ファイアーエムブレム オリジナル支援会話   作:ダイアー

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~聖魔の光石~ ルーテ&サレフ ラーチェル&クーガー ヨシュア&レナック

ルーテ&サレフ

 

C

 

ルーテ「…」

 

サレフ「…」

 

ルーテ「なるほど、これが空と大地と気の調和を知り、己を見つめ、世界を見つめ、森羅万象を想い、個人の欲望とは異なる、

大きな想いを成就させる『パレガ』というものですか」

 

サレフ「…詳しいな」

 

ルーテ「私、優秀ですから」

 

サレフ「優秀なのは関係あるのかは分からないが…余所の者がポカラの里の文化を知っているとは珍しい」

 

ルーテ「ええ、あなたのことを徹底的に調べましたから、サレフさん」

 

サレフ「…私のことを?」

 

ルーテ「あなたの魔道の才能は、どうやら並々ならぬことが分かりました。優秀である私に匹敵するほどの実力を見過ごしてはおけません」

 

サレフ「…それはつまり」

 

ルーテ「私とあなた、どちらが優秀な魔道士であるか、決めなければなりません」

 

サレフ「…そういうことに興味はない」

 

ルーテ「私にはあります、では、また今度」(ルーテ消える)

 

サレフ「…何を競うつもりなのだろうか」

 

 

B

 

ルーテ「サレフさん」

 

サレフ「お前か、ということは先の勝負の件か?」

 

ルーテ「その通りです あなたの戦いぶりを近くで見ていましたが…さすが私のライバル、殆ど互角といったところでしょう」

 

サレフ「私とお前の勝負にお前が判定するのか…」

 

ルーテ「それは盲点でした、これは公平に判定のできる方を用意しなければならないようですね」

 

サレフ「…いや待て、お前の話に合わせてはいるだけで、そもそも勝負するつもりはないと…」

 

ルーテ「それはありません、現にあなたは私に負けまいと懸命に戦っているではありませんか」

 

サレフ「それは戦争だから当たり前だろう…」

 

ルーテ「その言葉、やはり気合は十二分にあるようですね」

 

サレフ「…」

 

ルーテ「では、私は審判の方を探してきます いよいよどちらが本当の優秀であるか、決まるときが来ますね」(ルーテ消える)

 

サレフ「…どうすれば終わるのか……だが判定をしてもらうのなら、もうじき終わるだろう」

 

 

A

 

ルーテ「サレフさん」

 

サレフ「ついに終わるのだな、例の勝負も」

 

ルーテ「ええ、エイリークさんに毎晩どちらが優秀かを問いただしました 今まではどちらが優れているかなど決め付けるものではないと

ですが、昨晩の18回目にしてようやく答えを出してくれました 『あなたでいい』と」

 

サレフ「…」

 

ルーテ「これで私の方が優秀であることが証明されてしまいました ですが、あなたも私には及ばずともなかなか優秀な方です 気を落とさないでください」

 

サレフ「勝負の結果には何も思ってないが…お前はもう私のもとには来ないのか?」

 

ルーテ「そのつもりですが」

 

サレフ「そうか…実はだな、初めは早く終わってほしいものだと思っていたが、お前の魔道の才はどうやら本物のようだ、どうだ、これからも共に行くというのは」

 

ルーテ「共に…それでは、この戦いが終わればあなたの里へ行く支度をすることにします」

 

サレフ「なっ…そこまで飛躍するのか…?」

 

ルーテ「これからも優秀な私に遅れないよう頑張ってください、二番目に優秀なサレフさん」

 

サレフ「…難しいな…女心というものは」

 

 

 

 

 

クーガー&ラーチェル

 

C

 

ラーチェル「覚悟なさい!邪悪なる魔物はこのラーチェルが成敗いたしますわ!」

 

クーガー「おい!前に出すぎだぞ!」

 

ラーチェル「まあ、あなたは確かグラドの者だった…」

 

クーガー「クーガーだ。 姫、突出しすぎだぞ、大体あんたは杖の役目だろう…前に出てどうする」

 

ラーチェル「ならばクーガー、わたくしの護衛をしなさい!今からあなたはこのラーチェルの指揮下で動くんですわ!」

 

クーガー「お、俺がだと?」

 

ラーチェル「今あなたはグラドから離反し仕える者がいない身、特別にロストンの兵として採用してさしあげますわ」

 

