作などで色々と弄られた結果だ。

後者の精神面は完治しつつあるけれど、前者はまだ禁断症状として時折出てくる。

二つ目はヴァ―ル。これも薬物の効果や美雲の歌で抑えられたけど。完治はしていない。

 

万が一今回のウィンダミアでのライブでこの二つの悪魔が暴れだし相乗効果で暴走したら何をしでかすか分からないから行けないかもしれない。でも正直僕は…彼女と片時も離れたくない、離れてはいけない。特に今回は。

そう思った。だから

 

 

「そうだといいなぁ…。」

 

そう言いつつ、着替えを済ませて医務室へ向かうことにした。

 

アラドside

 

医務室

 

 

「お疲れ様です、ノルドさん。」

「あぁ、お疲れ様ですアラド隊長。今日はどうかしたんですか?健康診断はまだまだですけど」

「あ、いや。ユートの事でね。」

「あぁ、経過は順調ですよ。徐々にではありますがちゃんと回復に向かってます。」

「それならいいんですが……」

「どうかしたんですか?」

「確か治療の際に仰っていましたけど身体能力の低下やVFに乗れる体力はなくなるって」

「確かに言いましたけど」

「それが全然落ちずに、身体能力は少し低下してましたけどVFには普通に乗れて技量もそこまで下がらない」

「それが彼の元々のポテンシャルって事でしょう。正直なところ薬漬けなんかされなくても遺伝子がある程度調整されたような形跡がありましたし、恐らくそういうことです。」

「成程……感謝します。もしかしたらあいつもメッサーと同じような事になるんじゃないかって思って不安になってました…。それでは失礼します。」

「大丈夫ですよ、今日の結果も良好でしたし。ウィンダミアに同行させても問題ないでしょう。あ、次の健康診断はちゃんと来てくださいよ。前回来てないの知ってますから。」

「すみません、ちゃんと行きます・・・。」

 

医務室を出るとカナメさんと合流した。

 

 

「あっ、アラド隊長!」

「カナメさん、どうかしたんですか?」

「あの…以前グレイ氏が残したデータがあったじゃないですか」

「あぁ、あの糞野郎のデータ…ユートの生体データやレイダーの詳細データを記録した物でしたよね。でもあれの完全版であるマスターデータは奴の死亡と同時に消滅したのでは?」

「それはそうなんですけどどうやら…グレイ氏からとある一つの筋にだけそのマスターデータを提供・流出させていたらしいです。」

 

こう言って端末を見せるカナメさん。そこにあったのは

 

「噓だろ。だとしたら」

またあいつが苦しむ可能性が。

「はい。それでとりあえず報告をと思いまして。」

「あぁ、分かった。流出先は?」

「その…イプシロン財団です。」

 

 

あそこか…。なんだか嫌な予感がするな……。

 

sideout

 

 

医務室

 

「はい、息吸ってー」

「すぅうううううう!」

「吐いてー」

「はぁあああああー」

「うん、精密検査、血液検査の結果的も経過は順調だね。」

「ありがとうございます。それでウィンダミアに行けますか…?」

「恐らく大丈夫じゃないかな。後でアラド隊長の方に進言しておくよ。大丈夫でしょうってね。」

「はは…ありがとうございます。」

「それにしても…なんだか大変そうだね。それだけ仲がいいんだろうけど」

え?どういう事?そう思ったのが顔に出てたのかノルド・イアン先生は首の付け根のところを示していた。

鏡で見ると…キスマークが。何時の間に…。それをみて思わず顔が綻ぶ。

 

「えへへ……」

「それじゃ今日もお薬出しておくからちゃんと食後一日三回、飲むんだよ。」

「はーい、ありがとうございましたー。」

 

こうして僕は医務室をでる。

美雲は今レッスンだろうし、格納庫にいくかな……。

 

 

 

「おう、坊主!どうした?」

 

「坊主じゃないです!」

 

「坊主だよ、ところでお前の機体か?それならほら」

 

 

 

そこにあるのはVF-31 ジークフリート Δ6のマークもある。

 

 

 

「お前さんの為の機体だ。カスタムはどうする?27やあいつ…レイダーみたいに超高機動にでも振り切ったピーキー機体にでもするか?」

「いや、あの時とは身体の調子も違うので普通に飛べれば……。あ!」

「どうした?」

「ビームサーベルか、ミョルニルみたいな近接格闘兵器お願いします。近接はナイフだと心もとないので。あとは―」

「オールランダー仕様にすればいいんだな。分かったやっておこ」

 

「あー!ユウユウだ!お久~☆」

 

胸の柔らかな感触が突然やってくる。

 

「ぐにゅう……あの、ふみまへん、何してるんですか。」

「あ、ごめんごめん。レッスン終わって来たらいたから……どうしたの?」

「カスタム依頼ですよ、姉御」

 

「分かった!任せておいて!バッチリきゃわわ~な機体にしておくから!」

 

 

「ありがとうございまふ……所で、レッスン終わったって事は」

「そうだね、クモクモも終わったよ~早く行ってきな~じゃあね~☆」

「はい!」

 

 

そのまま格納庫をでてしばらく美雲と合流する。

 

 

「お疲れ、美雲。」

 

「あら?先に帰ったんじゃないの?」

 

「いや…ちょっと用事があったしせっかくならね?」

 

「そう、嬉しい。」

 

「…それじゃ帰ろうか」

 

「えぇ」

 

そう言った彼女の手を僕は握る。

 

その帰りのラグナの空は夕暮れに染まっていた。

 

 

 

 

 




とりあえず新章1話。

YouTubeでも見れる冒頭5分29秒のやつの場所あたりのあれを入れつつ、時系列としては冒頭より前ですね。まだラグナ支部にいるので。冒頭の5分29秒以内ならYouTubeに溢れているので出しても問題はない…はず。


次回はいつになるかはわかりませんが…。とりあえず以前のような事にならないようきちんとDVDかBlu-ray買って、観てプロットを立ててから書きたいので…。

公開された際に仮で組んではみましたが、時間も経ったのでお待ち下さい。

誤字訂正、感想ありましたらよろしくお願いします!




リメイク、続編の創作

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