「ん…」
目が覚める。下半身に違和感が。不自然に盛り上がっているし。
「ったく…」
布団をめくる。そこには…
「んちゅ…んっ…んむ?んぁ、おあぉ。」
「毎朝毎朝…よく飽きないね。」
見慣れた幼馴染みの姿が。
「ん。あっえあぉいいああ…」
「ちょ…ちょっと…くわえたまま喋らないで…」
ヤバイ…ヤバイから…
「んー…ふぅ。おはよ。良い目覚ましでしょ?」
「いや、疲れるだけだからね。いつも寸止めだし…」
言ってから気づいた。幼馴染みの顔が恐ろしいほどの笑顔…
「えへへ…出したい?」
「え…あ…いや…」
「出したいなら言ってくれないと…君のお口にビュッてしたいなーって。」
「言うか!どけ!」
乗っていた幼馴染みを下ろしパンツとズボンをはき直す。
「むー…いつになったら受け入れてくれるのさ。」
「いつだろうねぇ」
着替えを済まし部屋の出口へ。
「乙女の前で…もう。大胆!」
「朝から舐めてるやつが何を言いますか。」
ガチャ…ガチャガチャ…
「…おい。」
「んー?」
「ドア開かないんだけど。」
「ふふふ。どこに隠したかなー…探してみて?」
…仕方ない。
「え?あれ?あの…何を…」
「探せって言ったよな?」
「あ…その…あっ…そ、そんなとこには…やぁ…やめ…んぁぁぁぁぁ!!!」
………よし。
「朝飯はなにかなー。」
「ひどい!外道!鬼!可愛い女の子がここまでやってあげてるのに!なんで襲わないの!ムラっとこないの!?」
いや…だってさ…
「今の…演技だろ?」
「うっ……えへ♥」
えへ♥じゃないんだよ!
「何年の付き合いだと思ってんだ。だいたいわかるわ。バカめ。」
「心が通じあってるのね!これはもう結婚!」
「しねーわ。バカめ。」
一人ベッドの上でポーズを決めている幼馴染みを残し部屋を出る。
「にゃー!私も食べる!」
「くっつくな!ったく…」
腕にストラップを着けたまま階段を降りる。
「あら。おはよう。」
「ん。」
「おっはよーございまーす!」
「朝ごはんできてるからね。二人とも早く食べちゃいなさい。遅れるわよ。」
「はーい。いただきます!」
「まーす。」
今さらだが普通にうちで朝飯食ってるのもおかしいよな。
カチャカチャ…ポロッ
「で、何をしているのかな?」
「朝ごはんを…」
「座って
「えー。」
「えー。じゃありません。出禁にするよ?」
「できないよ。だって…ねぇ!お母さん!」
いや、俺のお母さんであってお前のではないからね。
「私明日も来ていいよね?」
「何言ってるの。」
ほら見ろ。お母さんも毎日来られたら迷惑だろ…
「未来の妻じゃないの。むしろ住んじゃいなさい。部屋は一緒でいいかしら?」
「おいクソババァ。黙れよ。」
「もう。お母さんにそんなこと言ったらダメだよ?」
「お前は『お母さん』って言う資格ねぇからな!」
「えー。だって未来の妻じゃな…」
「それ以上言ったらマジで絶交だからな。」
ビクッ…肩が震えている。これで少しはこりるか…
「んー」
…は?
「なに?」
「ん!」
口先で小さくちぎられたパンが揺れていた。
「お前…今の流れでよくそんなこと出来るな。」
「んー!」
はぁ…
「んっ…」
「んぅ!?んっ…んちゅ…んぁぁ…」
「はぁ…満足?」
「もぅ…私が欲しいなら言ってくれたらいつでも…」
「よし。学校いってきます。」
もう食べ終わった俺に対してまだ食べ途中の幼馴染み。
「やだぁー!待ってよぉ!なんでぇー!」
「早く食わないからじゃ…何をしてらっしゃいます?」
「喉乾いたからドリンクを…」
「出ません。母さん!水!」
「えぇ…出してあげたら…」
「変態しかいねぇ!」
「みーず!」
「みーず!」
「黙れぇ!」
俺の周りには変態しかいねぇな!
こうして俺の一日は始まる。