どうにか一話完成させられたので投稿します。
では第38話をどうぞ。
早朝の皆神村。朝霧がまだ立ち込んでいるその村の田舎道を、ジャージ姿の誠也が早朝のジョギングをしていた。・・・両手に野菜などが目一杯入った袋をもって。
誠也「う~ん・・・毎回ジョギングをするたびに畑の野菜やら何やらをもらうのは有難いんだけど・・・これじゃあジョギングにならなないんだよな~(^_^;)」
両手に持っている目一杯野菜などが入っている野菜を見て苦笑をする誠也。
誠也達がかなでやカズミ達にあやめを連れて鳴海荘へと行った日から数日が経った。
あやめの事をかなで達に話をした後、誠也達は早速かなで達の鳴海荘への引越しを始めた。かなでや寧子、小鳥達が隠れ家として使っている廃村にある彼女たちの荷物・・・と言っても彼女達が廃村の建物内に放置だれていた家具や衣服を勝手に自分達の物にして使用していた物なのだが、それらを運び出して、鳴海荘の部屋へと運び込む作業を開始した。運び込む量事態それ程なかったので、作業は半日で済んだ。
作業終了後、誠也は翔子達を連れて皆神村へと戻り、その後の数日間、ヴィンガルフや、財団Xからの刺客もなかったため、誠也は皆神村で孝介と一緒に皐月に言われた用に家の留守番や掃除、時々は村の人達の畑仕事などを手伝ったりして過ごした。そのおかげか、村の人達に誠也はえらく気に入られて、誠也は早朝のジョギングの最中、早朝の畑仕事をしていた人達から毎回採れたての野菜や果物などを頂いているのであった。
誠也「・・・気持ちは有難いんだけど、ジョイギング中に渡されてもな~。でもみんなの気持ちありがたいから、素直にもらっておくか。」
もらった野菜等を見ながら、嬉しいような、困った様な顔をする誠也。そんな顔をしながら、誠也はジョギングを終了して、岩永家へと戻って行った。
誠也「ただいま戻りました~」
岩永家の玄関の扉を開けて中へと入る誠也。そんな誠也を笑顔で出迎える皐月。
皐月「おかえりなさい、誠也くん。あら?まあ、またお野菜もらってきたのね。」
ジョギングから戻って来た誠也の両手一杯の野菜を見て、誠也がまたジョギング中に村の人達から貰い物をしてきた事を悟る皐月。
誠也「ええ。毎回毎回貰い物をして、なんだか悪い気がして仕方がありませんよ。」
皐月「その貰った物は貴方がそれだけ村の人達に認められたって事の証なんだから、遠慮せずに貰っておきなさい。」
誠也「そうですね。あ、このお野菜、前に貰った物と同じように、土間の隅に置いといていいんですよね。」
皐月「ええ。そこで良いわ。野菜置き終わったら、そのままお風呂へ行って汗を流してきちゃって良いわよ。その頃には朝食の準備も出来ているはずだから。」
誠也「あ、はい。分かりました。」
誠也は一旦部屋へと戻り、着替えを持って、皐月に言われた通り風呂場へとおもむき、ジョギングでかいた汗を流した。
誠也「ふ~、さっぱりした。」
風呂場で汗を流した後、持ってきだ着替えに着替えて風呂場を後にすした誠也は、皐月達が朝食の準備をしているであろう居間へと向かった。
翔子「あ、おはよう誠也くん。お風呂から上がってきたんだね。」
さくや「う~~~あ~~~・・・」
銀子「さくやちゃん、まだ目が覚めてないのね(^_^;)」
孝介「おはよう誠也。また村の人達からまた貰い物戴いたんだって?気に入られてるな~。」
居間には既に起きて(一部今だに目が攻めていない人もいるが)朝食を食べている、今現在の岩永家に居る面々が居た。
皐月「誠也くん。朝食もう出来てるから座って。私はもうパートに行かないといけないから、朝食の後片付けだけお願いするわね。」
誠也「あ、はい。分かりました。行ってらっしゃい。」
パートへ行くために家を出る皐月を見送った後、自分の分の朝食が置いてある卓袱台の前に座り、朝食をとり始める誠也。
誠也「そう言えば、皆さん今日はどうするんです?」
朝食を取りながら誠也は、他のみんなの用の予定を聞いてみた。
