スーパー艦隊大戦 Fleet Girls   作:モンターク

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詰め込みすぎた()

かなり久しぶりに書いたので口調関係怪しいかも……
何かありましたらコメントまで……




第12話 集結

輸送艦「みうら」内

講堂

 

長門「………」

 

赤城(B)「それで……何を話すつもりなのかしら?」

 

三笠「「我」のことだ、お前達は不思議思っただろう」

 

霧島「ええ、私達が知る三笠さんはもちろんあなたのことで」

 

比叡(B)「私たちが知る三笠さんもあなたのことでした」

 

長門「なぜ同じ人物が別の世界に認識されているのか…か」

 

三笠「………我は艦娘でもあり、艦船少女でもある」

 

吹雪「え?……え?」

 

三笠「つまり艦娘達が知る私、艦船少女達が知る私は同一人物だ」

 

赤城(B)「ま、まあそうなるけど……」

 

長門「なぜそのようになったのだ?三笠さんは確かあの時の戦いで…」

 

霧島「嵐に巻き込まれ……というのは私達が最初に転移した時と同じです」

 

三笠「そのようだな」

 

三笠「嵐でなぜ飛ばされたかは置いておくとしよう。それに関しては我にもさっぱりだ」

 

明石「こちらもあの時の状況は解析しようにも全く手がかりがない状態ですからね……」

 

三笠「我はその嵐に巻き込まれ、気づけば薄暗いところに居た」

 

三笠「黒いやつら……いわゆるセイレーンにホッドの中で眠らされていた……というべきか」

 

加賀(B)「セイレーンに囚われていた?」

 

三笠「眠らされていたので詳しいことはわからなかったが、かすかに会話が聞こえた」

 

三笠「「これを元にアレを作れる」「アレを人類に与えれば第一段階は完了する」…と」

 

比叡(B)「「アレ」…?」

 

山城(B)「なんのこと…?」

 

明石「うーむ、人類に何かしらの兵器を裏で提供するために必要ななにかを得ようとしていたのでしょうか」

 

エンタープライズ「アズールレーン・レッドアクシズに何かを裏で提供していた……か」

 

三笠「その後我は記憶を消去され、海に投げられ、重桜に保護され、艦船少女として配備された」

 

赤城(B)「そしてその時に私達と出会った…」

 

三笠「いつのにか牛のような角をつけられてな……取ろうにも取れんのだ」

 

加賀(B)「重桜艦はセイレーンの強化技術を投与し、そして副作用として動物的なモノが生えるのが決まりだったからな……」

 

加賀(B)「一部艦はその技術を植え付けてもその動物の耳などは現れなかったがな」

 

瑞鶴(B)「…………」

 

吹雪(だからあっちの翔鶴さんと瑞鶴さんには耳とかがなかったんだ……)

 

三笠「その後、我は艦船少女としてセイレーンを撃退していったのだが……ある戦いで再び嵐に巻き込まれた」

 

三笠「そしてここに再び転移した。その衝撃なのか艦娘時代の記憶も戻ったのだ」

 

三笠「そして深く損傷した私は紺碧艦隊の方々に保護された」

 

沼田「前原さんが彼女を?」

 

前原「ええ、我々の拠点の紺碧島の砂浜に打ち上げられてる彼女を発見したのです」

 

前原「最初は何かと思いましたが、話を聞く内に事情を把握したのです」

 

前原「幸い我々は前に別世界に転移したことがあったので、その事実を元に真実と見極めることができました」

 

長門「しかし、三笠さんが来てくれるならこの艦隊も安心できる」

 

大和「私達の大先輩ですからね」

 

比叡(B)「三笠さんがいるなら百人力ですわ」

 

三笠「それほど期待されても困るが……しかしできるだけ努力をしよう」

 

アイオワ「なら、改めてよろしくね」

 

エンタープライズ(B)「よろしく頼む」

 

三笠「うむ……よろしくだ」

 

