PXZ2で、逆転裁判シリーズに興味を持って現在プレイ中です。
ですが、推理物、苦手なせいで苦戦しまくりです。
まあそれはさておき第53話をどうぞ!
佳奈『・・・つまりカズミは、小さい頃、家族との旅行中に事故に合って、その時両親を亡くして、カズミ自身は
カズミ「そおや、さっきはやてに「従姉妹だ!」って言われて思い出したんや。もっとも、最初はうまく思い出せなくて、思わず「従姉妹なんて居ない!」って言いそうになったんやけどな」
カズミがはやての従姉妹だったと言う衝撃の告白の後、はやて達は今回初めて会う人達とのお互いの事について各々が自己紹介と雑談を交えながら話し合って居た。そんな中、カズミは佳奈から「どのような経緯で
カズミ「・・・それにしても不思議やな~。」
佳奈『何がよ?』
カズミ「いやな、はやての事を思い出した今だから思うんやけど、どうして私ら、今の今まで、自分の家族の事を思い出さなかったんやろな~って。」
寧子達「「「「「!」」」」」
カズミの一言を聞いて、会話を中断して視線をカズミ向ける魔女の少女達。それに釣られて、周りに居たなのはやフェイト達も視線をカズミに向けた。
佳奈『そう言えば・・・・そうね。なんでだろう?別に私達は寧子のように、能力を使うたびに記憶を無くすなんて事は無いはずだから、研究所を出たんなら家族の事を思い出して、家族の元に帰ろうって思うはずよね?』
千絵「そうよね・・・どうしてだろう?なんで家族の事を思い出さなかったんだろう?」
かなで「家族・・・・・・・あれ?そう言えば、私の家族って・・・・・」
小鳥「・・・・思い出せない・・・・どうして?」
家族の事が話題になり、その事を思い出そうとし、思い出せない事に対して考え込むかなで達。
カナリヤ『・・・・・きっと
かなで「そう・・・ですね。(・・・・家族・・・か)」
カナリヤの言葉に対して力なく返事をするかなで達。場の空気が重くなり、どんよりとした雰囲気が漂う。そんな空気をどうにかしようと、フェイトは咄嗟に自分の側に居る木場に声をかけ話題を変えようとした。
フェイト「そ、そう言えば勇治さん、この所忙しそうでしたけど、何かあったんですか?」
フェイトの言葉で話題が替わり、重たい空気が払われる。それを感じ取り、木場勇治はフェイトの振った話題に乗って話始めた。
木場「つい最近「遠羽署」に赴任してきた人の事で色々と動いていたから、忙しかったんだ。」
はやて「赴任してきた人?なんや新人でも入ってきたん?」
はやては刑事をしている木場の居る「遠羽署」に新卒の新人でも来たのかと思い、問いかけた。
木場「いや、来たのは新卒の新人じゃないよ。「八十稲葉」という所で僕よりも長く刑事をしていた人で、つい最近上からの命令で、この「遠羽市」に家族と一緒に赴任してきたんだ。」
竜輝「そう言えば、父さんもそれらしいこと言ってたな。」
木場と同じく「遠羽署」で刑事をしている自分の父親がそれらしい事を言っていたのを思い出す竜輝。そんな竜輝達の会話を聞きながら、カナリヤはある事を考えていた。
カナリヤ(この中途半端な時期に赴任してきた人物。・・・どうやら例の組織を立ち上げる為の人材、信頼のできる人物を集めの為に呼ばれた人ね。優秀な人だと良いんだけど・・・)
カナリヤは以前、乃木坂邸で「乃木坂王季」と話し合った時に出た人員確保について言っていた事を思い出し、考えているカナリヤの耳に突如部屋の扉が開く音が聞こえてきた。
シャマル「みんな、二人が目を覚ましたから連れてきたわよ。」
ラボ内にある大テーブルのある部屋の扉を開け、シャマルは誠也とこあを連れて一緒に入ってきた。
みんな『お兄ちゃん!誠也(くん)(さん)!!』
シャマルの後に部屋に入って来た誠也の無事な姿を見て喜ぶはやて達。
霞「あれ?ねえ、お兄ちゃん。その人・・・誰?」
霞は誠也と一緒に部屋の中に入って来たこあの姿をみて、誰なのかと誠也に聞いた。
誠也「前に話した事があるだろう?はやてと異世界を巡った時に出会った、小悪魔のこあだよ。」
霞「えっ!もしかしてあの!?」
以前誠也に異世界を旅して回った時の話を何回か聞いていた霞は、その中に出てきたこあが、今目の前に居る事に驚いた。
誠也「こあ、この子は俺の妹の霞だ。」
こあ「マスターの・・・妹さんなんですか?あ、あの・・・は、はじめまして、小悪魔のこあと言います!」
初対面の人だからか、それとも誠也の妹だからか、緊張した状態であいさつをするこあ。
霞「あ!ご、ご丁寧にどうも。妹の霞です。」
誠也「それと俺の友達で仲間の・・・・・・」
霞を紹介した後、部屋の中にいる面々を一人ずつこあに紹介する誠也。その自己紹介の途中でこあは懐かしい顔に再会した。