クーガー「…俺は確かに今の帝国への忠誠をなくし、戦っている…だが、グラドそのものを見捨てたわけじゃない 折角の誘いだが、断らせてもらう」

 

ラーチェル「むむ…このわたくし自らの誘いを蹴るとは…滅多にはございませんことよ」

 

クーガー「悪いな、まあ…一国の姫に万が一があってはいけない、この戦の間なら、できるかぎりのことは尽くそう」

 

ラーチェル「よくぞ言いましたわ!さあクーガー、わたくしに続きなさい!」(ラーチェル消える)

 

クーガー「大した姫様だな…待て!あんた1人じゃ危ないぞ!」

 

 

 

 

B

 

クーガー「はぁ、はぁ…」

 

ラーチェル「息があがっておりますわよ、クーガー」

 

クーガー「自分の命すらどうなるかも分からない激戦だ…姫の護衛もやるとなると2倍…いや、それ以上に疲れるな…」

 

ラーチェル「いけませんわね、この程度で根を上げているようでは、我がロストン聖教国の騎士は務まりませんわよ」

 

クーガー「…前にも言ったが、戦が終われば俺はまたグラドに戻るつもりだ」

 

ラーチェル「まあ!しばらくは私の下にいるというのにお気持ちは変わらないようですのね!」

 

クーガー「いるからこそだよ!…俺にはロストン聖騎士ほどあんたに身を捧ぐ覚悟がどうやら足りないらしい…」

 

ラーチェル「それは違いますわ、我が国自慢のロストン聖騎士は決してわたくしのためだけに戦っているわけではありません、正義と秩序の名のもとに戦っているのですわ!

クーガー、あなたも己の正義を信じて戦うことが大事ですのよ!」

 

クーガー「俺の正義…か……俺は国を裏切り、かつての仲間に槍を向けている…寝返ったことは俺の意志だ…後悔はしていない…

…だが、そんな今の俺に…正義なんてものはあるのだろうか…」

 

ラーチェル「クーガー…」

 

クーガー「悲しそうな顔もするんだな、ラーチェル姫 悪かった、あんたにこんなこと言っても、どうにもならない話だ…」

 

 

A

 

ラーチェル「クーガー」

 

クーガー「姫…今度は何用だ?」

 

ラーチェル「あなたは間違っておりませんわ、今のあなたも立派な正義がありますわよ」

 

クーガー「…どうしてそんなことが言えるんだ」

 

ラーチェル「ここには我がロストンを始めルネスやフレリア…それにあなた以外にもグラドだった者…数々の国が1つとなって戦っていますわ…皆、世界の平和のため…希望のために…祖国を捨ててまでここで戦っているあなたも、立派な正義の使者ですわ、胸を張りなさい、クーガー」

 

クーガー「ふっ…ははは…ついこないだまでは考えもしなかった、あんたにそんなことを言われるなんてな

そうだな姫、俺はグラドをかつての立派だった国に戻さなくちゃいけない、その決意も、正義と思っていいんだな?」

 

ラーチェル「その通りですわクーガー!さあ、活力を取り戻したのならば、今一度私に颯爽と続きなさい!」

 

クーガー「ああ!俺の…兄貴の信じたグラドのために!行くぞ、ゲネルーガ!」

 

 

 

 

 

 

ヨシュア&レナック

 

C

 

レナック「なあなあ、ちょっとそこの剣士さん」

 

ヨシュア「俺のことかい?」

 

レナック「面と向かって話すのは始めてだな…俺はレナックだ」

 

ヨシュア「ヨシュアだ。で、俺に何の用だい?」

 

レナック「なーに、大した話じゃないさ…あんた、傭兵なんだって?」

 

ヨシュア「まあな、賭け事にハマっちまった以外は、ただのどこにでもいる傭兵さ」

 

レナック「へえ…ただのねえ…」

 

ヨシュア「なんだ?言いたいことがあるならハッキリ言いな、職業柄に合わず身なりのいい盗賊さんよ」

 

レナック「これは随分と丁寧なお返しを…」

 

 

B

 

ヨシュア「また会ったな、豪商のご子息レナック」

 

レナック「こいつはどうも、ヨシュア王子」

 

ヨシュア「身なりからただの盗賊じゃないってことは察せたが、まさかお前がカルチノでも有数の貿易商の息子さんとはな」

 