他の艦達と握手を交わす

 

アンダーセン「ところで、前原さんは作戦に参加するために本土に来たと聞いたが……」

 

前原「それは私からより高野総長から聞いたほうがよろしいでしょう」

 

高野「そのようだな」

 

霧島「なにか大規模な作戦があるのでしょうか?」

 

高野「うむ、深海棲艦とセイレーンが拠点にしている海域の特定に成功したのだ」

 

高野「そこを叩けばこの日本に深海棲艦・セイレーンが現れることはもう無くなるだろう」

 

グラーフ・ツェッペリン「場所はどこなんだ?」

 

高野「インド洋の……ここです」

 

アーク・ロイヤル「ここは……モルディブ諸島か」

 

ウォースパイト「インド洋のど真ん中ね……」

 

高野「現在、日英間の貿易は護衛船団方式を取っているが、その船団がこの付近で襲われる事例が多発し、その相手が」

 

提督「深海棲艦・セイレーンということか……」

 

アンダーセン「うむ……しかし、拠点ということは相当な数が予想される」

 

アンダーセン「こちらの手勢で勝負がつくか……」

 

前原「大丈夫です、我々にはもう一つ援軍が居ます」

 

アンダーセン「もう一つ……まさか……」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

インド洋

モルディブ島方面海域

 

赤城(B)「その援軍とやらは心強いのかしら?」

 

長門「ああ、大和型の主砲46cmを超える51cm三連装砲を持つ戦艦が中核になっている艦隊だ」

 

サウスダコタ「51cm!?」

 

大和「確かに計画では51cmを作る計画がありましたが、結局お流れになってました」

 

長門「この世界では51cm砲が実用化されたが、その代わり大和と武蔵は生まれていない」

 

長門「正確に言えば日本武尊に生まれ変わったと言うべきか…」

 

霧島「ですがその援軍が来たとしても制海権・制空権を我々が確保していないと作戦に支障が出ます」

 

霧島(B)「今は敵の排除に集中か……」

 

三笠「ああ……」

 

デビル1<<こちら早期警戒機、敵勢力の接近を確認>>

 

三笠「各艦、複縦陣を取れ!」

 

長門「了解!」

 

三笠「各艦、対水上戦闘用意!」

 

大和「対水上戦闘用意!」

 

三笠「目標!深海棲艦・セイレーン連合艦隊!各空母は戦闘機を!細かい指示は任せる!」

 

エンタープライズ「了解だ、航空隊発艦!」

 

艦娘・艦船少女・自衛隊・NATOの連合は全戦力が参加

後世日本軍も坂元艦隊(旗艦:長門)高杉艦隊(旗艦:比叡)紺碧艦隊(旗艦:亀天号)と主力艦隊が参加し

そしてイギリス・東洋艦隊(旗艦:プリンス・オブ・ウェールズ)アメリカ・リーガン太平洋艦隊(旗艦:フィルモア)と後世の海外太平洋艦隊も参加する

まさに総力戦という形となった

 

敵の戦力自体はそうでもないが、赤城は違和感を覚えていた

 

赤城(この戦力……とても拠点を守る戦力にしては少なすぎる……)

 

赤城(B)(何か裏がある……?)

 

オペレーター「特生レーダーに空間の歪みを観測!でます!」

 

沼田「何!?」

 

そして次の瞬間

 

目の前には艦隊の姿があった

 

オペレーター「あれは……なんだ!?」

 

涌井「ハーケンクロイツ………ドイツの艦隊か!」

 

神聖欧州帝国

大地中海艦隊

第二機動部隊

旗艦 空母「スロベニア」

 

涌井「あれが艦隊……」

 

オペレーター「随伴艦艇すべて合わせて約30隻です!」

 

沼田「大艦隊で…だと?」

 

ソナー手「こちらソーナー、潜水艦を探知!全部で10隻です!」

 

アンダーセン「潜水艦もいるのか……そしてUポート……」

 