銀子「私は例の羽衣の欠けらを宿した山童・・・「ミズチ」を探すわ。この村一帯にで回収していない欠けらは「ミズチ」が持っている欠けらで最後のはずだから。」
孝介「俺は銀子さんの欠けら探しの手伝いをするよ。」
さくや「私は夏期講習がありますから、この後学校へ行きます。」←朝食食べて目が覚めた
誠也「翔子は?確か今日から夏休みだったよな?」
誠也は昨日、終業式を迎えて、夏休みに入った翔子に今日の予定を聞いてみた。
翔子「う~ん・・・夏休みの宿題を早く片付けたいから、今日は留守番も兼ねて宿題やってる。誠也くんは?」
誠也「カナリヤが数日前、村上先輩のライダーの素質を調べる検査をやったんだけど、今日その結果が出るだ。だから今日はそれを聞きに行こうと思ってる。丁度昨日、カナリヤに頼んでいた物が完成したって連絡をもらっていたから、それの受け取りに行かなきゃいけないし、お祖父ちゃんから、銀行に振り込まれている特許料をどうにかしなさいって言われているから、遠羽市に一旦戻るよ。」
孝介「特許料をどうにかする?前、千早ちゃんが765プロに入った時、「765プロに入った千早姉の為に何かできないか?」って言って、取りあえずアソコの株を大量に買うのに使用したじゃないか。それなのにまた入ってきたのか特許料?」
誠也「ええ。また入ってきたんです。いちいち使うのを決めるのもメンドいし、今度は定期的に施設や福祉団体に振り込むよにしておこうと思ってます。」
入ってきた特許料の使い道考えながら朝食を食べる誠也
翔子「特許料?誠也くん、何かの特許取ってるの?」
誠也「うん。前に話したと思うけど、以前異世界を旅した時、ある世界の幾つかの食材を持って帰って、ソレをこの世界で栽培、養殖させる方法を確立させたんだ。その後、栽培・養殖とかで出来た食材の販売をお祖父ちゃんに頼んで乃木坂グループ系列の店なんかで販売してもらったんだ。聞いたことない?乃木坂の「グルメ食材」の事。」
銀子「グルメ食材って。確か万能細胞でも有り、旨みの元でもある「グルメ細胞」を多く含んだ食材の事でしょう?従来の食材よりも圧倒的に美味しくて、今では「グルメ食材」を使った料理が大ブームでになってるって。」
誠也「そう。その「グルメ食材」と「グルメ細胞」のことだよ。「グルメ食材」と「グルメ細胞」関連の物を乃木坂グループで販売する時、お祖父ちゃんがそれらの特許を俺の名前で出したから、それらの特許料が全額定期的に僕の持っている口座に振り込まれてね。お金は流通させずに、一箇所に貯めておくと色々とメンドくさい事になるから、ちゃんとした使い方を考えて使わないといけないって。」
銀子「ちょっと!グルメ食材とグルメ細胞関連の特許料が全額振り込まれてる!?誠也くん、グルメ食材・細胞関連の特許料で入ってくるお金っていくらかわかってるの?!グルメ食材のブームのおかげでグルメ食材は今とても売れているし、グルメ細胞を使っての新しい医薬品や治療法が発見されて、今まで治らなかった沢山の病気やケガが治るようになり、さらにグルメ細胞を合成して作られた植物が荒地や砂漠の緑化が進めている。今やグルメ食材と細胞関連の事業を行っている乃木坂グループは、かつてないほど潤っているって話よ!当然その特許料って言ったら相当な額よ!?」
翔子「ど、どれくらいもらってるの?」
興奮して、捲し立てるようにグルメ食材と細胞の特許料について語る銀子の言葉を聞いて、翔子が少しおっかなビックリに入ってくる特許料の額を聞いてみた。
誠也「え~っと確か・・・くれぐらいだったかな?」
翔子の問に対し、入ってくる特許料の数字を居間にあったメモに書いて見せる誠也。
翔子・銀子「*@¥#&%&?!」
そこに書かれた見たことない金額の数字を見て驚く翔子と銀子。
翔子「し、心臓止まるかと思った。」
銀子「そ、そんなにもらってるの?!時々株なんかをやってお金稼いでいる私でも見たことない数字よ!?と言うか、さくやちゃんに孝ちゃん!なんで二人共あの数字を見て平然としてられるの?!」
驚いている銀子と翔子の側で悠然と食後のお茶を飲んでいるさくやと孝介に突っ込む銀子。