はやて「久しぶりやなこあちゃん。」
嬉しそうな顔をしながら、はやては久しぶりに会ったこあに挨拶をした。はやては誠也が門矢士の異世界を巡る旅について行った時、誠也と一緒にその旅について行き、その度の最中に誠也と一緒にこあと出会っていた。
こあ「はやてちゃん?!足・・・立ってる・・・・もしかして治ったの?!」
こあは先程戻ったばかりの記憶の中にある、小さい頃のはやてと比べて驚いていた。身長など大きくなっている事にも驚いていたが、一番の驚きは、はやてが自分の足で立っていた事である。
こあの記憶の中のはやては、車椅子に座っている儚げなイメージしかなかったので、自分の足で立ち、元気に立っている姿には大変驚いていた。
はやて「せや。治ってちゃんと歩けるようになったで。って・・・・記憶無くしてるって聞いたたけど・・・ひょっとして記憶戻ったん?」
こあ「え?あ・・・うん。最も・・・マスターやはやてちゃん達の事だけしか思い出せなくて、他のことは・・・・」
はやて「あ・・・・そうなんか。何かゴメン。無神経なこと聞いて。」
こあ「あ、良いよ。気にしてないから。それよりも、おめでとうはやてちゃん。足治ってよかったね。」
はやての両手をとって、はやての足が完治した事を素直に喜ぶこあ。
はやて「ありがとな、こあちゃん♪所で・・・・こあちゃん、なんでプリーズウィザードリングを
こあ「えっ?あ!////こ、この指輪はですね、マスターが魔力切れで消えかかっている私を助けるために、私に魔力を送るためにはめてくれたもので・・・・」
はやて「・・・・はめてくれたってって事は、そのリングをこあちゃんの左手の薬指にはめたんは、誠也なんやね。ドウシテ、ヒダリテノクスリユビニハメタンヤロナ」
誠也「え?あれ?・・・・・はやて、なんで目のハイライトが消えた状態でこっちを見てるのかな?って言うか、かなでも目のハイライト消えてるんだけど?」
いつの間に、はやてと一緒にかなでまでも目のハイライトを消して誠也に詰め寄る二人。
かなで「セイヤクン、ドウシテ、ヒダリテノクスリユビニユビワヲハメタノカナ?」
誠也「ちょっと二人共、落ち着いて。あの時少し慌てて、はめる指を選んでる暇がなかっただけで、左手の薬指に指輪をはめたの事に深い意味はって、二人共目がこわ――――――」
キーンコーンカーンコーン♪
誠也くんがシバかれてます。しばらくお待ちください。
誠也「痛てててて・・・・・ったく!何も本気でシバかなくてもいいじゃないか。もう一度意識を失って医療室にリターンするところだったぞ。」
美夏「・・・大丈夫?」
体中のあちこちを痛そうに庇いながら立ち上がる誠也に対して美夏は気遣いの言葉をかけた。
誠也「ああ、なんとかって・・・・・あっ!そうだ美夏!お前、なに勝手に「ナデシコドライバー」持っててるんだよ!」
美夏「うっ!え、え~と・・・・」
誠也の言葉に対して目を泳がせながら視線を外そうとする美夏。
誠也「おもちゃじゃないんだから、今すぐ返すんだ!」
美夏「い、いいじゃん別に!戦力は沢山あったほうが良いでしょう?ドライバーを使える人がいるんだから、無駄に倉庫で眠らせておくよりはマシでしょう?」
誠也「でも!だからってお前まで戦う必要は・・・・・・・お前、まさか・・・・“あの女”が俺に対してした事に対しての負い目を感じて、俺に協力しようとしてないか?」
美夏「・・・・・・・」
誠也の発した言葉に対して目を背ける美夏。その様子を見た誠也は、「はぁ~」と大きく息を吐いた。
誠也「あのな!あの女、乃木坂美月・・・今は離婚して「桐条美月」だったな。あの女がした事に対して、お前が負い目を感じることなんてないんだぞ?」
美夏「でも!・・・あの人は・・・・私の血の繋がったおばあちゃんなんだよ!それに・・・・私自身、誠也が
誠也「美夏・・・・・・」
辛そうにしながら目を伏せて、自分の足元を見る美夏に対して誠也は手を伸ばそうとした、だが・・・・・
誠也「・・・・・・・・」
誠也はかける言葉が見つからず、伸ばした手をそのまま戻してた。
美夏「私は・・・・・あの時、立場上何もする事ができなかったお父さんやお母さん、そして・・・何も知らないお姉ちゃんの分まで、何かを・・・・・・」
誠也「・・・・・・・・」
美夏の言葉を聞いて、部屋は沈黙が支配し、空気が重くなった。そんな思い沈黙を振り払おうと、はやてが声を上げてその場を雰囲気を壊そうとした。
はやて「さ、さて、銀子さんだっけ?紋章の話してもらえんやろか?」
銀子「えっ?良いけど・・・・その・・・大丈夫なの?」