ビスマルク「くっ……通りで見たことがあるわけね」

 

グラーフ・ツェッペリン「ああ……空母や潜水艦も多数いるようだな」

 

デビル2<<空でも微弱ながらアンノウン検出!認識が弱い!ステルスか?>>

 

ガルム2<<おいおい、この時代にステルス機か…>>

 

デビル1<<あれがブレーダーマウス……>>

 

チョッパー<<いくらなんでも無茶苦茶じゃねえか!?突然艦隊は現れるわ、ステルス機は来るわ>>

 

エッジ<<一筋縄ではいかないみたいね>>

 

ガルーダ2<<ステルスは僕達がやる、クロウ隊は援護を頼む>>

 

クロウ3<<了解です!>>

 

独艦隊司令「転移は成功したようだな、流石は総統閣下がお呼びした神の使いの力だ」

 

独艦隊司令「全艦砲撃戦用意、日英米の艦隊を排除しろ」

 

デビル2<<独艦隊、砲撃開始しました!>>

 

高杉「各艦砲撃始め!」

 

坂元「撃ち方始め!」

 

青梅「ハープーン発射用意良し!」

 

菊池「うちーかたはじめ!」

 

リーガン「各艦砲撃戦用意!」

 

 

海江田「Uポートが4か……まさか我々が交戦することになるとはな……」

 

溝口「敵深度600、速力18ノット!」

 

海江田「魚雷一番二番装填」

 

前原「………」

 

海江田「前原さん、どうしました?」

 

前原「いえ……なぜここに現れたのか」

 

前原「旭日艦隊の情報によれば、地中海に釘つけられていたと聞いている」

 

深町「どっかに隠れていた……というわけじゃなさそうだな」

 

海江田「今はともかく、敵に集中しましょう」

 

溝口「敵魚雷発射!水上艦に向かう!」

 

深町「ちっ、いきなりか!倍返しだ!魚雷をぶち込め!」

 

 

ソナー手「魚雷探知!「いぶき」に向かう!」

 

ソナー手「誘導魚雷と思われる!迎撃を!」

 

梅津「デコイ用意!」

 

菊池「デコイ投下します!」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

オペレーター「状況報告!」

 

「最上、後部甲板に被弾!」

 

「榛名、第三主砲被弾!」

 

「プリンス・オブ・ウェールズ、左舷前方被弾!浸水・火災発生!」

 

ビスマルク「ちっ!」

 

アークロイヤル「攻撃隊、アタック!」

 

「陸奥、第2倉庫に被弾・浸水!応急修理中!」

 

高杉「第3射、攻撃はじめ!」

 

「Z48、49、50、51を撃破!」

 

ブレイド3<<FOX2、Fire!>>

 

スピア4<<FOX2!FOX2!>>

 

ガルム2<<相棒、レーダー照射を受けてるぞ!>>

 

チョッパー<<ブービー!ミサイルだ、回避しろ!>>

 

ガルーダ2<<ミサイル、レーダー照射!回避!>>

 

ガルーダ1<<………>>

 

ガルム1<<………>>

 

ブレイズ<<………>>

 

デビル1<<凄い、あの機動は……>>

 

独航空隊<<チッ!撃て!撃ち続けろ!>>

 

独艦隊<<まだ援軍が来る!我々は無敵だ!>>

 

ガルム2<<どういうことだ?>>

 

オペレーター「空間の歪み、再び検出!先程より規模が大きい!」

 

黒木「敵艦の数は?」

 

オペレーター「レーダー探知!計50隻!深海棲艦・セイレーンも確認できます!」

 

涌井「物量戦と来たか………あのドイツが…」

 

金剛「いくらなんでも数が多すぎるデース!」

 

霧島(B)「一体どうやって瞬間移動みたいなことをしているんだ!?」

 

霧島「………もしかしてあの基地が関係しているのでは?」

 

扶桑「あの基地?」

 