孝介「そりゃあ・・・まあ、知ってたからな。」
さくや「ええ。と、言うか、これぐらいの事で驚いてたら、旧ゲキド街地区近くにある鳴海家の近所で生活していけませんよ。」
銀子の突っ込みに対して、悠然とお茶をすすりながら何かを悟ったような顔で答える孝介とさくや。
翔子「生活していけないって・・・あの近辺ってそんなに凄い事が起きてるんだ(^_^;)」
銀子「あははは・・・・なんだかどっと疲れが出てきたわ。驚いている自分がアホらしくなるわ・・・孝ちゃん、ミズチ探しに行こうか。」
孝介「あ、まってください!」
のそっと立ち上がり、疲れた顔で今を出て行く銀子を追って、孝介も今を出て行く。
さくや「私もそろそろ行きますね。」
誠也「あ、僕も行きます。じゃあ翔子、留守番お願いね。」
翔子「うん、いってらっしゃい。気を付けて行ってね。」
出て行く二人に「気を付けて」と言った翔子に手を振って答えて誠也とさくやは、留守番をする翔子を後に残し、さくやは夏期講習のために学校へ。そして、誠也はテレポートリングを使ってラボへと出かけて行った。
*
ラボの地下一階部分にある大テーブルがある部屋。そこにカナリヤと神妙な顔つきの良太が居た。
カナリヤ『・・・良太くん。素質の検査の結果は出たわ。』
良太「そ、それで・・・結果は?」
固唾を飲んでカナリヤからライダーの素質を調べる検査の結果を待つ良太。数日前、誠也が良太達にあやめを紹介した日、良太は誠也に自分にライダーの素質が有るのか調べて欲しいと申し出た。良太はドレステインの工場に潜入する時、良太は寧子を守るためについて行った。だが工場での戦いでは、寧子を守るどころか誠也達に守られ、逆に足を引っ張ってしまうと言う結果に終わってしまった。ライダーと魔女。ゾディアーツと言われた怪人との戦い。それらの戦いで良太は、「何の力のない自分では役に立つどころか、足でまといの何者でもない」と思い知らされた。
「力が欲しい」
良太は工場から戻って来てからずっとそう思い続けた。そこで良太は誠也に自分にもライダーになる為の素質があるかどうかを調べて欲しいと頼んだ。当初誠也はこの話を断っていたのだが、良太の「どうしても!」と言う言葉に負けて、誠也はカナリヤに良太にライダーになる為の素質があるかどうかの検査をして欲しいと頼んだ。そして今日、その検査の結果が出るのである。
カナリヤ『貴方にはライダーになる為の素質は有るわ。』
良太「!ほ、本当ですか!」
カナリヤの言葉を聞いて「これで自分も寧子の力になれる。守ってあげられる。」と思い、笑顔を浮かべる良太。
カナリヤ『そ、それで、あなたに合うライダーは・・・・電王。仮面ライダー電王よ。』
良太「仮面ライダー・・・電王。そ、それで、どんな力があるライダーなんです?」
カナリヤが言った電王の名を噛み締めるように言った良太はカナリヤに電王がどんなカ仮面ライダーなのかを聞いて見た。
カナリヤ『え~と・・・・その~』
良太「?」
カナリヤがなにか言いにくそうな、歯切れの悪い感じで言葉を濁しているのを感じ取り、頭に?マークを浮かべる良太。
カナリヤ『あ、あのね、よく聞いて。仮面ライダー電王は「カナリヤ、例の物できてる?」ってあ、誠也。来たのね』
カナリヤの言葉を遮る様にして部屋に入ってくる誠也と、それに気づくカナリヤと良太。
良太「アレ?誠也、また皆神村から戻ってきたのか?」
誠也「あ、はい。作ってもらうように頼んだ物を受け取りに。それと、村上先輩のライダーの素質の検査の結果が気になってたので、それを聞きに戻ってきました。それで検査の結果は?」
誠也は良太の検査の結果がどうなったかをカナリヤに聞いてみた。
カナリヤ『良太くんには電王になる素質があるみたいなの。』
誠也「で、電王?あちゃ~、よりにもよって電王なのか・・・・」
カナリヤの口から出た仮面ライダーの名前を聞いて、額に手を当てて、「あちゃ~」と言う誠也。
良太「ん?なんだ?電王って言う仮面ライダー、なにか問題が有るのか?」
