みたま「あけまして!」
ひめ・たま「「おめでとうございます!!」」
織姫「今年も私達が出ているこの小説「仮面タイダーを受け継ぐ者」をよろしくお願いします」
みたま「では第48話をどうぞ♪」
作者「・・・・・セリフ取られた」OTL
誠也「なぜ・・・・あなた達が財団Xの制服を着てそこにいるんです!
誠也の視線の先に居る人物、財団Xの白い制服を着崩して着て、キカコを抱きかかえた男と、その側に居る同じように制服を着崩して着ている男に対して叫ぶ誠也。
矢車「うん?俺達を知ってる?」
影山「兄貴、知り合い?」
矢車「いや、知らんな。と言うか・・・分からん。変身しているから顔が見えないんで判別のしようがない。だが、少なくとも声に聞き覚えはないな。」
ウィザードに変身している誠也の顔をじ~っと見て、弟分である影山の質問に答える矢車。
誠也(声に聞き覚えがない・・・・か。ま、無理もないか。前に会ったのは5年以上前で、俺は小学生だったからな。)
矢車が以前会ったことがある自分の声に対し、聞き覚えがないと答えた理由を思い浮かべながら矢車を見た。
誠也が以前二人に会ったのは、仮面ライダーディケイドである
矢車「それよりも、俺達兄弟が親衛隊にいる理由が知りたいみたいだな。教えてやろう!それは・・・リュート隊長が俺達兄弟の「白夜」で有るからだ!!」
寧子「・・・・はあ?」
誠也「び、「白夜」?」
良太(M)「な、なんだ?突然語り始めたぞ?」
小悪魔「なんか、説明してくれるみたいですね」(^_^;)
突然語りだした矢車に対して驚き戸惑う誠也達。そんな誠也達を他所に、自分の世界にでも入ったかのように語り始める矢車・影山の地獄兄弟達。
影山「かつて俺達兄弟が元の世界に居た時、俺は人類全ネイティブ化計画のためのネックレスを複数装着していたため、その影響から早くもワームになりかけて絶望し、俺は兄貴に自身を倒す様に懇願した。」
矢車「俺はそんな弟の願いを聞いて、止めをさそうとした。その時!リュート隊長が現れて弟のネイティブ化を治してくれるための治療を受けさせてくれた!!リュート様は暗闇の中にいる俺達兄弟に手を差し伸べてくれたのだ!俺達は思った。リュート隊長こそ、闇の中にいる俺達を照らす、闇の中でも輝き続ける白夜その物だと!」
影山「俺の治療の後、俺達はリュート隊長に誘われて親衛隊に入る事を決めた。そして・・・リュート隊長の元、親衛隊隊員として戦い腕を上げ、今ではリュート隊長の片腕とも言うべき存在に俺たち兄弟はなった!今なら天道にだって勝つ自信がある!」
誠也「か、片腕・・・・天道さんに勝つ・・・・」
影山の「天道にだって勝つ自信がある!」の言葉を聞いて、誠也はかつて異世界の旅で出会った仮面ライダーカブトである天道総司を思い浮かべた。
天道総司、カブトの世界で誠也が出会った仮面ライダーカブトの装着者で、自信に満ちている人物であり、その自信に裏打ちされる実力を持っていた。その天道総司を知って居る誠也の目から見ても、今の矢車達「地獄兄弟」はその体から自信や力が満ち溢れ出ているように見え、その言葉が口先だけではない物だという事がわかった。
矢車「リュート隊長の片腕となった今の俺たちに敵は!「だ・れ・が・リュート様の片腕ですって?」って・・・・シャンハイ副隊長!」
矢車の台詞を遮るように声をかけた人物。背後に「ゴゴゴゴゴッ!」と言う効果音が付きそうな怒気を背負いながら、ニコニコと笑ているロングの金髪の少女。親衛隊副隊長のシャンハイの声を聞いて、その動きを止めて顔を青い顔をする矢車と影山。そんな二人にズカズカと歩いて近寄ったシャンハイは、二人に対して因縁でも付けるかのように顔を近づけ、笑っていない目をした顔を二人の顔に近づけてしゃべり始めた。
シャンハイ「副隊長であるわ・た・し・を差し置いて、リュート様の片腕を名乗るなんて、どう言うつもりかな~♪もしかして・・・・あなた達も「タカヤ」くんや「ジン」くんみたいに私を出し抜いて、自分が副隊長の座に着こうだなんて考えてるんじゃないでしょうね~♪」
矢車「い、い、いいえ、そんな!滅相もない!!」
影山「か、考えてません!!」
シャンハイの怒気を含んだ笑顔を向けられて、青い顔をした地獄兄弟の二人は残像が出るくらい首をブンブンと横にして否定する。
シャンハイ「否定してるけど、どうかな~。ここは一度じっくりとオシ・・・じゃなかった、お話を「シャンハイ、そこまでにして。」って・・・リュート様?」
