仮面ライダーを受け継ぐ者   作:剣 流星

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どうも、剣 流星です。

今回のお話は、ふと思いついて書いた番外編です。

では番外編をどうぞ


番外編1 誠也の料理教室 前編

 

 

小鳥「誠也さん!私をお料理教室に入れてください!!」

 

誠也「・・・・・・・へ?」

 

こあ「・・・・・・え?」

 

 

ある日のラボ。普段会議などで使われている大テーブルの席に座って、カナリアがまとめた財団Ⅹの資料を読んでいた誠也と、誠也のために入れてきた紅茶を手に持って立っていたこあに対して、突然部屋に入ってきた小鳥が一言さけんだ。誠也とこあはその突然の一言が一瞬理解できず、部屋に入ってきた小鳥を呆然と見ていた。

 

 

こあ「料理教室・・・・・・ですか?」

 

 

誠也の側で、資料を読んでいる誠也のために入れてきた紅茶とティーカップ一式をテーブルに置きながら、こあは小鳥の一言である「料理教室」と言う単語に反応して答えた。

 

 

誠也「あの・・・ひょっとして、その料理教室って俺が月に一度開いている料理教室の事ですか?」

 

こあ「え?マスター、お料理教室なんてやっているんですか?」

 

誠也「あ、ああ・・・月に一度ね。一般的な調理方法からグルメ食材を調理するための方法、人によっては“食義”なんかも教えているけどね。で、その料理教室で料理を教わりたいんですか?なんでまた急に?」

 

小鳥「急にじゃないです!以前誠也さんのお料理を食べさせてもらった時から、誠也さんのお料理をもっと食べたい・・・・じゃなくて、私もお料理ができるようになりたいと思って!」

 

誠也「・・・・・・・・・・・・・・・はぁ~、またか・・・」

 

 

小鳥の言葉を聞いた誠也は、しばらく押し黙ると深いため息をはいた。

 

 

こあ「“また”って・・・どう言う事です?」

 

 

誠也の深いため息の後の「また」という言葉についてこあは質問した。

 

 

誠也「去年、おりひめ様に10月に出雲でおこなわれている会合の時に出すお料理を作って欲しいって頼まれて、それを引き受けて出雲まで行って料理を作った事があってね。」

 

 

こあ「え?10月に出雲でおこなわれている会合って・・・もしかして10月のもう一つの呼び名である神無月の名前の由来になったって言う、この国の神様の集まりの事ですか?!」

 

 

こあは自分の主である誠也が、この国の神々に料理をふるった事があるという事実に驚き声を上げた。

 

誠也「うん。それで、そのとき俺の料理を食べた神様達が、えらく俺の料理が気に入ったらしくて、また食べる為に料理教室に殺到したんだ。」

 

 

こあ「神々が・・・殺到してきたって・・・それはまたすごいですね・・・・」

 

 

誠也の言葉を聞いて、こあはその時の状況を想像して顔を引きつらせた。

 

 

誠也「あの時は本当に大変だったよ・・・小鳥さん、あなたの目的はあの時の神様達と同じで、料理教室内で開かれている俺と霞の料理バトルの審査員になって、おいしい料理を食べる事でしょう?」

 

小鳥「(ギクッ!)えっ?あ、いや・・・・・そ、そんな訳ないじゃないですか~、やだな~ははははっ~♪(乾いた笑い)」

 

 

誠也の言葉を聞いた瞬間、目を泳がせながら誠也の言葉を否定する小鳥。

 

 

こあ「料理バトル?お料理教室なのに料理バトルなんてするんですか?」

 

誠也「ああ。俺が今現在料理を教えている人達の中で、料理の腕前が一番なのは霞なんだ。で、その霞の料理の腕前を見るために料理バトルをしてるんだけど、その時、料理の審査員をやるのが料理教室に来ている人達なんだ。」

 

こあ「ああ、じゃあその料理バトルで出される料理が目当てで料理教室に・・・・」

 

誠也「そう、入ろうとしてるって事。」

 

こあ「そう言う事ですか。なるほど・・・・まあ、仕方ないですよね。マスターはこの世界で唯一“食義”をマスターした人なんですもん。その料理が美味しいくて、もっと食べたいと思う人が居ても仕方ないですよね。」

