なんとなく投稿したいので書きました。ヒロインは個人的にエリカかリーナが良いなって思ってます。
プロローグ
一条邸、煌輝の部屋にて、とある人物と煌輝は電話をしていた。
「というわけなので、一条君には新入生の代表挨拶をしてもらいたいの」
「申し訳ありませんが、お断りさせてもいいでしょうか?もう一人の首席の方にお任せしてもいいですか?七草さん」
国立魔法大学付属第一高校の生徒会長、十師族の七草家の長女の七草真由美である。
「理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「自分が東京に到着予定が、入学式の二日前だからです。それまでも引っ越しの準備などでごたついていますし、そんな状況で入学式の代表挨拶の文章を考えてる時間が取れないからですよ」
煌輝は将輝が通う第三高校ではなく、第一高校を受験した。理由は今まで将輝とずっと一緒だったけど、もう自分も高校生であり、将輝に頼ってばかりというわけにもいかない、という理由からだ。
すでに合格して新入生代表挨拶の話が来ているとおり、第一高校を受けることは一条家当主で父親である剛毅の許可は取ってあるし、入試も首席で合格した。
何故一高かというと、東京には父の剛毅が購入した一条家の別邸があるからだ。なお、今まで使われたことは無い模様。第三高校以外に通うとすると、どこかの部屋を借りなくてはならないが、東京にある第一高校ならば別邸を使えるという事情もあり、煌輝は一高を受けることにしたのだ。
「お詫びと言っては何ですが、風紀委員会に入りましょうか?生徒会枠でも学校推薦枠でも部活連枠でもどれでも構わないので。恐らくですが、風紀委員会に入りたいという新入生はいないと思うのですが。一日一発ですが、術式解体も使えますし」
「そのあたりの話は今度で構わないわ」
「分かりました。それと、一つお聞きしたいことがあるのですが」
「なにかしら?」
「入学式のリハーサルって何時ごろから始めるんですか?もう一人の首席合格者の方に、一言お詫びをしたいと思うのですが・・・」
「入学式のリハーサルは八時からよ。入学式自体は九時半からですが、当日の来賓の方に挨拶などをする時間があるので、リハーサルは早めにするようにしてるの」
「分かりました、ありがとうございます。東京に着いたら七草家と十文字家にご挨拶に伺わせていただきます」
「ええ、わかったわ。それじゃ、また今度」
そう言って電話は終わった。電話が終わって一息ついていると、部屋のドアを控えめにノックする音が聞こえた。
「入っていいよ」
入室を促すと入ってきたのは妹の茜だった。
「お兄ちゃん、電話終わったの?」
「ああ」
「誰から?」
「第一高校の生徒会長だよ。入学式の挨拶頼まれたんだけど、できそうにもないから断ったんだよ」
「ふーん、そっか。もうすぐ夕ご飯だから」
「分かった、ありがとう。すぐに行くよ」
* * * * * * * * * *
そうして、一条邸のある石川県から東京に行く当日となり、一条家の前でしばしの別れの挨拶をしていた。
「じゃあ、行ってくる。夏休みには実家に帰ってくるよ」
「ええ、行ってらっしゃい、身体には気を付けてね」
「ありがとう、母さん」
「じゃあな煌輝、今度会う時は、九校戦でだな」
「そうだな、将輝には負けたくないからな。本気で勝ちに行くぞ。何の競技に出るかはわからないし、そもそも出るかどうかすらも分からないけどな」
「お前が出なかったら、男子は誰が出るんだよ」
「煌輝、東京ではブランシュの不穏な動きがあると師族会議で伝えられた。何かあったら、一条として行動しろ」
「分かったよ父さん。不穏な動きがあったら報告する」
「おう、頼んだぞ」
「じゃあな、茜、瑠璃、元気でな」
* * * * * * * * * *
東京の一条家の別邸に到着する。いつでも生活できるように最低限の家具はそろっているし、一条家の使用人がこまめに掃除に来ているようで、生活する環境はだいぶ整っていた。
あとは少しの距離の移動手段だが、これは中学を卒業して急いで電動二輪の免許を取ったので、それを使う。
購入手続き自体は向こうでしていたので、あとはこちらの店で受け取るだけとなっている。
他にも自炊のための食糧などを買ってるうちに夜になってしまったので、米を炊いて味噌汁を作って、おかずを一品簡単に作って夕飯を終える。
明日は七草家と十文字家を訪問することになっているから、今日はもう休むことにした。
一条煌輝
一条将輝の双子の弟
将輝よりも魔法の発動速度は劣りますが、干渉力は将輝よりも高いです。
想子の総量も将輝よりも多い、ぎりぎり『術式解体』を使える。しかし一日に一発まで。二発撃つと想子枯渇で気絶します。
佐渡進行で実戦経験済み、『爆裂』は勿論使えます。
オリ主の設定はこんな感じです。
個人的に魔法科の男キャラで一番好きなのは将輝です。師族会議編の将輝の日記には賛否あるようですが、個人的には結構好きです。