山城(B)「なんかアンテナみたいなのがあるけど…」

 

霧島「私の勘に過ぎませんが、もしかするとその瞬間移動とアレは何かしら関係しているかもしれません」

 

三笠「一理あるな……流石艦隊の頭脳だ。我には到底できん」

 

サウスダコタ「だがそこらへんには見えない防壁が張られていて、突破はそう容易ではないと見るが…」

 

三笠「なら一斉でアレを潰すしか無いようだ!砲撃用意!」

 

大和「第1、第2主砲徹甲弾装填!」

 

長門「主砲装填用意!」

 

金剛「装填準備よし!」

 

アイオワ「弾着観測、準備OK!」

 

サウスダコタ「風向きよし」

 

扶桑「距離よし!」

 

扶桑(B)「最終確認完了!」

 

菊池「トマホーク、発射準備!」

 

青梅「誘導スタンバイ完了!座標入力完了!」

 

「各イージス艦、トマホーク発射準備完了!」

 

「航空隊も爆弾・ミサイル発射準備完了!」

 

「戦艦ミズーリ、比叡、榛名、霧島などの各通常戦艦も準備完了!」

 

三笠「一斉攻撃、てっ!」

 

菊池「撃ち方始め!」

 

ガルーダ2<<Fire!>>

 

エッジ<<FOX3!>>

 

ブレイド3<<FOX1、Fire!>>

 

大和「ーてっ!」

 

長門「てええっ!」

 

アイオワ「Fire!」

 

山城(B)「いっけー!」

 

老兵「痛いのをぶっ食らわせてやれ!」

 

ホッパー「Fire!」

 

 

 

 

 

 

長門「どうだ!」

 

霧島「………!?」

 

デビル2<<目標、未だ健在!>>

 

金剛「な、なんデスって!?」

 

三笠「あれほどの火力でも駄目か……!」

 

大和「次弾装填!急いで!」

 

ヲ級改flagship「サセルカ!」

 

ル級flagship「クラエッ!」

 

オペレーター「敵砲撃、加熱!」

 

オペレーター「さらに反応!艦船60隻、航空機20機です!」

 

チョッパー<<クソ!これじゃ数に押されて負けちまう!>>

 

ガルム2<<こっちに攻撃を誘い込んで時間を稼ぐしかない!>>

 

アーチャー<<稼ぐにしてもこの数じゃ!>>

 

クロウ3<<クソ!ここで死ねるかよ!>>

 

 

???「撃てっ!」

 

その時、凄まじい砲撃が敵に降り注ぐ

長門型・大和型の砲撃すら霞む勢いのモノ…が

 

 

観測員「ああ!アウグスブルク、ケルンテルン、チューリンゲン、ボヘミアが!」

 

独艦隊参謀「空母が4隻とも一気に!?」

 

独艦隊司令「なんだ!?一体何が起こっている!」

 

そこには

 

一つの戦艦が……いた

 

 

電探員「初弾着弾確認!」

 

大石「次弾装填!第一主砲はB型弾を、第二主砲は殲滅弾装填!」

 

日本海軍 英国救援艦隊 旭日艦隊

旗艦 戦艦「日本武尊」

司令長官 大石蔵良

 

赤城(B)「あれが……」

 

加賀(B)「この世界の大和……」

 

エンタープライズ「なんだあの大きさは……!」

 

大和「日本武尊の主砲は51cm……この火力が合わさるなら突破できるかもしれません!」

 

エンタープライズ「だがあの大型戦艦、レーダーには一発でかかるはずだ!その気配すら見えなかった……」

 

長門「日本武尊は半潜水戦艦と聞いている、気付かれないように潜水してきたと考えるのが自然だ」

 

ホーネット「規格外も良いところじゃない!」

 

ヨークタウン「だけど、これで突破口を開けるわ……」

 

三笠「よし、態勢を立て直し次第砲撃開始!」

 

扶桑(B)「撃ち方はじめ!」

 

ウォースパイト「Fire!」

 

リシュリュー「Feu!」

 

「各艦、砲撃開始しました!」

 

ドンドンドンドンッ!