 

誠也「まあね。」

 

 

こあの言葉に肩をすくませて若干あきれたような感じで返事をする誠也。

 

 

小鳥「あの~、やっぱり・・・ダメですかね?」

 

 

恐る恐ると誠也の顔をうかがいながら、バツが悪そうな顔をでうかがう小鳥。そんな小鳥の様子を見て、誠也は少し考え込んだ後、「はぁ~」と短いタメ息を吐いて小鳥に対して返事をした。

 

 

誠也「まあいいか・・・・分かりました。明日、料理教室があるんで、さっそく出てください。」

 

小鳥「ええ!良いの?!あ、ありがとう誠也君!!」

 

 

誠也にokの返事をもらった小鳥は、お礼を言った後、上機嫌で部屋を出て行った。

 

 

こあ「・・・・・良いんですか?ok出して。その・・・・」

 

 

こあは明らかに料理を習う気がない人物を教室に入れて大丈夫なのかと言葉を濁してながら誠也に聞いた。

 

 

誠也「大丈夫だよ。やる気のある人は自然に残るし、やる気のない人は身の危険を感じてやめて行くから。前に集まってきた神様達みたいに。」

 

こあ「え?身の危険?不穏な言葉が聞こえたんですけど・・・どういう意味ですか?なんだか凄くイヤな予感がするんですけど(^_^;)」

 

誠也の「身の危険」と言う不穏な言葉を聞いたこあは、イヤ予感がして誠也に其の事を聞いてみた。

 

誠也「明日になればわかるよ。」

 

こあ「明日になれば?」

 

誠也「そう、明日になればね。・・・そんなに気になるなら明日の料理教室、参加てみる?」

 

こあ「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、料理教室が開かれる鳴海家に、料理教室に通う人達が集まってくる。ここで料理教室が開かれる鳴海家についてと料理教室の流れについて語ろう。

鳴海家は少し広めの二世帯住宅で、二階と一階にそれぞれにキッチンがある。料理教室に通う人達は午前中、食義と食技を中心にならう人達と、一般的な料理を習う人達と二手に分かれ、食義を習う人達に誠也が付き、一般的な料理を習う人達には食義と食技を殆どマスターした霞が付いて教える形を取っていた。そしてお昼に一般の人達が作った料理を昼食としていただき、午後から誠也と霞の料理対決を行い、料理教室の人達は審査員として参加。そして料理の判定をしてもらった後、交流のための雑談をしばらくしてから解散と言う流れである。

 

 

こあ「いろんな人達が通っているんですね。」

 

小鳥「そうですね。」

 

 

料理教室の為に集まった人達、キャスケット帽をかぶり、鬼灯のマークが入っている着物姿の目つきの悪い人や、頭の髪の毛が螺髪で、胸に「シッダールタ」と書いてあるTシャツを着た人達の姿を居間で見ながら、翼としっぽを引っ込めて隠している「こあ」と小鳥は、この料理教室がどんな風に行われるんだろうと考えていた。

 

 

誠也「まあ・・・“人”じゃない人達が殆どだけなんだけどね(^_^;)」

 

 

小鳥「え?それってどう言う意味ですか?」

 

誠也「それは「お兄ちゃん、織姫様達が来たよ」っと・・・こんにちは、織姫様。っと・・・・あれ?織姫様、隣の人は誰です?」

 

 

誠也は、霞に連れられて居間に入ってきた、料理教室に通っている人物、「はたがみ織姫」と一緒に入ってきた黒髪の三つ編みの女の子が誰かを織姫に聞いた。

 

 

織姫「誠也君こんにちは、紹介するね。こちら私の一番のお友達で、「門田神社」で悪縁切りの神様の「門田みたま」ちゃんだよ♪」

 

 

隣にいる黒髪三つ編みの女の子をニコニコと笑顔で言いながら嬉しそうに紹介する織姫。

 

 

みたま「はじめまして、門田神社の神、「門田みたま」よ。よろしくね。」

 

こあ「あ、どうも。今回のお料理教室に参加することになった「こあ」と言います。」

 