レナック「いやいや、それはこっちのセリフだ…俺もお前がただの傭兵じゃないってこと見抜いてあの時近づいてみたんだが…ホント驚いた、ジャハナで失踪した王子様だったなんてね」

 

ヨシュア「別にずっと逃げるつもりはなかった…国を支えるには、民の気持ちを知ることが、国を成り立たせると…そう思っただけさ」

 

レナック「なるほどねえ…大した器だよお前、うちの雇い主にも学んでほしいよ、その心」

 

ヨシュア「はっ、随分と苦労してるんだなお前も…俺は結果的に母上を死なせる羽目になっちまったんだ、愚かな奴だよ俺は…」

 

レナック「けど、その考えは間違っちゃいないと思うけどねえ?少なくとも俺は感心したけど」

 

ヨシュア「ああ、確かにこの十年間は無駄じゃなかったと思ってる…籠の中だけで暮らすんじゃその場を見渡せるだけの人生だった…まさかジャハナを…大陸を巻き込んじまう戦争が始まっちまうなんてな…ツキがなかったのかね、俺も俺の母上も…」

 

レナック「ふーん…お偉いさんはお偉いさんで苦労してるってわけね…」

 

 

 

A

 

レナック「はぁー…」

 

ヨシュア「どうしたレナック、随分と気疲れしてる様子だな」

 

レナック「これは王子、俺はルネスまでのお供としてラーチェル様に雇われて…それが気づけばこんなとこまで…約束は違うわ報酬金はもらえないわ、俺もううんざり…また放って逃げてもすぐ見つかるだろうしなあ…あの人になら」

 

ヨシュア「そうかい…じゃあレナック、ちょっとお前の人生を賭けてみるかい?」

 

レナック「というと、なんだ?」

 

ヨシュア「簡単な話さ…こいつが表か裏かお前が当てれば、この戦いが終わった後、俺はお前をジャハナの密偵として重用してやる、お前のその腕は必ず役に立てる」

 

レナック「マジっすか!?…でも、負ければ?」

 

ヨシュア「お前はずっとロストンにいろ」

 

レナック「げえっ…」

 

ヨシュア「どうする?やるかやらないかはお前次第だ」

 

レナック「そうだなぁ…どうせ降りてもあの人に引っ張られるだろうし…乗るぜ!…表だ!」

 

ヨシュア「分かった。そらっ・・・」

 

レナック「…」

 

ヨシュア「……見ろ、裏だ」

 

レナック「はあっ!?嘘だろ!イカサマでもしたかお前!」

 

ヨシュア「してないさ、お前のツキがなかっただけ…いや、ひょっとすると、あの王女に会えたことは幸運だったりするのかもな」

 

レナック「そんなわけないでしょうが!見て分からないの?俺の苦労!」

 

ヨシュア「ふっ…そうであろうとなかろうと…人生運次第ってわけさ」

 

 

 

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奇知なる魔道 ルーテ & 黙する知の湧水 サレフ

 

魔王を倒し平和が戻った後、ルーテは言葉通りポカラの里に移住。

始めは困惑したサレフだったが、同じ里で暮らしていくうちに、

魔道の研究で互いに意気投合。2人で過ごす機会が徐々に増えていき、

里の人々は彼らを恋人だと長らく思っていたが、恋愛に疎い2人に

そのような気持ちが芽生えるのは、相当な年月を費やしたようだ。

 

 

光の聖王女 ラーチェル & 孤高の槍 クーガー

 

グラドに戻り復興に努めるクーガー、そんな彼の元を訪ねてきた

ラーチェルはできる限りの援助をしたという。そのことにクーガーは

感謝の気持ちを伝え、その地を去る…はずだったが彼女に連れられ

半強制的にロストンへ。そのままロストン唯一の竜騎士として仕える

ことになったが、彼に不満は一切なかったという。

 

 

風来王 ヨシュア & 豪商盗賊 レナック

 

ヨシュアはジャハナ国王となり、レナックは賭けの約束通り

ロストンへ滞在、時々ジャハナに訪れて、ヨシュアの賭け事

に付き合いながら、ラーチェルの愚痴話を長々と聞かせたという。

ヨシュアはその度に、「あの時の賭けはお前の勝ちだったようだな」

と、彼をからかっていたという、

 

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