 

レ級「クソッ!」

 

ル級flagship「グアアアアアッ!」

 

吹雪「いっけええ!」

 

ラフィー「いくよ……!」

 

摩耶「対空、弾幕貼り続けろ!」

 

球磨「行くクマあああああ!」

 

瑞鶴「攻撃隊、さらに発艦急いで!」

 

瑞鶴(B)「突入ルート確保完了!」

 

赤城「私が先行します!」

 

翔鶴「続きます!」

 

加賀「赤城さん達の援護を」

 

加賀(B)「姉さま!」

 

赤城(B)「私達も援護します!」

 

ガルム2<<俺達もいくぞ、相棒!>>

 

チョッパー<<ブービー、そのまま突っ込め!>>

 

エッジ<<続きます!>>

 

ヲ級改flagship「チッ!」

 

 

青梅「敵機急降下来ます!」

 

菊池「CIWS、AAWオート!」

 

「「あすか」「みらい」「マスティン」「ジョン・フィン」「ロス」がトマホーク発射!」

 

「敵航空機D群、「アンティータム」「シャイロー」「ディフェンダー」「ダンカン」が撃破!」

 

「E群は一航戦・五航戦が60%撃破!残りはガルム隊・ウォードッグ隊が現在交戦中!」

 

ガルム2<<FOX2!FOX2!>>

 

エッジ<<FOX3!FOX3!>>

 

チョッパー「早く頼むぜ!」

 

大石「主砲、撃て!」

 

三笠「てーっ!」

 

アイオワ「撃てっ!」

 

高杉「撃ち方はじめ!」

 

坂元「砲撃はじめ!」

 

日本武尊などの各艦が大攻勢にかかる

 

レ級「!?」

 

コンダクター「しまった!?」

 

そしてついにその装置を破壊する

 

前原「発射管扉開け!」

 

海江田「1番から4番まで魚雷装填!」

 

山中「1番から4番まで装填!」

 

深町「誘導距離は無制限!炸薬は通常の三倍はもっとけ!」

 

速水「んな無茶な……」

 

前原「雷撃開始!」

 

寺島「八式誘導魚雷、撃てっ!」

 

山中「紺碧艦隊が雷撃を開始しました!」

 

海江田「うむ、こちらも1番から4番発射!」

 

深町「全弾発射しろ!ぶちかませ!」

 

続いて敵主力艦に潜水艦が攻撃を仕掛ける

 

「米原潜の「ジミー・カーター」「ノースカロライナ」「ニューメキシコ」も雷撃を開始!」

 

「「カルフォルニア」「ワシントン」「モンタナ」はトマホーク・ハープーンのミサイル攻撃を開始!」

 

「英原潜の「タービュレント」「アートフル」仏原潜の「エムロード」「ペルル」も魚雷発射しました!」

 

「続いて艦娘「U-511」「ルイージ・トレッリ」も雷撃を開始!」

 

コンダクター「おのれ……おのれっ!」

 

空母・戦艦・重巡に潜水艦を対処する術はない

護衛の駆逐・軽巡・軽空はすべて他の敵の相手をせざるを得ない状況に持ち込まれている

 

コンダクター「くっ…ああああああああああっ!!!!!!」

 

レ級「グオオオオオオオオオオオッ!」

 

勝敗は決した

 

デビル1<<……よし!敵旗艦撃沈!>>

 

デビル1<<深海棲艦・セイレーンの残存艦は南方に撤退していきます!>>

 

ガルム2<<これで深海棲艦・セイレーンが日本方面に攻める確率は減ったか……>>

 

アーチャー<<残りの神聖欧州帝国の艦艇はどうするんですか?>>

 

ガルーダ2<<僕達の目的は殺戮というわけじゃない……投降してくれると良いんだが……>>

 