誠也「ええ。カナリヤの開発した今の電王には、性能面でかなり問題があるんです。」
良太「え?性能面で問題?!どう言う事なんだ?」
カナリヤ『よく聞いてね。そもそも元になっているオリジナルの電王は装着者に憑依しているイマジンと言う怪人の力でモードチェンジができる仕組みになっているの。装着者にイマジンが憑依していないと、最弱である「プラットフォーム」にしかなれないのよ。」
良太「へ~・・・・・・ん?と言う事は、今の俺には「イマジン」なんてのはとり憑いていないから・・・・」
カナリヤ『ええ。最弱のプラットフォームにしかなれないわ。』
良太「ち、ちなみに、プラットフォームの性能は?」
誠也「・・・雑魚怪人とも言える「屑ヤミー」や「ダスタード」と一対一で戦っても勝てるかどうかって位の性能しかないです。」
良太「つ、つまりそれって・・・」
カナリヤ『うん、ぶっちゃけ言うと、殆ど「役たたず」と言ってもいいわね。』
良太「や、役たたず・・・・」OTL
カナリヤの役たたずの言葉に項垂れる良太。
カナリヤ『え~と・・・取りあえず電王になる為の変身用ツールは渡しておくわね。』
カナリヤは自分の能力である亜空間にある収納空間から電王のベルトとパスを良太の側に出して置いた。
誠也「と、ところでカナリヤ。例の改良型のテレポートリングはできてる?」
項垂れている良太を気の毒そうに見ながら、誠也はカナリヤに頼んだ物が出来ているかを聞いた。
カナリヤ『出来ているわよ。新しく作成した新しいウィザードリング数個と一緒にそこのテーブルの上に置いてあるわよ。』
カナリヤが羽で方向を指し示した。
誠也「ん?・・・これか」
カナリヤが指し示した方向にあるテーブルの上には一個の携帯とウィザードリング数個が置いてあった。誠也はテーブルの上にあるウィザードリングすべてをポケットにしまうと、携帯を手に取り操作した。
カナリヤ『テレポートリングの方はあなたの要望通りに作ってあるわ。携帯の方は、あなたが昔使っていた携帯の中に入っていた「悪魔召喚アプリ」を解析して、その携帯の中にインストールさせてあるから。』
誠也「良し!これを寧子さんに護身用に持ってもらえば、もう寧子さんが能力を使う事が無くなるから、能力を使って自分の記憶を無くす事も無くなる。」
良太「うん?黒羽の護身用?どういう事だ?」
項垂れていた良太であったが、寧子の名前を聞い反応して立ち上がった。「寧子さんの事になると、本当に反応が早いな~」と立ち直った良太を見て思いながら、誠也は護身用の悪魔召喚アプリがインストールされた携帯について語った。黒羽寧子は能力を使うと、記憶が消えてなくなる。記憶を無くさないようにするには、能力を使わないようにすればいいだけの話なのだが、刺客に狙われている今現在そうも言っていられない。そこで誠也は寧子が能力を使って戦わないように、護身用に彼女専用の悪魔召喚アプリが入った携帯を渡すことを考えたのである。
良太「・・・なるほど、ならコレからは黒羽が何らかの理由で戦うことになっても、その携帯の中にある「悪魔召喚アプリ」を使えば、記憶を無くさないで戦うことができるんだな。」
誠也「そういう事です。じゃあ俺はこれを寧子さんに渡してきます。カナリヤ、携帯ありがとうね。」
カナリヤ『ええ。さて、これでひと段落したし、これでようやく私の
カナリヤにお礼の言葉を言った誠也はそのまま部屋を出ていき、カナリヤはその姿を見送った後、誠也からの頼みごとのせいで中断していた調べ物の再開をした。
良太「あ、待ってくれ誠也。黒羽の所に行くんだったら俺も一緒に行く。佳奈に来るように言われているんだ。」
部屋を出て誠也を見て、自分の側にあった電王のベルトとパスを持って、良太も誠也に続くようにへ部屋を後にした。
*
誠也がラボでカナリヤと良太に会っている頃と同じ時。
遠羽市内にあるとある湖の近くにある森の中。そこに突如次元の裂け目が現れ、その中から一つの光の玉が飛び出してきた。
光の玉は地面に降り立つと、上半身と下半身逆についた砂でできた鬼の姿へとなった。