突如言葉をリュートに遮られ、視線をリュートへと向けるシャンハイ。リュートは自分に視線を向けてきたシャンハイに対して、自分が抱きかかえている気絶したシノを差し出した。
リュート「シャンハイ、僕は彼女を連れ帰るために話をしなきゃならないから、時間がかかると思う。だから君はこの娘達を連れて先に戻っていてくれ。」
リュートはシノをシャンハイに差し出しながら、視線を誠也達の側に居る寧子へと向けた。
寧子「!?」
突然視線を向けられて、思わず後ずさりする寧子。そんな寧子を庇うように寧子の前へと出て武器を構える「ウィーザード・ハリケーンドラゴンスタイル」の誠也と「電王ソードフォーム」である良太(M)。
良太(M)「やらせねーぞ!」
誠也「連れて行かせない!その子も返してもらう!」
ソードモードのウィザーソードガンを構えて、リュートからシャンハイの手に渡されたシノの姿を見ながら叫ぶようにして言う誠也。そんな誠也達の言葉が聞こえていないかのように寧子見つめるリュート。
リュート「被検体7620番・黒羽寧子。僕達の元に来るんだ。悪いようにはしない。」
寧子「イヤよ!戻ってまたモルモットになれって言うの!そんなのゴメンよ!それよりもシノちゃんを返して!!」
リュートの言葉を即座に蹴り、逆にシノを返えせと叫ぶ寧子。そんな寧子と同調するかのように誠也が手に持っているウィザーソードガンをガンモードにし、リュートに銃口を向けた。
誠也「お前らのような人を人とは思わないような連中に彼女達の身柄を渡すわけにはいかない!分かったなら、そのシノって子を置いてここから去れ!さもないと脳天に風穴が開くことになるぞ!」
誠也に銃口を向けられるリュート。しかし、リュートはそれをまるで意にも介さない様子で、寧子に再び語りかけた。
リュート「・・・・あまりワガママを言わないでくれ。これは君等の事を思っての事なんだ。このまま君達は外の世界で生活していても、近いうちに死ぬことになるんだぞ。」
寧子「・・・死ぬことになる?鎮死剤切れの事を言っているの?お生憎様、鎮死剤については既に問題は解決済みよ!」
リュート「鎮死剤のことだけじゃない。君達のハーネストの中にいるドラシルはいずれ「リュート様、我々はこれで」っと・・・ああ、彼女達を頼むシャンハイ。」
リュートに対して挨拶をしてその場を後にしようとするシノとキカコを抱きかかえたシャンハイ達。そのシャンハイ達の姿を見た誠也は「マズイ!」と感じ、シノ達を連れて行かせないために、ウィザーソードガンの引き金を引いた。
誠也「連れて行かせるか!!(ドン!ドン!ドン!ドン!!)」
ウィザーソードガンの銃口から銃弾が数発発射され、リュートへと迫る。だがリュートはそれに対して片手を銃弾へと向けると、それ等をまるで飛んでいる羽虫を落とすかのように全て片手で叩き落とした。
誠也「なっ!全部片手で叩き落とした!?」
影山「!リュート隊長に対して、銃口を向けるばかりか発砲するとは!許せん!!貴様っ!今すぐこの場で俺がブチのめす!」
リュートに対して発砲した誠也の事が許せないのか、怒りを顕にし今にも掴みかかりそうになる影山。だが、そんな影山をリュートは手で制して止めた。
リュート「・・・早く彼女達を連れて下がってください。」
影山「し、しかし・・・・」
リュート「これは命令です。彼女たちの鎮死剤はそろそろ切れるころです。早く戻って薬を与えてあげないと手遅れにもなります。僕も彼女を早く説得して、戻るようにしますから。それから・・・カラス。貴方もシャンハイ達と一緒に下がってください。この件について後で話がありますから。」
カラス『話し・・・・ですか。良いでしょう。ではリュート様も早めにお引き上げください。貴方が勝手に動いたため、付近に居る財団のフリーエージェント及び関係者に対して「あなたを連れ帰れ」との総帥直々の命令が下っています。』
リュート「なっ!
カラス『はい。貴方が命令以外の行動を取った事がおおごとになっていますので、お早めにお戻りを・・・・・っと、どうやら遅かったみたいですね。』
カラスが言った言葉に反応し、周りを見回したリュート達の視界に数人の人影が近づいてくるのが映る。
カラス『ほお、リドウ、キンブリー、シドにアベル。それと・・・・おや、あなたまで来ましたか、柳田博士』
つづく