観測員「し、司令!あの基地が破壊されたことによりこちらの転移も不可能です!」

 

参謀「このままでは我々は……」

 

独艦隊司令「くそっ……我々は見捨てられたのか……っ!」

 

デビル1<<敵艦、沈黙!投降する模様!>>

 

高杉「各艦、砲撃止め!」

 

前原「対水上戦闘止め!浮上!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

戦艦「日本武尊」艦内

 

大石「皆さん、お久しぶりです…とはじめましての方もいるようですな」

 

エンタープライズ「ああ……ユニオン所属…今は一応「つばめ」所属の空母「エンタープライズ」だ」

 

三笠「戦艦三笠だ」

 

赤城(B)「一航戦、赤城ですわ……」

 

大石「ふむ……これが噂の艦船少女……艦娘とよく似ている……」

 

赤城(B)「よく言われますわ……」

 

三笠「我は厳密に言うと艦娘であるがな」

 

大石「これだけ似ている存在が全く別の世界にある……奇跡と言えますな」

 

イラストリアス「何かしらの関係はあるんだと思いますが、情報が少なすぎてまだ手探りです……」

 

大石「ほう……」

 

赤城「そちらがたの戦況の状況はどうなっているんですか?」

 

大石「Uポートの掃討と深海棲艦・セイレーン相手に手一杯ですが、ドイツは今の所積極的に攻勢には出ていません」

 

大石「だがまさかここの海域に転移してくるとは……」

 

高杉「その転移してきた艦隊は鹵獲し、乗員は捕虜にしました」

 

高杉「現在は明石さん達と共同で中を調べている最中です」

 

大石「これでなにかわかると良いのだがな……」

 

前原「私の勘が正しければ、あれには相当なモノが積んであると見ます」

 

大石「おお、前原さんも久しぶりですな」

 

前原「ええ……あの時転移した時以来です」

 

大石「前原さんも居るということは……ようやく作戦を実行できるということか」

 

前原「はい、」

 

・・・・・・・・・・・・・

 

明石「はあーっやっと終わりました」

 

明石(B)「終わったにゃ」

 

夕張「かなり動いたわね、久しぶりに」

 

夕張(B)「いろいろと面白かった……」

 

エンタープライズ「どうだったんだ?」

 

明石「ええっと、こんな機械がごろごろありました」

 

長門「写真か……」

 

扶桑「大きいわね」

 

明石(B)「現物は今詳しく解析中にゃ」

 

明石「そしてビスマルクさんたちにドイツ語を読んでもらってわかったのですが、これが転移装置の端末であることがわかりました」

 

明石(B)「そしてその転移装置の親機のようなものが基地の残骸から発見されたにゃ……」

 

明石「転移はどうやらネットワーク化されているようで、基地から基地に移動できるようになっていたらしいです」

 

加賀(B)「なって「いた」…?」

 

明石「本来ならかなりのネットワークを構成する予定が、旭日艦隊により基地が制圧されたりして、一部の基地にしか配備されなかったようで」

 

明石「基地から基地同士の移動しか使用できない以上、行き先の基地がなければ使い物にはなりませんからね」

 

明石「セイレーンが全面協力しているにしてはずいぶん中途半端です。セイレーンは自由自在に転移が可能なのに……」

 

赤城(B)「それは多分、セイレーンの技術を人間が扱いきれてないからよ」

 

加賀(B)「我々重桜もセイレーンの技術はかなり持て余していたからな……」

 

霧島「もしかしてその転移技術……私達が帰れるものに利用できるかもしれませんね…」

 

明石「だと良いんですけどね……今は後世世界の技術者達と共同で解析中で…」

 

夕張「後世世界の技術関係はかなり進んでて、一部は私達のも凌駕する勢いなんだけど…」

 

夕張「それでもかなりブラックボックスが多くて……まだまだ時間がかかりそう……」

 

金剛「一筋縄ではいかないみたいデス…」

 