小鳥「今日からお料理教室に通うことになった鷹取小鳥です。(門田神社の神?)」

 

 

みたまから差し出された手を握り返しながら小鳥はみたまの言った「門田神社の神」と言う言葉に頭に?マークを浮かべた。そんな小鳥を他所に、みたまは誠也に対しても挨拶をした。

 

 

誠也「よろしくお願いしますね。へ~、あなたが織姫様がよく(・・)話してくれていたあの「たまちゃん」なんですね。」

 

 

みたま「へ?たま・・・・ちゃん?よく話している?」

 

 

誠也の言葉にキョトンとした顔をしながらみたまは誠也の顔を見た。

 

 

誠也「ええ。織姫様、料理教室があるたびに、俺達によく「一番のお友達のたまちゃん」についてよく話してくれているんです。

 

 

みたま「え?・・・・そうなの?」

 

みたまは「なんだかイヤな予感がする」と内心思いながら、誠也の側に居る霞に顔を向けて聞いた。

 

 

霞「はい。よく話してくれますよ。よく「たまちゃんはよくお金がなくてお腹を空かしてる~」とか「たまちゃんはモギュモギュ食べている姿がカワイイ♪」っとか・・・・・」

 

 

みたま「なっ!」

 

 

霞の口から語られる織姫から聞いてみたまの事についての話は、その殆どはみたまが隠しておきたいみたまのドジや失敗談などで、それを聞いたみたまは絶句した。ただでさえ普段から織姫に調子を狂わされたせいで、周りの人たちに対して、神としての威厳がマッハで無くなっているのに、こんな自分の目の届かない所でまで自分の威厳がなくなるような事を話されては、下手をしたら世間一般的に自分の神としての威厳が完全になくなり、自分がドジでカワイイだけのダメダメな神様と認識されてしまうと思った。

 

 

みたま「織姫!あ、あんた・・・私のいない所で何余計な事言ってるのよ!」

 

織姫「何って、たまちゃんのかわいらしさを語ってただけだよ?「余計な事」なんて一言もしゃべってないよ。」

 

みたま「「かわいらしさを語る」って所ですでに余計な事しゃべっているわよ!そんな事しゃべらないでよ!私の神としての威厳にかかわってくるでしょう!」

 

織姫「え~っ、たまちゃんのかわいらしさを語らないなんて人類にとっての大いなる損失だよ!」

 

みたま「人類史レベル!?」

 

誠也達の目の前でなにやら言い合いを始める二柱の女神。そんな女神達を見ていた小鳥が誠也に対して何か聞きたそうな顔で話しかけてきた。

 

 

小鳥「あの・・・・・さっきから気になってたんだけど、神社がどうだとか、神がどうだとか・・・・さっきも誠也くん、神様がどうだとか・・・・どういう事なの?」

 

誠也「あ、そう言えば小鳥さんにはちゃんと話してなかったですね。この教室の食義を習っている人達のほどんどは神様かその関係者なんですよ。」

 

小鳥「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?神様?」

 

誠也「はい、神様です。」

 

小鳥「・・・・・・・・・・・・本物?」

 

誠也「はい、本物です。」

 

小鳥「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

誠也の言った言葉が理解できず、しばらく呆然とする小鳥。

 

 

こあ「小鳥さん?どうしました?」

 

小鳥「・・・・・え?あ・・・・・ご、ごめんなさい。ちょっと驚きのあまり呆然としちゃって。」

 

霞「ま、まあ・・・無理もありませんよね。私だって初めて会った時はすっごく驚きましたよ。」

 

誠也「まあ、無理もないか。いきなり目の前に神様が現れたら、誰だって驚くよな。」

 

こあ「確かにそうですね。でも・・・・小鳥さんの反応を見ると、驚きはそれほど大きくないみたいですね。」

 

 

小鳥の反応を見て、反応の仕方が静かだった事に対して、驚きが薄いと感じたこあ。

 

 

小鳥「いえ、これでも結構驚いているんですよ。でも・・・・こあちゃんの言う通り、驚きは薄いですね。幽霊のあやめさんや怪人のモモタロスさん。小悪魔のこあちゃんをすでに見ていたから、「神様」と言われても、「幽霊や悪魔が居るんだから、神様が居ても不思議じゃない」って思って。」