砂の鬼の正体、それは仮面ライダー電王の世界で、電王である野上良太郎取り付き、良太郎に協力したイマジンの一人、モモタロスである。
モモタロス「ここが・・・あのアルコルって奴が言ってたカナリヤと誠也、はやての居る世界か」
モモタロスは初めて来たこの世界がどんな所なのか、周りを見回しながら探ってみた。
モモタロスが何故この世界に居るかと言うと、以前、ディケイドである門矢士と共にモモタロス達の前に現れた、誠也の友人と名乗るアルコルの、良太郎への頼みごとがそもそものきっかけであった。
「財団Xと戦っている誠也に力を貸して欲しい」アルコルはそう言って、良太郎達に協力を求めたのである。
良太郎達は以前、ムネモシュネの事件で財団Xの力と一端に触れたため、その強大さと危険さを感じ取っていた。その為、良太郎はアルコルの提案に答えることにし、モモタロス達も良太郎の決定に従った。だが、この世界の事をほっといて、良太郎立ち全員で行く訳にはいかず、様子見も兼ねて、取りあえず代表でモモタスが一人で行くことに決まったのである。
モモタロス「ふ~ん、見た所、俺達の世界とあまり変わらないみたいだな。」
周りを見回し、様子を見るモモタロス。その時、自分がくぐり抜けてきた次元の裂け目が空いたままになっている事に気が付いた。
モモタロス「うん?この裂け目、まだ空いてるぜ。もしかしてこのまま空いたままなんじゃないだろうな?」
モモタロスは空いたままの一向に閉じる気配の無い次元の裂け目を見て、「閉じないのか?」と思いながら次元の裂け目の中を覗いてみた。
モモタロス「ん?なんだ?「何か」が・・・・物凄いスピートでこっちにくる!」
覗いた裂け目の中を見たモモタルスは、「何か」が物凄いスピードで迫って来るのを見て慌てた。
モモタロス「おわ!ぶ、ぶつか、ぶべっ!」
突如裂け目の中から出てきた「何か」に押しつぶされ、砂で出来た体が飛散してしまうモモタロス。
モモタロス「な、なんだなんだ?一体何が飛び出してきたんだ?」
自分にぶつかってこの世界に来た「何か」探すモモタロス。先ほどの事で、次元の裂け目が閉じ元の静かな森へと戻った辺りを注意深く探ってみた。
モモタロス「うん?アレは・・・・」
モモタロスは周りを見回し、自分から少し離れた所に何かが倒れているのを発見し、それに近づいて行った。
モモタロス「人?!しかも女だな。だが・・・」
倒れている物に近づいて見たモモタロスは、それが紅い長い髪の少女でることに気づのだが、その少女の格好を見て、その少女が人間ではないことに気づいた。なぜ少女が人間で無いかを一目見て分かったのか。それは倒れている少女の背と頭に黒い羽のような物が生えており、それが人間で無い事を証明していたからであった。
モモタロスは始め、その生えている羽に驚くが、すぐに我に返り、倒れている少女に近づき、体を揺さぶって声をかけた。
モモタロス「おい!嬢ちゃん!しっかりしろ!おい!!」
続けざまに体を揺さぶって声を掛けるモモタロス。やがて倒れていた少女は「う、う~ん」と言いながら、閉じていた瞳をゆっくりと目を開け、頭に手を当てながらて上半身をゆっくりと起こした。
小悪魔「・・・こ、ここは?・・・・アレ?私は・・・・」
モモタロス「ここはどっかの湖の近くにある森の中。嬢ちゃんは俺が通ってきた次元の裂け目から突然出てきたんだ。」
小悪魔「え?次元の裂け目?あの・・・あなたは?」
モモタロスの上半身と下半身が上下逆になっている、砂で出来た姿に驚きもせずにモモタロスに声を掛ける小悪魔。声をかけられたモモタロスは自分の姿に
モモタロス「俺はモモタロス、イマジンだ。で、お嬢ちゃん、名前は?何で次元の裂け目から出てきたんだ?」
小悪魔「私は・・・・・・アレ?私は・・・・・・・・あの」
モモタロス「ん?」
小悪魔「私は・・・・・誰です?」
モモタロス「・・・・・・・・・・・・・・はあ?!」
つづく
初登場キャラ出典作品
モモタロス(平成仮面ライダーシリーズ(仮面ライダー電王))
今回おまけコーナーはお休みにさせていただきます。