明石(B)「そういえば三笠さんはにゃ?」

 

長門「三笠さんは甲板に出ている、少し風に当たりたいそうだ」

 

明石(B)「ならいいにゃ……」

 

・・・・・・・・・・

 

三笠「………」

 

大和「……ここに居たんですね」

 

三笠「……大和か」

 

大和「まさか私達の大先輩とこんな形で会えるとは思いませんでした……」

 

三笠「ああ…我もまさか大型戦艦の後輩と会えるとは…

 

大和「私は三笠さんが行方不明になってから建造された艦娘ですからね」

 

三笠「我が居ない間は連合艦隊の旗艦を?」

 

大和「ええ、長門と交代交代で旗艦を担当してます」

 

大和「一時期は私もトラック諸島で静養して、長門も戦列には居なかったので総旗艦は常設じゃありませんでしたが……」

 

三笠「……何があったんだ?」

 

大和「……ある作戦の時、私はかなりの無茶をしたんです」

 

大和「長門をかばって……結果私があと一撃で轟沈するほどまでに……」

 

大和「長門は当時私が大破したのを「自分のせいだ」とかなり自分を責めていたみたいで……」

 

大和「あれ以降、秘書艦業務のみを行って、戦列には出てなかったんです」

 

大和「だけどMI作戦の時に」

 

大和「「あの「大東亜戦争」の時のようにもう仲間を減らしたくない……!」と決意して戦列に復帰したんです」

 

三笠「……なるほど」

 

三笠「だが聞く限り、大和は当時の提督からは「決戦兵器」として期待され、温存されていたというのも聞く」

 

大和「確かに私は他の方より資源を使います、ですが現行のミサイル駆逐艦・原子力空母に比べれば微々たるもの」

 

大和「あの時と違って、資源状況自体は問題はなかったから……作戦に参加しなかったのは……」

 

三笠「…「悩み」……か?」

 

大和「…はい、大破した傷自体は高速修復材ですぐに治りましたが……「この戦いに終わりはあるのか」「私が動いても変わらないんじゃないか」と悩んでて……」

 

大和「そして提督から休んだほうがいいと、表向きにはそういう形にして……」

 

大和「ですが今はわかります……「この戦いの終わりを待つんじゃない、終わらせるんだ」と」

 

大和「そして……今の戦い……私達の世界、艦船少女の世界、後世の世界」

 

大和「この戦いの謎も解かないといけない……私はそう考えています」

 

三笠「………そうか」

 

大和「……それだけです、私は艦内に戻りますから……」

 

三笠「ああ……」

 

 

 

三笠「………」

 

三笠(私が捕らえられた時……一体何があったのか……)

 

三笠(……)

 

???「あら……こんなところにいるのねえ……」

 

三笠「誰だ!」

 

テスターα「ふふふ……」

 

三笠「くっ!艤装展開!……ーてっ!」

 

テスターα「無駄よ……」

 

スカッ

 

三笠「なに!?」

 

テスターα「あなたの前にいるのは私の幻……いくら撃っても当たりはしないわ」

 

三笠「何をしに来た!」

 

テスターα「私はただあなた達を監視しに来ただけ……だけど艦娘と艦船少女……これほどまでに強いとは流石に驚きましたわ」

 

テスターα「次会った時は捕らえると言ったけど……まだ捕らえるには惜しいわね……」

 

三笠「元からお前たちに屈するつもりはない!」

 

テスターα「その威勢がどこまで続くか……楽しみね……」

 

テスターα「まだ出来上がりきれてないのはちょっと惜しいけど……まあいい」

 

テスターα「これからもどんどん私達を倒していきなさい……」

 

テスターα「もっとも、私達を殲滅するのは到底無理だろうけど……」

 

シュンッ

 

三笠「………消えた…か」

 

大和「三笠さん!」

 

長門「大丈夫か!?」

 

赤城(B)「今のは……一体……」

 

三笠「………」

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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