 

誠也「ま、まあ悪魔が居るぐらいなんだから、神様も居るはずだって思うは不思議じゃないですね。あ、でもその類の発言には気を付けてくださいね。今日来る一般の部門の方にはそう言った方面と無関係な一般人の人がいますからね。」

 

こあ「一般の人ですか?」

 

誠也「ああ。今日は霞の友達が一般部門の方に参加するんでね。あと、そう言えば、風花さんが知り合いを一人参加させてあげて欲しいって言ってたな。」

 

 

今日来る予定の参加者を思い出しながら、今日の料理の教室に参加する人数を数える誠也。

 

 

霞「あ、そう言えば、お兄ちゃん。芦屋さんからさっき連絡があって、外せない用事が有るとかで今日は参加できないって。」

 

誠也「そうか・・・・シャマルさん達は少し遅れてくるって言う話だし、じゃあ今日一般の部は欠席者が一人かな?って・・・・うん?あれ?そう言えばブッダ様といつも一緒に来ているイエス様がまだ来ていないですかね?」

 

出欠を確認していた誠也は、食義コースのメンバーの一人が居ないことに気づき、その姿を探した。

 

こあ「え?・・・・・・・・イエス?」

 

誠也の言った言葉に反応するこあ。だが誠也はその言葉が聞こえてなかったのか、そのまま居間のソファーに座って、霞が出したお茶を飲んでいる「シッダールタ」の文字がプリントされているTシャツを来ている参加者に話しかけた。

 

誠也「ブッダ様、イエス様はどうしたんです?姿が見えないんですけど、今日は欠席なんですか?」

 

立川在住の目覚めた人「イエスですか?イエスなら森ノ宮先生の所に少し寄ってから来るそうですから、そろそろ来る頃だと思いますよ。」

 

誠也「あ、そうなんですか。」

 

 

「シッダールタ」のロゴが入ったTシャツを着た、某立川在住の目覚めた人に、一緒に住んでいる同居人について話を聞く誠也。

 

 

小鳥「森ノ宮先生?誰です?」

 

誠也「あ、森ノ宮先生は旧ゲキド街の外れに住んでいて、「森ノ宮神療所」お開業している女医さんだよ。」

 

小鳥「森ノ宮診療所?」

 

誠也「森ノ宮“神”療所です。現代日本に住む神様専門の医者なんですよ。」

 

小鳥「神様専門の医者・・・・ね。あ、じゃあそのイエスさんって方、どこか悪いんですか?」

 

立川在住の目覚めた人「いえ、どこも悪くないですよ。ただ前々から森ノ宮先生に相談してたんですよ。何かあるたびに開く聖痕を治したいって。」

 

誠也「あ、そう言えばよく昔の黒歴史が話題に出るたびに、よく聖痕が開いて額から血をよく流してましたよね。(;^_^A」

 

 

誠也は以前あった料理教室の中で何回か聖痕から血を流して大騒ぎになった事を思い出して苦笑した。

 

 

こあ「せ、聖痕・・・・・・・・ま、まさか・・・・(汗ダラダラ)」

 

 

先ほどの誠也が言った名前と、先ほどの名前と聖痕と言う単語を聞いて、ある人物を思い浮かべて汗をダラダラと流しは始めるこあ。

 

 

誠也「うん?どうしのこあ?汗を大量に流したりなんかして。どこか具合が悪いの?」

 

 

こあの様子がおかしい事に気づいた誠也は、こあに声をかけた。

 

 

こあ「あの・・・・・マスター。先ほどから話に上がっている「イエス」って人ってもしかして・・・・」

 

誠也「うん?ああ。名前と聖痕で気づいたのか。そうだよ、多分こあが思い浮かんだ人で合っていると思うよ。キリスト教の「すいません、遅れました」ってあ、どうやら本人が来たみたいだね。」

 

 

誠也の言葉を聞いていたこあは、先ほど挨拶をしながら部屋の中に入ってきた人物の方を、まるで動きの悪いブリキの人形のように「ギィギィ」と言う擬音が出そうな動きで首を回して見た。