はやて「かまへん。暗くなったって良い事あらへんし、せっかくメンバーが揃ったんや。面倒な話はとっとと話して終わらせた方がええて。」
銀子「・・・・それもそうね。それじゃあ話すわね。真の紋章について。けど、その前に、真の紋章の話を理解しやすくするために、「紋章術」について話すわね。」
誠也達『紋章術?』
銀子の言葉に、部屋の中にいる全員が首をかしげて声を揃えて言った。
なのは「紋章術って確か、最近管理局が新しく導入したヤツだよね?」
フェイト「ええ。私達が所属している管理局は万年人手不足なの。魔法が使える魔導師が圧倒的に不足していて、それを補うために導入されたのが「紋章術」なの。体に「紋章」を宿した事により、宿した紋章に対応した紋章術が使えるのよ。例えば「火の紋章」を宿せば「火の紋章術」が。「風の紋章」を宿せば「風の紋章術」が使えるって感じで。」
誠也「へ~、これなら人手不足の問題も解決できるな。で、この「紋章術」が「真の紋章」にどう関わってくるんです?」
フェイトの紋章術の簡単な説明を聞いた誠也は、銀子に紋章術と真の紋章の関係について聞いた。
銀子「フェイトちゃんが話したように、紋章を宿せば、誰でも紋章術を使うことができるわね。そしてその使う「紋章術」威力の大きさは、本人の能力+宿した紋章の強さで決まるの。」
霞「本人の能力+紋章の強さ?なんだかその言い方だと、より強い紋章があるみたいな言い方ですね?」
銀子の言い方から読み取った自分の疑問を銀子に問いかける霞
銀子「おっ!霞ちゃん、良いとこに気づくね~。まさにその通り!紋章にはより強力な力が使える上位の紋章があるの!」
霞の疑問に対して、指を「ビシッ!」と突きつけて言う銀子。
銀子「紋章には数は少ないけど、より強力な紋章術が使える上位の紋章があるの。「火の紋章」の上位に位置する「烈火の紋章」とか、「土の紋章」の上位に位置する「大地の紋章」と言った具合にね。この例からわかる通り、紋章は強力な紋章であればある程、その数は少なくなってくるの。で、数ある紋章の中でも最上位に位置し、この世にたった一つしかない超強力で貴重な紋章なのが・・・・」
誠也「・・・・「真の紋章」って訳ですね。」
銀子「誠也くん正解!まさにその通り!数多の紋章の中でも最上位に位置し、決して同じ物が無い、この世にたった27個しか無い唯一無二の紋章が「27の真の紋章」なの。」
誠也「この世に27個しか無い、唯一無二の物・・・・・」
誠也は銀子の話を聞いて、自分の手の甲に浮かび上がっている紋章をジッと見つめながら言った。
銀子「誠也くんの宿している「地竜の紋章」とこあちゃんが宿している「女神の紋章」は紛れもな真の紋章よ。そして真の紋章は超強力な紋章で、それを宿した者は不老の力と強力な力が与えられるの。」
こあ「不老の力?!」
銀子「真の紋章を宿した者は、宿した瞬間から老化しなくなるの。つまり寿命による死がなくなるの。」
誠也「寿命による死が無くなる・・・・・」
銀子の口から出た衝撃的な事実を聞き、驚いた顔をしたまま誠也は自分の紋章を見つめた。そんな誠也を他所に銀子は話を進めた。
銀子「・・・・この真の紋章は全部で27個。火・水・風・土・雷・門・円・竜・生と死・覇王・始まり・獣・太陽・夜・月・罰・八房・変化・女神・魔王・時空・知識・
竜輝「歴史に・・・名前を・・・・本当何ですか?」
銀子「ええ。現にある世界で「ベルカ」と呼ばれた時代で、真の紋章の力のおかげで王となった人達が結構いるのよ。」
はやて「べ、ベルカの時代の王やて?!」
銀子の口から突然出てきた「ベルカ」と言う言葉に反応したはやては思わず叫んで反応した。
銀子「あれ?はやてちゃん、ベルカを知っているの?」
はやて「え、ええ、まあ・・・・・」
銀子「へ~、別の世界の事なのに、よく知ってるわね。やっぱり時空管理局勤めているからかしらね?っと・・・話がそれたね。え~と、ベルカの王達の多くは真の紋章を宿し、その強力な力を使って王になった者が多いのよ。」
リーン「真の紋章の力を使って王になった者たち・・・・具体的にはどの王なんですか?」
銀子「え~と確か・・・私が知っている範囲では、一番有名な聖王を筆頭に、覇王・冥王・雷帝・獣王・竜王・天王、そして、夜天の王って所かしら?」
誠也達『夜天の王?!』
銀子の口から出てきた「夜天の王」と言う言葉を聞きいて、誠也やなのは、フェイトなど、はやてをよく知る者達は一斉に驚きの声を上げた後、揃ってはやての方を見て、それに釣られるように事情を知らない寧子もはやてを見た。
はやて「夜天の王って・・・・・・えっ?えっ?」
突然自分に関係する言葉が出てきた上に、みんなに注目されてはやては混乱した。
つづく