試合に出ない!?
男子バレーボール宮城県中総体…
全国大会へのキップを手に入れるために県中の中学生がボールを追う。
ボールが叩きつけられる音が鳴る体育館に1人の中学生が入っていった。ジャージを着たその少年は結構のんびりと歩いていた。
?「あのジャージって光仙学園じゃね?」
?「いや、でも今アップしてない?」
?「てか背高っ!?」
周りがザワつく。しかし、彼には聞こえてない。
―主人公side―
時「んー、眠いなぁ。遅刻すんなって言われたけど、無理だったなぁ。どうせ今日は試合出ないから遅れても良いと思うけど。」
監督に怒られなきゃいいなぁ、とか思いながら俺こと時陰妖は自分のチームを探した。
監「妖!!!こっちだ、早く来い!!!」
うわ、怒ってんじゃん。
時「すんませーん、目覚まし壊しましたー。」
監「何やって…、は!?」
え?どうしたんだろ?
時「へ?」
チームメイトがザワつく。
監「壊した?壊れてたじゃなく?」
いや、そう言ったでしょ。
時「起きたら伸ばしてた手の下に凹んだ時計があったんで、たぶん壊したんだと…?」
?「バケモノ?」
?「それで無キズってやばくね?」
チームメイトが何か言ってる。どういうこと???
監「…はぁ、まぁいい。とりあえずユニフォームに着替えて一応アップに参加しろ」
時「あれ?出るんすか?」
監「一応って言っただろ。まぁ、出番はないだろうけど。」
時「了解でーす。」
〜そして、アップが終わり〜
監「よし、1回戦の相手は普通にやれば勝てる!」
うんうん、やる気があって良いことだ」
監「うるさい、茶化すな!」
チームメイトが笑う。声出てたのか、気をつけなきゃな。
監「妖は準決まで出さない、妖が出てなきゃ負けるようではだめだぞ。お前らなら全国に行ける!そう確信してる。いつも通りやっていけ!」
時「うん、頑張って〜♪」
監「お前は緊張感持て!」
あ、また怒られた。うーん、緊張感ねぇ〜。出る可能性ないしなぁ。
結果、1回戦は余裕で勝った。
?「今年の光仙学園は強いぞ。」
?「圧倒的だな。」
?「あっちのコート、小さい子が頑張ってる!」
うん、うちの噂で会場が盛り上が……?小さい子?あっちは北川第一、コート上の…何だっけ?まぁ、それがいるところだよな?
時「雪ヶ丘…?どこだそれ?確かに全員ちっさい。」
プレーも全員素人臭いな、てか素人じゃね?あ、オレンジ頭が打つのか?
時「飛んだ!」
やっば、バネやっば。めっちゃ飛んでんじゃん。
────ドドッ!
まぁ、無理だよな。らっきょヘッドとコート…は2人ともブロック上手いな。オレンジ頭かわいそうに。
監「妖、帰るぞ。」
えー、見たいなぁ。まだ1セット目か…。
時「他のコートの試合見たいんで、少し残っていいすか?」
監「まぁ、良いが。明日も試合だから寄り道しないで帰れよ。」
よっしゃー。
時「はーい。」
じゃ、2階に行ってゆっくり観るか。
あれ?あのジャージって烏野?キヨねぇは…いないのか。じゃ、放っとこ。
────ピピーッ
ん?1セット終わったんか?25:5か、妥当っちゃ妥当か。雪ヶ丘はマトモな監督いなそうだな、ありゃ一応の顧問だけだな。北川第一は…、あいつボッチか?文句は言われてそうだなwww
────ピピーッ
お?始まるな、頑張ってくれよ?見たいからw
────ドドッ!
いきなり、止められたか。てか、足技上手いやついるな。寄せ集めか?
?「なんか、小さい方応援したくなるよね〜。」
?「大人vs子どもみたいw」
確かにwwwどうするんだろう雪ヶ丘。まぁ、どうしようもないけど。
?「────影山!」
影山…、そうだ影山だ。んなことより、どんどん試合が進んでくなぁ、てか早すぎwサンドバッグ状態じゃん。影山、センス良いんだから周り見ろよ。これ決勝出る必要あるかな?まぁ、強いんだけどさ。
────ピピーッ!
終わったか、オレンジ頭同じチームになったら面白いかもなぁ。他に気になる試合ないし帰ろ。
〜帰り道〜
時「夕飯の食材買ったし、帰るかぁ。」
リンゴは、と…、あったあった。キヨねぇに明日見に来れるかメールで聞いとこ。
時「来て欲しいなぁ。リンゴうめぇ。」
清「何やってんの?」
時「んー?リンゴの美味さに感動s…?」
なんか、キヨねぇの声が…!
時「キヨねぇじゃん!」
そこにはキヨねぇこと清水潔子がいた。嬉しさのあまりに抱きつく俺。
清「いや、どうしたのよ!?てか、抱きつかないでよ。」
時「あー、ごめん。嬉しかったもんでw」
俺はゆっくりと手を離す。相変わらず美人だなぁ。
時「キヨねぇは今帰り?遅くない?」
学校帰りにしちゃ遅い、まさか会場にいたのか!?
清「本屋に寄ってたのよ、で、どうしたの?」
時「あ〜、そうだった。明後日の大会なんだけどさ、出るから見に来ない?」
清「明後日は…、あれ?今日と明日も試合なんじゃないの?」
試合はあるんだけどねー。
時「俺が出るのは明後日からなんだよ。準決が始まるからやっと出れるんだよ〜。」
清「どういうこと?なんで出ないの?」
そりゃ出たいよ〜、楽できるから結構いいけど。」
清「どういうこと?サボってんの?(#・ω・)」
あ、声出てた。めっちゃキレてる。
時「サボってないよ〜。ただ俺が出たら試合が早く終わっちゃうからってだけで。監督から出なくて良いって言われてるんだよ。強豪とやる時以外は、改善点とかを試合の途中に言ったりしてるだけ。だからコーチ状態。」
うん、喋る時間長いなw
清「…上手いと思ってたけどそんなに上手くなってたんだ。」
時「去年は準決で敗れたから、今年こそは絶対に全国に行くよ。その方がより長く楽しめるからね〜。」
清「だったら試合出た方が良いんじゃない?」
あー、ホントだwいや、でも
時「絶対に出る確信があるからギリギリまで出ないんだよ」
清「本当にそうなのかな?」
やばい、上目遣い可愛すぎる。あれ?結局来てくれるのかな?そう思ってたらキヨねぇは顔を離して
清「わかった、じゃぁ明後日見に行く。頑張ってね。」
時「やったぁー。じゃぁ、家に着いたし帰るわ〜。っても隣だけど。じゃあね〜。」
清「ばいばい 」
俺はキヨねぇと分かれて、隣のアパートの1室に入っていった。
時「ただいまー…って言ってもだれもいないけどw」
さて、夕飯食って風呂入って寝るかぁ。明日は白鳥沢を観とくか、準決で当たるだろうし。
風呂から出て…
〜♪〜♪〜♪
ん?メールか。誰だかわからんけど、寝るか〜。
「明日返せば良いや〜 」
そして夜があける……。
主人公、バレーやってないねwww
次からはバレーしっかりやるので、また読んでください
1週間以内に更新すると思います。