 

 

立川在住の目覚めた人「あ、やっと来たね。それで、先生はなんて?」

 

立川在住の神の子「あ、うん。先生の方でも色々と聖痕の傷が開かないようにする方法を探してくれているみたいなんだけど、これと言った治療方法はまだみつかっていないみたい。」

 

 

扉を開けて入ってきた人物を見たこあは、次の瞬間顔を真っ青にしながらブルブルと震え始めた。

 

 

誠也「え?お、おい!こあ!」

 

小鳥「こあちゃん?!」

 

霞「こあさん?!どうしたの!しっかり!!」

 

 

突如顔を真っ青にしながら震え始めたこあを見て、突然どうしたのかと聞く誠也達。そんな騒ぎをを聞いて、先ほど部屋に入ってきた立川在住の神の子がこあを心配して声をかけて来た。

 

 

立川在住の神の子「あの・・・私が言うのもなんですが、顔色が悪いですよ?大丈夫ですか?」

 

こあ「?!・・・・・・・じょ、浄化されるうーーーーーーーーーっ!消滅されるーーーーーーーーーっ!!助けてマスターーーーーーー!」

 

 

突如声をあげて叫んだ後、誠也の背中に隠れてブルブルと震えだすこあ。

 

 

立川在住の神の子「あ、あの・・・・・・・・・」

 

 

女の子に突然叫ばれ、青い顔をして逃げられ、訳が分からないと言う顔をする立川在住の神の子。

 

 

誠也「と、突然どうしたんだよこあ。いきなりイエス様を見たとたんにって・・・あ!そうか・・・・こあは一応悪魔なんだっけ。」

 

霞「あ、そう言えばそうだったね。ならイエス様を見たら怖がるのも無理ないか。」

 

立川在住の神の子「あの・・・・どう言う事なのかな?」

 

誠也「あの、実は・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立川在住の目覚めた人「なるほど・・・・つまり誠也くんはその悪魔の子を助けるために、その子のマスターになったんですね。」

 

誠也「そうなんです。この子はそんなに悪い子じゃないんで、浄化とかそう言うの勘弁してあげてください。」

 

立川在住の目覚めた人「そう言う事なら私達は何もしませんよ。ね、イエスって・・・・・イエス?」

 

 

立川在住の目覚めた人・・・・ブッダの視線の先、そこには聖痕から血を流しながらOTLのポーズで激しく落ち込んでいる同じ部屋の同居人、イエスの姿があった。

 

 

ブッダ「イ、イエス?」

 

イエス「ゴメン、大丈夫だよ。ただ・・・・女の子に叫び声を上げられて、怖がられたのがちょっとショックでね。」

 

誠也「あ、まあ・・・確かにこあの見た目は、そこら辺に居るちょっとカワイイ女の子に見えますから、そんな子に叫び声を上げられて怖がられたら落ち込みもしますよね。(あ~、血が流れて触れたせいで“また”聖遺物が増えてるよ・・・)」

 

流した血が床に垂れてたのを見て“また”聖遺物が増えたと困り顔をする誠也。

 

霞「ま、まあ普通、悪魔がイエス様を見ればこあちゃんのような反応をするよねね。」

 

 

背中で震えているこあを落ち着かせている誠也をみて、落ち込んでいるイエスを気の毒に思う霞なのだった。

 

 

閻魔の第一秘書「・・・・本当に相変わらず、この料理教室は面白い事が起きますね。これだから通うことをやめられないんです。」

 

 

誠也達のやり取りを少し遠くから見て、面白そうな顔をしながら眺める、鬼灯マークの入った着物を着た閻魔の第一秘書・鬼灯様なのであった。

 

 

 

後半につづく。

 

 

 

初登場キャラ出典作品

 

ブッダ(聖☆お兄さん)

 

イエス(聖☆お兄さん)

 

鬼灯(鬼灯の冷徹)

 

 

 




次回、この作品に出ている作品に出てくる、シャマルを始めとした〇×料理人が勢ぞろいします。果たして料理教室は無事終えられるでしょうか?
お楽しみに♪
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